今年は木の周辺に雑草が多くて、中に入っていくことが出来なかった。
黄色い実が明るい太陽の光を受け、イキイキと輝いている。
私たちの年代だと、故島倉千代子さんや安田祥子さんの歌で耳に残っている"カラタチの花"の曲。北原白秋作詞、山田耕筰作曲の唱歌だ。
※今年3月末撮影、トゲが沢山あったのが印象に残っている
。
『からたちの花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ
白い白い花が咲いたよ
からたちのとげはいたいよ
靑い靑い針のとげだよ
靑い靑い針のとげだよ
(中略)
からたちも秋はみのるよ
まろいまろい金のたまだよ・・・』
まろいまろい金のたまだよ・・・』
※今年3月末撮影
その昔は、生け垣に良く植えられていた。生け垣はレンガ塀やブロック塀に変わり、現在ではアルミ製のものに変わったりして、ほとんど見かけない。
この木は鋭いトゲがあったため使われていたようだ。
現在では温州ミカンなど柑橘類の台木として使われているとも聞く。
柑橘類の色付きはあと少し、"秋"の声とともに、ミカン🍊もいよいよ登場するが、今スーパーなどの店頭に出ているのは早生温州や極早生の品種だ。