朝日新聞デジタル 1月7日(木)3時1分配信
『 大阪府が、公立学校の管理指導を担う府教育委員会に、私立学校や府立大学への指導も委ねる検討をしていることがわかった。幼稚園から高校まで公立・私立を一元的に指導する「教育庁」を設ける構想で、公立大学まで含めた移管が実現すれば全国初という。2月府議会に組織改編の議案を提案する方針。
府関係者によると橋下徹・前知事や松井一郎知事は、高校入試の学区撤廃や私立高校の授業料無償化などを推進。松井知事は公立・私立学校の一体的な教育改革が必要と判断した。府教委事務局を組織改編し「教育庁」とし、幼児教育の充実や公立・私立校間の人材交流、府・市立大学の統合議論の進展などを図るという。
私立学校の運営自体は各校に任せるが、私学関係者からは「独自の建学の精神に基づいてきた私学の公立化を招く恐れがある」との懸念の声も出ている。』
府立高校の学区廃止は、少子化にる18才人口の減少による統廃合を考えたものと思います。幼稚園から高校まで、府立と私立を一元化すると私立の独自性と存立意義が損なわれるので、大阪私立中学校高等学校連合会は反対するでしょうし、一朝一夕二は出来ないと思います。大阪府立大学までの移管は、文部科学省との所管関係もあり、大阪府だけでは不可能です。
東京都をモデルに教育庁構想ではありませんか。
大阪都構想の教育からの先取り実現です。
大阪府知事の幼稚園から大阪府立大学までの教育管理強化案と思われます。