2/11(日)東京講演会『自然菜園で、安心・安全な無農薬の野菜を育てよう!』〜自然菜園スクール大月校・開校記念講演会〜
本日、。
例年と異なり雪も少なく、なま温かい不気味ですが、過ごしやすい今日この頃。
ついに菜園教室開始、10年間の集大成新著『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜 』洋泉社さんから近日発売予定になりました。
そして、昨日見本誌が無事、手元に届きました。
「田舎暮らしの本」(宝島社)に2年間毎月6ページ連載したものを基調に、読みやすく再編集してできた本です。
宝島社の前身でもある子会社の洋泉社さんから今回出版のお話しをいただきました。
洋泉社さんのサイトから本の内容を立ち読みできますので、是非書店野菜とから中を見てみてください。
洋泉社さんといえば、
会ったことはないけれど、『ワラ一本の革命』(福岡正信著)を読んで自然農法を志した21年前に、まだ無農薬栽培の家庭菜園書はほぼ皆無で、
川口由一さんの自然農の書籍もなく、鏡山悦子さんが「オーピーピーカムワーク」という自費出版のガリ版雑誌に自然農を連載されていた文献しかない時代(後日この連載がカラ―でまとめられ名著『自然農・栽培の手引き 』(南方新社)になりました)でしたから、
2000年に発売された『自然流家庭菜園のつくり方』(洋泉社)※現在絶版?
は、まさに乾いた大地を潤す雨水のように、私の自然農での家庭菜園のバイブルになりました。
今も読み返すと、すでに完成された自然菜園がそこにあり、丁寧なイラストと写真で今の時代だからこそ、家庭菜園で読んでほしいと思う良書だと思います。
昨日読んで思い出しましたが、18年前、この本に出会ったとき、自然農、自然農法で野菜が育たない家庭菜園愛好家の一人でしたから、
いずれ、全く野菜を育てたことがない、元農家でなくても、祖父母や両親が家庭菜園をやっていない自分のような人に役立つ無農薬で自然に野菜が育つための本を出版できたらと夢想したのを思い出しました。
実に、18年前に夢見た本の出版社そのものから、今回出版させていただけたこと感動を禁じ得ません。
前作、『完全版 自給自足の自然菜園12カ月』(宝島社)
もその前2年間の「田舎暮らしの本」の連載をまとめたものですが、
この際は、自給自足をテーマにして、野菜だけでなく、鶏や自給用の田んぼ(自然稲作)についてもご紹介させていただきました。
新著の姉妹本になりますが、
内容帯に恥じない内容で、
野菜中心で、中でも家庭菜園で是非やりたい人気野菜に的を絞り、連載も毎回6ページ1種類の野菜をとことん解説してきたので、
書籍化する際も20年間家庭菜園をやってきた試行錯誤や失敗談、そして10年間家庭菜園の教室を開き毎年100名、1000通りの家庭菜園を教えてきた際、
「栽培していてかゆい所に手が届く」、「自然菜園でわかりにくい点」、「育苗から自家採種まで」できる限り読みやすいように、新田穂高さん、編集に携わってい他だいた皆さんのお蔭でまとめられたと思います。
例えば、前半は、人気野菜(カラー)後半は、基本の栽培法に分けて解説。
初めてではなかなか野菜全部の流れがわからないので、草マルチも含めた1年の流れも図解
野菜ごとにそのまま栽培できるマニュアル化されたガイド
野菜をタネから育てる方法(育苗)や市販苗の選び方利用の仕方
自家採種のコツや野菜の健康判断
今まで紹介されてこなかった野菜
※コマツナは実は初登場!!
ハツカダイコンをはじめ各野菜の家庭菜園ならではの楽しみ方や保存方法
後半は、プランの立て方、栽培の基本、お奨め品種紹介
市民農園でよくある10㎡の基本プラン
始める際に、庭や耕作放棄地での注意事項
畝の立て方、緑肥mixの播き方
意外と知らない育苗の基本
自家採種の仕方に、お奨め品種リスト(種袋の読み解き方)
家庭菜園をこれから無農薬で始める方、もしくはやってきた方にこそ読んでいただきたいラインナップになっております。
もし読んだ方がおられましたら、このブログのコメント欄に感想などをお寄せ下さい。
皆様の家庭菜園・自給菜園にお役立ていただければと幸いです。
今年あと2冊新著が出る予定です。
これからもよろしくお願いいたします。
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
この冬の菜園ができない時期にこそ、知っておいてほしい土づくりの基本を行います。
次回から2回にわたって、今度は菜園の環境を調え、病虫害を出にくくし、体力や持久力をつけるトレーニング(菜園プラン)にするのかを行います。
少量多品目を育てることは農家さんでも難しく、家庭菜園ならではの最低限の知識や工夫を学び、病虫害、連作障害が起こりにくく、それでいて野菜を育てれば育てるほど土が良くなっていく菜園プランをご紹介する予定です。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。
◆次回以降の予定
【テーマ】
1/10(水) -病虫害に負けない無農薬栽培の土づくり
2/ 7(水)-菜園プラン① 連作障害の出ないプランの立て方
3/ 7(水)-菜園プラン② 菜園プランの極意
こちらもお楽しみに~