時事通信 1月13日(水)21時0分配信
「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は13日、廃棄処分した冷凍ビーフカツが、産業廃棄物処理業者によって一部不正に転売されたと発表した。同社は愛知県内のスーパー店頭で見つけており、同社製の冷凍ビーフカツが売られていても購入しないよう呼び掛けている。
このカツは昨年9月に愛知県一宮市の工場で製造。工場の部品が混入した可能性があるため、県内の産廃業者に約4万枚の廃棄を依頼した。しかし今月11日、壱番屋社員が同県津島市のスーパーで販売されているのを発見。産廃業者が不正に転売していたことが分かった。県によると、このスーパー系列2店舗で計5405枚が販売された。
壱番屋は、流通経路や販売先など詳細を調査中。産廃業者への法的措置も検討している。
カツ横流し、捜索へ=愛知の産廃処理会社―県警
(時事通信) 13:18
異物混入の疑いがある冷凍カツを横流ししたとされる産廃処理業「ダイコー」=14日正午、愛知県稲沢市奥田井之下町、吉本美奈子撮影
異物混入の疑いがある冷凍カツを横流ししたとされる産廃処理業「ダイコー」=14日正午、愛知県稲沢市奥田井之下町、吉本美奈子撮影
(朝日新聞)
カレー店「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄した冷凍ビーフカツ冷凍ビーフカツがスーパーで販売されていた問題で、愛知県警は14日、同社から処分を委託された産業廃棄物処理会社「ダイコー」(同県稲沢市)を、廃棄物処理法違反の疑いで強制捜査する方針を固めた。同日午後にも関係先を家宅捜索する。
壱番屋は昨年10月、異物混入の恐れがあった冷凍カツ約4万枚を廃棄。しかし、処分を引き受けたダイコーがめん類製造業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)などに転売し、今月11日、愛知県のスーパーで販売されているのが見つかった。捜査関係者によると、県警は14日、みのりフーズから、冷凍カツが入っていた段ボールの任意提出を受けるなどした。
この冷凍カツは、昨年9月に愛知県一宮市の工場で製造し工場の部品が混入した可能性があるため、愛知県内の産廃業者に約4万枚の廃棄を依頼した出来事、本当に勿体無いようにに思います。大量生産大量消費の今の時代では有りません。工場の安全管理と品質管理を怠っていたのでは有りませんか。食べ物の大切さを忘れていると思います。
食糧危機で飢餓に苦しんでいる国から日本を見れば何と無駄なことをしていると批判されると思います。廃棄されるべき食品を横流しする産廃業者や販売したスーバーも信用と責任問題です。
壱番屋が廃棄した冷凍ビーフカツは、消費者が口に入れるものなので、工場の部品を食べて事故が起こらないか心配です。
食料品以外も引越し業者から、横流しされ医薬品などもインターネットのオクシーョンで販売されているようです。厚生労働省と警察も取り締まりを強化すべきです。