安倍首相が解散に打って出るとしたらトランプ解散しかない
2019-05-27
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トランプ大統領がツイッターでばらしてくれた。
交渉の成果は7月の参院選後まで待つと。
これはものすごい暴露だ。
安倍首相はトランプ大統領とお互いの選挙について話し合っている証拠だ。
そして安倍首相は選挙の日にちまでトランプ大統領に話しているのだ。
これで予定どおり選挙は7月にあることが分かった。
問題はその時、解散・総選挙に打って出るかだ。
そして、その場合、解散・総選挙の大義は何になるかだ。
この解散・総選挙の大義について、きのう5月26日の産経がワシントン発の一段の小さな記事で、とても重要な事を教えてくれた。
中国の崔天凱駐米中国大使がブルームバーグテレビに出て、G20に合わせた米中首脳会談は未定だと述べたらしい。
もし大阪で米中首脳会談が行われないなら、G20は成果のないものに終わる。
ただでさえ日本は米国に屈して二国間協議を優先することがばれている。
議長国がそうなのだから、G20で自由貿易で合意することなど夢のまた夢だ。
そうなれば、G20の成功を理由に解散・総選挙に打って出ることまで、難しくなる。
北方領土問題も拉致問題も消費税延期問題も憲法9条自衛隊明記問題も、そしてもG20の成功も、これまで噂にあがった解散・総選挙の大義は、どれも決め手を欠くことになる。
それでは安倍首相は解散・総選挙をあきらめるのだろうか。
それは私にはわからない。
しかし、今度のトランプ国賓の接遇ぶりを見て直感した。
解散するならトランプ解散に違いないと。
つまり、ここまでトランプ大統領と緊密な外交ができる首相は他にいるか。
日米同盟関係を維持、強化できるのは自分しかいないではないか。
そう国民に訴えて信を問うのだ。
そうすれば、さすがは外交の安倍だと思わされている国民はその気にさせられる。
もう少し安倍さんに外交をやってもらおうと。
野党には絶対に外交は任せられないと。
安倍首相がトランプ大統領との関係をここまで優先し、ここまで国民に見せつけようとしたのも、すべてはトランプ解散に向けての布石だったのではないか。
そう思えてくるのである。
そして、トランプ解散になれば、外交政策のない野党はますます窮地に立たされることになる。
その時こそ、対米自立を訴えるオリーブの木の出番である。
新党憲法9条のチャンスが到来しつつある(了)
日程の最後で正体を見せた今度のトランプ国賓訪日の本当の目的
2019-05-29
わざわざ4日もかけ、中国や韓国に立ち寄ることもなく、日本だけを訪問してトンボ帰りしたトランプ国賓訪日の目的は何だったのか。
ゴルフから始まって、大相撲観戦、炉端焼き夕食など、まるで観光に来たのではないかと野党は批判する。
もちろん、そうではない。
トランプが観光だけで日本に来るはずがない。
令和になってはじめての国賓として新天皇に謁見し、そして日米首脳会談を行うことが目的だ。
しかし、象徴天皇への謁見は儀礼的なものであり、安倍首相との会談も、すべて参院選後に先送りすることを合意しただけの中身の無いものだった。
今度のトランプ大統領の訪日の本当の目的は一体何だったのだろう。
その事を、最後の最後で見事に教えてくれた。
日本を離れる直前にトランプ大統領が訪れた場所はどこか。
それは、やがて空母に改修される自衛隊の護衛艦「かが」の艦上であり、米軍強襲揚陸艦「ワスプ」の艦上である。
いずれも安倍首相を従えている。
そして、そこでトランプ大統領は自衛隊や米兵の前でこう演説をぶった。
いまや日米同盟は最強であり、米国からのF35機の大量購入は、日米の安全保障をさらに強めるものだと。
安倍首相を脇に立たせてそう演説したトランプ大統領の姿を見て、これこそが今度のトランプ国賓訪日の隠された本当の目的だったと確信した。
もはや日本は引き返す事が出来ないほど米軍に支配されようとしている。
日本の自衛隊は米軍の指揮下に置かれ、自衛隊は使いこなせん高額な装備をどんどんと米国に買わされ、そして末永く米国と中国の覇権争いの最先端に立たされることになる。
そして、誰一人、その深刻さに気づくことなく、日米同盟強化の方向に流されていく。
いや、知っていても、もうどうにもならないと、あきらめているのだ。
事態は深刻である。
はたして国民はどこまでそのことに気づいているだろう。
誰かがその流れを変えなくてはいけない。
いまこそオリーブの木を成功させてこの国の政治の中に、憲法9条を国是とすべきだと訴える政党、政治家を輩出しなければいけないのである(了)
2019/05/29 19:42
『川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小の児童ら19人が殺傷された事件で、自殺した岩崎隆一容疑者(51)=同市麻生区=が襲撃時、手袋を着けていたことが29日、神奈川県警への取材で分かった。県警は凶器の包丁が滑らないようにし、短時間に大勢を殺害できるよう周到に準備したとみて捜査。同日の家宅捜索で関連資料を押収し、動機や経緯の解明を進める。
県警によると、岩崎容疑者は自宅最寄りの小田急線読売ランド前駅と移動先の登戸駅の防犯カメラ映像では、手袋をしていなかった。現場近くのコンビニ店のカメラには手袋をした姿が写っており、襲撃直前に着用したとみられる。』
下準備をし効率よく多数の子供たちを刃物で刺そうと手袋まで、つけていたのでしょうが。
自分とは、無関係の子供たちを殺害して自分の抱えている悩みや差し迫って追い詰められている問題を解決出来ると思っているのでしょうか。
‘大人から子供たちまで、犯罪を犯す類似性が有り他人の命を平気で奪っても何も残りません。
人の命の重さ、大切さを考えないで殺人事件を起こす怖さ、今の心の荒んだ病める日本の社会の実相です。
ゲームの中のように一つしか無い命を奪っても蘇りません。
プラごみ、日本や米国などへ返却 マレーシアに「不法輸入」
【クアラルンプール共同】マレーシア政府は28日、日本や米国、カナダ、オーストラリアなどからプラスチックごみが不法に輸入されたとして、計3千トンを送り返すと発表した。首都クアラルンプール近郊の港で同日、プラごみが積み込まれたコンテナを公開した。
マレーシア政府によると、輸入業者が許可証を取得していなかったり、飲み残しなどで汚れてリサイクルできなかったりする牛乳の容器や食品の袋など、コンテナ計60個分のプラごみが対象。送り返す費用は輸入業者に負担させるという。
記者会見したヨー・ビーイン環境相は「マレーシアは世界のごみ捨て場にはならない」と語気を強めた。』
流石マハティール首相のマレーシア、なかなかやりますねと言うところです。