教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

ホーム山内康一ブログ 『 蟷螂の斧 』国会だより:衆議院議員の仕事 なんでも内閣委員会

2018年12月03日 12時12分58秒 | 国際・政治
立憲民主党福岡3区(福岡市早良区・西区・城南区の一部、糸島市)

山内 康一
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なんでも内閣委員会
2018年 12月03日
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先日(11月30日)の日本経済新聞朝刊に「『なんでも内閣委』続く渋滞:法案審議 先送り」というやや大きめの記事が載りました。同記事によると;

内閣官房や内閣府の肥大化に伴い、法案が集中する衆参両院の内閣委員会。臨時国会でも法案が山積し、12月10日までの会期内の成立が危ぶまれるものも目立つ。

けっこう長い記事ですが、その通りです。「なんでも内閣委」になって法案審議が厳しいのは事実です。しかし、野党(特に野党筆頭理事の私)がサボっていて、法案審議が先送りになっているわけではありません。

そもそも内閣官房や内閣府に権限が集中し、なんでも官邸主導で法案をつくるから、内閣委員会が忙しくなるのです。衆議院の内閣委員会の責任ではありません。政府(特にいまの安倍政権)の責任です。

内閣委員会の所管に関わる大臣は9人もいます。話題の片山さつき大臣も桜田義孝大臣もそうです。菅義偉官房長官もそうです。こんなに大勢の大臣が所管する事項を内閣委員会が対応しなくてはいけないのが、「法案審議 先送り」の原因です。

どこかの新聞記事で元官房副長官(事務)が「官邸に権限を集中させ過ぎだ」とおっしゃっていました。まったくその通りです。安倍総理が官邸に権限を集める傾向を揶揄して「なんでも官邸団」という言葉もかつてありました。その結果が「なんでも内閣委」です。

内閣委員会の野党側責任者(野党筆頭理事)の私としても「なんでも内閣委」は勘弁してほしいです。落ち着いた審議ができるように、他の委員会にも法案を割りふるように工夫しなくてはいけません。その点では与党(自民党)の筆頭理事とも意見が一致しています。

日経新聞の同記事はさらに続けて次のように記述します。

内閣委に法案が集中したため、洋上風力発電の普及に向けて基本的ルールを定めた海洋再生エネルギー発電利用促進法案は所管委員会を当初予定していた内閣委から比較的日程に余裕のある国土交通委員会に変え、30日に成立する見込みだ。

新聞記者はサラっと書きますが、自然にそうなったわけではありません。水面下で「いろんな人」が努力した結果として、洋上風力発電法案が内閣委員会から国土交通委員会に所管が変わりました。「いろんな人」の中に私も含まれます。

再生可能エネルギーを推進する立憲民主党としては、本法案を早く成立させたかったという事情があります。「野党は批判ばかり」と批判されますが、わが党は内閣提出法案でも必要な法案にはいつも賛成してします。必要な法案であれば、審議加速にも進んで協力してきました。

洋上風力発電法案が内閣委員会に付託されると、日程が厳しくて今国会の成立がむずかしくなります。今国会の成立をめざすには、日程の余裕のある国土交通委員会に付託する必要がありました。

私は「自分が担当する内閣委員会に法案が付託されないようにする」という目的のための地味な根回しを行い、見事に成し遂げました。しかし、「自分の委員会に法案を付託させない」という水面下の作業の成果は、自分で説明しない限り、だれも気づいてくれません。華々しさに徹底的に欠ける仕事でした。「人知らずしてうらみず、また君子ならずや」と愚痴りつつ、ここで喧伝しておきます。

ちなみに、衆議院には17の常任委員会がありますが、国会法41条の条文のなかで一番初めに出てくるのは内閣委員会です。議院運営委員会や予算委員会と並んでもっとも重要な委員会のひとつが内閣委員会です。もっとも法案数が多いのが内閣委員会なので、もっとも忙しい委員会のひとつです。国対委員長代理を解かれてホッとする間もなく、内閣委員会の筆頭理事に任命され、今国会も忙しくしていました。
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HOME天木直人のブログ米中ロ三大国に翻弄されたG20と朝鮮戦争終結とい...

2018年12月03日 12時08分09秒 | 国際・政治



米中ロ三大国に翻弄されたG20と朝鮮戦争終結という希望
2018-12-03



 G20首脳会議が終わった。

 しかし、それを報じるテレビや新聞を見ても何もわからない。

 それも無理はない。

 G20では何も決まらなかったからだ。

 それどころかAPEC首脳会議に次いでG20首脳会議でも米国の
保護主義を批判できなかった。

 10年前に鳴り物入りで始まったG20とは一体何だったのか。

 つまり新興国を含めた拡大主要国首脳会議は、はやくもトランプ
大統領の米国の前に、機能停止になってしまったごとくだ。

 これを要するに、世界はトランプ大統領の米国にひれ伏し、その米国
に中国とロシアが抵抗しているという構図だ。

 つまり、歴史に逆行するかのように、米中ロの三大軍事大国を中心と
した国際政治に戻りしつつあるのだ。

 そんな中で、トランプ大統領は、金正恩委員長との二回目の首脳会談
を来年早々に開くとつぶやき、それが大きく報じらた。

 いまや米朝首脳会談だけが明るいニュースだ。

 もちろん、この首脳会談が朝鮮半島の非核化につながる保証はない。

 しかし韓国と北朝鮮の融和が確かなら朝鮮戦争は終結せざるを得ない。

 朝鮮戦争が終結すればアジアの政治状況は一変する。

 米国の軍事戦略も変わらざるを得ない。

 そのカギを握っているのは文在寅大統領の民族統一に向けた信念だ。

 そしてそんな文在寅大統領に呼応する金正恩委員長だ。

 私は朝鮮半島の和平の動きに希望を見る。

 歴史の逆行ではなく歴史の進歩を期待する。

 本来は、憲法9条を持つ日本が、そして朝鮮半島の和平に責任を有
する日本が、誰よりも南北融和を歓迎し、そして真っ先に協力すべきで
あるのに、安倍首相は金正恩委員長とも文在寅大統領とも、最悪の関
係にあり、和平を妨げている。

 トランプ大統領に従属しながら、プーチン大統領と北方領土返還合意
を急ぐあまり日米安保を揺るがすような事をしようとしている。

 米国が国を挙げて中国との対決姿勢を示そうとしている時、日中関係
を改善しようとしている。

 なにもかも支離滅裂だ。

 それもこれも、政権を維持するために、「外交の安倍」をパフォー
マンスするためだ。

 そんな、外交を私物化する安倍首相が、来年6月に大阪で機能停止に
なったG20を主催し、その機会にプーチン大統領と北方領土問題の見
せかけの北方領土解決を目論んで、その勢いで解散・総選挙に臨むつも
りだ。

 なにもかもでたらめだ。

 でたらめであるとわかっていながら、自民党は止めようとしない。

 野党は止めたくても止められない。

 メディアは本当の事を語らない。

 まるで冗談のような今の日本だ。

 それを見せつけてくれた今度のG20だったという事である(了)


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「人権感覚が低劣な」安倍晋三首相の犠牲者となるベトナムやフィリピンなどの若手労働者の多くは、「奴隷扱い」される日本よりは、台湾や韓国を選ぶ

2018年12月03日 12時00分33秒 | 国際・政治


板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
「人権感覚が低劣な」安倍晋三首相の犠牲者となるベトナムやフィリピンなどの若手労働者の多くは、「奴隷扱い」される日本よりは、台湾や韓国を選ぶ
2018年12月03日 07時57分48秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「人権感覚が低劣な」安倍晋三首相の犠牲者となるベトナムやフィリピンなどの若手労働者の多くは、「奴隷扱い」される日本よりは、台湾や韓国を選ぶ

◆〔特別情報1〕
 「中絶か帰国か 迫られた実習生」(朝日新聞12月2日付け朝刊1面トップ)記事が衝撃を与えている。リードで「外国人の技能実習生が妊娠し、強制帰国や中絶を迫られる例が相次いでいる。受け入れ機関側から『恋愛禁止』や『妊娠したら罰金』と宣告されるケースもあり、専門家は『人権上問題だ』と指摘している」と述べている。「人権感覚が低劣な」安倍晋三首相の犠牲者となるベトナムやフィリピンなどの若手労働者の多くは、賃金も安く、ピンハネのうえ「奴隷扱い」される日本よりは、台湾や韓国を選ぶ傾向が強まっているという。賃金も高く、人間扱いしてくれるからだ。さらに人権上の問題は外国人労働者だけではない。日産自動車のカルロス・ゴーン前会長は11月19日、金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕、東京拘置所に収監されて以来、否認を続けており、このままでは、長期拘留される可能性が大だ。中国、北朝鮮も顔負けの「人権無視」で悪名高い日本の刑事司法制度=「人質司法」は、欧米諸国からの批判の嵐に曝されている。



第85回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
平成30年12月8日 (土)
13時30分~16時45分
「2018年の国際政治と日本経済を振り返る」
~明るい2019年を展望する糧とする
場所 都内某所
参加費 2,000円

オフレコ懇談会
平成30年12月24日(月)13時~17時
元毎日新聞記者・政治経済評論家歴45年!
板垣英憲が伝授する「必勝!」のための情報キャッチ術・情勢判断学~情報4重層「表・裏・陰・闇」とジレンマ情勢予測秘術
場所 都内某所
参加費 5,000円

【『一由倶楽部 鉄板会』】
平成31年1月5日 (土)14時~16時
会 場 都内某所
参加費 5,000円
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12月2日(日)のつぶやき

2018年12月03日 05時30分35秒 | 受験・学校・学問
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