無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

色々な草マルチの仕方

2011-05-30 19:38:35 | 自然菜園の技術 応用
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本日、の予報。




先日、夏野菜の定植をし、草マルチを早速しました。

草マルチ?

それは、野菜の株下に草を敷いてあげることです。

写真は、ネギと一緒に植えられた日本カボチャです。

草マルチの基本は、株下除草した後に、周りに生えてきた草を株下に敷いてあげることです。

草マルチすることで、
1)株下の草を抑えることができる。
2)草マルチの下にミミズなどいろいろ土の生きものがやってきて、土を団粒化してくれる。
3)乾燥防止。
4)草が自然に堆肥になる。
5)結果、野菜の生育が良くなります。



草が生えていない耕した畑の場合、
写真のように、野菜の通路に牧草(緑肥)の種を蒔いておき、栄養価の高い草を生やすのも手です。


5月の草マルチにも大きく分けて、2つあります。

先程のカボチャやキュウリのようにつる性のウリ科は根元までしっかり草マルチするのですが、

上の写真のナスやトマトなどは、まだまだ地温をあげてあげたいので、株下の土は露出させてあげたり、


写真のピーマンのように反対側のみ草マルチしたり、


トマトのように、2条植えの場合、真ん中だけ草マルチするのもいいかもしれません。

これからどんどん草が生えてくる季節です。
「草を敵とするのか、無限に生えてくる資源として草マルチに役立てていくのか」
どっちにしますか?

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6月の菜園教室の予定

6月8日(水)NHKカルチャー「失敗しない無農薬野菜の育て方(夏)」
今年から、野菜別により実践的に学ぶことができます。
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html

6月18日(土)19日(日)あずみの自然農塾2011「耕さない田植え」
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。単発参加できます。
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm

6月22日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:ニンジンのタネの蒔き方、草マルチの仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

6月25日(日)Azumino自給農スクール(田んぼコース)「田んぼの草とり」
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。

6月26日(日)Azumino自給農スクール(畑コース)「夏野菜の世話&雑穀」
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
http://39zzlife.jimdo.com/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/azumino%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%BE%B2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%80%9A%E5%AD%A6-%E5%AE%BF%E6%B3%8A/

6月28日(火)NHKカルチャー「マクロビオティック&キッチンガーデン」
マクロビオティックの講師小幡先生とのコラボ企画、無農薬自然栽培野菜で造るマクロビ料理教室&自宅でできるキッチンガーデン講座。
http://www.nhk-cul.co.jp/categorys/category_1902.html

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雑穀の苗作り

2011-05-30 04:43:03 | 日々の自然菜園
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本日、のちの予報。

昨日は大雨で、2週間ほど早く梅雨入りしたこともあり、田植えは中止しました。
苗の直売会は、無事できたので、雨の中苗を購入しに来てくださってありがとうございました。


ヒヨコが、全部で5羽生まれました。
4羽が、黒いウコッケイで、1羽だけ鶏のヒヨコです。

鶏のヒヨコは、一まわり大きく、すでにぽっちゃりした感じです。


田植えに来ていた友人たちと雨の中、小さなハウスで雑穀の種まきをしました。

エゴマ、アマランサス、タカキビ、金ゴマ、モチアワ、モチキビ、キヌアをセルポットに4粒ずつ蒔きました。
本当は2粒ずつで良いですが、発芽率が不安な時は、発芽率が50%以下でも欠株が出ない様に多めに蒔きます。


タネを蒔く時は、写真のように小さなお椀などに移して、素手で蒔くと、泥もつかず余った分を翌年に回すことができます。


雑穀は、どんなところでも生命力強く育ちますし、
ご飯などに入れて炊くととても美味しいものです。


うちでは、発芽まで水をあげなくても良いように、種蒔き後しっかり水をかけた後、

セルトレーの上に、新聞紙を覆い


新聞紙の上からもしっかり水をかけ、寒冷紗など被せて、3~4日間は乾燥しない様にしておきます。

4日目以降、発芽する前に新聞紙を取っておくと、1週間位でたくましく発芽してきます。

発芽まで毎日水をかけると、種が腐ったり、土が固くなったり、発芽不良しやすいので
できるだけ最初の水くれ以外は発芽まで水をかけなくても良い工夫です。

いよいよ明後日から6月(皐月)に入ります。
早めに残りの苗たちを定植、田植えしてあげたいものです。


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時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
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分蜂群をゲットしました!!

2011-05-29 07:48:39 | 日本みつばち
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本日、

昨日、松本方面に出掛けていたら、隣人から電話で、「分蜂」してるとのこと。

分蜂:春の巣を分けるための行為


急いて帰ってみると
(実は、クラフトフェアーの渋滞に巻き込まれ、電話をもらってから1時間半の帰宅)
柿の木に、分蜂群の塊(蜂球)がちゃんとついていました。


横から見た写真


下から見た写真です。


アップです。
蜂がぎっしりついています。

この分蜂群は、大きさから見て第一分蜂群でしょう。

日本みつばちは、越冬した女王蜂(母)が卵(新女王蜂)を生んで、
半分の兵隊を連れて、旅立ちます。それが第一分蜂群です。

あとは、1週間おきに、長女、次女と旅立ち、末っ子が後を継ぎます。


通常は、30分位でそして、2km位遠くの新しい巣を目指して飛んでいくのですが、

今回は、霧吹きで、1時間半もそのまま待機してもらいました。

それをほうきで、巣箱に落として入れます。


樹の下に置き直した巣箱にどんどん入っていきます。


樹の上には、まだ残った蜂が、小さな蜂球をつくっていたので、

虫網で巣箱に移動しました。


巣箱の中は、強制的に入れさせても、暗い巣の中に収まっていきます。


翌朝、(今日の5時)に、分蜂群のいたところよりも離れた場所に巣箱を移動させました。


本来、分蜂は、自分の血を濃くしないために、遠くに巣立っていく本能的な習慣です。

そこで、強制的に入れた分蜂群は、逃げやすいだけでなく、近くに置いておくと近親交配になるので、
他の蜂と出会えるように離れたところに設置することにしました。


昨日は、初めての分蜂群の取り込みに、何回も蜂を移動させていて、近所の子供と一緒に蜂に刺されてしまいました。

本来、蜂蜜を腹いっぱい持った分蜂群は刺さないのですが、、、
子供たちにも蜂にも負担をかけてしまい申し訳なかったです。

できるだけ自然に日本みつばちを飼っていても、ウコッケイを飼っていても、自然栽培していても、
思うにですが、自然と人工の狭間に人間は生きているのだなーと思います。

里山のように、持続可能な人と自然が共に関わり合いながら暮らせる仕組みを取り戻したいなーと思います。










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ウコッケイの新しい命生まれる

2011-05-28 06:14:44 | 自然自給養鶏
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本日、時々の予報。


一昨日、いつも通り鶏小屋に餌を持っていくと、
卵を温めていたウコッケイの前に、殻発見!!


温めていて当日ちょうど21日目だったので、無事生まれました

なぜか、まっくろくろ助?

うちのウコッケイは、全部真っ白の系統で、黒いウコッケイは皆無。

考えられるのは、譲ってもらったウコッケイの老鶏の雄が怪しい。
どうも黒いウコッケイとのハーフだったのでしょう。


小屋に合った空の殻。

ウコッケイは、卵を生んだ母親ではなく、代理母が21日間温めて、雛を孵し、面倒も見ます。


我が家の鶏小屋は、3部屋あります。
写真の薄暗い「産卵の間」、明るく餌や水がある「食事の間」、そして解放される「堆肥の間」です。

今までは、食事の間に網で囲ったストーブガードで造った育雛専用の小屋で温めて3回卵が孵っています。

ところが、3回ともドブネズミに襲われ、一度も成鳥に至らず、
ウコッケイ自体が、危機感からか、高いところにある「産卵の間」の産卵箱で温めていました。

さすが野生力のあるウコッケイだと思いました。

しかし、このまま産卵箱だと、雛が餌や水を飲みに行けず、まだ温めて欲しい途中の卵も5つありました。

そこで、


友人からお借りしているペット用のゲージを改造し、緑の金属の網で覆い中には、
エサ(うちの玄米やふすまのスペシャルブレンド)と水、そしてベットを用意しましたが、、、

雛だけでは、まだおぼ付かず、
本来ウコッケイは、代理母の親鳥が育児も担当し、餌の食べ方、水の飲み方を世話します。

そこで、


温めていた2羽のウコッケイの内1羽をゲージにお引越ししました。

そうすると、ちょっと戸惑った後、
ヒヨコが代理母Ⅱのお腹に隠れ、親も受け入れてくれました。


それから、続々生まれてきた現在4羽の雛が、無事ゲージの中で安全に過ごしています。
エサには、畑のハコベも入れました。

5月6~8日に温めはじめた8つの内、途中無性卵?だったのか、1つはなくなり、4つが孵りました。

あとは、鶏の卵2つとウコッケイの卵1つ、今日あたり孵ってくると思います。
どんなヒヨコが生まれるか楽しみ~です。

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自家採種(ダイコン、カブ、ニンジン)&ずくなし家庭菜園

2011-05-26 06:20:17 | 自然菜園スクール
本日、のち、

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本日、


うちの畑では、小さな菜園でも自家採種が可能なように、いろいろ試行錯誤しています。

野菜の受粉には、花粉が蜂など虫によって運ばれる他家受粉のものと、

自己完結の自家受粉型の野菜の2種類があります。

写真は、松本一本葱の西洋ミツバチ蜂による他家受粉の様子です。
ハチミツとしては、葱臭いと嫌われますが、蜂がいなくなると他家受粉の野菜は、実を結ばず種子が残せません。

逆にいうと、他家受粉の野菜(アブラナ科:キャベツ、ハクサイ、コマツナ、カブ)などは、
種類によっては、花粉が混ざり雑種になってしまうため、
隔離して交雑しないように育てなければならない自家採種が難しくなることがあります。

他家受粉野菜の自家採種が難しくなる理由
①交雑を避ける工夫が必要(ネットをかける)
②特別な隔離場所が必要(いろいろな場所が必要)
③人工授粉しなければならないことも




そこで、家庭菜園など小さな菜園では、そこを逆手にとって、
周りに同族の野菜の花がない場合、交雑する恐れのない組み合わせを一か所にまとめて自家採種するスペースをもうけます。

今回の組み合わせは、
カブ:みやまコカブ
ニンジン:横浜改良4寸ニンジン
ダイコン:赤口大根



ダイコンの花と、まだ小さな結実してきたダイコンの種子の入る鞘です。


塔が立ってきて、花を咲かせようとしているニンジンです。

一番奥のダイコンとニンジンの間には、カブがもう花を終え、種子を鞘につくっています。


昨日は、これらの写真を撮った後、田植えをし、夕方19時からの長野市に出張講座『ずくなし無農薬家庭菜園教室』をしに行ってきました。


長野市内にあるslowCafé ずくなしの2階は、公民館のようなフリースペースがあり、
そこをお借りして、毎月第4水曜日に、ナマケモノでもできる無農薬・家庭菜園教室を開催しています。

詳細は、http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#0

黒板も、畑もないスペースでは、写真のように身体を張って季節の野菜の生育のポイントを解説しています。

19:00~自己紹介&今月の講座で知りたいことを質問
19:30~20:30季節の無農薬栽培のコツ
20:30~21:00Q&Aタイムといった感じで、

集まってくれた方が、日頃の無農薬菜園の悩みや疑問をすっきりさせて帰ることができること、

無理無駄の要らない栽培のコツをお伝えしております。


21:00以降は、1階のCaféスペースで、交流会。
自分の食べたいものや飲みたいものを注文して、ゆったり雑談したりします。


ずくなしでは、最近うちの農産物を少し置かせていただいております。

中でも大好評だったのが、「日本みつばち」のハチミツ。
それを、ずくなし一番人気のソイチャイ(豆乳チャイ)にスプーン一杯入れると

香り豊かな「幸せのチャイ」に大変身。

ユーチューブにもその、「幸せのチャイ」の感動シーンがアップされていました。
http://www.youtube.com/watch?v=so69e080kGg

野菜の受粉にも、生活の潤いにも蜜蜂をはじめ多くの虫など生きものが下支えしれくれて今の生活があります。

生命(いのち)の営みに大感謝です。


毎月第4水曜日、次回は6月22日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:超カンタン春野菜の種まき、夏野菜の土作り、準備の仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

7月27日(水)ニンジンのタネの蒔き方、草マルチ
8月24日(水)秋野菜のタネの蒔き方
9月28日(水)ニンニク・タマネギ・イチゴの植え方
10月26日(水)越冬野菜の蒔き方
11月23日(水)野菜の保存の方法、ずくなし土作り
12月28日(水)クン炭、種子の保存
1月25日(水)屋内キッチンガーデン
2月25日(水)菜園プランの立て方


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Azumino自給農スクール5月(田んぼコース:田植え)

2011-05-24 07:46:36 | 自然菜園スクール
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今日の予定していた田植えは、先日5月21日(土)に行われたAzumino自給農スクール5月の田んぼコースでの田植えの残りをしようと思いましたが、(※通常雨でも田植えは可能)

恵みの雨でもあり、原発の問題の雨ともあり、無理して雨の中の田植えは本日中止しようと思います。


Azumino自給農スクール5月の田んぼコースの準備は、3日前から始まっています。

この田んぼでは、寒冷地の中山間地域ということもあり、日照条件が良くないので、
耕して、3日前に代をかき、泥で水持ちを良くしておきます。

そして、田んぼの水が一番抜ける畦(あぜ)を左官技術で畦塗りして、粘土の壁で水が漏れない様にしておきます。



前日にアゼマメの穴を空けておきます。

Azumino自給農スクールの田んぼコースは、
1)田んぼが経験できるだけでなく、
2)無農薬栽培のいろいろな基本から応用技術を紹介、習得できます。
3)そして、収穫したお米をみんなで分けます
4)収穫できたお米の一部を、日本酒、鏡餅などに加工します。
5)お米の種類が豊富です。(うるち種:イセヒカリ、農林48号 もち種:白毛 酒種:亀之尾


田んぼの畦で栽培するマメのことを畦豆(アゼマメ)といい、
大きいものを大豆。小さいものを小豆といいます。

今回は、自家採種5年以上の丹波の黒豆を蒔きました。


畦豆は、土をかけず、水を含ませた草を乗せておくだけで、
鳥よけ、発芽促進になります。


苗は、みのるポット苗の品種や


通常の苗箱のもの


2種類は、違う品種ですが、苗箱の規格によって異なる苗が育てられます。


田んぼコースでは、基本的に田植えの技術も習得してもらい、
いずれ田んぼでお米を自給したい方が学べるように、余り前持って準備をし過ぎないようにしています。

今回は、線引といってまっすぐに植えられるように、線を引くところからみんなでやりました。


田んぼは、もともと「結」(ゆい)と呼ばれる自主的な組織で寄り合って、自分の田んぼも人の田んぼも助け合いながら田植え、収穫、脱穀しました。

田植えは、深く植えず、浅く植えず、しっかり田んぼの土と苗が一つになるように行います。


稲から見た目線です。


途中10時と15時のお茶休憩をご神木の日陰で取りながら行いました。


ランチは、手弁当です。
今回は大根の間引い菜と丹波の黒豆のお味噌を使ったお味噌汁が出ました。


初めの田植えの方も、どんどん最後の方に上手になってきてまっすぐに植えることができました。


田植えは、10人が野良仕事を分担し、助け合い、声を掛け合いながら行います。

田んぼの力仕事は、男(田で力を出す)がやり、

早乙女(女)たちが、話しながら協力して植えていくものでした。

このスクールを通じて、良き伝統と、新しい無農薬栽培技術を習得し、
「育てる愉しさ、食べる幸せ、豊かさを分かちあう」体験ができればなーと思います。


明日は、今月最後の出張菜園教室『ずくなし家庭菜園教室』(長野市)です。

5月25日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
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シャロムヒュッテ あずみの自然農塾5月(田んぼの畦塗&夏野菜の定植)

2011-05-20 22:01:38 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
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本日、

今日、安曇野の最高温度29度。松本31℃。
まだ5月ですよ。

明日から2日間、Azumino自給農スクールですが、
その前に、先週のシャロムヒュッテでの自然農について書いておきます。

Azumino自給農スクールでは、無農薬栽培の色々な方法や、自然農、自然農法に切り替える方法をご紹介している実践型家庭菜園講座です


あずみの自然農塾は、1泊2日シャロムヒュッテに泊りながら、自然農を毎月体験学習していく場です

新緑のあずみの、まずは夏野菜の苗の説明始まりました。


自然農には、自然農で育てやすい苗があります。


今年、渾身の若苗たちです。




耕さない自然農の田んぼは、一面レンゲと大麦が茂り、とても美しかったです。


みんなで先月蒔いたお米も無事発芽していました。


初日は、田んぼの畦塗り一日目です。
田んぼの水が洩らない様に、しっかり畦を塗るために、2日間に渡り塗ります。


水を入れた田んぼには、大きなドジョウがいました。


一日目はこれで終了、温泉に行き、


一品持ち寄りポトラックパーティーで、盛り上がりました。


二日目は、いよいよ畦塗りの仕上げです。
ほどよく水分が抜けた畦をきれいに左官仕事していきます。


その仕上がった畦に、穴を空け、


大豆を2粒蒔いて、草を被せておきます。

大豆は、ずっと畦で育てられてきたアゼマメでした。


きれいに仕上がり、ダイズの発芽が楽しみですね。


いよいよ自分の自然農菜園区画。
どこもかしこもハコベなど春草だらけ、先月植えたキャベツ以前に、自分の区画を見つけるのが大変でした。


そんな草の中に、夏野菜を植えていきます。

自然農では「草と虫を敵とせず」といって、草を刈って敷くことで、調和を取りながら野菜を素直に育てます。


自然農は、「耕さない、草と虫を敵とせず、持ち込まない持ち出さない、」
いわゆる自然農三原則を基本に、自然の営みを大切にします。


頭では、そんなことできるできないと考えてしまいがちですが、
身体で感じる自然農は、けっこうありで、気持ちの良いものです。

明日は、Azumino自給農スクールの田植えです。



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5月の予定
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時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
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夏野菜の定植(トマトはじまる)

2011-05-19 21:16:02 | 自然菜園の技術 応用
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本日、

今日は一日夏日でした。
夏日に合わせて、準備ができたところからトマト苗を定植しました。


家庭菜園の王様、夏野菜の一番人気は、トマトです。

トマトを定植する前日にタライの水に漬けて吸水させておきます。


うちでは、事前に支柱を挿しておいてから、苗を並べておきます。


このトマト苗は、根っこを緑化させた根上がり育苗で育てた苗です。
根っこを徐々に露出することで、太陽の光で緑化し、病気に強い苗に育ちます。


トマトには、ニラが一番ですが、今回の相棒(コンパニオンプランツ)は葉ネギです。
ユリ科の植物とナス科を根っこに絡まるように、一緒に植えてあげると、病気に侵されにくくなります。


育苗までは、順調でも苗の定植でずいぶんと失敗する方が多いのも事実。

地温が安定してきたら、温かい日を狙って、日中に内に丁寧に定植しましょう。


最後に、今はえている緑肥と自然草を片側に草マルチします。

こうすることで、保湿効果もあり、定植した苗の活着(着き)が良くなります。

今年はとても良く苗が育ってくれたので、自信を持って植えることができます。

無農薬栽培のトマト栽培の大切なこと3つは、
①無農薬栽培むいた品種であること。
②苗に活力があること。
③トマトが育ちやすい畑(有る程度肥えていて、水はけが良いこと)に、植えること。


当たり前のことですが、大玉トマトを無農薬栽培しようと思うと、絶対に外せない条件です。
条件が揃わないときは、いろいろ裏技を使って、補ってあげます。

今週末は、Azumin自給農スクールで、田植え、夏野菜の定植です。
明日から最終的な準備に入ります。

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5月の予定
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5月22日(日)Azumino自給農スクール(畑コース)
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
http://39zzlife.jimdo.com/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/azumino%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%BE%B2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%80%9A%E5%AD%A6-%E5%AE%BF%E6%B3%8A/

5月25日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:超カンタン春野菜の種まき、夏野菜の土作り、準備の仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

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キュウリの鉢上げ、そして定植まじかなハウスの苗たち

2011-05-17 20:20:55 | 日々の自然菜園
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本日、のち

農繁期でアップができず、すみません。

土日は、シャロムヒュッテでの『あずみの自然農塾』でした。
1泊2日のワークショップは、有意義ですが、なかなか準備段取りが大変です。

今年は、みんなで田んぼの畦がしっかり上手に塗ることができたので良かったです。
詳しくは、明日にでもアップしようかと思います。


畑の付近で、ようやく藤の花が開花してきました。
いよいよ夏野菜の定植の時期です。


畑のバケツに、非常に珍しい「ハルゼミ」が飛来していました。
ハルゼミとは、和名の如く春4~6月に松林などで鳴く、小さなセミです。
松林がマツ枯れで荒廃するので、県によっては、絶滅危惧種になってきている貴重なセミです。
裏に赤松林があるので、初夏を伝えにやってきてくれたのでしょう。


現在、ハウスの中は、ナス科を中心に夏野菜の苗が所狭しと定植を待っています。


ナス苗や


トマト苗たちです。


最近は、もっぱらウリ科の鉢上げ(大きなポットに移植)をしています。

キュウリの根はしっかり土をつかんで離しません。
このような根張りの良い苗であれば、無農薬栽培も手軽になってきます。


上手く発芽したカボチャなどは、写真のように土の中に種子を置いてきます。
そして、おっぱいでもしゃぶるようにタネをつけたまましっかり根を張っています。


キュウリも種子を残してちゃんと発芽したものを、
根の構造が傷まない様に、大きめのポットに植えてあげます。

キュウリやズッキーニ、カボチャは、直播きが一番いいのですが、
霜対策と、種の節約を兼ねて、集約的に苗管理をしています。

それでも、大きくなった苗では上手くいかないので、若苗になるように定植の20日前位に種を蒔き、
本葉が1~2枚程度で定植にもっていきたいものです。

今年は、ハウスが大きくなったこともあり、苗の生育がとても良いです。
一部販売もしているので、自然育苗の苗で無農薬家庭菜園がもっと簡単になるお手伝いができればと思います。

地温がもう少し上がってきたら寒さに強い順に定植していこうと思います。

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5月の予定
5月21日(日)Azumino自給農スクール(田んぼコース)
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。

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自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
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育苗の水やり

2011-05-14 08:03:09 | コメントの公開
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本日、

今日明日は、シャロムヒュッテでの『あずみの自然農塾』の開催日です。
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm

今年は単発参加もできますので、1泊2日の自然農体験してみませんか?



今日は、とても良い質問をいただいたので、今日のブログに答えながら書こうともいます。

『今週のメルマガの「夏野菜の植え方」、大変参考になりました。

植え付けの際は水に浸して吸水させるとの事ですが、ポットで育苗中に水をあげる時も、
上からかけない方が良いのでしょうか?

最近は気温も高く、すぐに乾燥してしまうので毎日朝晩2回水やりをしていますが、やりすぎでしょうか?



育苗は、野菜の今後の生長にとても大切な期間です。

昔から「苗半作」といって、実際にトマトの苗の段階で、第3~4果房までの花芽がすでに小さな苗の中に形成されているので、

苗で失敗すると挽回がとても大変になってしまいます。
逆に、うまく育苗できると栽培は簡単になり、無農薬栽培しやすくなります。



育苗での苗管理で大切なことは、光を除けば、水と温度管理につきます。

うちでの育苗の際には、水と温度は最低限に抑えます。

植えるときは、たっぷりの吸水が大切ですが、毎日たっぷり水をかけていると軟弱で弱い苗になってしまいます。


そこで、夏野菜の場合、早朝にその日に必要な水をたっぷりあげ、乾いた分のみ昼間に葉に水が当たらない様に、

写真のような水差しで、一つ一つの苗に水を差していきます。

そして、夏野菜の育苗前半は、夕方以降の水やりをしません。
なぜなら、まだ寒い時期なので、夕方に水をやるとせっかく温めた土や根っこを冷やしてしまうからです。

夏野菜の育苗後半では、外気に慣れるように、日中温めておいた水を夕方、葉っぱに水がさっとかかるようにあげ、土は渇き気味で過ごします。

土は、いつも湿っているのではなく、渇き気味に管理することで、乾燥に強い苗に育ちます。

基本の水やりは、日が登る頃までの早朝には、日中土が失う分の水分を、しっかりあげておきます。
そして、日中は、葉に水がかからないように、乾いた分だけ補います。

夕方以降は、昼間温めたポットの地温を保つように渇き気味に管理します。


育苗の目的は、
定植後、素直に育つように、その畑や農法に合った野菜の生育ができる方向に導いてあげることです。


定植後自立できるように、甘やかせず、ぐれない様に、自立を促すように、野菜の個性に合わせて育てることが大切です。

ご質問のコメントに対しては、
早朝たっぷりめに水やりをして、夕方までにバケツなどで水を十分温めておいたものを、適度に上げるといいと思います。

注意したいこととしては、表面ばかり乾いた濡れたなど一喜一憂せずに、
ポットを一個一個持ち上げて、重さ(水分量)を見て、野菜の生育に合ったポット(土)の大きさにし、余り、水やりが必要ないような状態を作ることが大切です。


育苗には、最高最低温度計などを設置し、夏野菜であれば、15~30℃以内の適温環境を整えてあげることも、
節水できるポイントになってきます。


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