たまには、海外のことを・・・
アメリカの大統領選挙に向けた予備選挙は「ミニ・スーパーチューズデー」。共和党では不動産王トランプ氏が3州で、民主党ではクリントン前国務長官が4州でそれぞれ勝利した。両氏が指名獲得に向けて前進した。
問題はトランプ氏。選挙戦術に長けているのだろう。テレビを見ていてもよく分かるが、非常に派手なパフォーマンスでしかもセンセーショナルな発言でトランプ氏陣営にフィーバーを起こしている。このような戦術だからアメリカのマスコミがトランプ氏の動きをどんどん取り上げ、米国全土にトランプブームが広がっているようだ。
ただ懸念されるのは、彼には数の論理しか見えてこない。“支持者がどんどん増えればよいとしか考えていない”ように思えるのだ。
各マスコミの取り上げ方も問題だ。政策がごく一部分しか私たちに伝わっていないのが心配だ。全世界が協調し、地球が一体になって政治を進めて行かなければならない時代に、前近代的な人種差別発言をしたり、ややピントが外れた発言があったり・・・世界をリードしているアメリカ合衆国の大統領に本当に相応しいかどうか?不透明な部分がある。
民主主義先進国、アメリカでこのような人が大統領に就任するとは私は思わないが怖いのはトランプ氏ブーム。このブームが続けば????
米国民にはバランス感覚の優れた大統領に就任してもらいたいと思っているのは私だけではないはず!