本日、。
先日、夏野菜の余り苗の山を発酵させて、土ボカシを造りました。
うちでは、自家用の苗以外にも菜園教室の生徒さん分もあるので、少し多めに苗を起こします。
そのため、毎年苗が余ってしまいますが、その苗を発酵させ、再生させて来年の育苗土に加えて使っています。
うちでは、鶏を飼っているので、鶏小屋に敷いてあるモミガラ(鶏ふんや土と混ざった発酵鶏フン)を加えました。
米ぬかを苗に振りかけ、
更に、壁土を加え、材料をよく撹拌させ、
水を加え、山に積み直して発酵させます。
壁土とは、昔の土蔵など壊す際に土壁が出たので、袋に詰めてもらったものです。
土壁は、材料に粘土、ワラなどを刻んだものを発酵させ、何十年も土壁として風化させたものなので、団粒や腐植に富み、堆肥など発酵させる際に、10%ほど入れると肥持ちがよい堆肥になることで知られています。
また、壁土には、豊富なミネラルもあり、窒素素材、炭素素材、微生物資材だけで造る堆肥よりも、バランスがよくなり発酵、堆肥化がスムーズにいきやすくなります。
育苗土に再生する際も加えることで、苗土の肥料切れを防ぎ、定植まで根を支えてくれるので重宝します。
堆肥造りの材料に、6割ほど土を加え、土の多く含んだボカシを土ボカシと呼んでいます。
今回は、余った苗のポットにすでに土を多く含んだ材料なので、全体の10%ほど壁土を加えました。
気をつけなければならないのは、合成剤など使用した土壁は使えないということです。
ワラと土、天然の資材のみでつくられた土壁は貴重です。
壁土がない場合は、赤玉土や畑の粘土土など加えることで代用できます。
また、発酵がうまく進むように刈ったばかりの青草も少し加えました。
発酵がうまく進むように、古じゅうたんをかけ、
更に、ブルーシートにムシロをかけ発酵しやすいようにしました。
山にしてから3日目の今日。
温度を計ると42~44℃と順調に発酵が始まりました。
土ボカシは、7日おきに水分調整しながら切り返しをしていきます。
堆肥や土ボカシ、そして踏み込み温床は、重労働かもしれませんが、
身の回りの有機物を発酵させ、病気を防ぎ、野菜を健全に育てるための、知恵がいっぱい入った伝統技法です。
本当の意味では、無農薬栽培は、種子も育苗土も無農薬でなければ片手落ちです。
最初は、市販の資材からはじめ、資材も自給自足できると、
持続可能な農になっていけたらいいなーと思います。
ゴミにせず、無駄をせず、あるものを活かせる暮らしの一歩をお試し中です。
夏・第2回・7月6(金)7(土)8(日)日@森の家
講義・夏野菜の栽培Q&Aと秋野菜の栽培について
実習・夏野菜の手入れ(春蒔き小麦の8月収穫)、草マルチ、ニンジンの種まき、ダイズの土寄せ、調理・間引き野菜サラダ作り
単発でも参加できます。
Azumino自給農スクール
育苗コース、田畑コース、畑コース、田んぼコースを選べます。
「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
カルチャーセンターをはじめ3つの講座。
メルパルクカルチャー、城山教室(長野市)は、7月4日(水)、
NHKカルチャーは、7月11日(水)です。
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先日、夏野菜の余り苗の山を発酵させて、土ボカシを造りました。
うちでは、自家用の苗以外にも菜園教室の生徒さん分もあるので、少し多めに苗を起こします。
そのため、毎年苗が余ってしまいますが、その苗を発酵させ、再生させて来年の育苗土に加えて使っています。
うちでは、鶏を飼っているので、鶏小屋に敷いてあるモミガラ(鶏ふんや土と混ざった発酵鶏フン)を加えました。
米ぬかを苗に振りかけ、
更に、壁土を加え、材料をよく撹拌させ、
水を加え、山に積み直して発酵させます。
壁土とは、昔の土蔵など壊す際に土壁が出たので、袋に詰めてもらったものです。
土壁は、材料に粘土、ワラなどを刻んだものを発酵させ、何十年も土壁として風化させたものなので、団粒や腐植に富み、堆肥など発酵させる際に、10%ほど入れると肥持ちがよい堆肥になることで知られています。
また、壁土には、豊富なミネラルもあり、窒素素材、炭素素材、微生物資材だけで造る堆肥よりも、バランスがよくなり発酵、堆肥化がスムーズにいきやすくなります。
育苗土に再生する際も加えることで、苗土の肥料切れを防ぎ、定植まで根を支えてくれるので重宝します。
堆肥造りの材料に、6割ほど土を加え、土の多く含んだボカシを土ボカシと呼んでいます。
今回は、余った苗のポットにすでに土を多く含んだ材料なので、全体の10%ほど壁土を加えました。
気をつけなければならないのは、合成剤など使用した土壁は使えないということです。
ワラと土、天然の資材のみでつくられた土壁は貴重です。
壁土がない場合は、赤玉土や畑の粘土土など加えることで代用できます。
また、発酵がうまく進むように刈ったばかりの青草も少し加えました。
発酵がうまく進むように、古じゅうたんをかけ、
更に、ブルーシートにムシロをかけ発酵しやすいようにしました。
山にしてから3日目の今日。
温度を計ると42~44℃と順調に発酵が始まりました。
土ボカシは、7日おきに水分調整しながら切り返しをしていきます。
堆肥や土ボカシ、そして踏み込み温床は、重労働かもしれませんが、
身の回りの有機物を発酵させ、病気を防ぎ、野菜を健全に育てるための、知恵がいっぱい入った伝統技法です。
本当の意味では、無農薬栽培は、種子も育苗土も無農薬でなければ片手落ちです。
最初は、市販の資材からはじめ、資材も自給自足できると、
持続可能な農になっていけたらいいなーと思います。
ゴミにせず、無駄をせず、あるものを活かせる暮らしの一歩をお試し中です。
夏・第2回・7月6(金)7(土)8(日)日@森の家
講義・夏野菜の栽培Q&Aと秋野菜の栽培について
実習・夏野菜の手入れ(春蒔き小麦の8月収穫)、草マルチ、ニンジンの種まき、ダイズの土寄せ、調理・間引き野菜サラダ作り
単発でも参加できます。
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「無農薬・ずくなし家庭菜園講座」
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NHKカルチャーは、7月11日(水)です。
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