教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

大阪と神戸を結んで日本一の距離だった路面電車「阪神国道線」の55年前 その運賃はいくら?〈AERA〉

2021年09月05日 12時08分41秒 | まち歩き
大阪と神戸を結んで日本一の距離だった路面電車「阪神国道線」の55年前 その運賃はいくら?〈AERA〉
9/4(土) 7:00配信


55
この記事についてツイート
この記事についてシェア
AERA dot.
盛夏の阪神国道を走る阪神国道線東神戸行きの路面電車。阪神国道線の車両はトロリーポールを改造した「Y型ビューゲル(通称Yゲル)」と呼ばれる独特の集電装置を搭載していた。上甲子園 (撮影/諸河久:1966年8月4日)


 1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。夏の季節にちなんだ「路面電車 夏の足跡」の第七回目。夏の太陽が輝く都会の街角を一陣の涼風のように走り去った路面電車たち。各地に残した足跡を夏の風情と共に回顧したい。今回は大阪と神戸を結んだ阪神電気鉄道国道線(以下阪神国道線)とミナト神戸市内(以下神戸市電)を走った路面電車の話題だ。


【浜風が心地よい甲子園線など、諸河久カメラマンの当時の貴重な写真はこちら】


*  *  *
 真夏の日差しに照りつけられる路面電車。


 冒頭の写真は、甲子園停留所付近で信号待ちする阪神国道線の東神戸行きの路面電車だ。国道2号線(阪神国道)道路上に敷設された阪神国道線は、野田から東神戸まで26000mという、日本の路面電車では一路線で最長の営業距離を走っていた。東京都電を例にとると、最長営業距離だったのが18系統(志村坂上~神田橋)の12374mで、阪神国道線には遠く及ばない。


 1961年の時刻表を紐解くと、野田~東神戸の所要時間は約75分で、通し運賃は75円だった。当時の国鉄線26キロの2等運賃(現普通運賃)は80円だったから、比較的廉価で乗車できた。ちなみに、現在のJR電車特定区間(大阪)で26キロの運賃は470円に設定されている。


 大阪市福島区の野田を発車して尼崎市、西宮市、芦屋市を走り抜け、神戸市東灘区の東神戸を結ぶ都市間連絡の存在が阪神国道線だった。この路線は国道2号線の建設時に阪神国道電軌によって軌道敷設工事が始められ、国道2号線が竣工した1927年7月に開業している。翌1928年に親会社の阪神電気鉄道に合併され、阪神国道線となった。全線複線で敷設され、軌間は1435mm、電車線電圧は600Vで、北大阪線や甲子園線などの支線も同じシステムで運行されていた。


 大阪~神戸間は阪神電鉄・阪神本線、阪神急行電鉄(現阪急電鉄)・神戸線、国鉄(現JR西日本)・東海道本線の3線が覇を競う競合路線だ。3線と並走する阪神国道線は、長距離低速運転のハンデギャップに加えて、モータリゼーションの進捗による道路渋滞の増加と反比例するように輸送力が減少し、衰退の一途を辿った。1969年の西灘~東神戸廃止から始まり、1974年廃止の上甲子園~西灘と続き、翌1975年5月に前述の北大阪線・甲子園線と共に残存した全区間が廃止された。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボニージャックス「3人で」西脇久夫さん死去後初公演 鹿島武臣「解散することはない」

2021年09月05日 11時53分02秒 | 音楽

ボニージャックス「3人で」西脇久夫さん死去後初公演 鹿島武臣「解散することはない」
2021/09/05 05:01サンケイスポーツ

ボニージャックス「3人で」西脇久夫さん死去後初公演 鹿島武臣「解散することはない」

コンサートに出演した左から玉田元康、鹿島武臣、吉田秀行

(サンケイスポーツ)

4人組男声コーラスグループ、ボニージャックスが4日、神奈川・綾瀬市オーエンス文化会館で、先月30日にトップテナーの西脇久夫さん(享年85)が亡くなってから初めて公演を行った。

惜しみない拍手が3人に送られる中、バリトンの鹿島武臣(87)が改めて訃報を報告。「ボニーの顔のような人間でした。目立ちたがりでお調子者だったけど、コーラスグループにはそういう個性が必要でした」と故人をしのんだ。

ステージでは、一緒に出演した5人組男性ボーカルグループ、ベイビー・ブーと代表曲「ちいさい秋みつけた」など16曲を披露。トップテナーが不在となりアレンジの変更を余儀なくされたが、短期間で練習を重ねて以前と変わらぬ美しいハーモニーを響かせた。

他界する数日前に西脇さんと対面した鹿島は、「体もやせて髪の毛も抜けていて、復帰するのは無理だろうなと感じました」と吐露。今後については「自分たちから解散することはない。3人でなんとかやっていく。声が掛かれば喜んで行きます」と歌い続けることを誓った。

https://youtu.be/00MFufGLKUk

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

心臓を一突き!<本澤二郎の「日本の風景」(4195)

2021年09月05日 11時34分50秒 | 国際・政治

した。

 沈黙する科学者と言論界と、頭のよくない、過去の教訓を学ぼうとしない日本人の代表選手が、誰あろう安倍晋三である。誰も異存はないだろう。その後継者も沈没した。安倍の神道政治路線を総括せねばなるまい。

 

 安倍が重用した今井という秘書官は、原子力ムラから派遣された人物であることを、馬鹿な凡人ジャーナリストも記憶している。核を制御するどころか、核を世界に売り込んで、莫大な利権アサリに狂奔した安倍・自公内閣だった。

 

 とどのつまり、人類と地球の墓場を用意するという、人間として最も許されざる悪政を推進してきた首相だった。まさに、万死に値する。「心臓一突き」が主権者の素朴な思いであろう。

 

 繰り返すと、地球と人類を滅ぼそうとしている異常気象の犯人は、原子力発電所からの莫大な量の温排水である。嘘だと思うのであれば、稼働中の原発温排水の周辺海域を調査すれば、一目瞭然である。善良な科学者は、皆知っているが、沈黙していることが不可解千万である。

 

 いうなれば、産業革命の行き着いた先が、人類が決して手を出してはならない、コントロールできない核エネルギーだった。放射能で地球を汚染し、さらに原発温排水で、海水温を上昇させてしまった、その先に制御できない、空前絶後の大洪水・ハリケーン・竜巻・森林火災・凍土の溶解などの、想定しがたい大災害の連鎖である。

 

<安倍晋三は原発御三家の配下=311福島隠しの原発輸出に全力>

 なぜ安倍が二度も政権を担当できたのか。8年も。それを支えたNHKと読売・産経以下の言論界だった。野党は常に冷やかしの対象だった。原子力ムラが安倍を利用した黒幕である。

 

 野党を支える労働組合は、常に、今もだが、原発推進の電機連合が主導権を握り、野党内をかき回してきている。野党が信頼されない原因である。

 安倍は政権を担当すると、即座にトルコを訪問、安倍家の支援者で知られる三菱の原発を売り込んだ。俯瞰外交と称して、全世界を遊び回って、原発ビジネスに特化してきたが、新聞テレビなどの言論界は、そのことを報道しなかった。広島長崎フクシマに蓋をかけ続けてきた。

 

 この原発輸出大国路線に、公明党創価学会の太田ショウコウのみならず、山口那津男も奔走したことを忘れてはならない。公明党創価学会は、安倍と共に戦争国家・日本への道を走り出していた。池田大作の路線は、全てドブに捨てられてしまった。

 

 議席3分の2体制下、我が世の春をおう歌した自民党と公明党だった。悪役電通の広告力で、新聞テレビも追随させ、主権者を目くらますという報道に狂奔させた。言論界も万死に値しよう。日本は、安倍・自公政権下、地獄へと真っ逆さまに突っ込んできたことになるのである。「心臓一突き」の叫びは、当然のことであろう。

 

<311再稼働の先は日本の核武装化=そのための憲法破壊工作>

 ヒロシマとナガサキの教訓を放り投げ、放射能被害が首都圏にまで及んだ311のフクシマを目の前にして、それでも核の恐怖の教訓を放り投げた、安倍・神道国家主義に識者でさえも沈黙してしまった。

 

 原発再稼働という最悪の自公決断に対しても、ついに人びとは、立ち上がろうとしなかった。200万福島県民は、とうに原子力ムラの悪しき統治に抑え込まれてしまっていた。県知事までが現在、原子力ムラの経産省出身者であることさえ、庶民も凡人ジャーナリストも気付かなかった。フクシマの棄民化政策に誰もが沈黙してしまっていた。大不況下で人々の生活は困窮していて、街頭に飛び出す余裕がなかったため、ともいえる。疲弊した社会で人びとは、もだえ諦めるしかなかったのだ。抵抗した一部の市民運動家の歯ぎしりする音が、いまも聞こえてきている。

 

 原発再稼働の先に日本核武装化が見える。それでも、言論界も識者も沈黙している。これはどうしたことか。ここまで堕落してしまった日本に声も出ない。歴史の教訓を学ぶどころか、その逆を走っている。歴史認識の正当化が、隣国との関係悪化を生み出し、新たに従軍慰安婦問題や徴用工問題を噴出させている。自業自得である。

 

 猛毒トリチウムの海洋投棄に周辺国が強く反発している。当然の成り行きである。21世紀の安倍の脱亜路線は、日本の孤立化・自滅への道でもある。

 

<破憲の戦争三法+コロナ感染拡大の4兆円五輪賭博のフクシマ隠し>

 安倍・自公内閣が強行した破憲法の最たるものは、特定秘密保護法と自衛隊参戦法と共謀罪である。いざ有事・戦争という事態を想定した平和憲法破壊の悪法が、油断すると、台湾有事の場面で作動する可能性を否定できなくなっている。油断大敵である!

 

 1972年の日中国交回復時とは真逆・逆転した今である。72年の歴史的成果に抵抗した岸信介の神道・清和会が、政権を掌握して20年になる。田中・大平体制と真逆の自民党に変質したことの象徴であろう。筆者が永田町から縁を切った理由だ。まともな政治家も派閥も存在しなくなった自民党である。

 リベラル政治から極右の政治体制に変身した自民党、それでも支援する、新聞テレビと公明党創価学会に恐怖を覚える。

 

 フクシマ隠しの4兆円五輪賭博も、今日(2021・9・5)で終わるが、そのツケをどう始末するか。財務官僚の五輪事務局長・武藤は、どう責任を取ろうというのか。友人に指摘されて頷いたのだが、コロナ感染拡大もまた「フクシマ隠し」の手段だったと考えると、そのいい加減な安倍と菅内閣のコロナ対応を納得することができるだろう。

 

<不況対策=1%向けの税制+格差超拡大+母子家庭など貧困社会>

 安倍・菅体制から、菅体制を庶民レベルから採点すると、内外政の暴政のツケが集約され、人々の生活を黒く重く包み込んでいることが分かる。財閥1%の政治に、人々のわずかな収入や僅かな年金生活者の懐にも、国税当局が容赦なく手を突っ込んできていた。

 格差の拡大は、欧米並みかそれ以上だ。国民のなけなしの年金は、日銀の黒田と株屋によって収奪されて、国民格差を急拡大させて、庶民の懐を小さくさせてしまった。唯一、議員族と役人は別格で、我が世の春をおう歌、他方で母子家庭など貧困家庭をさらに蹴落とし、庶民の怨念が渦巻いている日本列島と化している。貧困という言葉が、当たり前に書ける安倍内閣だった。 

 

<河井1・5億円+桜事件+モリカケ+TBS山口強姦魔救済etc

 「心臓一突き」の理由は、一連の繰り返された安倍犯罪とその先の刑事被告人となった元首相で十分だろう。国民誰もが怒り狂って、これを忘却することはない。史上最低の晋三を、誰か弁護する人物がいるのであろうか。

 モリカケから始まった安倍犯罪は、TBS山口強姦魔救済事件、そして「桜を見る会」を私物化しての、公選法と政治資金規正法の違反事件を、国民すべてが知っている。河井1・5億円事件もそうである。公金を自身と身内に流し込んだ首相の8年だったのである。

 検察は公正な捜査を国民に示す義務を有している。今がその時期である。犯罪者を野放しにしてはならない。以上が安倍総括である。

2021年9月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国に1人当たりGDPを追い越されて久しい日本の浮上は可能か

2021年09月05日 10時02分47秒 | 社会・経済

韓国に1人当たりGDPを追い越されて久しい日本の浮上は可能か

日本経済に依存しているとして無視するか、謙虚に改革を進めるか
2021.9.4(土)小川 博司followフォローhelp
韓国・北朝鮮時事・社会経済

韓国の与党「共に民主党」の予備選に登録した候補(写真:YONHAP NEWS/アフロ)

 IMF(国際通貨基金)が公表している1人当たりGDP(2017年の物価水準で見た購買力平価<PPP>)で、日本は2018年に韓国に追い抜かれた後、その差は拡大している。

 

 実は、2017年の段階で欧米中の経済専門家(日本人も韓国人も含まない)は韓国が日本を追い抜くことは難しいと見ていた。その後、2019年にIMFが「2023年に1人当たりGDPで韓国が日本を追い抜く」との予想を出した時も、ワシントンで日本を研究する学者からは「何を馬鹿な」との声が上がった。だが、結果を見れば、もっとひどくなっている。

 2019年時のIMF予想では、2023年の日本の1人当たりGDPが4万1253ドルなのに対して韓国は4万1362ドルだった。この時の予想では、2024年に日本が4万1666ドルで韓国が4万2392ドルと、その差は徐々に開いていくという流れだった。だが、現実を見れば日本の成長力の停滞は続き、韓国の成長力が増して両国の差は拡大した。

 なお、1人当たりGDPを単純計算したドルベースでは、2020年で日本は4万416ドルと韓国の3万1496ドルを大きく上回っている。2021年も、ドルベースでは日本が4万2927ドル、韓国が3万4865ドルと日本の方が高い。日本では、この数値を見て安心している人が多いようだが、世界はPPPベースを見ている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする