本日、。
連日、マイナスの朝夕の寒波。
冬至も過ぎ、一日一日、日が長くなって早く温かい春になってほしいものです。
今日は、Azumino自給農スクールの田んぼコースでお米の栽培中、田んぼに放していた田鯉を捕まえるために、
久々に預かったくれている友人の池に行きました。
信州長野では、昔から田んぼで鯉を養鯉してきた歴史があります。
海がない長野県では、川魚は貴重なタンパク源であったこと、田んぼの稲の害虫などを食べてくれ、除草効果もあり、
しかも鯉を出荷して副収入にもなる田鯉農法は、つい最近まで盛んに行われていました。
しかし、化学農法が主流になると、手間もかかる田鯉農法は廃れてしまいました。
今回、数匹の食用の鯉を田んぼに合鴨と一緒に放ち、稲作と鯉の関係を実験的に行ってみましたが、
合鴨農法と相性もよく、田んぼでの繁殖、養殖の効果も実証され、とてもよい勉強になりました。
また鯉は登竜門で縁起の良い魚で、全国的には男の子の節句時に鯉のぼりなどで登場します。
現在も長野県佐久市を筆頭に、お正月や、結婚、出産の縁起の良いものとされ、お祝い事に欠かせない魚で、
鯉こくや、鯉のお刺身(洗い)、旨煮(大和煮)に料理されて出されます。
わたしも小さい頃から、父が鯉こくを作ってくれ、大好きなお味噌汁でしたし、
鯉こくが食べたくて、魚釣りを始め、川で釣って、泥を吐かせて調理して食べていました。
今回は、田んぼに放していたこともあり、念入りに泥を吐かせること、そして旨みを増すためにも清流で寒締めしたいところ、
友人のおじいちゃん家の湧き水の池をお借りして、10月から2カ月間飼ってもらっておりました。
鯉は、昔から母乳の出が悪い女性に重宝がられ、
肉食をせず、玄米菜食であるマクロビオティック(玄米菜食)でも例外的に調理され食べられる動物性タンパクでもあります。
今回は、マクロビオティック大家の大森一慧先生のレシピで鯉こくを作ろうと思い、
池に氷が張る前に、捕まえようと今日の捕獲に至ったわけです。
捕まえた鯉には、生命をいただく感謝の祈りをささげてから締めました。
マクロビオティックの鯉こくでは、「食物全体」の考えから内臓も鱗も骨も全部食べるため、
鱗をつけたままさばくのが特徴です。
田んぼで自由に泳ぎ、冷たい綺麗な清水で泥を吐かせたためか、
身が締り今までさばいた鯉の中で一番美味しそうだったので、鯉こくに調理する前に、
毒見で鯉の刺身「洗い」にしてみました。
さばきたての鯉の身を清水で清め締めた「洗い」は、臭みは全くなく、歯ごたえよく噛みしめると甘みがあり、
海の魚でいえば、ブリの若い時のイナダっぽい感じでした。
伝統的なつけダレの酢味噌だけでなく、醤油にワサビでも美味しかったです。
食べるための農業、自給農では、田鯉農法も一つの方法かと思いました。
もちろん、帰ってからさばいた鯉を鯉こくに調理したので、今後のブログでご紹介出来ればと思います。
2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。
耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。
半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。
只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。
【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」
1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。
長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室
【拙著のご紹介】
『これならできる!自然菜園』
『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
連日、マイナスの朝夕の寒波。
冬至も過ぎ、一日一日、日が長くなって早く温かい春になってほしいものです。
今日は、Azumino自給農スクールの田んぼコースでお米の栽培中、田んぼに放していた田鯉を捕まえるために、
久々に預かったくれている友人の池に行きました。
信州長野では、昔から田んぼで鯉を養鯉してきた歴史があります。
海がない長野県では、川魚は貴重なタンパク源であったこと、田んぼの稲の害虫などを食べてくれ、除草効果もあり、
しかも鯉を出荷して副収入にもなる田鯉農法は、つい最近まで盛んに行われていました。
しかし、化学農法が主流になると、手間もかかる田鯉農法は廃れてしまいました。
今回、数匹の食用の鯉を田んぼに合鴨と一緒に放ち、稲作と鯉の関係を実験的に行ってみましたが、
合鴨農法と相性もよく、田んぼでの繁殖、養殖の効果も実証され、とてもよい勉強になりました。
また鯉は登竜門で縁起の良い魚で、全国的には男の子の節句時に鯉のぼりなどで登場します。
現在も長野県佐久市を筆頭に、お正月や、結婚、出産の縁起の良いものとされ、お祝い事に欠かせない魚で、
鯉こくや、鯉のお刺身(洗い)、旨煮(大和煮)に料理されて出されます。
わたしも小さい頃から、父が鯉こくを作ってくれ、大好きなお味噌汁でしたし、
鯉こくが食べたくて、魚釣りを始め、川で釣って、泥を吐かせて調理して食べていました。
今回は、田んぼに放していたこともあり、念入りに泥を吐かせること、そして旨みを増すためにも清流で寒締めしたいところ、
友人のおじいちゃん家の湧き水の池をお借りして、10月から2カ月間飼ってもらっておりました。
鯉は、昔から母乳の出が悪い女性に重宝がられ、
肉食をせず、玄米菜食であるマクロビオティック(玄米菜食)でも例外的に調理され食べられる動物性タンパクでもあります。
今回は、マクロビオティック大家の大森一慧先生のレシピで鯉こくを作ろうと思い、
池に氷が張る前に、捕まえようと今日の捕獲に至ったわけです。
捕まえた鯉には、生命をいただく感謝の祈りをささげてから締めました。
マクロビオティックの鯉こくでは、「食物全体」の考えから内臓も鱗も骨も全部食べるため、
鱗をつけたままさばくのが特徴です。
田んぼで自由に泳ぎ、冷たい綺麗な清水で泥を吐かせたためか、
身が締り今までさばいた鯉の中で一番美味しそうだったので、鯉こくに調理する前に、
毒見で鯉の刺身「洗い」にしてみました。
さばきたての鯉の身を清水で清め締めた「洗い」は、臭みは全くなく、歯ごたえよく噛みしめると甘みがあり、
海の魚でいえば、ブリの若い時のイナダっぽい感じでした。
伝統的なつけダレの酢味噌だけでなく、醤油にワサビでも美味しかったです。
食べるための農業、自給農では、田鯉農法も一つの方法かと思いました。
もちろん、帰ってからさばいた鯉を鯉こくに調理したので、今後のブログでご紹介出来ればと思います。
2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。
耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。
半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。
只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。
【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」
1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。
長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室
【拙著のご紹介】
『これならできる!自然菜園』
『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~