せっかく朝早く起きたものの、天気が優れない。
そうこうしていると、どうにか雲の合間から太陽が顔をのぞかせた。
朝食後、ベランダから太陽を見ると、早くも部分日食が始まっていた。
実際には、出勤時間帯と重なったため、金環日食をこの目で見ることは不可能だったのだがその時間帯、テレビの画面はどのチャンネルを見ても指輪のようなきれいな金環食がライブで写されていた。約900年ぶりとのことだ!
今夜のニュースはこの金環日食オンパレードだろう。国会では衆議院の社会保障と税の一体改革特別委員会で野党の追及が始まったというのに・・・・
やっぱり、太陽は凄いなぁと改めて感心した。光が強い。どんな大容量の照明でも太陽光には負ける。
地震、竜巻、雷、台風などの大災害と比べ、こんな平和な自然現象で老若男女が大騒ぎすることはない。やっぱりあなたは心の太陽だ!?
でも、きょうのネット記事で少しショックだったのは・・・神戸市内の男性が「金環日食の観察中に気分が悪くなった」と眼科の病院を訪れ、話を聞いてみると「スーパーの半透明のレジ袋を通して太陽を見た」といい、約1時間後に気分が悪くなったと訴えたという。診察の結果、男性に異常はなかったということでホッとしたが、前日にあれほどテレビなどが観察の注意事項をコメントしていても、やっぱりいるのだなぁ・・・と驚いた。
また、滋賀県東近江市では交差点で、女性運転の乗用車が、信号待ちで停車中の乗用車に追突。けが人はなかったが、追突した車の女性は、県警東近江署の調べに「金環日食に気を取られ、脇見をした」と話しているという記事(読売新聞から抜粋)。
まぁ、あきれる事故だ。
宇宙の天体ショーは次は6月6日。近世の太陽面通過がある。この天体ショーも次回は105年後、2117年12月11日まで観測できないという貴重なショーだ。せっかく購入した専用に眼鏡を棄てないようにとのことだ。
国立天文台HPも・・・ http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20120606-venus-tr/ 参考に。