自然菜園スクール2019 単発体験参加者は随時募集中~
本日、。
関東甲信越に属する長野は、広範囲ためか、まだ東京が梅雨っぽいということもあり、まだ梅雨明け宣言されていない。
個人的には、梅雨明けしたものとして、野菜の最終草マルチを始めている。
苗代ハウスのコシヒカリも、出穂をはじめた。
一番最後に植えたコシヒカリだけれども、6月末まで朝夕寒かったので、ハウスを閉めて保温に努めた結果、一番早い出穂です。
苗代は、苗を育てる幼稚園のような場所なので、一番最初に稲刈りをしてしっかり秋起こし土づくりをしたい。
そのため、東北地方出身の師匠のお宅では、苗代田は最もいい場所に位置し、育苗の条件も調っているにもかかわらず、田植えはしないと言っていた。
田植えをしてしまうと、苗代なので一番最後の田植えになってしまい、養分もなくなり、草も生えてしまうので、田植えをせずに、夏の間中土づくりをすると聴いている。
私は逆転の発想で、一番最後の田植えにもかかわらず、一番最初の稲刈りができるハウスの特性を活かして、田植えすることで草を生やさないことにしています。
養分は減るので、苗代分の自然堆肥を畦草とワラなど田んぼ由来のもので造って準備しています。
今年は、梅雨がしっかりと雨が降ったので、去年の逆で草が伸びに伸びております。
今は、野菜の株下の草刈り、草マルチは完了しているので、梅雨明け後の、畝全体の草マルチを完成させようと、畦の草刈りを行いました。
野菜の株下や周囲に生えてきた草を刈って敷くのが草マルチの基本です。
梅雨の間、野菜の生育に合わせて草を刈って敷くことで、野菜の根の生育を促進します。
梅雨が明けると、晴天に伴って、一気に草も野菜も伸びてきます。
そして、梅雨明けと共に乾燥、高温と梅雨の湿度と低温時に伸びていた浅い根が深く潜ろうとします。
そのため、夏野菜の根を深く張らすために、浅い根が枯れないように、通路の緑肥mixや畦の草を刈って、畝全体に草マルチができると最高です。
梅雨明け宣言はまだでも、天候は、梅雨ではなく、もう真夏に入っております。
今回は、採種圃場(元田んぼ、今年初年度)に、畦の刈ったばかりの草を一輪車で運び、根の張りがよくなるように草マルチをしました。
草の量は、限りがありますし、野菜と土の状態から、加減してあげます。
草マルチがほぼ完成しそうな残り一台分の草を運んでいると、上の段の田んぼの方が、ボルドー(農薬)を散布するとのこと。
ボルドーは、有機JASでも認証される有機農薬「日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる薬剤」で一般的な「園芸殺菌剤」ですが、原材料が「硫酸銅」なので、酸性土の強い日本では、有毒の農薬です。
すぐに、車と家の窓を全部閉め、避難しました。
通常の稲作では使わない農薬ですが、この地区は、長野県最大の種もみ圃場地区なので、種籾に有毒とされる「稲コウジ病」対策のための農薬防除です。
うちでは、農薬対策として、干渉地帯として、外畦や内畦を作ったり、風向き、木や季節が異なるようにしたうえで、距離ととるようにしております。
今回は間一髪でした。緩衝地帯の畦の草を刈り終わって、集め終わったときに居合わせたので、無事草も人も避難できました。
人によっては、前もって連絡くれたり、時間帯を教えてくれますが、風向きも風下でなく、今回はラッキーでした。
避難した後、避難させておいた草を時間をおいてから草マルチしました。
農村はとても良いところですが、農薬・化学肥料というおまけがついてきます。
通常の野菜や果樹、稲は農薬でしっかり防除された作物だということが痛いほどわかる瞬間でもあります。
家庭菜園や自給菜園が無農薬で営んまれるようになると、いいなーと思っております。
自然菜園スクール『自然菜園フルコース』夏休みの開催の予定
8月10~11日(土・日)
夏野菜の収穫、秋野菜の種まき、ピザ窯づくり、ウッドデッキ改装
◆◇◆お知らせ◆◇◆
2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。
今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」
毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。
8/ 7(水)-「ダイコンのコンパニオンプランツ」「ハクサイのコンパニオンプランツ」
9/ 4(水)-「カブのコンパニオンプランツ」「キャベツのコンパニオンプランツ」
10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」
次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)
★次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』
1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
自然菜園スクール2019 募集中~
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』
1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回7/11(木)「中干しと出穂」です。
場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。
第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
本日、。
関東甲信越に属する長野は、広範囲ためか、まだ東京が梅雨っぽいということもあり、まだ梅雨明け宣言されていない。
個人的には、梅雨明けしたものとして、野菜の最終草マルチを始めている。
苗代ハウスのコシヒカリも、出穂をはじめた。
一番最後に植えたコシヒカリだけれども、6月末まで朝夕寒かったので、ハウスを閉めて保温に努めた結果、一番早い出穂です。
苗代は、苗を育てる幼稚園のような場所なので、一番最初に稲刈りをしてしっかり秋起こし土づくりをしたい。
そのため、東北地方出身の師匠のお宅では、苗代田は最もいい場所に位置し、育苗の条件も調っているにもかかわらず、田植えはしないと言っていた。
田植えをしてしまうと、苗代なので一番最後の田植えになってしまい、養分もなくなり、草も生えてしまうので、田植えをせずに、夏の間中土づくりをすると聴いている。
私は逆転の発想で、一番最後の田植えにもかかわらず、一番最初の稲刈りができるハウスの特性を活かして、田植えすることで草を生やさないことにしています。
養分は減るので、苗代分の自然堆肥を畦草とワラなど田んぼ由来のもので造って準備しています。
今年は、梅雨がしっかりと雨が降ったので、去年の逆で草が伸びに伸びております。
今は、野菜の株下の草刈り、草マルチは完了しているので、梅雨明け後の、畝全体の草マルチを完成させようと、畦の草刈りを行いました。
野菜の株下や周囲に生えてきた草を刈って敷くのが草マルチの基本です。
梅雨の間、野菜の生育に合わせて草を刈って敷くことで、野菜の根の生育を促進します。
梅雨が明けると、晴天に伴って、一気に草も野菜も伸びてきます。
そして、梅雨明けと共に乾燥、高温と梅雨の湿度と低温時に伸びていた浅い根が深く潜ろうとします。
そのため、夏野菜の根を深く張らすために、浅い根が枯れないように、通路の緑肥mixや畦の草を刈って、畝全体に草マルチができると最高です。
梅雨明け宣言はまだでも、天候は、梅雨ではなく、もう真夏に入っております。
今回は、採種圃場(元田んぼ、今年初年度)に、畦の刈ったばかりの草を一輪車で運び、根の張りがよくなるように草マルチをしました。
草の量は、限りがありますし、野菜と土の状態から、加減してあげます。
草マルチがほぼ完成しそうな残り一台分の草を運んでいると、上の段の田んぼの方が、ボルドー(農薬)を散布するとのこと。
ボルドーは、有機JASでも認証される有機農薬「日本農林規格(JAS)の有機農産物栽培においても使用することができる薬剤」で一般的な「園芸殺菌剤」ですが、原材料が「硫酸銅」なので、酸性土の強い日本では、有毒の農薬です。
すぐに、車と家の窓を全部閉め、避難しました。
通常の稲作では使わない農薬ですが、この地区は、長野県最大の種もみ圃場地区なので、種籾に有毒とされる「稲コウジ病」対策のための農薬防除です。
うちでは、農薬対策として、干渉地帯として、外畦や内畦を作ったり、風向き、木や季節が異なるようにしたうえで、距離ととるようにしております。
今回は間一髪でした。緩衝地帯の畦の草を刈り終わって、集め終わったときに居合わせたので、無事草も人も避難できました。
人によっては、前もって連絡くれたり、時間帯を教えてくれますが、風向きも風下でなく、今回はラッキーでした。
避難した後、避難させておいた草を時間をおいてから草マルチしました。
農村はとても良いところですが、農薬・化学肥料というおまけがついてきます。
通常の野菜や果樹、稲は農薬でしっかり防除された作物だということが痛いほどわかる瞬間でもあります。
家庭菜園や自給菜園が無農薬で営んまれるようになると、いいなーと思っております。
自然菜園スクール『自然菜園フルコース』夏休みの開催の予定
8月10~11日(土・日)
夏野菜の収穫、秋野菜の種まき、ピザ窯づくり、ウッドデッキ改装
◆◇◆お知らせ◆◇◆
2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。
今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」
毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。
8/ 7(水)-「ダイコンのコンパニオンプランツ」「ハクサイのコンパニオンプランツ」
9/ 4(水)-「カブのコンパニオンプランツ」「キャベツのコンパニオンプランツ」
10/ 2(水)-「ニンニクのコンパニオンプランツ」「タマネギのコンパニオンプランツ」
次回自然菜園スクール自然菜園見学コースでは、2か月後田畑の生長具合を是非目の当たりにしてみてください。
8月18日(日) AM:自然菜園講座③(自家採種)
PM:真夏の自然菜園見学会(田んぼの出穂、野菜の夏休み、秋野菜の植え付け)
★次回 8/ 8(木)稲刈りのタイミングと稲の診断です。
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』
1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
自然菜園スクール2019 募集中~
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』
1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回7/11(木)「中干しと出穂」です。
場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ
●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)
新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。
第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。
現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座』オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。