本日、。
昨日は、大岡にある実験田んぼの2度目の除草・抑草に行ってきました。
家から遠いので、7~10日おきにしか行けないので、大家さんに水やりをお願いしてありましたが、年々生き物が多くなり、今年はモグラなどにより水が溜まらず少しでも水が温まるように迂回させて入れております。
この田んぼの水は雪解け水なので、とても冷たくそのまま入れると稲の生育が悪くなるからです。
ここ数年やってみて一つのいい発見としては、水口に刈った畦草と米ぬかなどを重ね、踏み発酵させることで、いろいろな草を抑えてくれる効果がありそうだということです。
大家さんの池の掃除兼、預かっていただいている鯉の捕獲をし、
今日田んぼに放流しました。
鯉は池があれば飼いたい好きな魚です。
完全に趣味で、毎年田んぼに水を張っている時期だけ、鯉を放して愉しんでおります。
長野県では、海がないこともあり、昔からお祝いに欠かせない鯉の旨煮、産後の肥立ちをよくする鯉こくは欠かせない貴重なタンパク源でした。
そのため、佐久地域では、地域をあげて「水田養鯉」もしくは「稲作養鯉」といって、田んぼの裏作で鯉を育てておりました。
3cm程度の生まれたての稚魚も田んぼに放流すると、田んぼのプランクトンやタニシなどを食べてノビノビ泳いで、たった数カ月で15㎝位になってとても良く生育します。
今年は、3~4歳の30㎝位の大人になった鯉を放しました。
100匹中の生き残りの20匹です。
途中、獣や鷺(サギ)に会い、なかなか数が増えずに来ております。
今年は、成魚なので、是非田んぼで子供を産んでもらい、増やしたいところです。
昔は、川の水を取り入れて川の魚が自由に入ってきたようですが、今では夢のような話です。
我が家は深水栽培なので、草はほとんど生えていないので、除草目的というよりは、鯉を観て愉しみ、その泳ぎによって水が動き、根に酸素が行き、お米を美味しくするための隠し味といった感じで放流しております。
最初から成功は難しいのはわかっていますが、やってみないとわからないことばかり、特に水田は1年に1回しかできないので、
鯉を入れる方が手間ですが、鯉が増えるような、そして美味しく楽しい田んぼになればと思って挑戦しております。
挑戦といえば、3年前から果樹を本格的に無農薬で挑戦し始めました。
現在雨よけの下に、リンゴ30本の苗が育成中です。
中には、タネから育てたものもあります。
現在、ラズベリーや桑の実がたくさん採れるので、
果樹兼健康用酵素造りも挑戦中です。
無農薬果樹が難しいといわれていますが、無農薬の野菜やお米も難しいといわれていましたが、今では普通に行えております。
無農薬果樹もミカンなど広葉果樹は目処がついており、問題はリンゴなど落葉果樹です。
現在、道法先生に師事し、また多くの諸先輩方と学ばせていただいており、自分でもゼロから勉強しております。
野菜と稲が無農薬でできる理だけでは、多年草の果樹はまだまだわからないことだらけ、長期熟成の酵素による植物ホルモンサポートも一つの技術として、酵素づくりからやっているわけですが、
減農薬のリンゴの他は、ヨモギ、桑の実、イチゴ、ラズベリー、グミの実などは無農薬果樹や野草とオーガニック黒糖だけで発酵させて毎日混ぜております。
正直、色や香りだけですと、果実のシェリー酒漬けといった感じで、秘伝のベリーソースといった感じでウマすぎです。
身体が資本の農業なので、そろそろいい年なので、無茶が効かなくなってきておりますので、果樹栽培と酵素造りはセットで行っております。
果樹の栽培の標準化はまだまだあと数年はめどが立たない感じですが、来年には、元田んぼが果樹園として生まれ変わる予定(現在転換中)なので、果樹苗の植え付けが始まります。
最初は、果樹の本を読んでも、どのようにリンゴが実をつけていくのかすらわかっていないので、理解できないことばかり、
最近ようやく、家のリンゴの肥大や葉の枯れがなくなってきたので、どのように実がつくのか少しずつわかってきました。
それでも、まだ袋掛けや病虫害の見極めなど全くわからないことばかりで手探り状態です。
20年前を思いだします。『ワラ一本の革命』福岡正信著を読んで感動しても、自然農法が全く分からない師匠や先輩たちの畑と自分の菜園のにらめっこ。
必死の挑戦で最初の8年は全く育たず、失敗だらけでしたが、今はその失敗のお蔭で、随分野菜の気持ちに添えるようになったと思います。
「稲作養鯉」「無農薬・果樹」、本気の趣味(遊び)を極めてみたいと思っております。
数年後には、果樹について目処がついていたら、教室で、みんなと一緒に学びたいなーと夢見ております。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
7/5(水)― 梅雨の草対策、夏野菜の種まき、ニンジンの種まき
8/2(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ
昨日は、大岡にある実験田んぼの2度目の除草・抑草に行ってきました。
家から遠いので、7~10日おきにしか行けないので、大家さんに水やりをお願いしてありましたが、年々生き物が多くなり、今年はモグラなどにより水が溜まらず少しでも水が温まるように迂回させて入れております。
この田んぼの水は雪解け水なので、とても冷たくそのまま入れると稲の生育が悪くなるからです。
ここ数年やってみて一つのいい発見としては、水口に刈った畦草と米ぬかなどを重ね、踏み発酵させることで、いろいろな草を抑えてくれる効果がありそうだということです。
大家さんの池の掃除兼、預かっていただいている鯉の捕獲をし、
今日田んぼに放流しました。
鯉は池があれば飼いたい好きな魚です。
完全に趣味で、毎年田んぼに水を張っている時期だけ、鯉を放して愉しんでおります。
長野県では、海がないこともあり、昔からお祝いに欠かせない鯉の旨煮、産後の肥立ちをよくする鯉こくは欠かせない貴重なタンパク源でした。
そのため、佐久地域では、地域をあげて「水田養鯉」もしくは「稲作養鯉」といって、田んぼの裏作で鯉を育てておりました。
3cm程度の生まれたての稚魚も田んぼに放流すると、田んぼのプランクトンやタニシなどを食べてノビノビ泳いで、たった数カ月で15㎝位になってとても良く生育します。
今年は、3~4歳の30㎝位の大人になった鯉を放しました。
100匹中の生き残りの20匹です。
途中、獣や鷺(サギ)に会い、なかなか数が増えずに来ております。
今年は、成魚なので、是非田んぼで子供を産んでもらい、増やしたいところです。
昔は、川の水を取り入れて川の魚が自由に入ってきたようですが、今では夢のような話です。
我が家は深水栽培なので、草はほとんど生えていないので、除草目的というよりは、鯉を観て愉しみ、その泳ぎによって水が動き、根に酸素が行き、お米を美味しくするための隠し味といった感じで放流しております。
最初から成功は難しいのはわかっていますが、やってみないとわからないことばかり、特に水田は1年に1回しかできないので、
鯉を入れる方が手間ですが、鯉が増えるような、そして美味しく楽しい田んぼになればと思って挑戦しております。
挑戦といえば、3年前から果樹を本格的に無農薬で挑戦し始めました。
現在雨よけの下に、リンゴ30本の苗が育成中です。
中には、タネから育てたものもあります。
現在、ラズベリーや桑の実がたくさん採れるので、
果樹兼健康用酵素造りも挑戦中です。
無農薬果樹が難しいといわれていますが、無農薬の野菜やお米も難しいといわれていましたが、今では普通に行えております。
無農薬果樹もミカンなど広葉果樹は目処がついており、問題はリンゴなど落葉果樹です。
現在、道法先生に師事し、また多くの諸先輩方と学ばせていただいており、自分でもゼロから勉強しております。
野菜と稲が無農薬でできる理だけでは、多年草の果樹はまだまだわからないことだらけ、長期熟成の酵素による植物ホルモンサポートも一つの技術として、酵素づくりからやっているわけですが、
減農薬のリンゴの他は、ヨモギ、桑の実、イチゴ、ラズベリー、グミの実などは無農薬果樹や野草とオーガニック黒糖だけで発酵させて毎日混ぜております。
正直、色や香りだけですと、果実のシェリー酒漬けといった感じで、秘伝のベリーソースといった感じでウマすぎです。
身体が資本の農業なので、そろそろいい年なので、無茶が効かなくなってきておりますので、果樹栽培と酵素造りはセットで行っております。
果樹の栽培の標準化はまだまだあと数年はめどが立たない感じですが、来年には、元田んぼが果樹園として生まれ変わる予定(現在転換中)なので、果樹苗の植え付けが始まります。
最初は、果樹の本を読んでも、どのようにリンゴが実をつけていくのかすらわかっていないので、理解できないことばかり、
最近ようやく、家のリンゴの肥大や葉の枯れがなくなってきたので、どのように実がつくのか少しずつわかってきました。
それでも、まだ袋掛けや病虫害の見極めなど全くわからないことばかりで手探り状態です。
20年前を思いだします。『ワラ一本の革命』福岡正信著を読んで感動しても、自然農法が全く分からない師匠や先輩たちの畑と自分の菜園のにらめっこ。
必死の挑戦で最初の8年は全く育たず、失敗だらけでしたが、今はその失敗のお蔭で、随分野菜の気持ちに添えるようになったと思います。
「稲作養鯉」「無農薬・果樹」、本気の趣味(遊び)を極めてみたいと思っております。
数年後には、果樹について目処がついていたら、教室で、みんなと一緒に学びたいなーと夢見ております。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
7/5(水)― 梅雨の草対策、夏野菜の種まき、ニンジンの種まき
8/2(水)夏野菜の延命法、秋野菜の真夏の種まき、定植のコツ