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よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

立冬の穏やかな昼前に

2019年11月08日 | Weblog
 昔に比べ今の天気情報はかなり正確だ。~~『昼前からは穏やかな秋晴れとなるでしょう』と~~。天気は安定期に入っているようだ。
    
 
 本当は紅葉が始まった渓谷へ行きたかったのだが、遠くに住んでいる大学時代の友人から電話があり、“遊びに行きたい”とのこと。
ある程度の観光資料を集めて近辺を紹介しなければなどと考え、JR駅構内などへ往は路線バス、復はウォーキングで散策を試みた。
  ハナミズキが紅い実を付け紅葉している。
 近年整備されて新築の民家が多い場所で、以前から気になっていたお宅の庭(自宅前の広い庭に野菜や園芸作物ををいろいろ作っている)を覗いていると、高齢の奥様が私に寄って来て声をかけた。
  
 実は気になっている柑橘の木があったのでラッキーと思い、早速話し始めた。
 目の前には、大きな実が色付き始めた柑橘の木。
(私)「この木は何の木ですか?甘夏柑にしては少し色付くのが早いのですが・・・」
(奥様)「レモンの実ですよ〜」
(私)「え〜っ、レモンは丸く細長いのでは・・・?」
(奥様)「橙のような形をした大レモンなのですが、大きすぎて絞るのが大変です」(私)「こんなに大きなレモンを見たのは初めてです」・・・。
 このレモン、伊予柑や甘夏柑ぐらいの大きさで直径は15センチ余り、黄色く色付き始めそろそろ収穫してもよいぐらいに成長していた。
  
 その横には温州ミカンの“小”ぐらいの実がなっていた。
(奥様)「あれは大キンカンの木ですよ〜。味もよく美味しいキンカンで京都の呉服屋さんが紹介してくれた」と木の特長などを教えてくれた。
キンカンと言えば直径は2~3センチ程度なのだが、大キンカンは5センチはあるだろうか、オレンジ色になった実が多く生っていた。

 この他、野菜の話をすること約30分間。私の次の予定時間が迫って来たので「また伺います」と告げこの場所を後にした。

 ・・・・それにしても約80坪はあるだろうか、広い庭(野菜・果物畑)に愛情を注ぎこみ栽培を続けているのには感服した。頑張る元気な姿の高齢者に接し、パワーをもらった。
 
 雲が少しあったが穏やかな天気に恵まれ、柑橘の勉強をした有意義な立冬の帰り道だった。 
 
 ※『秋の夕焼け』シリーズ、本日分はいつもの時刻より少し遅め、夕焼けはやはり美しい!
  明日も秋晴れになりそうだ!