きょうから春の全国交通安全運動が始まった。
各地で交通事故防止に向けたいろいろな催しが行われているが、今年は4年に一度の統一地方選挙が4月にあったため、5月に日程が変更された。
先日、大津市で保育園児の列に車が突っ込み2人が死亡した痛ましい事故は、ニュースなどを見る限り、普通車を運転していた女性が右折時にきっちり停止することで防ぐことが出来たのではと考えると、残念でならない。ほんのちょっとした基本ルールが大きな事故につながる危険性を秘めているいることを実証した。私は、車を運転している時、絶対に焦らないように余裕を持って運転している。
それはウォーキングしている時でも同様で、周囲の安全をしっかりと確認してからでないと道路を横断しないようにしている。しかし、近頃、特に高齢ドライバーの我儘運転、マナー・法令無視が多くなっているようで、残念だ。
歳をとると反応が鈍くなってくる。また動体視力も低下している。だから、私自身、去年からなるべく運転は避けるようにしている。若い時だったら反応も速いし、動体視力もそんなに悪くなかった。ところが老いが始まっていることをしっかり自覚していない高齢ドライバーが多すぎるように思うのである。
公共交通機関の交通事情が悪く不便だから仕方がなく運転している人もいるだろう。だのに、マナーを守らず“わが道を行く”自分中心の高齢ドライバーにはヒヤッとさせられ、驚かされる時が多い。
交通事故は起こってからでは遅いのだ。起こらないよう周囲を十分に確認しながら運転できないならば運転免許を返納し、タクシーやバス、電車を利用した方が良いのではないだろうか・・・とふと考えた。
有名な寺の入り口に掲示されていたことば。。。