家で映画を観るときって、腰を据えて観られる分だけディティールをじっくり見たい映画を選んでしまう。映画ファンを公言して以来、ビデオで鑑賞した映画も多々ある。中でも繰り返し見たものとなると・・
①「ブレードランナー」(1982)
ハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督のカルト的人気をもつSF映画。難解だと言われながらも、僕の周りではこの映画のダークな魅力の虜になった友人は多かった。画面にミレニアム・ファルコン号(SWのハン・ソロの宇宙船)が映る瞬間がある!という噂があり、「どこ?」と議論したのも懐かしい。ダリル・ハンナもルトガー・ハウアーもみんな若かった。ショーン・ヤングに迫る場面が好き。
「say, "I love you"」
②「アンタッチャブル」(1987)
僕にとっての”喝入れ映画”は迷わずこれ!。だから落ち込んだ日に立ち直るためには、一人で家で見る必要があるのだ。ケビン・コスナーの正義感に励まされ、ショーン・コネリーの言葉一つ一つが自分に語りかけられたように聞こえてくる。ラストの法廷で、アル・カポネに「授業終わり」とカッコつけるエリオット・ネス。くーっ!かっちょいい!
「オレの仕事を正当に評価しない上司連中に、この一言を言ってやりたい!」
そうして悶々としていた僕の気持ちは、明日に向かって立ち直っていくのだ(笑)。
③「イヴォンヌの香り」(1994)
パトリス・ルコント監督の映画は、一人でじっくり観たい。「髪結いの亭主」「仕立屋の恋」で主人公の切なさに浸るのもいい。「タンゴ」で男と女について哲学するのもいい。「橋の上の娘」で本当に心を通わすってどういうことかを感じるのもいい。でも僕が心底一人っきりで観たいのは「イヴォンヌの香り」。美女を見つめるカメラのフェチな視線と、映画を観ている僕らの視線が重なり合った瞬間の”至福のひととき”。「私たちの代わりに沈んでもらいましょ」とイヴォンヌが脱いだ下着。
彼女のヒップが、風に揺らめく白いスカートからチラチラのぞくあの名場面。誰にも邪魔されずに、一人でじっくり観たいもんです。
④「マンハッタン」(1979)
ウディ・アレン監督作も、大勢でキャァキャァ言いながら観る映画じゃない。「カイロの紫のバラ」で涙するもよし。「スリーパー」や「SEXのすべて」でバカ笑いするもよし。「ボギー!俺も男だ」で、我が身を見つめ直すのもよし。「マッチポイント」では、スカーレット・ヨハンソンの美しさをテレビの前で独り占めしちゃおう。僕のお薦めは、大好きな「マンハッタン」。特にオープニングは、家でじっくり浸りたい。ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」をバックにニューヨークの風景が美しく映し出される。モノクロの美しい映像が絵になるんだよねぇ。
他にもきりがありませんが。「007」シリーズやビリー・ワイルダー監督作も、じっくり腰を据えてみなおしたいなぁ。
①「ブレードランナー」(1982)
ハリソン・フォード主演、リドリー・スコット監督のカルト的人気をもつSF映画。難解だと言われながらも、僕の周りではこの映画のダークな魅力の虜になった友人は多かった。画面にミレニアム・ファルコン号(SWのハン・ソロの宇宙船)が映る瞬間がある!という噂があり、「どこ?」と議論したのも懐かしい。ダリル・ハンナもルトガー・ハウアーもみんな若かった。ショーン・ヤングに迫る場面が好き。
「say, "I love you"」
②「アンタッチャブル」(1987)
僕にとっての”喝入れ映画”は迷わずこれ!。だから落ち込んだ日に立ち直るためには、一人で家で見る必要があるのだ。ケビン・コスナーの正義感に励まされ、ショーン・コネリーの言葉一つ一つが自分に語りかけられたように聞こえてくる。ラストの法廷で、アル・カポネに「授業終わり」とカッコつけるエリオット・ネス。くーっ!かっちょいい!
「オレの仕事を正当に評価しない上司連中に、この一言を言ってやりたい!」
そうして悶々としていた僕の気持ちは、明日に向かって立ち直っていくのだ(笑)。
③「イヴォンヌの香り」(1994)
パトリス・ルコント監督の映画は、一人でじっくり観たい。「髪結いの亭主」「仕立屋の恋」で主人公の切なさに浸るのもいい。「タンゴ」で男と女について哲学するのもいい。「橋の上の娘」で本当に心を通わすってどういうことかを感じるのもいい。でも僕が心底一人っきりで観たいのは「イヴォンヌの香り」。美女を見つめるカメラのフェチな視線と、映画を観ている僕らの視線が重なり合った瞬間の”至福のひととき”。「私たちの代わりに沈んでもらいましょ」とイヴォンヌが脱いだ下着。
彼女のヒップが、風に揺らめく白いスカートからチラチラのぞくあの名場面。誰にも邪魔されずに、一人でじっくり観たいもんです。
④「マンハッタン」(1979)
ウディ・アレン監督作も、大勢でキャァキャァ言いながら観る映画じゃない。「カイロの紫のバラ」で涙するもよし。「スリーパー」や「SEXのすべて」でバカ笑いするもよし。「ボギー!俺も男だ」で、我が身を見つめ直すのもよし。「マッチポイント」では、スカーレット・ヨハンソンの美しさをテレビの前で独り占めしちゃおう。僕のお薦めは、大好きな「マンハッタン」。特にオープニングは、家でじっくり浸りたい。ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」をバックにニューヨークの風景が美しく映し出される。モノクロの美しい映像が絵になるんだよねぇ。
他にもきりがありませんが。「007」シリーズやビリー・ワイルダー監督作も、じっくり腰を据えてみなおしたいなぁ。