無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

初雪 冬支度の自然菜園

2019-11-29 08:42:02 | 日々の自然菜園

自然菜園シリーズ累計10万部記念講演会 
『生命(いのち)を育む自然菜園 ~今、地球にできること~』
決定!!
2020年1月18日(土)13:30~16:30新宿文化センター(3F)小ホール
前売り券販売始まりました~。

自然菜園スクールをはじめて12年。7年前に出版された『これならできる!自然菜園』(農文協)を皮切りに、5冊の自然菜園シリーズが発売されました。
今回10万部を超えて初の東京新宿講演会!!講演会の後に、懇親会もございます。

皆さまとお会いできること楽しみにしております。

Facebookの講演会サイトもございます。
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本日、のち














初雪が降りました!先週まで温かく、醤油絞り、味噌仕込みを終え、秋のようだったので、一遍して雪が舞っております。

ニワトリたちは、寒さに強く元気いっぱいです。新しい大きな小屋にも慣れて、新人の廃鶏たちも慣れてきました。












ちょっと遅いのですが、それまでが温かかったので、ニンジンの自家採種のための母株を選び、先に植えたダイコンの隣に埋めました。

中央には、自然農法の種子「新戒青菜」コマツナを植えました。

うちでは、ダイコン、ニンジン、カブ(コマツナ)をワンセットで川の字に植え、塔立ち前に寒冷紗トンネルで自家採種しております。

今回は植えるのが遅かったことと、シカの食害除けに不織布とピンクテープを張ってあります。


今年は台風やらなんやらで忙しく、温かったこともあり、冬支度がずいぶんのんびりだらだら暇なちょっとした時間に進めております。

ワラも寝かせておくと、すぐに納豆菌などで発酵し分解が進んでしまうので、すぐに移動できないものは、田んぼの畦などに斜めにして地面に触れないようにしておくだけで、ずいぶんと長持ちします。

もし大量にワラをそのままきれいな状態で保存したい場合は、ブルーシートで被う前に、
木の棒や板で、地面につかないようにしてから、雨に濡れる前にしっかり覆うことがポイントです。



うちでは、来春の踏み込み温床で加工ワラを写真のように立てて保存しております。

お米の脱穀と同時に行えば、田んぼで綺麗なまま保存できるのですが、キレイすぎると踏み込み温床で温度が上がりにくいので、
最近では、少し雨などに当てて水分を含ませてから立てておくと、しっとりとして吸水率が高いので好みでタイミングを観てやっております。

今回は、雪が雨が降りそうなので、昨日夕方立てたら、今朝雪だったので、間に合ったようです。


踏み込み温床の内部に入れるワラや苗代に投入するワラは、ある程度吸水・発酵しかけたところをワラカッターで刻んで、もみ殻ビニールという厚いビニールに保存することで、ネズミの温床にならないように冬の間保存しておきます。

ワラをそのまま放置すると、ネズミの温床(巣と産室)になってしまいがちなので、霜が降りるようになってから扱うことで、被害を減らしております。

「有機」農業は、その由来通り、「機」=機会=チャンスを逃さず、タイミングよくやるのがポイントです。








余ったワラは、不耕起の畝の上にばら撒き、米ぬかを補って冬越しさせます。

発酵と腐敗は紙一重なので、腐敗や糸状菌など病気を増やす発酵はさせたいことと、善玉微生物を殖やすべく、エサとしてこうじ菌、乳酸菌が大好きな米ぬかを補っておきます。

昔の人は、堆肥を畑の外で行っていたのは、未熟有機物の危険性と糸状菌など病気の半分が悪玉菌によるものだと経験的に知っていたからです。


自然菜園でも自然堆肥づくりは行いますが、畑が豊穣になってきたら、畑から出たものを循環させていきます。
その際に、田んぼの余剰ワラは、同じく余剰米ぬかと一緒に土に還って行ってもらいます。




今朝は、そのワラ草マルチの上から初雪が舞い降りて、雪が降る前に最低限のことはできたのでほっとしております。

今年はダイコンを除くすべての野菜が大豊作でしたが、年によっては出来不出来が大きく開く天候になってきたので、
「備えあれば患いなし」野菜の里山に落ち葉が溜まった風景は、寂しいような1年が終わってまた始まる予感がして毎年ドキドキワクワクします。

自然菜園スクールも残り少なくなりました。
来年の受講を考えている方は、今年の最終回に是非体験参加しに来てくださいね~。


自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 



最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、見学会でもみていただいたナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」

◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」


次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


自然菜園スクール2019 募集中~ 



『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」4日間ひなた醤油造り

2019-11-27 10:26:08 | 自然菜園スクール

自然菜園シリーズ累計10万部記念講演会 
『生命(いのち)を育む自然菜園 ~今、地球にできること~』
決定!!
2020年1月18日(土)13:30~16:30新宿文化センター(3F)小ホール
前売り券販売始まりました~。

自然菜園スクールをはじめて12年。7年前に出版された『これならできる!自然菜園』(農文協)を皮切りに、5冊の自然菜園シリーズが発売されました。
今回10万部を超えて初の東京新宿講演会!!講演会の後に、懇親会もございます。

皆さまとお会いできること楽しみにしております。

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本日、

久々のブログ更新です。
現在、2020年1/18(土)新宿文化センター小ホール
自然菜園シリーズ累計10万部記念講演会 『生命(いのち)を育む自然菜園 ~今、地球にできること~』
の準備をしながら、
自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」4日間醤油造りを行う準備をしておりました。

講演会で、限定有料配布する自家採種の種子を最終乾燥・調整中です。
自然菜園で育った夏野菜を中心に、トマト、ナス、カボチャなどです。お楽しみに~










稲作コースでは、米と大豆、ワラや畦草を発酵させた自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」では、4日間醤油・味噌造り、堆肥づくりを行います。

ハウスで最終乾燥していた大豆を脱穀するところから醤油造り、味噌造りの準備が始まります。
今年は台風などの大雨が続き、ダイズの収穫が2週間遅れたので、講座の前日に脱穀が終わった忙しさでした。

醤油造りは、大豆麹造りそのもので、3日間発酵にかかり、4日目にできた大豆麹と塩水を加えて、醤油もろみができます。

1日目







醤油と味噌の違いは小麦が入る点です。

小麦を香ばしく焙煎してから




石臼で粗びきにしておきます。








今回は、スクールで育てた丹波黒豆を一晩浸水し、大鍋で薪で炊いておきます。






炊いた大豆と焙煎した小麦を合わせて、水分温度調整し、35℃以下になったところで、種麹を散布して「種付け」を行います。




大豆麹は、雑菌の納豆菌が繁殖したら、失敗です。
そこで、35℃以下になるように、低温発酵25℃前後で3日間かけてゆっくり繁殖させて管理するのが秘訣です。







1日目は、「種付け」、「切り返し」「盛り込み」といった手を入れてお世話して、保温して麹の初期発酵を促します。

2~3日目

温度が35以上にならないように、25℃前後で管理し、1番手入れ、2番手入れ、3番手入れをして大豆麹を育てていきます。






4日目に「出麹」といって大豆麹が完成しました。

今回は、今まで最高の麹で、菌の「はぜこみ」も最高で、ちょっと動かすだけで、麹の胞子が舞います。




出来上がった大豆麹に自然塩を加えて「塩切り」を行います。




半分の塩は、お湯で溶いて置き、2年もの醤油もろみを加えて、「塩切り麹」を加える準備をします。






塩水に、「塩切り麹」を加えて混ぜておくことで、「醤油もろみ」の発酵の始まりです。

この「醤油もろみ」を1~3年太陽の元ひなたで発酵させて絞ると「醤油」ができます。

醤油こうして出来上がってきます。ありがたいですね~。

自然菜園スクール「自然稲作発酵コース」では、4日間で醤油造り、味噌造り、堆肥づくりも行います。発酵三昧の4日間でした。

自然菜園スクールも残り少なくなりました。
来年の受講を考えている方は、今年の最終回に是非体験参加しに来てくださいね~。


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2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」


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次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。

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1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
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場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


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『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
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プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




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初霜と不織布の活用

2019-11-06 08:02:37 | 日々の自然菜園

自然菜園シリーズ累計10万部記念講演会 
『生命(いのち)を育む自然菜園 ~今、地球にできること~』
決定!!
2020年1月18日(土)13:30~16:30新宿文化センター(3F)小ホール
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自然菜園スクールをはじめて12年。7年前に出版された『これならできる!自然菜園』(農文協)を皮切りに、5冊の自然菜園シリーズが発売されました。
今回10万部を超えて初の東京新宿講演会!!講演会の後に、懇親会もございます。

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本日、の予報。




昨日、初霜がおりました。-2℃でした。今朝も0℃と一気に霜月を実感しております。

今年は、台風など天候不順もいいところで、例年よりも10日以上も遅い初霜で、台風とその後の長雨で浸水してしまった畑を乾かす十分な晴天続きに助かりました。




世界は霜で一変します。

寒さに弱い野菜や、もう少し食べたい野菜は不織布と使い、延命させて食べ物の生命をいただいております。

不織布のかかったところは、氷点下は待逃れることができ、寒冷地の信州ではとても重宝します。
霜対策やシカの食害対策に活用しております。






ニンジンや結球しないハクサイなどは寒さにめっぽう強いので、不織布も石油製品なので、使わないに越したことはなく、
不織布の使用はあくまで最小限にしております。

ニンジンの葉の霜はキレイですね。


秋ジャガ芋も見事に凍りました。




その後昼間凍結が融けると、枯死してしまいます。

霜が1~2回当てて枯れてからでも収穫できるものに、ジャガイモ、里芋、ショウガがあるので、
うちでは、この時期農繁期なので、霜を当てたら、早めの収穫を心掛けております。


問題だったのが、サツマイモでした。

サツマイモは、霜に最も弱く、霜に当てた芋は保存が効かないので、本来絶対に霜に当ててはいけない、作物です。


ところが、今回台風の大雨とその後の長雨で、サツマイモの畝が浸水したこともあり、
先週からの晴天続きで乾燥を優先させました。
3連休(勤)の菜園教室もあり、掘るのが火曜日になりそうだったので、

粘土土なのでなかなか乾かないことと、霜の恐れもあったので、
夜間~早朝にかけて2重に不織布をかけて、昼間は、不織布を外して乾燥に徹してきました。


2重が効いたみたいで、はみ出た葉は多少霜に当たり枯れましたが、なんとか霜の害を最小限にとどめることができました。








今年は大豊作です。

連作6年目の効果と、今年は、今までの集大成としての技術の最終チェックも兼ねていたので、とても嬉しいです。
来年の自然菜園スクールで、最新技術をご披露したいと思っております。








どの芋も6本以上揃った芋がついており、大豊作でした。

10mで一輪車1.5分は過去最高の出来で、
日中15時までゆっくり解凍・しっかり乾燥させたので、掘り終わったときにはもう薄暗くなっており、思いの外掘るのに時間がかかってしまいした。

掘ったいもは、10℃以下にすると凍みて傷みやすいので、

土蔵に火鉢を持ち込んで、炭を炊いたところ、室温が5℃だったのが、10℃にまで上がり、今日これから朝霧が晴れてたら、天日干しして段ボール室内保存に切り替え、1ヵ月以上熟成させて糖化を進めたいところです。

今年は収穫が初霜になってしまいましたが、やっぱりリスキーなので、来年からは台風などが来る前に収穫できればいいなーと思っております。

毎日の野良仕事はとても学ぶことが多く、野菜たちがいろいろ教えてくれます。

師匠や生徒さん、野菜たちが教えてくれたこと、気づかせてくれたことを2~5年試行錯誤しながら実際に試験栽培してみて、その結果を真摯に受け止めてある程度公開できる技術や方法がまとまってから、まずは自然菜園スクールで、お伝えさせていただき、2~3年生徒さんを通じてさらにブラッシュアップしてから、雑誌、書籍化する流れなので、
書籍や雑誌は、ある程度日本各地で生徒さんたちが実践した結果を踏まえて発表しております。

来年の自然菜園スクール【安曇野校】では、部分耕(自然耕の応用)も指導開始です。
悪天候にも負けない、自然の力を発揮できる持続可能な家庭菜園ならではの栽培法を一緒に考えていきたいと思っております。



追伸
今日、10時に濃霧が晴れましたので、1日たっぷりサツマイモ天日干中~


本日、城山公民館講座です。
◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

11/ 6(水)-「ソラマメのコンパニオンプランツ」「シュンギクのコンパニオンプランツ」
12/ 4(水)-「ネギのコンパニオンプランツ」「エダマメのコンパニオンプランツ」
1/ 8(水)-「コマツナのコンパニオンプランツ」「レタスのコンパニオンプランツ」





自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~ 



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竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」



次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)




次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。

『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』


1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




自然菜園スクール2019 募集中~ 



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1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
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次回7/11(木)「中干しと出穂」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
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参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

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