本日、の予報。
先日、自然菜園スクール『自然菜園見学会コース』3回目を開催しました。
私も現在先生業を行っておりますが、元々は、農学部でも農家でもなかったので、自分の菜園(市民農園)と師匠の畑の見学、研修、研修体験を交互に行って来ただけです。
まず、師匠たちの菜園や野菜、技術を観て、実際に自分の畑でやってみる、そしてまたその差を埋めに師匠見学のこの繰り返しこそが、もっとも最短で最適な伝え方の一つなのではないかと思っております。
古来から道に例える「茶道」「華道」「武道」いった世界では、「守・破・離」が伝統になっておりました。
「守」…師匠や流派の型をマネて真似て真似まくる、土台になる一番時間がかかります。
「破」…「守」で見につけたその型を自分と照らし合わせて研究すること、自分に合ったものにする
「離」…その結果、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
とされてきており、自然農法・有機農業では一般的な型がなかったため、もしくは難しかったため、『自然菜園』という誰でもはじめることができる「型」を創造することになり、それを研究う、普及、指導させていただいている次第です。
と難しいことを言っても所詮、観て、感じて、食べてみればわかることなので、見学していただく機会が年に4回はとりたいと思い現在の自然菜園見学会コースの設立になり、今年で2年目になっております。
見学会コースは、私も以前は見学会はとても素晴らしいのですが、見抜く力「観察力」が乏しかったので、実際にやって失敗したことや師匠たちの解説や、他の方のご質問などわずかしか1回に学ぶことができませんでした。
そこで、初心者でもベテランでも見学しやすいように、
まずは、自己紹介タイムと
前半、半時間ずつの【基本】【実践】の座学を1時間ちょっとさせていただいております。
今回の座学のテーマは、『自家採種』でした。
【基本】では、固定種と交配種(F1)について
【実践】では、品種を維持する方法、自分の畑に合ったタネにする方法を学びました。
ランチを挟んで、菜園の野菜づくしプレートを召し上がっていただき、野菜の風味や調理法を舌で感じていただきました。
田んぼを果樹園に改良中のセスバニアもようやく背丈を越えるようになって、例年よりも日照時間の少なさを実感します。
セズバニアは、レンゲのチッソ4倍で、2m近い穴を空けてくれるスーパー緑肥作物で、田んぼを菜園化させる際には欠かせない作物です。
今回の見学会のテーマは「自家採種」ということもあり、ピーマンなどの採種の現状(上)
生育中の秋野菜ハクサイなど(中)、支柱を越えたトマトの剪定の仕方(下)
見学者の目を引いた野菜に支柱仕立てのズッキーニがありました。
途中、自給用のお米の話で、田んぼにも立ち寄り、自給ならではの美味しいお米をたっぷり育てる現状を観ていただきました。
採種果のナスや
異常に大きいダイコンなどの双葉
カボチャと混植の2本仕立てのオクラの収穫方法と自家採種
獣害対策のコンニャク、トウガラシ。
そしてサツマイモとゴマ
キュウリとゴーヤのカーテンで、採れたてのキュウリを食べていただき、自家採種する際のコツなどお伝えしました。
せっかく全国からお越しなので、限られた時間ではありますが、見学会が少しでも役立っていただければと思います。
見学会の後は、質疑応答と感想会も行いました。
見学会は私自身も多くを学べますし、初心にも戻れとても大切にしております。
今回、直前に夏風邪をひき、万全な体制(周囲の草刈りができず)でお迎えできず、ありのままを観ていただきましたが、かえってそれが良かったようです。
どの程度草を残し、どの程度草を刈るのか日頃の状態を観ていただきました。
次回は最終会の、10/15(日)テーマ「自給自足」
自然菜園講座④(自給自足)
秋の自然菜園見学会(田んぼの準備と越冬野菜)
といった感じです。
お申し込みは、こちら
単発参加は、あと数名です。
もしタイミングが合えば、思うしみいただければ幸いです。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
次回9/6(水)-夏野菜の自家採種、冬野菜の種まき、定植
ちなみに、忙しすぎてご紹介できていない自負出版の菜園教室の公式テキスト『自然菜園ハンドブック』(自負出版)も農文協さんの「田舎の本屋さん」からネットでも書店で東京で唯一購入できます。
農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。
現在、長野県松本にあるつる新種苗さんにも縁あって『自然菜園ハンドブック』を置かせていただいております。こちらからも購入できます。
※現在2店舗のみ販売中
先日、自然菜園スクール『自然菜園見学会コース』3回目を開催しました。
私も現在先生業を行っておりますが、元々は、農学部でも農家でもなかったので、自分の菜園(市民農園)と師匠の畑の見学、研修、研修体験を交互に行って来ただけです。
まず、師匠たちの菜園や野菜、技術を観て、実際に自分の畑でやってみる、そしてまたその差を埋めに師匠見学のこの繰り返しこそが、もっとも最短で最適な伝え方の一つなのではないかと思っております。
古来から道に例える「茶道」「華道」「武道」いった世界では、「守・破・離」が伝統になっておりました。
「守」…師匠や流派の型をマネて真似て真似まくる、土台になる一番時間がかかります。
「破」…「守」で見につけたその型を自分と照らし合わせて研究すること、自分に合ったものにする
「離」…その結果、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。
とされてきており、自然農法・有機農業では一般的な型がなかったため、もしくは難しかったため、『自然菜園』という誰でもはじめることができる「型」を創造することになり、それを研究う、普及、指導させていただいている次第です。
と難しいことを言っても所詮、観て、感じて、食べてみればわかることなので、見学していただく機会が年に4回はとりたいと思い現在の自然菜園見学会コースの設立になり、今年で2年目になっております。
見学会コースは、私も以前は見学会はとても素晴らしいのですが、見抜く力「観察力」が乏しかったので、実際にやって失敗したことや師匠たちの解説や、他の方のご質問などわずかしか1回に学ぶことができませんでした。
そこで、初心者でもベテランでも見学しやすいように、
まずは、自己紹介タイムと
前半、半時間ずつの【基本】【実践】の座学を1時間ちょっとさせていただいております。
今回の座学のテーマは、『自家採種』でした。
【基本】では、固定種と交配種(F1)について
【実践】では、品種を維持する方法、自分の畑に合ったタネにする方法を学びました。
ランチを挟んで、菜園の野菜づくしプレートを召し上がっていただき、野菜の風味や調理法を舌で感じていただきました。
田んぼを果樹園に改良中のセスバニアもようやく背丈を越えるようになって、例年よりも日照時間の少なさを実感します。
セズバニアは、レンゲのチッソ4倍で、2m近い穴を空けてくれるスーパー緑肥作物で、田んぼを菜園化させる際には欠かせない作物です。
今回の見学会のテーマは「自家採種」ということもあり、ピーマンなどの採種の現状(上)
生育中の秋野菜ハクサイなど(中)、支柱を越えたトマトの剪定の仕方(下)
見学者の目を引いた野菜に支柱仕立てのズッキーニがありました。
途中、自給用のお米の話で、田んぼにも立ち寄り、自給ならではの美味しいお米をたっぷり育てる現状を観ていただきました。
採種果のナスや
異常に大きいダイコンなどの双葉
カボチャと混植の2本仕立てのオクラの収穫方法と自家採種
獣害対策のコンニャク、トウガラシ。
そしてサツマイモとゴマ
キュウリとゴーヤのカーテンで、採れたてのキュウリを食べていただき、自家採種する際のコツなどお伝えしました。
せっかく全国からお越しなので、限られた時間ではありますが、見学会が少しでも役立っていただければと思います。
見学会の後は、質疑応答と感想会も行いました。
見学会は私自身も多くを学べますし、初心にも戻れとても大切にしております。
今回、直前に夏風邪をひき、万全な体制(周囲の草刈りができず)でお迎えできず、ありのままを観ていただきましたが、かえってそれが良かったようです。
どの程度草を残し、どの程度草を刈るのか日頃の状態を観ていただきました。
次回は最終会の、10/15(日)テーマ「自給自足」
自然菜園講座④(自給自足)
秋の自然菜園見学会(田んぼの準備と越冬野菜)
といった感じです。
お申し込みは、こちら
単発参加は、あと数名です。
もしタイミングが合えば、思うしみいただければ幸いです。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
今年度は、いつもの第1水曜日に
城山公民館 18:30~21:25
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答
新年度も第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
次回9/6(水)-夏野菜の自家採種、冬野菜の種まき、定植
ちなみに、忙しすぎてご紹介できていない自負出版の菜園教室の公式テキスト『自然菜園ハンドブック』(自負出版)も農文協さんの「田舎の本屋さん」からネットでも書店で東京で唯一購入できます。
農閑期に入りましたら、改めてお知らせし、売っていただけるカフェ、ネットサイト、お店など募集し、なおネットからも買えるようにシステムを構築するつもりです。
現在農繁期なので、何もできておらず申し訳ございません。
現在、長野県松本にあるつる新種苗さんにも縁あって『自然菜園ハンドブック』を置かせていただいております。こちらからも購入できます。
※現在2店舗のみ販売中