ヘクソカズラの実は、秋に茶色に熟した小さな球形の果実です。アカネ科のつる性の多年草で、夏に白い花を咲かせます。しかし、葉や茎、果実を傷つけると、屁や糞のような悪臭を放ちます。この臭いが気の毒な名前の由来となっています。実は、食用には適しませんが、薬用や化粧品に利用されることがあります。また、リースやガーランドなどのインテリアにも使われます。サオトメバナと言う別名もあるのですが、定着していないようです。
トウネズミモチは中国原産で、明治時代に日本に渡来しました。秋から冬にかけて、紫色の実をたくさんつけます。実は鳥や動物に食べられるほか、人も食べることができます。実を干したものは女貞子という漢方薬になります。
今日は朝から寒い一日になりそうです。
ヘクソカズラの実
トウネズミモチの実
