昔…私が子供のころは 玄関わきに 「押し売りお断り」と筆で書かれた
表札のような立派な木札がかけられている家が多かったです。
うちには 架けてなかったけどね。
その頃「押し売り」といえば
怖いオジサンが 玄関先で 風呂敷包みをあけて
「おくさん ゴムひも買わんかね?」といい
「間に合ってます!」と断ると 包丁を出してすごむ。
あるいは 物売りを装って訪問し 留守なら上がり込んで
泥棒もする そんなマンガを よくみたものです。
都会では 玄関を気軽にあけないよう鍵をしっかり
かけ 時には 息をひそめて 居留守も装ったりしたかも。
農村地帯では 知らない人が来ると 外で働いている
沢山の人に見られるので 自然に犯罪抑止となるから
たいてい 表も裏も あけっぱなしでした。
わたしが 小学生の頃の夏休み 大人はみんな田んぼに出て
たまたま 私一人だったとき 女のひとの声がして
玄関に出てみると ・・普通の ちょっと太ったおばさんが(怖くない雰囲気)
「おじょうちゃん ひとりで留守番?えらいねえ。
この貯金箱 可愛いじゃろ?お小遣いで買える値段よ。
どう 買わん?」という。
聞いてみると 本当に わたしの貯金箱にあるお金で買える。
かわいい猫の貯金箱 欲しいなあ~とおもい
決心して 買っちゃった。
お昼になって 祖父母と母が 田んぼから帰ってきたので
ひょっとしたら 叱られるか それとも ひとりで買い物したのを
ほめてくれるか ちょっとドキドキしながら 見せたら
やさしい祖父が びっくりして
「おお ようひとりで買うたなあ。何ごとも無うて よかったな。
押し売りに へたに断ったら 何されるかわからんぞ」と
ぎゅうっと 抱きしめてくれました。
ひええ あのおばさん 押し売りだったのかあ。
もしかして 包丁持ってたのかなあ?(笑)

もうかれこれ 50数年昔のことなのに これを見ると思い出深く
いまだに部屋にある あの時の 可愛い貯金箱です(笑)
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猫の貯金箱思い出の品ですね
今でも使って見えるのですもの
気に入られたのですね
おうちの人に怒られなくてよかったですね
この貯金箱を見ると 当時のことが思い出されて
ようさんの頭の中の アルバムの1ページになっているのですね。
思い出とともに 割らずにもっていて良かったです。
お孫さんがようさんと畑仕事をした コロナ休校のことも
何年経ってもきっと 頭のアルバムに織り込まれていますよ。
何とも素敵な貯金箱♡
そしておじいさまの温かさ!!
若いころ、私は小心者で断れないし、きちんと意見も言えない人でした。
だから!嫁いで鍛えられました!そんな大人しいことでどうする!と義兄弟にまで鍛えられました(泣)
いまだにハッキリものを言えないことも残っているのですが(こうして書くことで意見を言えるようになりました)、
でもね、なぜか!こんな人間でも騙されたということはないのです(*^^*)
でも!もう大丈夫! 年の功というものが付いてきましたからね(^_-)-☆
眺めているだけでもいい貯金箱!お話も素敵です。
私でも買ったと思います。
こんなとき大人は「あぶないでしょ!」と叱るものですが、
おじいさまは優しいですね。
こういう言い方をされる方が心に残って次から気を付けるものでしょう。
私のふるさとも夜寝る時しかカギを掛けませんでした。
その当時は出歩いている人は知っている人ばかりでした。
が、中学の頃、友達のおばあさまが留守番をしていて
強盗犯に殺されるという事件がおこり、それからは「カギを掛けよう」運動が起きました。
だんだん町が盛んになると人の出入りも多くなり、不穏なことも起こります。
私は東京に住んで居て、人が訪ねてきても簡単にドアは開けません。
電話も登録している人しか出ません。
用事があれば留守電に残してくれ、というところで
物騒な世の中です。
怒りもせず 褒めてぎゆーのおじい様 あたたかく優しい方だったのですね
いい思い出ですね
私も子供達孫たちにこんな思い出を残せたか? フッと思いました
優しそうな顔と 買える金額だったので ようさんもついつい・・・ですね
最初の転勤地では 地元の方は ほとんど鍵をかけていませんでしたね
でも 新幹線・高速などの発達により 外部からの犯罪者が多くなり
最近は 皆 鍵をかけているようです
独身時代に スキーで友達のお家に泊めてもらうのに 早く着いたので ピンポーンとしたら
出てきた人が 見たことも無い人だったので
ビックリ! その方は 留守中の家で水道を直している業者さんと分かり またまたビックリ!!
友達ご家族も 地元の業者さんなので 知ってい居る方だったので 買い物に行ってくる
と出かけたというのです
でも そんなのんびりした生活 懐かしいですね
大人の対応で変わりますね、(ちょっと振り返る我が処し方。。。)
ぎゅっと抱きしめては、洋行されたお爺様ならでは
テレビでね、外国の方との交流で感じたのは、
スキンシップって、大人になっても嬉しいって話してらっしゃるのを聞いた。
可愛い貯金箱は、ますます可愛いままの思い出として残りますね。
家にいて自分で買い物できることにわくわくしました。
むかしは 家には 行商がいろいろ売りに来て 大人が買うのを見てはいましたからね。
こどもころ…特に祖父には がみがみ叱られた記憶はほとんどなく
ありがたい幸せだなあと 子供心に思っていました。
「けがはなかったか?」と心配してくれました。
大きくなったら 子供や孫に 気を付けて物を言おうと思ったことを覚えています。
この貯金箱は 陶器やセルロイドでなく 樹脂の様な素材でできており
底の部分の重りもしっかりしています。
ウインクしたスマートな白い猫 おしゃれだなあと思いました。
変わることができますね。
ゆりさんが いつも よくなろうと 努力を重ねた成果ですね。
ブログも その手助けになりますね。
面と向かってしゃべると ついうっかり後悔するようなことを
言ってしまうおそれがあるので 言葉を控えたりして時機を逸することもありますが
ブログは 言葉を選んでから発信できる安心があると思います。
これを繰り返すことで 鍛えられ おしゃべりも上手になる気がします。
ブログ 続けましょうね~~