令和初の国賓が横田基地から日本国内に入って来ていいのか!
2019-05-23
HOME天木直人のブログ令和初の国賓が横田基地から日本国内に入って来てい...
令和になってはじめての国賓がもうすぐやって来る。
トランプ米国大統領のことだ。
いくら何でも今度だけは羽田空港に着陸し、通関手続きをとって入国するのが礼儀だろう。
安倍首相もそれだけはトランプ大統領に要請するに違いない。
そう私は思っていた。
ところが、今朝早朝のNHKニュースが流し、きょう5月23日の朝日新聞が教えてくれた。
22日、東京六本木の米軍基地である「赤坂プレスセンター」にあるヘリポートに、トランプ大統領が乗ると見られるヘリコプターなど5機が離着陸したと。
ヘリはその後、安倍首相とトランプ大統領がゴルフを予定している千葉県内のゴルフ場に向かったと。
トランプ来日の予行演習をしているのだ。
国賓であろうが非公式訪問であろうが、お構いなしに、米国大統領は横田基地に入り、そして軍用機で日本中を飛び回って帰っていくのだ。
米国に対して日本は、主権を持たない属国なのだ。
そのことを満天に白状して恥じないのだ。
その従属関係が、ついに令和の時代にまで引き継がれるのだ。
こんなことが許されていいのだろうか。
国民はここまで不平等な日米関係を知りながら、政府に対して文句の一つも言おうとしないのか。
しかたがないと諦めるのか。
郵政民営化で日本の金融資産を米国に売り渡し、嘘をついてイラク攻撃した米国を真っ先に支持した小泉首相。
その小泉首相に体を張って反対し、追放されたた元自民党政治家と特命全権大使が、令和最初の国政選挙で「オリーブの木」の下で力を合わせ、対米自立を世論に訴える。
日本を米国の鎖から解き放つ事が出るのは国民一人一人がその気になることだと。
米国から自立し、米国金融資本が支配する大企業の法人税や内部留保に課税すれば、消費税など上げなくても我々の給与は増えるのだ。
元自民党議員と元外務官僚が、命がけで、75歳と72歳の恥をさらして、それを訴える。
かつて米国に経済封鎖されたパレスチナ抵抗組織のリーダーは、こう仲間たちを鼓舞したことがあった。
「心配するな。我々はオリーブと塩があれば生きていける」
この歴史的名ゼリフが、塗炭の苦しみにあるパレスチナ人たちを熱狂させたのだ。
地中海の風に乗っていまオリーブの香りが日本にやってこようとしている。
今度の選挙で、吹け「オリーブの木」の風よ、である(了)
福島県教委は17日、公立中学校の男性教諭(48)が、整髪料を付けた3年の男子生徒(15)を指して「みんなでいじめよう」と黒板に書いたとして、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分に、校長を戒告処分にしたと発表した。処分は同日付。
県教委によると、教諭は昨年10月10日、1時間目の授業中に整髪料を付けた男子生徒を見つけ、教室内で注意。その後、黒板の「1日の行動目標」という欄に生徒の氏名とともに「調子にのっているからみんなでいじめよう」と書いたという。2時間目に、見回りをしていた校長が見つけ、教諭に消させた。
生徒はその後、卒業までの104日間のうち57日間を欠席したが、しばらく登校していたとして、学校側から生徒の家庭には連絡しておらず、約1カ月後に家庭から学校に問い合わせがあった。教諭は「生徒と信頼関係があると思っていたので冗談のつもりで書いてしまった。軽率だった」と反省しているという。【柿沼秀行】
注意すれば、すれば済むことで、いじめを誘因するような事は教育者はとして止めるべきです。