教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

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2018年12月27日 12時04分30秒 | 国際・政治
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結党宣言


政権交代がすべてではない
2018-12-27



 これも小説家の言葉だ。

 きょう12月27日の読売新聞に、小説家の真山仁(56)氏が政権
交代についてこう語っているのを見つけた。

 「『あったらいいですか』と聞かれれば『はい』と答えている。そこ
に『以前の民主党政権のようなものではだめ』という但し書きがつく・
・・政権与党が緊張感を持つような野党があれば政権交代してもいい。
それが難しいなら自民党の中で政権交代があっていい・・・」

 まさしく私の考えだ。

 それでは、「緊張感を持つような野党」とは何か。

 真山氏はそれについて何も語っていない。

 おそらく、いつでも自民党にとって代われるだけの多数を要した野党の
ことだと思う。

 そのような野党が存在すれば、自民党もまたいつなんどき選挙で負けて
取って代われるかもしれないという緊張感を持つだろう、その緊張感が自
民党の暴走を止められる、と言いたいのだろう。

 しかし、問題は、そのような野党が出来たとして、そして、仮に再び政
権与党になったとして、自民党とどこが違うかという問題に、必ず行き当
たる。

 もし、その野党が、外交・安保政策では自民党とお同じように日米安保
体制を容認するが、経済や福祉政策で自民党との違いを見せるだけの野党
なら、決して緊張感は生まれない。

 なぜなら、もはやむき出しの資本主義などありえず、いかなる政権も社
会民主主義的な政策を取り入れざるを得ないからだ。

 政権を取り、維持するためには、弱者に配慮する政策を取らざるを得ない
からである。

 安倍・菅暴政コンビでさえ、そうせざるを得ないではないか。

 やはり、一番緊張感をもたらすテーマは外交・安保政策であり、対中国、
南北朝鮮外交をめぐる歴史認識問題だ。

 そして、この点については、いまだ国民の多数は日米安保体制を重視し、
中国や南北朝鮮との関係を二の次にしている。

 だから、国民の意識が今のままでは、そうでない外交・安保政策を唱える
政党が政権を取ることなど出来ないし、たとえとっても維持できないのだ。

 だから、新党憲法9条なるものが実現したとしても、それが直ちに政権
を取れる政党になることはあり得ない。

 それを知っているからこそ、新党憲法9条ははじめから政権を取る事を
目指さない。

 ひたすら憲法9条の重要性を訴えて、憲法9条こそ日本の国是とすべきだ

と国民に訴える政党でいいのだ。

 しかし、いずれ国民はその事に気づくだろう。

 その時こそ、新党憲法9条が緊張感を持った野党として登場する時だ。

 自民党に代わって政権交代をできる野党になるときだ。

 単独で政権を取るまでにはならなくても連立政権の一角を尾占めることで
十分なのだ。

 そして、もし国民の大勢が、それでも日米安保を優先するというのなら、
新党憲法9条は政権政党にはなりえない。

 しかし、その時、野党のままで十分その役割を果たせる。

 自民党政権の間違った外交・安保政策の監視役として立派に国民の期待に
応える事の出来る政党として存在感を示す事が出来る。

 今の野党共闘の最大の問題は、その覚悟がないことだ。

 政権交代を望むあまり、もっとも重要な外交・安保政策において、違いを
封印して打倒安倍だけで野合する。

 これでは、真の政権交代はあり得ず、あっても再び行き詰まるだろう。

 真山仁氏のいうように、自民党の派閥交代でいいと言う事になる。

 もっとも、その自民党も、かつての宏池会のごときものがなくなり、安倍一強
になってしまった。

 まさしく、どうしようもなくなった日本の政治であるということである(了)
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HOME天木直人のブログ松岡洋右の国連脱退よりお粗末な安倍晋三のIWC脱退

2018年12月27日 11時39分25秒 | 国際・政治


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  「まじかよ」

 思わずそう唸ってしまった。

 ついに安倍・菅暴政コンビが国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する閣議決定をした。

 脱退する方針を固めたという報道がなされた時、そう報じられたということは決定事項だとは思った。

 それでもね最後の段階で冷静さを取り戻すかもしれない、そうすべきだと私は警鐘を鳴らした。

 無意味だった。

 しかし、見ているがいい。

 この決定は安倍・菅暴政コンビの数ある愚かな決定の中でも最低の決定として後世に語り継がれるだろう。

 そこで思い出されるのが、日本の対中政策が受け入れられないとして、「さらば!」と叫んで国際連盟の議場から去った(1933年)松岡洋右である。

 後に外相となって日独伊三国同盟に突き進んでいく(1940年)

 しかし安倍晋作は松岡洋右よりはるかに劣る。

 間違ったとはいえ当時の満州政策は国家の命運をかけた一大国策だったが捕鯨問題はどう考えても日本の国策ではない。

 経済的に自立できなくなった地方産業の保護でしかない。

 極めつけは、間違いに気づくかどうかだ。

 松岡は日米開戦の際、知人に涙ながらに「三国同盟は僕の一生の不覚」と語った(12月26日毎日新聞)

 安倍晋三の頭には「反省」の二文字はない(了)


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安倍晋三首相が決めたIWCからの脱退に、捕鯨基地で知られた地域の選挙区選出の政治家の多くが賛成し、鯨肉と一緒に「票」まで飲み込もうとしており、かなり卑しい話だ

2018年12月27日 11時33分34秒 | 国際・政治

板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
~ニュースにブログ~
安倍晋三首相が決めたIWCからの脱退に、捕鯨基地で知られた地域の選挙区選出の政治家の多くが賛成し、鯨肉と一緒に「票」まで飲み込もうとしており、かなり卑しい話だ
2018年12月27日 08時20分49秒 | 政治
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
安倍晋三首相が決めたIWCからの脱退に、捕鯨基地で知られた地域の選挙区選出の政治家の多くが賛成し、鯨肉と一緒に「票」まで飲み込もうとしており、かなり卑しい話だ

◆〔特別情報1〕
 大東亜戦争敗北後、日本人は、鯨のお陰で「低脂肪で良質な蛋白質源」を確保してきた。
 第1図南丸、第2図南丸、第3図南丸、日新丸などの捕鯨母船の勇姿は、いまも忘れない。捕鯨母船に乗って南氷洋などに出かけていった。親族の顔まで思い出す。戦後生まれの子どもたちは、よくクジラから採った肝油を飲まされて、元気よく育てられた。それが現代の子どもたちは、鯨肉、肝油はもちろん、鯨の肉の中で最も美味しいとされる、身と尾の間の部分の肉を指す「おばいけ(尾羽毛)」(さらしくじら)を食する機会は少ない。しかし、安倍晋三首相が、商業捕鯨の再開に向けて、IWC(=国際捕鯨委員会)からの脱退を決めたので、再び「鯨文化」の恩恵に預かれるようになる。鯨は「知能が高い」という理由で、捕鯨禁止にした国々では、牛や豚などの家畜は平気で食べているのに鯨だけに「目くじら」を立てるのは、何か変だ。それにしても、IWCからの脱退に賛成したのが、捕鯨基地で知られた地域の選挙区選出の政治家が多く、鯨肉と一緒に「票」まで飲み込もうとしており、かなり卑しい話だ。天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、以下のように論評している。




【『一由倶楽部 鉄板会』】
平成31年1月5日 (土)14時~16時
会 場 都内某所
参加費 5,000円



第86回 板垣英憲「情報局」勉強会のご案内
2019年1月19日 (土)
13時30分~16時45分
どうなる『新機軸派』(キッシンジャー博士)と『黒い貴族』の戦い
~地球3連邦制の行方と日本の進路
場所 都内某所
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忘年会飲酒も自粛を=日航、問題受け社内通知―「世間に迷惑」諦めの声

2018年12月27日 11時19分56秒 | ニュース
忘年会飲酒も自粛を=日航、問題受け社内通知―「世間に迷惑」諦めの声

05:25

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パイロットらからアルコールが検出された問題を受け日本航空は全社員に年内は飲酒を自粛するよう通知した。写真は21日、国土交通省の蝦名邦晴航空局長(左)から事業改善命令の文書を受け取る日航の赤坂祐二社長。【時事通信社】

(時事通信)

(時事通信)

『 旅客機のパイロットらからアルコールが検出された問題を受け、日本航空は全社員に対し、年内は飲酒を自粛するよう通知した。忘年会シーズンを迎え、アルコール飲料は控えて開催されるケースも相次いでいるといい、社員からは「世間に迷惑をかけたので仕方ない」と諦めの声も漏れる。

 飲酒問題が大きく批判されるきっかけは、日航の副操縦士だった男性が10月、英国の空港で乗務前に基準を大幅に超えるアルコールが検出されたとして地元警察に拘束された事件だった。同国の裁判で有罪の実刑判決が下され、衝撃が広がった。

 男性は乗務前のアルコール検査を不正にすり抜け、同僚の機長らも相互確認を怠っていたと認定された。日航は男性を懲戒解雇処分とし、事態を重く見た国土交通省は航空法に基づき、日航に飲酒対策の抜本的な再構築を求める事業改善命令を出した。

 アルコール基準に抵触した場合の厳罰化などの方針を打ち出し、再発防止に向けた取り組みを進めるさなかの12月には、客室乗務員の女性が乗務中に機内でシャンパンを飲んでいた疑いが浮上。社内では「なぜこのタイミングで」と当惑の声も上がる。ライバル会社の社員も「大変そう」と同情的だ。 』

飲酒運転ならぬ飲酒操縦が、増えているようです。
空の上、最新電子機器と自動操縦装置が進化していて突然の異常気象や事故に見舞われる可能性も有ります。
しらふでないと機敏に対応出来ないとお思います。







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12月26日(水)のつぶやき

2018年12月27日 05時30分34秒 | 受験・学校・学問
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