本澤二郎の「日本の風景」(4890)
<43兆円に舞い上がった品性下劣の麻生太郎か>より、転載させて頂きました。
 自分ができなかったことを他人が成し遂げたという場合、そのことをほめちぎることは、政治屋にとって自身を貶めるため、まず恥ずかしくてできない。麻生太郎はちがった。岸田文雄が強行した43兆円超軍拡政策を「自分も安倍もできなかった。岸田は大したものだ」と自民党副総裁として持ち上げた麻生。理由はなんとか「死に体内閣を存続」させて、その間自民党副総裁の地位を守りたい、そのことに必死なのだ。これが彼の舌鋒の原因であろう。台北に乗り込むや「台湾有事」を浪花節調で合唱して、先輩格の米議会のペロシ議長(当時)の先へと駒を進めた。

 問題は、自民党副総裁発言から何が読み取れるか。一つは財閥・死の商人の野望実現に大きく貢献した、というメッセージである。戦争の危機を引き寄せたことへの視点など全くない。品性下劣の輩を演じることで、自民党スポンサーに胸を張って見せたことになる。「もっと金を出せ。内部留保で相当ため込んだろう」との言い分だ。二つは非戦の憲法9条冒とくの常態化。吉田茂の孫は、祖父の敷いた戦後政治の赤じゅうたんを泥で歩いて見せていることでもある。笑い飛ばせるレベルだが、しかし、沖縄や九州の人たちのことを考えると、麻生財閥の葛野郎をこのまま許せるはずもない。台北の女性総統は喜んだが、日本国民の99%は戦争NOである。
 「麻生よ、覚悟があるのであれば真っ先に台湾に移住して防衛の最前線に立て」という怒りの投書を呼ぶに相違ない。口先魔でしかないおいぼれの言動など誰も信用しない。 

<死の商人に魅入られた河野洋平学校の落第生1号、2号は河野太郎>
 「安倍だけは総理にするな」とは、護憲リベラルの盟主・宇都宮徳馬の旧制水戸高校の後輩・カミソリ後藤田正晴の遺言だったが、安倍にぶら下がった麻生のことを忘れていた。福岡の民度?なのかひどい麻生である。岸田の後見人・古賀誠の護憲リベラルの株を奪ってしまったのだが、彼は護憲リベラルの鈴木善幸の娘をかみさんにしている。これでは夫婦仲は最悪かもしれない。安倍夫妻もそうだったが、およそ二人とも修身の人ではなかった。人間性ゼロだ。

 ただ出世欲は、思想信条抜きで並外れていた。麻生の母方の祖父の関係で、派閥は宏池会に籍を置いたが、その踏み台の第一歩が首相になった鈴木善幸の娘をもらった政略婚。次は人気の高い河野洋平の門下生に。これまた選挙対策と出世のためだ。思想信条はまるで正反対。岸のせがれ・安倍晋三と提携し、党内に勢力を張り巡らせる。機を見るに敏な利権政治屋が出世する悪の手法か。常に自民党中枢に身を置いてゆく。
 カネカネの麻生は、腐敗を許容しない洋平門下生として落第生第一号となった。それを出世の引き金にしてゆく。この悪党にぶら下がったのが、洋平のせがれ・太郎である。いまやマイナンバーカードを国民の首に巻き付けることに狂奔しているが、成功率ゼロである。財閥・死の商人の野望実現に対して医師会も反発している。43兆円の戦争準備とマイナ首輪が、政治不信を拡大させている。延期どころか廃止するしかない。
 政権の交代論がかまびすしい。
 
<安倍が消えて有頂天の漫画本の世界に埋没した政治屋の典型>
 「安倍が消えて一番得した人物」となった麻生太郎であるが、彼を国民は評価しない。あまりにも品性下劣で、国際的な政治家無縁だ。その麻生に食らいつく河野も落第生。国民は冷静になって、浮かれることはない。マイナ赤紙作戦の正体がばれてきている。息子に対して、為政者としてまっとうな教育をしてこなかった父親の責任も大きい。

<財政法4条を葬った罪は万死に値する!>
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2023年8月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)