無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

ソバの脱穀(臨時自然菜園スクール)

2017-10-29 07:41:48 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。
※近日中に、実技編もアップグレード予定ですお楽しみに~


本日、

今日は、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」の最終日です。

月に1度で、菜園スクールが開催できているのも、タネと苗のお蔭です。
そのためか、5年前までは、卒業生で苗を買う予約が多く、小さなハウスでは育苗が大変になっておりました。
そこで、5年前から「自然育苗コース」が生まれ、育苗技術や考え方を公開し始め、3年前から「自然育苗タネ採りコース」といった本来自家採種とセットだった自然育苗が全部公開できるようになって現在に至ります。

育苗は、最低限の技術も必要なので、講座と実技のセットで、年間11回開催してきましたが、今年度の最終会になり1年が早いなーと感じております。







2週間前に自然菜園スクール「自然菜園コース」でみんなで刈り取ったソバを昨日脱穀しました。

本当は、露地でそのまま乾燥、先週脱穀する予定でしたが、長雨と台風といった例年にない天候だったので、昨日臨時スクールを開催し、有志でハウス内で脱穀を行いました。


ソバの脱穀の仕方はいろいろありますが、人数が多く、よく乾燥したソバの場合、コンパネなどに叩きつける方法が一番簡単で早いものです。




昔ながらの足踏み脱穀機で脱穀体験もしてもらい、昔の道具の素晴らしさを味わいながら、ソバの脱穀の基本を身につけてもらいます。

その結果、立ち位置や力の入れ方などバランスが良くなり、日頃の野良仕事の能力がアップするので不思議なものです。





フルイでふるった後、唐箕という風選機によって、風の力で実だけにします。


脱穀し終わったソバのワラは、畑でそのまま使うことは厳禁なので、

来月の自然菜園スクール「自然菜園入門・実践合同コース」にて、自然堆肥の材料としてつかい、完熟堆肥にしてから畑に戻します。


他にも、足踏み脱穀機で、ハト麦を脱穀したり、


途中雨で脱穀できなかったエゴマは、寒冷紗の上で、少しでも実が落ちないままにしたり、


先週播いた小麦は無事発芽しておりました。

秋から冬にかけて、栽培する作物は減っていく限りですが、この時期までに如何に野良仕事で、畑のお世話ができるか、そして余計な事をしないかがとても大切です。

自然の営みを全うさせることに従事することが最も近道な気がしてなりません。

昨日収穫したソバは、これから広げて、中に紛れ込んでいる虫を逃がしながら、もう少し乾燥させ、もう一度唐箕をかけて仕上げる予定です。

仕上げたソバは、挽いて粉にして、12月の自然菜園スクールの打ち上げ兼、忘年会の蕎麦づくしになります。
今年は、まあまあの収量で、実がとても重く味わいが楽しみです。




2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

次回11/1(水)
・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど
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ハウスづくり(あと一歩)補強および、あると便利グッツ紹介

2017-10-26 19:51:30 | 日々の自然菜園

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本日、


今日は久々に晴天に恵まれ、2日間平均3人で建ててきたパイプハウスの細々とした補強や雪対策、ビニールを張る前にやってしまいたいことを1人コツコツと行いました。






筋交いを入れることで、強風などからハウスを守ることができます。




後は、積雪対策も行いました。

機械などの資材倉庫なので、雪でつぶれないように、つっかい棒を常設し、大雪の前には、入口と出口も単管パイプで補強できるようにしました。

5年くらい前の大雪で、ハウスを潰した教訓から、今回は、太めの25mmのパイプにし、ビニールも風で動かないように、ビニペットで固定できるようにしました。


なんだかんだで試行錯誤の9棟目のハウス。

鶏小屋もパイプハウスで作っているので、道具もいろいろ増えました。

この写真の道具は、なくてもハウスが建てられますが、あると圧倒的に楽に、正確(強力)に作ることができます。
先輩の道具をまねて少しずつ買い足したものですが、今ではないと困る位の便利グッツです。

やっと人様にお伝えできる位になったので、ご希望がけっこうあったので、
ついに来年は、鶏小屋作り講座(パイプハウス)を予定しているので、自給用自然養鶏&小屋づくりを初公開講座で行う予定です。

パイプハウス作りができると、育苗、野菜づくり、乾燥(保存)小屋、資材庫、ガレージ、鶏小屋、果樹園、休憩小屋など畑の中に基礎づくりを使用しなくても、小屋が建てることができるので、借りている農地でも家庭菜園、自給菜園の幅が広がります。




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利用法
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パイプハウスの建設中

2017-10-25 07:22:27 | 日々の自然菜園

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本日、のち


写真は、今年春に新設の水稲用のミニハウスです。大人が立って入れるくらいのもので、元々はアスパラの促成栽培ようのものです。

当地は、寒冷地に属し、平年であれば、10/20にはすでに霜が降り、5/20まで霜が支配する地域です。
寒いのは悪いことばかりでなく、寒流のお魚が美味しいように、昼間と夜間の今度差が、美味しい野菜やお米を育んでくれ、冬は栽培をお休みして冬眠できるのもいいところです。




今回は、農機具倉庫としてのパイプハウスづくりを予定よりも、長雨のためかなり遅れての建設を友人たちのご協力の元行っております。

ハ―ベスタなど雨に当てたくない、田んぼなどの近くに合った方が良い機械を収納でき、余裕スペースで、ダイズの乾燥や脱穀ができるように、ちょっと広めに建てます。

まずは、パイプハウスの下穴あけ、これが一番大切で、ハウスがまっすぐ、垂直に強度が最大になるように建てる秘訣ともいえます。

まずは、大地に三角法で直角を決め、ハウス予定地に、パイプが45㎝ピッチで30㎝以上埋まるように、下穴を空けます。

生涯8棟目のハウス作りなので、少しずつですが、コツがわかってきました。
職人さんたちに建ててもらうと、きっちりしていていいのですが、なにせ材料費の2~3倍と高額になるので、器用で気心知れた友人たちと建てております。




間口5.4m、奥行き9mと小さめのハウスですが、高さがあるので、大人3人で息を合わせて左右の基準から建てて行きます。


あばら骨のような骨組みができた後、肩と頂上にパイプを3本建てて行きます。


この際に、パイプを左右に出しておけばよかったのですが、つないでしまったので、歪んてしまったので、




中央から直角で等間隔になるように、調整し直し、パイプが綺麗に並びました。

直角ができることで、ねじれもなくなり、パイプハウスの強度はとても強くなります。

今度建てる際には、頂点のパイプの長さは最後に切って調整しようと反省しました。


台風が来る直前に、ここまで約2日間かかりましたが、今までで一番安定した作りになりました。

ここまで、半日、プラス1日で、1.5日です。(各3人)




今日は、小雨の中、半日有志で続きを行いました。

9mのハウスなので、一人では25mmのパイプすら運べず、3人以上いると一気に物事が運びます。

仮止めとして麻紐で縛ってから




直管パイプとビニペットをくさびタイプの留め具で止めていきます。

このタイプの留め具は、とても強力なので、強風や積雪に頼もしいものです。


地面が平らとは限らないので、水平器(レベル計)で水平を測りながら行うことで、直角を出していきます。


今日はここまで。合計2日間になります。(各平均3名)

予想外の雨で、半日だったですが、友人たちのお蔭で、ここまでできれば、細かいところは、自分でも進めることができそうです。

手伝ってくれる友人たちもどんどん上手になっていき、頼もしい限りです。

このハウスは、雨が吹き込まないよう、雪で倒壊しないように補強はしますが、基本トンネルだけのドアなしのシンプル設計にしています。

この後、風がなく、晴れた日に大人4人以上で一気にビニールを張っていこうと思います。
ビニールが晴れたら一段落、雨水の排水加工して、機械を納車できればと思います。

雪が降る前に、完成させ、すべての機械や道具たちを引っ越しできればと思います。
長雨で大変ですが、その分、初霜も遅れている様子、一長一短の天気に左右されず、一歩一歩進んでいきたいものです。



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今年最後の稲刈り「亀の尾」

2017-10-25 05:18:12 | 日々の自然菜園

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本日、のち




台風も無事やり過ごし、完全防水してあったはざがけ米は、無事でした。




140㎝以上にも育った「亀の尾」を有志で今年最後の稲刈りを行いました。




お茶の時間には、雪氷しはじめたアルプスの絶景を観ながら休憩しました。






今年は、雨が多く、田んぼがまだ湿っています。

少しでも排水できるように、溝切り機と三角ホーを使い丁寧に溝を掘ってつないでおきます。

こうすることで、秋起こし、春起こしがとてもスムーズに行えます。


無事、今年の稲刈りも終え、後は脱穀だけになりました。

この「亀の尾」は、地元の酒蔵に持ち込み、スクール生用にお酒にしてもらいます。

今年は長雨で、稲刈りが遅れて10月末になってしまいましたが、実りはよかったようです。

脱穀までに気は遣いますが、楽しみでもあります。



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自然菜園スクール(ソバ刈り、雑穀の脱穀)

2017-10-21 06:47:41 | 自然菜園スクール

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本日、のちの予報。

今日は、自然菜園スクールの入門・実践コースの開催日です。
10月からは、半日の入門コースと実践コースの共同開催になります。

先週の雨が降る前に行ったソバ刈りの様子をアップします。




一面在来ソバの花が枯れ、実をつけてきました。
ソバの実はとてもこぼれやすく、早朝から気をつけながらの刈り取りになります。

ソバの刈り取りを体験すると、刈りにくい抜けやすいソバ刈り後草刈りが上手になるので不思議です。







刈り取ったソバは、1束に束ねた後、それらを6~8束で束ね、いわゆる伝統的な「島立て」にし天日乾燥させます。

通常は、露地で、1週間ほど乾燥させるのですが、雨予報がつづいたので、今年は、




みんなで一斉に刈って束ねて行きます。


休憩用ハウスいっぱいに詰めて乾燥させることにしました。






エゴマも葉が落葉する寸前に、刈り倒しておくことで、タネがこぼれるのを最小限にとどめながら、乾燥させます。

雑穀の中でもソバやエゴマは栽培そのものは簡単でも、種がこぼれやすい、跡地が野菜が育ちにくくなるものは、刈り取り、乾燥、脱穀が大切な野良仕事になります。






タカキビは、天日乾燥後、簡単な脱穀用具を手作りし、それにこすりつけて実を落とします。


最後に、約50mの小麦の種まきを行いました。

小麦は播き時や播く量が、各地域風土によって変わってくるので、それらを吟味する方法などを紹介し、一人50mを責任もって丁寧に播いていきます。

50mも均一に播くことを数回経験すると、カブやコマツナなどの種まきが上手になるので、

雑穀や小麦を育て、刈り取ることで、結果として野菜に必要な種まき、草刈りの特訓になるようです。

今日は午前中、野菜の栽培を行い、午後ソバの脱穀を予定しておりますが、台風21号の雨も午後予想されるので、様子を見ながら行おうと思います。



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自然菜園スクール『自然菜園見学会コース』秋の菜園、自給自足農園のコツ

2017-10-19 07:46:29 | 自然菜園スクール

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本日、のちの予報。

それにしても良く降るです。昨日も貴重な晴れ間を利用して新しい資材倉庫のハウスの基礎作りや、イネの脱穀、はざがけの雨対策、排水対策を友人たちと行いました。


小雨の中、先週末に自然菜園スクール『自然菜園見学会コース』秋の菜園を見学し、座学は自給自足農園のコツを行いました。

見学会をより深めるために、午前中は自己紹介の後に、ミニ講座を行っております。


座学「自給自足Life農園①」では、家族で自給するのに必要な面積やどのように自給率を高め、愉しむのかをご紹介しました。


「自給自足Life農園②」では、自給自足できる農園にする3ステッププランを畑編、田んぼ編、元田んぼから畑への転換方法をご紹介します。


菜園の野菜で作った食べる見学会「トマトシチュー」ランチの後、




実際に、今年4回を行った見学会では、元田んぼを菜園(果樹園)に移行するプロセスを観てもらいました。

現在は、元水田でも良く育つ緑肥たちが根を張りせっせと土作りを進めてくれています。






夏野菜を育てていたいわゆる「夏畝」が「冬畝」に変化させているところをみていただき、その時に気をつけている点、大切な点などをお伝えしました。



田んぼでは、来年度から不耕起に切り替える田んぼのレンゲとムギ、ワラを全面にしているところを観てもらいました。






畑の一角に作ったトイレ型ミミズコンポスターもご紹介。

泥を玄関に持ち込まず、出た糞尿は、ミミズなどによって分解され、土に還る仕組みです。

見学者や講座でも役立つ仕組みです。









いよいよ自給用の自然菜園です。

秋ジャガとネギ栽培や、定植直前のタマネギ苗たちを観てもらい、




実際に、夏野菜の片づけ=冬野菜の準備の一部を観ていただきました。




ハクサイとホウレンソウなどの混植など、最新の自然菜園を観てもらい、




現在のハウスの中で育苗土づくりをしながら野菜を育てているところも観ていただきました。

育苗土づくりは、最終的にカブ、ラディッシュ、ホウレンソウなどを植えて、その生育と味などで育苗土の質を確認しておくと同時に、冬の野菜作りに役立っております。

今年最後の見学会だったので、この後は、シカ囲いや越冬などはお見せできませんが、今年は4回もできて良かったです。
辺鄙な田舎ですし、けっこう忙しい毎日なので、見学会は大変ですがとても励みになります。

今回も見学会を行うことで、いろいろな方と出会えましたし、いろいろな学び合いが生まれました。
来年も見学会ができるように、地域の信頼を厚くし、田畑を育み、作物を育てたいなーと改めて思いました。

来年度の菜園スクールの募集は、12月末にはできるようにしたいと思っておりますが、今年は執筆活動が重なっており、合間を縫って苦手なPC業務を行いたいと思います。

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夏野菜の片づけ=来年への準備(カボチャ&トウモロコシ⇒ターサイ&ニンニク編)

2017-10-16 06:27:09 | 日々の自然菜園

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昨日は、今年最後の自然菜園スクール「自然菜園見学会コース」、一昨日は「自然菜園入門・実践合同コース」でのソバ刈りも無事終わり、ホッとしました。
書きかけのブログから準備に投稿していこうと思います。

夏野菜が終わると、そのままになっていませんか?

私は、次の野菜が来るまでは、そのままにしますが、できるだけ早く片付ける=次の野菜を植えることにしております。
それは、切り倒されたり、落雷で樹が倒れると、その下から次の樹が生長してくるように、絶え間なく育てたいからです。

また、霜で夏野菜が枯れてから片づけると、どうしても冬草の茂りが悪く、ネズミの被害が拡大したりするためということもありますが、

夏野菜が枯れる前に30㎝程度に刈って敷いておくと、益虫や分解者の越冬がとても良い感じがし、冬草も生え、次の野菜にもよく日が当たるので、私は霜が来る前にさっさと夏野菜を刈って敷いて今います。


例えば、前日、トウモロコシ、カボチャ(トウガンも)の連作畝で収穫後すぐに、ニンニクとターサイ(ミブナ)も植えてしまいました。

写真はカボチャの収穫中の写真です。




ごろごろ草の中から収穫できます。

12mの畝に、トウガン4株、カボチャ6株植えただけですが、共に15以上の実をつけておりました。

その畝に、
ジャンボニンニク


ターサイなどを植えると、




こんな感じになります。敷いてある草は、通路の緑肥mixとカボチャ、トウガン、トウモロコシの残渣です。

ネズミの巣窟にならないように、未熟な実などもすべて回収済みで、未熟な実は、堆肥か鶏のエサになります。

例年は10月上旬の霜が来る1週間前の野良仕事ですが、今年は、先週28℃を超えとても暑くて忙しかったので見送り、1週間遅れての野良仕事になりました。

この後、鹿対策で不織布などをかける予定なので、ちょっと遅い位な方が、大きくなりすぎて越冬できないサイズにならずになりますし、今ずっとなのでちょうどよかったのでは?と思っております。

見学会コースでは、この畑を実際に観てもらいました。



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自然育苗土のチェック

2017-10-13 08:46:04 | 日々の自然菜園

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本日、のち

昨日からの長雨で、「自然菜園スクール 見学会コース」見学会前の外準備がなかなかできないのですが、

野菜たちは、久々の恵みの雨で、しっとりといい表情をしております。






春に植えきれずに、置きっぱなしのキャベツ苗がなんと手のひらサイズですが、しっかり美味しそうに結球しておりました。

根は、防草シートをちょっと貫通し、ただちょっと水分を吸っている程度の張り方だったのに、驚きました。
(というより、春から、水もやらず、そのまま放置していたので、なぜ枯れないのか?と見守っていたら、いよいよ結球し始めたので、長い経過を見守っておりました)

キャベツの特性も多分にあるのですが、今回の赤ポットは自家製の育苗土にも秘密がありそうです。




これは赤ポット同様、去年の育苗土の再生発酵土です。

余った苗や畦草(種なし)と土と米ぬか、鶏床で1年間熟成させてあります。








分解されにくい、生のモミガラも手で簡単につぶすことができます。

キャベツは、きっとこのモミガラなどに根で働きかけて、最低限の養分を吸収し、光合成し、結球したのでしょう。

自然育苗には、自家製育苗土も欠かせません。
発芽・発根障害が出ず、病虫害が出ないだけでなく、簡単に養分を放出せず、野菜の根が働きかけて努力することで、養分を遺憾なく出してくれる、そんな育苗土を目指して作ります。

自家製育苗土は、作ったものを必ず試験栽培してチェックしてから使うことが大切です。

材料の野菜がが良くても、漬物がうまいかどうかは、発酵次第のように、
実際に育ててみて、長期間の育苗に耐えられるのかを簡単な試験をします。

第一試験では、育苗土の質を観るために、ホウレンソウ、コカブ、ラディッシュを同時に育てます。


4週間前

今年のつくった育苗土で、ホウレンソウ、コカブ、ラディッシュが良く育っています。

葉の色も、病虫害もなくOKです。




実際に半分を間引き収穫すると、

根もまっすぐに白く伸びていますし、双葉も成長後、落葉しておらず、OKです。


収穫した野菜たちは食味で、育苗土の養分などのチェックできます。
季節外れのおかずにもなりますね。(笑)

食べてみた感じでは
化学的にいえば、pH5.5~6.5、EC1.0前後、CECは15前後かと予想しております。残りの2週間の栽培でさらに、わかってくると思います。


第一試験がチェックできたので、第二試験です。

市販と比較、土のブレンドにより、自家製育苗土の性質をもっとわかる、もしくはブレンド比率もわかる試験です。

この試験は昨日から始めました。


この土は、去年のミニマム温床の土を発酵させたものです。ぱっと観た感じまだまだ粗大な有機物が観れます。

腐葉土として使えるか試験中です。

自分で造ったものは、必ず試験栽培して野菜にどうか聴いてみることにしております。



今年の踏み込み温床の跡地でも、タマネギとホウレンソウを育てております。

ホウレンソウは、葉の色、育ち方、食味などでかなりのことを教えてくれますし、育苗土を育てながら野菜も育てることができるのは嬉しいことです。
野菜の育ち方、外見、味が育苗土の質をかなり正確におしえてくれるので、育苗土づくりが失敗したどうかわかることで、本番の育苗中に育苗そのものに集中できます。

自分で育苗土、育苗もできると楽しさ3倍です。

今度の現代農業でもそんな内容をご紹介する記事を現在書いております。お楽しみに~。




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・野菜の収穫・越冬保存のポイント/菜の花、野沢菜、ニンジン、ゴボウなど
・冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、有機物の種類と使い方、冬の米ぬか
利用法
・越冬野菜の越冬のコツ/保温材の使い方、モミガラ、ハコベ、ワラなど
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自給自足Life10月食欲の秋(山へキノコ採り、栗拾い、自然生え稲刈り、トイレ型コンポスト)

2017-10-12 06:53:05 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。


本日、のち




先週末の3連休は、3連ちゃんの教室でした。先にご紹介した自然菜園スクールの自然稲作発酵コースと、今日ご紹介する自給自足Lifeスクール1泊2日でした。

自給自足Lifeスクールでは、基本自給できる持続可能な暮らしをテーマに、衣食住を毎年やっております。
今月は、参加者のたっての希望で、キノコ狩りに行きました。

講師は、地元のキノコ名人の永井直幸さんを招いて、地元ならではの地のキノコ採りです。
今年は、10年に一度の大不作の年で、まずあまりないだろうと期待せずに、行ったところ


クリタケ

アイシメジ

これまたクリタケ。その他にジナメなど食べれるキノコが採れました。

地のキノコが入って5分で発見。その後も2時間弱歩きながら収穫できました。


講師の先生に食べられるキノコかどうか伺い、食べ方なども教えていただきました。




その後は、友人宅で栗拾い。丸々太った無農薬キノコが拾い放題でした。


その後、棚田で夕焼けを観るはずが、雨で霧が出て、これはこれで絶景の雲海日和でした。

その後大岡温泉に身体の疲れを癒し温まり、帰宅後




キノコ汁を囲んでの乾杯になりました。







今年の新米を羽釜で炊き、昨日のキノコ汁と採れたての卵で朝食をいただきました。




食べてばかりだと、、、

朝食後、お米の脱穀予定でしたが、前日の雨で断念。
そこで、元々湿っていたダイズ畑に自然に生えてきたお米(去年まで田んぼでした)を刈り、はざがけに。

ランチを食べ、




トイレ型コンポストの仕上げ施工などを行い


おやつに、お手製栗ロールを食べて


ロケットカマドに泥を重ね










薪小屋兼、農具置き場の基礎を作りました。


雨水をろ過して手洗い(トイレの水洗化)にするために、最終施工も着々と進めております。

畑で催したときに、さっと行ける、しかもミミズとハーブによって分解されるトイレ型コンポストです。


今週末に年に4回行っている今年最後の自然菜園スクールの見学会でもご紹介しようと思っております。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」

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自然稲作・発酵コース(脱穀、そして不耕起田んぼへの導入の仕方)その3

2017-10-11 07:43:21 | 自然菜園スクール

現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。


その2の続きです。


脱穀翌日の田んぼです。

播いたの大麦やレンゲが脱穀後のワラから出て来れるように、間を空けずに「わらふり」を行いました。


ワラふりは、師匠の故福岡正信老の「わらふり」をイメージして行いました。




福岡老との思い出のサイン入り『わら一本の革命 総括編』からの写真です。




ワラは、厚く重ねて敷くと、レンゲや麦が出て来れません。
写真の用に、適度に間があく用にふるのが肝要です。


苗代用に、ワラも雨にぬれてもよい用に準備しておきます。




畦豆も順調です。

畦豆は、天気に左右されず、ダイズを最も確実に育てる方法なので、最近では、ダイズの自家採種は、畦豆で行っております。

初の一気に3回のブログのアップでした。
最近、質問が重なると、スクロールするのに手間取るので、せめて記事そのものは読みやすく、軽くなればと思い3回に分けました。

一回の講座で、やる内容が多義にわたるので、ブログにすると結構な量になります。
実際に参加された人が復習になりますし、参加されなかったには情報になりますので、ブログで少しでもわかりやすく慣れればと思っております。



2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25

18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
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