古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

一九八四年(新訳版)   ジョージ・オーウェル

2023-09-21 05:43:29 | 小説の紹介
今度、文学賞に出そうと思っている作品も、ひと月以上

あるが、終わり、もう少し寝かせて、もう一度読んでみ

て出そうか検討してみようかな、と思っています。

その作品もSFチックな風合いなんですけどね。純文学

の賞にSFってどうなんですかね。でも、テーマは自由

ということらしいですよ。

相も変わらず、金欠で、困っていますが、フィリップ・

K・ディックも相当なボンビーだったそうですね。

今日のレビューはジョージ・オーウェル氏ですよ。

SFの金字塔ですね。

高橋和久・訳

旧訳版を持っていたが、読んだのか、よく覚えていないが

売れてしまった。ビッグ・ブラザーという支配者にテレス

クリーンによって監視されている世界。ウィンストンと

ジュリアは、ビッグ・ブラザーに反抗し、恋仲になるが捕

らえられ、101号室に送られることになる。ここら辺の

洗脳の描写は読んでいても辛かった。近年、まれにみる

読書の辛さを感じてしまった。それでも、なんとか読み通せた

のは、やはり、そういう監視というか管理社会が行きすぎると

どうなるのかに興味があったからだろう。

旧訳、きっと、読み通せなかったんだろうなあ。

                    (鶴岡 卓哉)


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