“立てばシャクヤク座ればボタン”といわれるシャクヤク(芍薬)が咲き始めた。
日曜日朝、いつもの住宅街を抜けるコースを歩いていると、我々と同年代と思えるご主人が玄関前で庭の手入れをしていた。そのご主人が明るく声を掛けてきた。
2階建ての家の前庭には多くの植物が植えられ、これは手入れも大変だろうと中庭を拝見すると、まもなく旬を迎える芍薬の花が。
また庭の片隅には石楠花(シャクナゲ)の花も。
「これは珍しい石楠花で、花の色が変わるんです。」と言って説明を始めた。「最初は赤っぽく、だんだんピンクに変わり、最後は白になる。珍しいでしょ!」自慢のひとつなのだろうか・・・?
シャクナゲはツツジ科の植物、「夏の思い出」という尾瀬の歌にも出てくる花。
芍薬と石楠花、そして躑躅、この季節に美しく咲く花だ。