◼️「プリンス サイン・オブ・ザ・タイムス/Prince : Sign O' The Times」(1987年・アメリカ)
監督=プリンス
出演=プリンス シーラ・E シーナ・イーストン
80年代は映画に活躍の場を広げたアーティストがたくさんいた時代。スティング、マドンナ、フィル・コリンズ。もちろんマイケル・ジャクソンも。われらがプリンス殿下もその一人だが、単に出演しただけではない。「パープルレイン」ではアカデミー賞歌曲賞を獲得、「アンダー・ザ・チェリームーン」では監督も兼任。本業もしっかりこなしながら、独自の世界を描いてみせた。だけど殿下のいちばんの魅力は、演奏している時のステージアクションや演出のカッコよさだと思うのだ。
映画「サイン・オブ・ザ・タイムス」は、ヨーロッパ公演を記録した作品。アルバムジャケットを再現したステージセット、時折寸劇(コントじゃねえぞ)を挟む演出が心憎い。「パープルレイン」でも激しいプレイが見られたが、「サイン・オブ…」では、ギター弾きながらスライディングしたり、趣味の悪いデザインのギターをかき鳴らす姿にとにかく惚れ惚れする。
I Could Never Take The Place Of Your Manは、この映画で聴くことのできるバージョンがいちばん好き。当時の彼女だったシーナ・イーストンも登場。バックバンドでは、シーラEがドラムセットに陣取って、素晴らしいプレイを見せてくれる。80年代最後にプリンス殿下の九州公演があった時に行っておくんだったなぁ。そんな大昔のモヤモヤした気持ちはこの映画を観るとふっ飛ぶ。
映像作品では「グラフィティ・ブリッジ」を観たことないので、挑んでみたい。
(蛇足ですが)
ブルーノート福岡でシーラEのライブを見たことがある。ステージ向かって右の最前列の席で、コーラスのおねいさんと会話できて、セットリストがチラ見できるくらいの距離。ブルーノートでは、ラテンパーカッション奏者としての出演が多かったシーラEが、その回は珍しくロックミュージシャンとしてのライブ。80年代のヒット曲満載のステージだった。ティンバレスを叩きながら歌う勇姿を目の前で見られてもう感激。屈強な警備員のおにいさんに付き添われてステージを降りるシーラEは、目の前にいた僕に、ネーム入りのドラムスティックを2本手渡してくれたのでした。リムショットの傷も生々しいそのスティック、家宝でございます。
映画「サイン・オブ・ザ・タイムス」は、ヨーロッパ公演を記録した作品。アルバムジャケットを再現したステージセット、時折寸劇(コントじゃねえぞ)を挟む演出が心憎い。「パープルレイン」でも激しいプレイが見られたが、「サイン・オブ…」では、ギター弾きながらスライディングしたり、趣味の悪いデザインのギターをかき鳴らす姿にとにかく惚れ惚れする。
I Could Never Take The Place Of Your Manは、この映画で聴くことのできるバージョンがいちばん好き。当時の彼女だったシーナ・イーストンも登場。バックバンドでは、シーラEがドラムセットに陣取って、素晴らしいプレイを見せてくれる。80年代最後にプリンス殿下の九州公演があった時に行っておくんだったなぁ。そんな大昔のモヤモヤした気持ちはこの映画を観るとふっ飛ぶ。
映像作品では「グラフィティ・ブリッジ」を観たことないので、挑んでみたい。
(蛇足ですが)
ブルーノート福岡でシーラEのライブを見たことがある。ステージ向かって右の最前列の席で、コーラスのおねいさんと会話できて、セットリストがチラ見できるくらいの距離。ブルーノートでは、ラテンパーカッション奏者としての出演が多かったシーラEが、その回は珍しくロックミュージシャンとしてのライブ。80年代のヒット曲満載のステージだった。ティンバレスを叩きながら歌う勇姿を目の前で見られてもう感激。屈強な警備員のおにいさんに付き添われてステージを降りるシーラEは、目の前にいた僕に、ネーム入りのドラムスティックを2本手渡してくれたのでした。リムショットの傷も生々しいそのスティック、家宝でございます。