無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

韓国からの見学者

2009-10-31 20:23:21 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、安曇野地球宿の望三郎さんの紹介で、韓国の生協活動を行っている方々の見学会を受け入れました。

韓国語の壁は、通訳の方を通じて乗り越えることができました。
私が日本語で話し、それを訳してもらい、また話す形でしたので、
ゆっくりと簡潔に伝える訓練になりました。


韓国も有機農業が発展していると聞きます。
そこで、今年のテーマ「エコ有機農業」をちょっと紹介しました。
大量の有機肥料に依存せず、わずかに身の周りにある有機物をテコ(レバレッジ)を効かせ、ミミズや土着微生物を活性化し、良い循環を作る。

つまり、今回の小麦栽培でいえば、薄らと米ぬかを撒き、刈った草を敷いていく。
そうすることで、敷き草の下に微生物・ミミズが集まって土が豊かになっていく。
森に落ち葉が降り積もり、自然に土が豊かになっていくように。


韓国と日本の共通の野菜、白菜を見ていきました。
この区画は、自然農で耕さず、草を刈って敷くやり方で育てています。
耕されなくても、草を敷いておくとミミズや虫が勝手に土を耕し、白菜は見事に結球します。

韓国でも以前は、農薬・化学肥料は使わず、稲のワラ焼いた草木灰を使う程度だったそうです。
見学は大変ですが、学ぶことも多く、良い出会いの場にもなります。


これはカブを試食するために切っている様子です。
カブは日本ではポピュラーですが、意外と韓国では最近になって初めて食べ始めた野菜だそうです。
韓国の方らしいなーと思った点は、切ったカブが大好評で、6株全部食べてしまった点です。
日韓のカブの懸け橋になれたような気がします。


はるか彼方の大陸から見学に来てくださってありがとうございます。



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Azumino自給農スクールでは、11月28日(土)に、友人の蕎麦屋さんで蕎麦打ち体験教室&新そば試食会をやる予定です。
参加希望者は、この10月30日のコメント欄に詳細を載せておくので、11月20(金)までにメールくださいね。


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◆◇◆次回は11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功

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そば脱穀(その2)キジ来るの巻

2009-10-30 19:49:36 | 自然菜園スクール
本日、


先日の蕎麦の脱穀に引き続き、第2回目のそば脱穀です。
前回は、「島立ち乾燥」させた蕎麦以外の脱穀でした。
今回の脱穀は、「島立ち乾燥」させた蕎麦でしたが、こちらの方が実の追熟は上手く行きました。


脱穀後、荒いフルイで枝などをより分けます。
前回25日から5日経ちました。途中雨で一回濡れましたが、乾燥は上出来でした。


フルイにかけた蕎麦は、唐箕(とうみ)にかけます。
唐箕は、手で回すことで、風を起こします。
蕎麦の実は重いので飛ばされません。軽い葉っぱやゴミは飛ばされてしまいます。
蕎麦の実だけ分けるのにとても便利です。


蕎麦を叩いた後の蕎麦ワラは、蕎麦を収穫した場所に戻します。
今小麦を蒔いてある上に、敷きワラします。


蕎麦のワラを還していると、どこからともなくキジの♂がやってきました。
キジは、われわれ人間から一定の距離を保ちながら、何かをついばんでいます。
想像するに、蕎麦ワラに残った未熟な蕎麦か?虫?を食べているようです。


そこで、うちのにもと思い、
鶏小屋にも、未熟な実が多く残った蕎麦ワラを敷いてみました。
キジとニワトリは同じ鳥類なので参考になります。


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Azumino自給農スクールでは、11月28日(土)に、友人の蕎麦屋さんで蕎麦打ち体験教室&新そば試食会をやる予定です。
参加希望者は、このコメント欄に詳細を載せておくので、11月20(金)までにメールくださいね。


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◆◇◆次回は11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

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来年の田んぼの準備(小麦発芽)

2009-10-29 20:46:11 | 日々の自然菜園
本日、

いいお天気がつづく。
お月さまも満月にむかってまん丸くなってきている。


標高が800メートルを超すだろう寒さが早く来る小麦畑では、先日播いた小麦が発芽してきた。


ここの小麦は、いつもグルテン量が低く育ちもっぱらお菓子用の薄力粉に活用している。
もう少し伸びてきたら、麦踏みをしようと思う。


田んぼでは、稲刈りを終え、脱穀も終えワラが残った。


今回は、田んぼにライムギを蒔いた。
未だ田んぼは未熟そのものでわからないことばかり、
稲わらを鋤き込んでちゃんと分解した田んぼではコナギが生えにくいという研究データを参考に、
稲わらをどのように戻すか、(土に還すか)思案した。
寒冷地の安曇野では、ワラが年内に分解するのには寒すぎるので、来年になってからだろうと思った。


そこで、ワラだけでは分解しにくいので、今回ライムギを蒔き緑肥として春先に一緒に鋤き込もうと思いました。
ライムギを播いた後に、ワラを敷いた写真です。

結果は、来年のブログにて発表しようと思います。

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◆◇◆次回は11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
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旨辛トウガラシいろいろ

2009-10-28 18:32:05 | 日々の自然菜園
本日、


今朝は、真っ白な霧がたちこめていました。
松本平から見れば、雲の中に住んでいる私ですが、
いよいよ本格的な霜が降りる前兆だと思い、畑の冬支度を急ぎたくなりました。


友人からいただいた「硫黄島トウガラシ」の酢漬け。
沖縄の島トウガラシ、タイのプリッキーヌの仲間のキダチトウガラシです。
自家採種した後のトウガラシをリンゴ酢に漬けました。
油炒めや餃子用に作りました。


これは、トップ写真の「ロコト」トウガラシの酢漬けです。
ロコトは、とてもフルーティーなパプリカトウガラシ。
この後、粉砕して自家製タバスコを作ります。


ロコトの種は、真っ黒なのが特徴です。

ただ辛いのは、苦手ですが、トウガラシによって辛みの風味が多様で、
料理を一層美味しくしてくれるので、ちょっとだけ育てています。


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◆◇◆次回は11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
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稲&蕎麦刈り

2009-10-26 19:53:58 | 自然菜園スクール
本日、

昨日のうちに稲の脱穀と、蕎麦半分脱穀を終えられて良かったです。

脱穀は、天日で乾燥してから行います。
あまり乾燥させすぎても、蕎麦はこぼれ、稲は米が割れてしまいます。

今回晴れ間のうちに大体終わえることができたのも友人知人の協力のお蔭です。
感謝しきれません。


蕎麦は、花が一斉に咲かないので、実も一斉につけません。
今回、一番花の実が熟し切ってから刈り取り乾燥しました。


蕎麦は脱粒しやすいので、落とさないように運び、
板に叩きつけたり、棒でたたいたりして脱穀します。


その後、粒をフルイでふるい分けます。


お米は、100kgを超える場合は、友人に手伝ってもらいハーベスター(自走脱穀機)で脱穀します。

穀類は、量が多くなってくると自給するのも一手間です。
しかし、みんなで協力し合って育て、収穫すると喜びも一塩で、楽しいうちに終わります。

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◆◇◆次回は11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方◆◇◆
※単発参加も可能です。

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自然栽培イチゴプランター講座(fukumimiセレクト講習会)

2009-10-25 18:02:19 | 出張菜園教室
本日、

友人たちと、蕎麦の脱穀・稲の脱穀をしました。
明日模様なので、今日中に稲の脱穀だけでも終了してよかったです。

昨日は、横浜まで軽トラで、出張菜園教室に行ってきました。
横浜で、天然酵母のパン作り教室を開いている友人のfukumimiさんhttp://blog.fukumimi.co.jp/
で私のプランター講座を開いてくれたからです。


天然酵母のパン作りにちなんだ講習会ができないか、考えた結果。
今回は、無農薬イチゴプランター講座を開くことにしました。
無農薬栽培のイチゴを自分で育てて、酵母を起こせたら素敵だと思ったからです。
今回は、都会で簡単に育てることができるように工夫しました。


午前と午後合わせて19名もの参加者が、地元横浜以外に、埼玉・東京などから集まりました。

前半は、座学で自然栽培プランターの秘密をレクチャーし、
いかにプランターの中に自然を再現し、小さな循環を活かし持続可能なプランターを構築するのかを、里山をモデルに解説しました。



後半は、ガレージに移動して実際に5層構造の自然栽培プランターをみんなで作りました。


完成したプランターには、イチゴの苗の他に、ニンニクやペチュニアがコンパニオンプランツ(共栄植物)として植えられています。

かなり好評だったので、行き帰りの移動や準備など大変でしたがやって良かったと思いました。
今後も都会でも手軽にはじめらて、持続できるようなプランターの必要性を強く感じたので、
以前栽培していた自然栽培プランターをアレンジ、
試行錯誤しながらいろいろなスタイルと紹介していこうと思いました。

たくさんのご参加ありがとうございました!


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◆◇◆10月14日から始まる冬の家庭菜園講座(NHKカルチャー)のお知らせ◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功




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鶏の冬支度そろそろ

2009-10-22 09:08:49 | 自然自給養鶏
本日、

いいお天気が続きます。
今朝、鶏の世話に行ってみると、ヒヨコが1羽いない!?
一生懸命探したが、やっぱりいない。

最近小さな穴をネズミが掘ってはいたが、
大型の獣が入れるようすはない。(穴が小さすぎる。)
用心に越したことはないので、そろそろ冬支度(防寒・防獣対策)を強化しようと思う。

そこに友人が来て、友人宅の鶏も昨晩、なにものかに(たぶんキツネ)に首だけ持って行かれたと聞いた。
寒くなってきて、冬支度をはじめたのは人間だけでなく、獣たちもそのようだ。
その話を聞いていよいよだなーと思った。

話は穏やかに変わり、

昨日の昼にはのんきにニワトリたちが5羽同時に砂浴びをしていた。
鶏は好んで日中砂浴びをし、全身エステしている。
砂で全身洗うことで、病虫害を清めているらしい。


ウコッケイのは元気に餌の葉っぱをついばんでいる。
観察していると、親同様同じものを食べている。
たちと違うのは、土と何かををより好んで食べている。


はじめのうちは、の飼い方の本を読んだが、
イマイチピンとこなかった。
というのは、だけを集めて飼うやり方だったので、
餌も玄米や専用のものなど人為的な気がすごくした。
今回、親の子育てをみて、本で書いていることがようやくわかった。
やはりは無理なく、親に面倒見てもらった方がいいとおもいました。

今日は、横浜のプランター講座の準備に当てています。
プランターの準備、講座のテキスト、段取りが目白押しです。
今回は18名もの方が参加して下さるということで、前泊します。
たちが安全に住める鶏小屋にバージョンアップしてから行こうと思います。


ちなみに、これは別の講座ですが、
在来メダカとドジョウを一緒に飼うビオトープ稲です。
見事に黒米が穂を垂らしています。

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先月安曇野地球宿にて行われた「ワークキャンンプ」のレポートがアップされました。
当日うちで行われたニンニク植えやハチミツの採取の様子が載っています。
http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/blog-entry-41.html



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現在18名もの申し込みがあり、感謝です。
ありがとうございます!

横浜でプランター栽培講座を行います。
来月横浜で10月24日(土)に、無農薬のイチゴ狩りを楽しめる講座を行います。
関東で、プランターから自然栽培を行ってみたい方必見の講座です。
もしよかったら、ご参加ください。

fukumimiセレクト講習会 竹内さんの無農薬自然栽培「イチゴ講座」
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=613781の問い合わせ↓
 
『自家製天然酵母パンfukumimi』〒235-0041横浜市磯子区栗木2-14-21
TEL:045-772-2460 FAX:045-772-2460 E-mail:info@fukumimi.co.jp

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◆◇◆10月14日から始まる冬の家庭菜園講座(NHKカルチャー)のお知らせ◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
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エンドウの種蒔き

2009-10-20 19:35:37 | 自然菜園の技術 応用
本日、

今年は、エンドウの冬越しに挑戦してみようと思います。
実は、ここ長野県安曇野は寒冷地のためエンドウの越冬限界です。

そこで寒い冬を避け、寒冷地では春や夏にエンドウを蒔きます。

春にエンドウを播くと、収穫が遅く収量が少ない欠点があります。
やはり、冬に耐えたエンドウは春に一斉に花を咲かせ、実をつけます。

温暖化の影響で、今年は暖冬のようなのでエンドウが越冬するかもしれません。
そこで今日、エンドウを蒔いてみました。


今年のテーマは、エコ有機農業。
エコ有機農業とは、私自身考えている持続可能な農業のことで、
農薬・化学肥料の代替としての有機農業ではなく、
身近にある少量の有機物を使い、自然の摂理をテコにして、レバレッジ効果(テコ効果)で有機肥料の総量以上の効果を発揮する。

つまり、自然農や無肥料栽培で野菜が育つ仕組みを使って、肥料に依存せず、持続可能なエコな有機農業を勉強しています。

今回は、エン麦とエンドウの他にクン炭を1:1:1加えて混播(こんぱん)、つまり混ぜて播きました。

というのは、以前麦にからみつくカラスノエンドウをみて、エンドウと麦を混播したことがあります。
結果はとても良好で、エンドウは強風から麦によって守られ、つるをからませながら生長しました。


昔エンドウは、焼畑の南急斜面で栽培されていたと老人に聞いたことがあります。
今回は、エンドウに焼き畑を思い出すかのように、身近にあったクン炭を混ぜました。


キュウリの跡地はそのままでしたので、


キュウリの株元に穴を掘り、エンドウ、クン炭、エン麦を蒔き土をかけて押さえます。

来年は、エンドウがたくさん食べたいです。


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先月安曇野地球宿にて行われた「ワークキャンンプ」のレポートがアップされました。
当日うちで行われたニンニク植えやハチミツの採取の様子が載っています。
http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/blog-entry-41.html



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現在17名もの申し込みがあり、感謝です。
21日まで申し込めるようになったので、よろしければどうぞ!!

横浜でプランター栽培講座を行います。
来月横浜で10月24日(土)に、無農薬のイチゴ狩りを楽しめる講座を行います。
関東で、プランターから自然栽培を行ってみたい方必見の講座です。
もしよかったら、ご参加ください。

fukumimiセレクト講習会 竹内さんの無農薬自然栽培「イチゴ講座」
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=613781の問い合わせ↓
 
『自家製天然酵母パンfukumimi』〒235-0041横浜市磯子区栗木2-14-21
TEL:045-772-2460 FAX:045-772-2460 E-mail:info@fukumimi.co.jp

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◆◇◆10月14日から始まる冬の家庭菜園講座(NHKカルチャー)のお知らせ◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
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小麦の種蒔きはじまる。

2009-10-19 21:27:56 | 自然菜園の技術 基本
本日、

いい天気です。
いよいよ、小麦の種蒔きをはじめました。

小麦は、うちの畑半分近くを埋める主の穀類です。
小麦の品種はいろいろやっていますが、主は「南部小麦」と「ユメアサヒ小麦」になります。あとライ小麦もらっています。

南部小麦は、主にお菓子用で、畑によってグルテン量が変わるので
薄力系の淡白な方は、焼き菓子が美味しく焼けます。
強力系のグルテンが多い方は、タルト生地やパイ生地に役立ちます。
この南部小麦は、自然農法センターから譲ってもらったもので、無農薬・無肥料でもスクスク育ってくれます。

ユメアサヒ小麦は、長野県が作ったパン用小麦で、試験場から直接譲ってもらいました。
はじめは自然農にむいていないかなーと思いましたが、種を自家採種するたびに即育つようになってきました。
うちではパンよりも、生パスタや乾麺にして食べています。

ライ小麦は、ライムギと異なり春蒔きできる小麦です。
背はライムギ並みに高く、ワラから良質なストローが作れます。
ちなみに、ジブリの森のカフェで使われているのもライ小麦のワラです。
うちでは、製粉後お菓子や蒸しパンなどに使っています。


いつもはこの畑で、小麦と蕎麦を交互連作しています。
ところが、今回はAzumino自給農スクールで蕎麦を育てているので、夏はなにも育てず草を生やしておきました。
今回は、耕やしてやってみました。(ちなみに、今年のテーマはエコ有機農業なので耕し方も工夫しました。)


耕したあとは、ふかふかなので足で溝を掘ります。


その溝に、スジ蒔きで小麦の種を蒔いていきます。
今年は、スジ蒔きだけでなく、一点に10粒の点蒔きでも育ててみます。

種を蒔いた後は、しっかり足で踏んで鎮圧します。
そうすることで、強い根が育ち乾燥を防いでくれます。
今年は、エコ有機農業ということで、鎮圧した後米ぬかと小麦ふすまをパラパラ土の上からうっすら蒔きました。
蒔いた量は、100㎡あたり、重さで1~2kg程度とかなり少なめです。
肥料というより、米ぬか・ふすまは微生物の餌になり、土着菌を増やしてくれるきっかけになり、さらに集まった微生物を餌にする土壌生物などを増やすきっかけになり、生物多様性を狙っています。


先月安曇野地球宿にて行われた「ワークキャンンプ」のレポートがアップされました。
当日うちで行われたニンニク植えやハチミツの採取の様子が載っています。
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現在14名もの申し込みがあり、感謝です。
21日まで申し込めるようになったので、よろしければどうぞ!!

横浜でプランター栽培講座を行います。
来月横浜で10月24日(土)に、無農薬のイチゴ狩りを楽しめる講座を行います。
関東で、プランターから自然栽培を行ってみたい方必見の講座です。
もしよかったら、ご参加ください。

fukumimiセレクト講習会 竹内さんの無農薬自然栽培「イチゴ講座」
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=613781の問い合わせ↓
 
『自家製天然酵母パンfukumimi』〒235-0041横浜市磯子区栗木2-14-21
TEL:045-772-2460 FAX:045-772-2460 E-mail:info@fukumimi.co.jp

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シャロムヒュッテで自然農10月(その2)

2009-10-18 21:04:41 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
昨日と夕立とうってかわって、今日は、

シャロムの「あずみの自然農塾」では、毎月1泊2日で自然農を体験しながら、自分の区画も持ち野菜を育てます。

また、育てた野菜を料理して美味しく食べる事にも力を入れています。


今回は、先月蒔いた野沢菜・大根は見事に発芽していました。
今回は、畑でべビューリーフとして収穫しながら食べてみました。
まだ根が肥大していない小さな大根の葉は、柔らかく後味にふんわり大根の風味をして美味しかったです。


そのあと、エンドウ・ソラマメの種まきをしました。
市販のエンドウ(右)・ソラマメ(中央)の種は、写真のように農薬コーティングされています。
左の種子は、自然農で自家採種したソラマメです。全然色が違いますね。


オクラの株元に、種を蒔く場所のみ草を刈り、穴を掘ります。
エンドウの種子と麦の種子を同量一緒に蒔きます。
そうすることで、麦に絡みつきながらエンドウが健康に育ちます。


2か月前に蒔いた蕎麦は見事に実をつけていました。
みんなで実をこぼさないように収穫しました。


自然農の耕さない田んぼでは、まだ稲刈り時でなかったので今回はシャロムの耕した田んぼにて稲刈りをしました。
稲刈り初めての方も多く、黄金色に輝く稲をみんなで一生懸命刈りました。


先月安曇野地球宿にて行われた「ワークキャンンプ」のレポートがアップされました。
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来月横浜で10月24日(土)に、無農薬のイチゴ狩りを楽しめる講座を行います。
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