Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

にほんたんじょう

2007-01-27 | うちの子に御用?
 うちのルーク・スカイウォーカー(8歳児)が図書館で借りてきた本シリーズ。今回は日本神話。古事記に記された神々の物語を美しい色彩で描いた絵本である。これは1967年に出版されていたものを復刊したものだそうだ。いざなぎ、いざなみを中心に据えたこの物語自体は、愛の物語であり、冒険譚でもある。黄泉の国へいざなみを連れ戻しに行くいざなぎが、遭遇する黄泉醜女(よもつしこめ)。その悲しいエピソード。日本神話の世界を現在のSFX技術で映画化したらさぞ魅力的な和製ファンタジーができるだろうに・・・。

ルーク「ちち(注・ちちと呼ばれている)。「にほんたんじょう」読んでくれた?」
アナキンtak「読んだよぉ。」
ルーク「日記には書いた?書かないと日本人じゃないよ。」
・・・そういう台詞がどこから出るんだろう?。

にほんたんじょうにほんたんじょう
岸田 衿子

岩崎書店 2002-04
売り上げランキング : 238813

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


 名前は知っているけれど、物語の詳細はすっかり忘れていたのでとても勉強になったなぁ。日本という島国ができるまでの物語。天の浮橋から矛で泥海をかき回して島ができる場面は感動的。そこに住むこととなった日本のアダムとイヴ、いざなぎといざなみ。二人の結婚の場面はつつましくも美しい。

 日本神話といえば、かつて東宝が撮ったよね「ヤマトタケル」。高嶋政宏扮するヤマトタケルが三種の神器を手にして悪に立ち向かうお話。三種の神器というアイテムを手に入れながら旅する展開はまるでRPGゲームのようだった。天空より出でたる銀色の巨人宇宙竜神が、キングギドラそっくりのヤマタノオロチと対決するクライマックス。あまりにも軽いお話になってしまった神話の世界をポカンと見ていた気がする。ルークがまだ幼稚園行っていた頃に一緒に観たんだけど、あのときは単なる怪獣映画と思ってただろうな。クマソガミなんてハリーハウゼンものに出そうな造形美だった。光線を発っして宙を舞う沢口靖子には笑うしかなかったが・・・。

ヤマトタケル

 日本にはいい物語がたくさんある。民話も含めてこうしたことを語り継ぐことが、日本人の情緒を次の世代が受け継ぐことになると思うのだ。法律で「愛国心」を記すよりよっぽど。

ルーク「でもさ、このお話は”つくりもの”なんやろ?」
アナキンtak「何故?」
ルーク「やりみたいなので引っかき回して今の陸地が出来たんじゃないし、進化が進んで今の人間ができたんだよね。このお話はその通りじゃないよね。」
・・・現実主義者だなぁ(笑)。でもルークは、物語としての神話に十分魅力を感じていた。これも未来につながる第一歩なのかもね。
ブログランキング・にほんブログ村へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする