最近注目の無料動画ユーチューブ『自然菜園LifeStyle』に、見学会でもみていただいたナスのコンパニオンが紹介されています。
竹内さんが語る「3分でわかる自然菜園」
本日、の予報。
今日10/ 2(水)は、城山公民館での『自然菜園入門講座』開催日です。
テーマは「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」
フルコースから数えると3連休最後の3日目最終日。
今年初めた初年度の田んぼの稲刈りを手刈りでみんなで行いました。
稲刈りの基本は、手刈りですし、初めての田んぼは手刈りすることで、田んぼの状況、稲の生育など診断するにも最適です。
「稲と田んぼの診断ポイント」は、いろいろありますが、
1)稲刈りの際、葉っぱが3枚残っていること
2)モミの付け根が青いこと
3)稲刈りまでに、水田の渇きやすさ(ひびの入り方)や、保湿性(水が抜けない、乾かない、ちょうどいい)
4)草の種類、草の生え方、草が種を残せる状態かどうか(花が咲く前、花咲いている、花が咲いた後で莢がある、種がこぼれている、こぼれ終わった)
5)土の質(トロトロ層の厚み、稲刈り後の渇き方)
6)ひこばえが出ない、ひこばえが出る、ひこばえが穂をつける
など稲刈りして今年の稲の生育と、田んぼの状況を反省し、秋起こし、来年の稲作は稲刈りに始まっているといっても過言ではありません。
今回は3日間、台湾からのゲストもいたので、稲刈りの基本から、天日干し「はざがけ」までしっかり手刈りでレクチャーを片言の中国語と英語と日本語で、怪しい日本人といった感じで、日本人と台湾人に同時に行いました。
品種は「たかね紫」という長野農試験場が育成した高地用の紫米です。
ただ刈っていくのではなく、刈って、結束して、はざがけするまで無駄がないように、刈っていきます。
ここで学ぶことに熱心な台湾良い質問がありました。
彼女は、稲を刈るとき2~3回ギコギコしないと切れない稲を、1回で簡単に刈って、すぐに縛れるように重ねていく姿を観て
「どうしたら、1回で稲を刈れますか?」と尋ねてきました。
1回目の答えでは、「のこぎり鎌の先端だけでなく、全体をスライドさせるように刈るといいよ」
それでも刈れず「どこが違うのでしょうか?」
実際に刈ってもらい、見ていると力いっぱい手だけで刈っている姿だったので、
「身体のポジションがこうで、膝を曲げて刈る瞬間は軽く刃を当てて、上半身を起こす瞬間だけ力をいれてのこぎりを引くといいよ」と片言の英語とジェスチャーで稲刈りを行って見せて、納得してその後は、スムーズに刈っているようでした。
なかなかこの点は、書籍などでは書いていないことが多く、昔の人は、親の姿を観てやりながら身体で覚えていったようです。
実際のスクールに参加してもらうと、こんなちょっとしたことで、簡単に身体も楽して稲刈りできるようになり、無駄が少なくなるので、早く終わってしまうものです。
お次は、はざがけ。
これも巨大台風はともかく、強風ぐらいでは倒れない立て方をしたいですし、
自給用のお米なので、少しでも美味しく仕上がるように、結束の束の太さを同じくし、縛る場所も同じくし、
「2:8」と「8:2」と分けて抜け落ちないように、そして2の方がゆっくり乾き、8の方が乾きやすいようにかけていきます。
この田んぼでは4種類のお米を育てているので、たかね紫は終了し、
残りは、3種類「ひとめぼれ」「シラケモチ」「ハッピーヒル糯」が順番に毎週稲刈りになります。
スクール後、台湾人のゲストを友人宅に送迎し、元生徒さんの友人の美しい田んぼと景色を眺めて、お茶をしてホッとしました。
スクールで学んだことを自分自身の田んぼに活かして、毎年テーマをクリアーにしていっている田んぼだったので、美しさの中に、稲との対話による野良仕事が光っていました。
次回自然菜園スクール「自然稲作・発酵コース」は脱穀と自家採種です。
次回の自然菜園フルコースは、
10月12日(土)~13日(日)夏野菜の自家採種、稲の脱穀 、ピザ窯・ウッドデッキづくり、水餃子づくりを予定しております。
※単発体験参加可能です。
◆◇◆お知らせ◆◇◆
2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。
今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」
毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。
10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」
次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)
★次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』
1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
自然菜園スクール2019 募集中~
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』
1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回7/11(木)「中干しと出穂」です。
場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。
第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。