潮の流れの速さから「日本三大急潮流」に数えられる関門海峡で、潮の速さや向きを船舶に伝える「潮流信号」のセンサーが壊れ、8カ月間測定で きない状態が続いている。海上保安庁の予算確保が遅れた上、機材設置に時間がかかるため、年内の更新は困難な状況。同庁は過去の気象データを基にした予測 値を表示しているが、実際の数値とずれが生じており、運航の際の注意を呼び掛けている。
 北九州市 と山口県下関市を隔てる関門海峡は、1日平均500隻を超える船舶が行き交い、外国船や全長300メートルを超える大型船も少なくない。海峡の幅は最も狭 い所で約500メートル。潮流も速く、潮の干満で流れが1日4回変化する。霧も発生しやすく、国内有数の「難航路」といわれる。」
船舶の事故が起こらなくて、幸いでした。
潮の速さや向きを船舶に伝える「潮流信号」のセンサーが壊れたまま放置されていたのは、文明先進国の日本で到底考えられないことです。