教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

「日本維新の会」メッキ剥がれた…支持率3カ月連続ダウンの背景に「2つのマイナス要因」

2023年08月16日 17時23分13秒 | ニュース

「日本維新の会」メッキ剥がれた…支持率3カ月連続ダウンの背景に「2つのマイナス要因」

日刊ゲンダイDIGITAL

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「日本維新の会」メッキ剥がれた…支持率3カ月連続ダウンの背景に「2つのマイナス要因」
日本維新の会馬場代表(C)日刊ゲンダイ

 国民もその正体に気づきはじめたということなのか。破竹の勢いでブイブイ言わせていた「日本維新の会」が失速しはじめた。支持率が続落しているのだ。

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 NHKの「政党支持率調査」によると、8月の維新の支持率は4.8%だった。維新の支持率が下落するのは、これで3カ月連続である。5月「6.7%」→6月「6.2%」→7月「5.6%」→8月「4.8%」と下がりつづけている。この間、自民党の支持率は、36.5%→34.7%→34.2%→34.1%と、さほど動いていない。立憲民主党は、4.2%→4.1%→5.1%→4.7%だった。

■「第2自民党」発言と「大阪万博」の遅れが響いたか

 なぜ、維新の支持率はジワジワと下がっているのか。マイナス要因となっているのが、馬場代表による「第2自民党」発言と、「大阪万博」の大幅な遅れだ。

 ただでさえ維新は、「自民別動隊」と疑われているのに、馬場代表が「第1自民党と第2自民党でいいんですよ」と、自ら「第2自民党」だと認める発言をしたため失望が広がった。さらに、「大阪万博」の準備が大幅に遅れているうえ、経費が当初計画の1.5倍の1850億円にまで膨らんだため、「どこが身を削る改革なのか」と批判が維新に向かっている。

 ネット上では、馬場代表への批判も目立つ。

<馬場代表の疑惑について週刊誌が最近取り上げていますが、それについてまず説明責任をすることが先決ではないでしょうか><馬場代表の疑惑が次々と持ち上がっている><先ず第二自民党という発想。あの自民党に問題山積なのに>

 維新の支持率は、まだまだ下がるのか。

「維新はイメージ先行、風頼みの政党です。自分たちを大きく見せるプレゼンはうまいけど、実績がないから、話題がなくなると、あっという間に支持率は下がっていく。しかも、スキャンダルが続出している。もちろん、選挙になったら再び注目され、支持率は上がるでしょう。でも、普段から自民党の半分程度の支持率がないと選挙で躍進するのは難しい。せめて15%は必要です。人気のない馬場さんが代表のままでは、支持率は大きく伸びない可能性があります」(政界関係者)

 馬場代表は「立民がいても日本は何も良くならない」と、立憲民主をバカにしていたが、支持率は0.1ポイント差まで迫られている。

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地下駐車場の美術作品をどう守る? 大阪府に専門の学芸員不在

2023年08月16日 14時39分14秒 | ニュース

 

地下駐車場の美術作品をどう守る? 大阪府に専門の学芸員不在

 

大阪府の咲洲庁舎の地下駐車場でビニールシートをかけられて置いてある美術作品=大阪市住之江区で2023年7月、山田夢留撮影

 大阪府所蔵の美術作品105点が地下駐車場に6年間も置かれた問題で、府は保管場所の変更や活用方法を検討することになった。美術の専門家による「特別チーム」を設置し、展示のあり方を諮るという。

 ただ、取材を進めると、約7900点ものコレクションを抱える府に、美術を専門とする学芸員がいないことがわかった。コレクションを誰がどのように守るのか。ハード面だけでなく、人材の不足や責任の所在の曖昧さなどソフト面での不備も見えてきた。

 発端は1988年に新美術館の構想ができたものの、府が財政難のため96年に凍結、2001年に白紙撤回したことにある。この間に収集した美術品約7900点は、収蔵されるはずの美術館が造られず行き場を失い、そのうち大型の彫刻など105点は17年から咲洲(さきしま)庁舎地下3階の駐車場に置かれた。吉村洋文知事は7月26日の定例記者会見でも「美術館を建てるようなことはしない」と、府による新設は明確に否定した。

鑑賞だけでない美術館の役割

 実は、都道府県立の本格的な美術館が存在しない自治体は極めて珍しい。アート鑑賞という点でいえば、府内には国立国際美術館(大阪市北区)や市立の大阪中之島美術館(同)など他に施設はあるものの、コレクションの保全については問題が残る。博物館法は、法に基づく登録博物館(美術館を含む)には「専門的職員として学芸員を置く」と定めている。学芸員は作品の展示だけでなく、保管や調査研究という重要な役割を担っている。

 新美術館計画がなくなった大阪府の現状はどうか。

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