本日、。
先日の日曜日にAzumino自給農スクールの自然育苗コース第2回で踏み込み温床をみんなで造りました。
私の踏み込み温床は、いろいろと試しながらつくっている堆肥の師匠の橋本力男先生の改良版です。
橋本式踏み込み温床の最大の特長は、前もって3~4日前に有機物(炭素系と窒素系)と水を堆肥の原理で予備発酵させておく点です。
今回も3日目で70℃まで発酵して大成功でした。
従来の踏み込み温床の最大の欠点は、温床の熱の不安定なところです。
例えば、踏み込んで最初は低温(外気と同じ温度)で、すぐに数日の間高温(60~70℃)になり、その後20℃以下になってしまいがちです。
また、場所によっても発酵温度が違い、育つ苗に熱のムラがそのまま反映してしまうことも不安定要素でした。
前もって予備発酵をさせておくことで、発酵のスイッチが入っているので、踏み込んでもすぐに発酵が再開され、発酵ムラも少なく温度が安定します。
また、踏み込みを行う場所も半地下で行うことで、長期間安定的に温床になってくれます。
排水と保温を考えて溝と底にクン炭もみ殻を敷き
今回は、壁に古本畳(中までワラのもの)が改装で出たので、再利用しました。
底はいつも通りワラを交互に敷きつめました。
ワラにたっぷり水と米ぬかを撒いてから
発酵ホカホカの有機物を踏み込み温床に隅から踏み込んでいき、
発酵中のものはムラガなくなるように米ぬかを少々加え混ぜながら、
水分の足りない場所には、水を加えながら踏み込んでいきます。
あとは、その繰り返しで温床が平らになるようにしっかり踏み込んでいきます。
踏み込むことで、発酵熱が穏やかになり、長期間発酵してくれるため、苗が2ヶ月間安定して育ってくれます。
このまま苗を置いてもいいのですが、うちではさらに一工夫して、土やクン炭そして防草シートを重ね、より地温に近い形で苗が安定してじっくり根を張れるように温床を仕上げていきます。
続く
先日の日曜日にAzumino自給農スクールの自然育苗コース第2回で踏み込み温床をみんなで造りました。
私の踏み込み温床は、いろいろと試しながらつくっている堆肥の師匠の橋本力男先生の改良版です。
橋本式踏み込み温床の最大の特長は、前もって3~4日前に有機物(炭素系と窒素系)と水を堆肥の原理で予備発酵させておく点です。
今回も3日目で70℃まで発酵して大成功でした。
従来の踏み込み温床の最大の欠点は、温床の熱の不安定なところです。
例えば、踏み込んで最初は低温(外気と同じ温度)で、すぐに数日の間高温(60~70℃)になり、その後20℃以下になってしまいがちです。
また、場所によっても発酵温度が違い、育つ苗に熱のムラがそのまま反映してしまうことも不安定要素でした。
前もって予備発酵をさせておくことで、発酵のスイッチが入っているので、踏み込んでもすぐに発酵が再開され、発酵ムラも少なく温度が安定します。
また、踏み込みを行う場所も半地下で行うことで、長期間安定的に温床になってくれます。
排水と保温を考えて溝と底にクン炭もみ殻を敷き
今回は、壁に古本畳(中までワラのもの)が改装で出たので、再利用しました。
底はいつも通りワラを交互に敷きつめました。
ワラにたっぷり水と米ぬかを撒いてから
発酵ホカホカの有機物を踏み込み温床に隅から踏み込んでいき、
発酵中のものはムラガなくなるように米ぬかを少々加え混ぜながら、
水分の足りない場所には、水を加えながら踏み込んでいきます。
あとは、その繰り返しで温床が平らになるようにしっかり踏み込んでいきます。
踏み込むことで、発酵熱が穏やかになり、長期間発酵してくれるため、苗が2ヶ月間安定して育ってくれます。
このまま苗を置いてもいいのですが、うちではさらに一工夫して、土やクン炭そして防草シートを重ね、より地温に近い形で苗が安定してじっくり根を張れるように温床を仕上げていきます。
続く