大阪府は新型コロナウイルスの宿泊療養施設内に臨時の診療所を整備する方針を発表しました。

 (大阪府 吉村洋文知事 9月15日)
 「ホテル自体を診療所内在型にしたい。ホテルの中に診療所があると、そしてそれは臨時の医療施設に指定をしていきます」

 大阪府は宿泊療養施設内に医師が診療を行う『臨時の医療施設』を整備するため、運営にあたる医療機関などの公募を9月21日から実施すると発表しました。

 9月15日現在、宿泊療養施設ではオンライン診療のほか一部の施設では「抗体カクテル療法」が行われていますが、府は、今後の感染拡大を見据えて、施設内に診療所が必要だと判断して、日中には医師が常駐し、患者の診療にあたる態勢を作りたいとしています。