ようちゃんばあば日記

お米と野菜をつくり、保存食作り 編みものなどの日常を綴っています。

姉とお出かけ

2024-04-25 | 家族とともに
最近時々 姉と出かけることが増えています。

きのうも 北の方へ行ってみようという約束を 前からしていました。

あ~雨です。

でも 霧のような優しい雨だし ハイキングに行くんじゃないから

まぁいいかと。

待ち合わせて 姉の車に乗せてもらって国道180号線を北に 出発!

この前 北海道のなまくら和尚さまがいらっしゃったときに

ご案内した高梁市より北には わたし 自分で行ったことが

ありませんでした。

長時間出かけられない時代が長かったので 高梁が北限でした。

姉は 長い勤めを辞めて そのうち自分の時間ができてから 

ひとりドライブでその先の 新見とか北房の方面にもよく行く 

と聞いたことがあります。

あまり詳しい計画はないままに出かけました。

新見美術館は休館日だというので 高梁の成羽美術館に行きました。

今 児島虎次郎展 をしています。


山からウグイスや 何か?鳥の鳴き声が 聞こえてきます。

児島虎次郎は成羽の出身の画家で 倉敷の 大原家の奨学生でした。

大原孫三郎の援助を受けながら 3度も渡欧して 制作に励みながら

日本の画家たちの勉強のために、エル・グレコやモネ

ゴーギャンやルノワールなどのアトリエを訪ねて

直接美術作品を 画家から買い集めて

日本に送り 倉敷大原美術館ができました。

47歳の若さで亡くなるまで 大変活躍した画家でした。



雨の日でお客さんが少なく ゆっくりみて回れました。

ふたりで つい 絵にすごく近づいて指さしながらみていると 

学芸員の女性が近付いてきたので

はっと後ずさりしたら

「どうぞ 写真を撮ってくださって構いませんよ。

薄暗くて 説明が見えにくいかもしれなくて

申し訳ありません・・・」と。

なんて 優しくて親切!

そんなこと言われた美術館 初めてです。 

ほかの学芸員さんも いろいろと

「お帰りの前にショップにも お時間があれば お立ち寄りください。

ちょっとわかりにくいですけど エレベーターはあちらです。」

などと とても親切。


ベルギーに住んでいた時期の絵かな。



日本に帰ってから…


ペインティングナイフで書かれた作品が多くみられました。

これは「酒津の農夫」

虎次郎は 光の表現がすばらしいです。


細い筆も使って 細かくも描かれています。

「登校」という作品。

遺族から寄贈されたそうです。


中国や朝鮮にも行っています。


エジプトにいった時の様子は 1Fで パネルでたくさん 

展示されていましたが

写真を撮るのは難しかった。


虎次郎の世界を堪能した後 ショップでコーヒーをいただいて

お昼前になったので 食事ができるお店をスマホで探し

行ってみましたがましたが 店が少ないうえ 

水曜日は休みのところが多かった…

そのまま車を北に走らせて 吹屋(ふきや)方面まで。

写真が撮れませんでしたが すごく険しい山が両側から迫ってきて

雨が降っているので山霧が立ち上って 美しい風景でした。


昔 銅山で 大変栄えた町です。
赤い弁柄で統一された町並みです。

この町も食事ができるお店が少ないうえ 水曜日でお休み

だったりして。

やっと 古くから続いている 手打ちそばとうどんのお店に

2度目に覗いて(最初はいっぱいだった)やっと入れました。



干しシイタケのだしの香りが懐かしい田舎けんちんそばです。

山の中だし 雨なので 歩いているお客さん 少ない~


車に戻るまでの途中に 元お醤油と酒を造っていたというお店に寄り

奥さんの話をいろいろ聞きながら お買い物。



ナタマメ茶です。

乾煎りしてくださいとのこと。

ナタマメは うちでも昔 栽培していて 

味噌漬けが父の好物でした。

よかったら種をどうぞ~と言われたので もらって帰りました。

ひさしぶりに 蒔いてみましょう。 


麦みそは あまり食べたことないけど 「美味しいですよ」

と言われたので 買ってみました。

青唐辛子味噌!すごく辛そう。

ようちゃん味噌の原点は 寒い地方の青南蛮味噌とやらを聞いて

青唐辛子いっぱいで作りはじめ 

評判は良いがあまりに辛いので のちに 茄子や人参などの野菜を

たくさん入れて万人向きになって行ったのです。

最初は ハバネロだけの味噌も作ったことがありましたよ(笑)



久し振りに すごく辛い味噌をたべました!

お弁当の隅にちょっとで良いわ。

素敵な一日でした。

にほんブログ村「田舎暮らし」ランキングに参加しています。

ぽちっと ↓の うさぎをクリック お願いします。

 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ

コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 畑仕事 種まき | トップ | 筍が不作です »

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (おとめ)
2024-04-25 07:25:46
姉妹揃ってのお出かけ、いいですね。
私も姉と二人姉妹。
姉は、キャリアウーマンで仕事一筋。母が留守を預かり主婦ししてました。
姉とは、お忙しなかでも、時間を作りお出かけし、また母と三人でも、お出かけしたのですが、母も歳をとり、姉は、ここ一年半ほど前から、体調がよくなく、しばらくお出かけしていません。
お二人揃ってお元気で、車でてかけられるなんて、羨ましいです。

素晴らしい絵画ですね。
学芸員さんのお言葉も、嬉しいですね。
返信する
 (dogdali)
2024-04-25 07:32:29
いつもユニークな絵を描いておられるなと見せてもらっています。話を加えて素敵な絵本が出来そう。楽しみにしています。
返信する
Unknown (たいぴろ)
2024-04-25 08:58:12
姉妹でお出かけ良いですねー。私も姉が欲しかったなあって今更ながら思います。趣味も意見も合わない兄しかいないので..苦笑。
昔ながらの街並み散策、私もしたいです。老舗の味噌屋さんもいいですね。
返信する
Unknown (keba)
2024-04-25 09:54:08
身近なところにいい場所たくさんありますね。
あたし子供の頃から姉妹がいる友達がすっごく羨ましかったんですよ。
それもあって2歳年下の従姉妹とは仲良し。
ようちゃんのエントリー見て、そのときの気持ちが蘇ってきました。
返信する
ようちゃんへ (ミッキー)
2024-04-25 10:21:05
加島虎次郎
懐かしい名前です
確か大原美術館で説明を受けた記憶が・・・
お姉さんと同じ趣味を共有しながらドライブ
素敵ですね。
そしてシットリとした街並み
此方も・・・
ようちゃん味噌の原点を思い出させてくれたお出かけでもあったんですね
返信する
へえ~ (ぐり)
2024-04-25 15:42:45
ぺぃん天狗ナイフでかかれた
絵の小説を読んだばかりです
この子供の絵が好きです
お姉様といいですね
返信する
おとめさん (よう)
2024-04-25 18:49:13
姉も私も 結婚しても子育ての時期も 長く勤めをしましたが 家庭の事情で
定年までは 勤めが続けられませんでした。
家はそう遠くないので お互いに家を訪ねることはあっても
二人で一緒に出掛けられるようになったのは ここ2年前くらいから やっとです。
姉ですが おたがいに 車で出かけられるのは ありがたいことと思います。
美術館は静かに鑑賞するのは当たり前ですが それでも こうして
小さい声で 気が付いたことを色々話しかけてくれる学芸員さんたちに
この美術館の方針が伝わってきました。
返信する
dogdaliさん (よう)
2024-04-25 18:51:04
孫の絵ですね。
彼女は 物語の中に浸って それを表現するのが得意なんだなと思います。
そのうち絵本を描くようになるかもね。
返信する
たいぴろさん (よう)
2024-04-25 18:56:30
同性のきょうだい ほしいですよね。
うちの息子は 3人きょうだいでも 姉と妹にはされた男一人なので 
兄でも弟でもどっちでもいいから 男きょうだいが欲しかったと言います。
もう これは どうにもならないことだけど。
古い町並みが 住民一致で保存に力を入れており とても 美しいです。 
この味噌屋さん・・・というか 昔はお酒と醤油を作っていた古いお店ですが
父親が亡くなって酒造りをやめ ご主人が亡くなってお醤油も作れなくなり
奥さんひとりで 仕入れた味噌醤油で お店をされていました。
返信する
kebaさん (よう)
2024-04-25 19:02:22
歴史の古い地域ですから いろんな町があります。
高度成長に乗って 古いものを壊すに任せた町も多いでしょうが 割と古いものの良さに気が付き
それを保存する動きが早かったので 状態が良いです。
kebaさんは 従姉妹とは仲良しで お互いに信頼関係があるようすを
時々聞かせてもらって 良いな~と思っています。
血のつながりはなくても 心がつながっていますね。
返信する

コメントを投稿

家族とともに」カテゴリの最新記事