無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

タマネギ発芽!!冬野菜を蒔き始める。

2009-08-29 19:07:45 | 日々の自然菜園
本日時々

先日蒔いたタマネギ第一弾(赤・早生)が無事発芽しました。



タマネギは種の寿命も1~2年と短く、野菜の中でも発芽させるのが難しい。

長ネギと比べると苗を育てるのにいろいろ気苦労が多い。

まずタマネギの方が、長ネギよりも
①自家採種しにくい。
②発芽させにくい。
③適正な大きさの苗に育てるのが難しい。
④植え時が短い。
⑤玉の大きさと締まりをよくするのが難しい。

とにかく、結球野菜は自然栽培のなかでも難易度が高い。

結球野菜はきっと、野生種からかなりかけ離れた園芸品種で、
人工栽培の結果、ずいぶん手をかけないと育たない系統になったのかもしれない。

なかでも、タマネギは今自然栽培で以下の点を重視している。
①できるだけ身近なものだけで、自然に育てたい。
②玉の大きさを中玉トマト程度(ゴルフボールよりちょっと大きめ)に育てたい。
③結球が固く、保存性の高い、風味の良いものを育てたい。
④自家採種をしながら、自分の畑に合った品種を育てたい。
⑤欠株を防ぎたい。
⑥タマネギ収穫後の夏野菜の組み合わせを見つけたい。

とまあ、ようやく自給できてきたのでよりタマネギがのびのび育つ環境を育てたい気持ちでいっぱいです。

それ以外に、8月も末なので、中山間地域なので、早めに越冬野菜の種まきをはじめました。

これは、去年自家採種した「チリメン冬菜」(葉っぱや塔を摘んで食べる)です。

去年失敗した赤カブの一種「木曾紫蕪」も蒔きました。
無農薬無肥料栽培するには、地域の在来種や、無肥料で似た環境で育った種子がむいています。


今回は、近くの自然農法センターの種子を蒔いてみました。

あと、リンゴ農家さんからいっぱい去年のもみ殻をもらいましたので、
クン炭も焼きました。




お知らせ
ワークキャンプin安曇野’09

私も受け入れ農家として参加します。「生きることは食べること」と題うったこのイベントは、
2泊3日今年9月に長野県安曇野で開催されるワークキャンプ。

半農半Xの農的生活を体験できる場です。
もし良かったらご参加ください。

名称:『ワークキャンプIN安曇野‘09 生きることは食べること
        ~NO的暮らしから、農的暮らしへ~     』
日時:9月20日(日)~22日(火)の2泊3日
    初日午後1時集合、最終日午後2時解散
参加費: 一般人     15,000円
      大、専門学生 13,000円
     高校生     10,000円
     (二日間の宿泊費、初日の夕食から3日目の昼食費含む)
対象:高校生以上 但し、高校生は保護者の同意が必要です。
定員:25人
会場:安曇野地球宿(あずみのちきゅうやど)
   〒399-8103長野県安曇野市三郷小倉4028-1
   TEL&FAX0263-77-6118 http://chikyuyado.com
主催:ワークキャンプ in 安曇野実行委員会
申込・問合:ワークキャンプ in 安曇野実行委員会
        長野&全国事務局 武井滋幸 090-9668-8244
                    onion10tai@hotmail.com
       東京事務局 山口宗一郎 080-3258-4054
                 kdaokhmae2005@yahoo.co.jp
ワークキャンプブログ:http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/



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松本一本ネギの苗床

2009-08-29 12:41:04 | 自然菜園の技術 基本
松本一本ネギは、9月上旬に種を蒔き、翌年4月頃苗を取り、植えかえます。

そして、8月15日(お盆)を過ぎたら、掘り直し、さらに深く植え直します。

そうすることで、一層ネギの白い部分を太く長く育てます。

その後、霜に何回か当てて11月頃掘り上げ、風通しのよい軒下などに並べて干します。

こちらでは関東と異なり、ネギを畑においておくと凍みるので、掘り上げて乾燥させたものを冬の間中食べます。

一昨年までは、近所のネギ苗名人から苗を分けていただいていました。
今年は直売所からネギの苗を購入し植えてみましたが、残念ながら植えた後に葉っぱが黄色くなってしまいました。

たぶん、化学肥料で太らせたネギ苗だったのでしょうか?
うちの自然栽培用に根を生え直すのにとても時間がかかりました。

そこで、苗半作という言葉通り、自然栽培に合った松本一本ネギの育苗を今年からしようと思いました。


今回は、畝全体に種をばら蒔き、熊手で土を覆土しました。


そして、土をしっかり地下足袋で踏みました。


その後、お米のもみ殻を焼いたクン炭や米糠を蒔いてからもみ殻をたっぷり敷きつめ再度踏み固めました。


その隣に、実験で苗ポットでそだてた九条ネギの苗の定植もしました。


今まで、草まみれになってしまいネギの苗をなかなか育てるのが苦手だっただけに、この方法でうまくいけばその後九条ネギは分けつして増えるので、ネギの苗づくりはこれで最後になると助かります。


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ワークキャンプin安曇野’09

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自然農で白菜定植

2009-08-28 19:21:32 | 自然菜園の技術 基本
長野県安曇野は、寒冷地のため夏野菜の後作に秋冬野菜が栽培できない。

つまり、ナスが10月中旬に霜で枯れた後、蒔けるとしたらオオムギくらいしか種まきできる野菜はない。

だいたい9月上旬にだいたいの種まきを終えて、9月中旬にニンニクなどの定植、小麦の種まきで畑の作付は完了する。

そこで、寒冷地ならではの工夫をしている。

畝(野菜を育てる場所)は2種類用意する。
①夏野菜用の畝。(5~10月末まで)
②春・秋用の畝。(4~7月 8~12月まで)

毎年、①と②を交互に栽培するのがポイント。
①はナス科が多く、②はアブラナ科が多いため、交互に育てることで連作障害も緩和される。

去年ナスなど夏野菜を育てていた畝は、今年の春二十日大根、コマツナ、水菜、春菊などを育てた。

夏の間は暑くて育たないので、二十日大根、春菊などの花を咲かせ自家採種するチャンスだ。

その後、草を刈りながら、白菜を植えていく。



土に移植ゴテで穴を掘って苗を定植させていると、
去年のナスが見つかった。


あんなにも強靭な根っこを這わすナスの根がボロボロになって土に還っていた!
耕さず、土に根を残しておくことで、自然と土に還っていく姿に感動した。


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牛蒡(ゴボウ)の自家採種と1本ネギの植え替え

2009-08-27 12:30:30 | 自家採種
本日時々

秋風と赤とんぼが飛び交う田んぼ、すっかり秋です。

ゆうこさんの友人のお蔭で、ずいぶん野良仕事もはかどりました。

晴れ間を利用して、今回は、ゴボウ(牛蒡)の自家採種をしました。


冬越ししたゴボウは、キク科でアザミのような花を咲かせ、
ついには、写真のようなケバケバのがくに種をつけます。
使い込んだ手袋にガクがくっついています。


ガクの中からモミ出した種は、毛がついています。


友人の唐箕(とうみ)を使い、風の力で種と毛を分けます。


すっかりきれいになったゴボウの種は、冷蔵庫で3~5年くらい使えます。


夕方、この辺の在来種「松本一本ネギ」を植えかえました。
根の吸収力が強い、ネギは植えかえてあげることでより白い可食部を太く長くすることができます。
一本ネギの植え替えは、松本平のお盆過ぎの風物詩です。




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自然農法センター見学をして

2009-08-26 21:49:03 | 日々の自然菜園
本日、

昨日は(財)自然農法国際研究開発センター(以後自農センター)に見学をしに行きました。

私が4年前研修をさせていただいて、今なおお世話になっているところです。

7月にはよく家庭菜園教室の生徒さんと見学に行くのですが、今回は久々の8月の見学。とても勉強になりました。

まずは、トップ写真のキュウリを育種課の中川原課長にご説明いただきました。
キュウリの株元には草がマルチされ、マルチの下にはびっしり根が来ていました。

地表にある白いのがキュウリの根です。

この試験区では、土は耕されていなため、土の中に麦や野菜や草の根がそのまま残っています。


なぜ耕さないのかと伺ったところ、
「レタスの根元を見てください。花を咲いたレタスの根元では、ミミズなどによって土は団粒化しています。」

レタスは、花を咲かせ、自分自身で土を豊かにしています。
そこに、自分の種をこぼし子孫を残しています。



そこで、機械で耕さず草を刈り敷く(草マルチ)をすることで、野菜の株元に自然に土が育つようにしているそうです。
そのためには、長鎌などで草を刈って野菜の株元に寄せます。


その後、試験区を変え、生態制御チームの石綿さんにお話しを伺った。
今は、キャベツの試験をしていてその説明をしてくださった。


キャベツの頭上ではモンシロチョウが飛び交っているにも関わらず、
葉のうち葉は見事に結球をはじめていた。
試験の結果おいしいキャベツは、モンシロチョウの害が少なく、
苦く、おいしくないキャベツは、モンシロチョウに食害されやすい。


キャベツの隣では、7月中旬蒔きのモチキビが見事に育っていた。
石綿さんの試験区では、ライムギやモチキビを用いた輪作体系により、
キャベツ・白菜が無農薬で出荷できる研究がされていました。


最後に、隣の試験区では、トマトの株元にキャベツが育っていました。


自然農法センターでは、いろいろなチームがそれぞれのテーマで有機農業・自然農法のための研究がされています。

これからも多くのことを学ばせていただきたいと思いました。

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耕した畑にハクサイの種まき&間引きのポイント

2009-08-25 23:00:15 | 自然菜園の技術 基本
本日、

現在、ゆうこさんの後輩が一人手伝ってくれている。
彼女を連れて、自然農法センターとシャロムを見学した。


これは、シャロムスタッフが蒔いた福岡式粘土団子(粘土の中に、種を入れて蒔く)で、できた畑。
トウモロコシ・大豆・キュウリ・カボチャが元気に育っている。
粘土団子でここまで畑らしく育てられるのは、すごいと思う。

それらの見学会の前に、ハクサイを蒔いて、除草してから出た。

耕した畑での【ハクサイの種まきから除草のポイントの流れ】

①ハクサイの種まきの様子。
今日はミニ白菜を蒔きました。蒔いた後しっかり足で踏むのが大切です。


②中耕除草をした左側とこれから除草する右側。
耕した畑の場合、草の生長も驚く程早い。
そこで、「草を見ずして、草を取れ」が有効。
極初期の小さく生えてきた産毛なみの草を浅く草で除草すると、野菜が草に負けません。


③ハクサイは、3日で発芽します。
種まき後2週間経つと本葉が混みあってきます。


④上のハクサイを間引いたものです。
ポイントは、「葉と葉が触れ合ったら間引くこと」です。

ハクサイは、本葉5枚までに間引きを終え、一人立ちさせましょう。

明日は、自然農法センターの見学会の模様をお伝えします。
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お米の穂が出てきました!!

2009-08-24 15:45:24 | 日々の自然菜園
本日、

ようやく、お日様が出てきてくれて、夏野菜もしっかり太陽さんの光で元気になってきました。

トップの写真のように、夏野菜のトマトにピーマン、ナスがとても美味しくなってくれたのが嬉しいです。

太陽が出ない期間、待ちに待った太陽だったので、一気に実を充実させたといった感じです。

田んぼでも、稲穂が出始めました。


この田んぼでは、9種類のお米がバラバラ穂を出し、花を咲かせています。


黒米・赤米・緑米などの古代米もありますし、

白いお米でも、ササニシキ・コシヒカリ・イセヒカリ・農林48号と多彩です。

その田んぼに合ったお米を探す目的もあって、いろいろやっています。
お米によっては早く穂が出るもの、背丈が高いもの低いもの様々で、個性豊かです。


田んぼの畦に植えた里芋も見事な葉を展開させました

里芋の葉脈が線対称なのは、根がしっかり自然に伸びたことを示します。
というのは、葉脈は、根っこの鏡なんです。

葉の色が薄いのも自然栽培の特徴で、無駄なく養分が代謝している証拠です。



今日は、ゆうこさんの師匠の埼玉県小川町の金子美登(かねこ よしのり)さんの奥さんたちが遊びに来てくれました。

有機農業は、これからの農業の在り方を問い直してくれています。
持続できる農業が持続できる社会の基盤だと僕も思います。


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Azumino自給農スクール8月(秋野菜種まき)

2009-08-23 07:30:08 | 自然菜園スクール
本日は、
Azumino自給農スクールでした。

長野の秋は素早くやってくる。
お盆8/15を過ぎると、もう風は秋だった。

今回のスクールでは
1)夏の畑自然観察
2)夏野菜の収穫の仕方・追肥
3)秋野菜の種まき・定植   でした。

一部ご紹介します。
ピーマン・シシトウは、一番最初に花が咲いた場所よりも下(株元)にわき芽がたくさん出てきます。
そのままにしておくと上の葉っぱが写真のように黄色くなってくる場合があるので、
下のわき芽をぜんぶ取ってしまいます。
そうすることで、根から吸収された養分が上部まで運ばれ実が良くなるようになります。


その後、各自の畑の疑問を問答したり、テンコ盛りもりの午前中でした。

12:30~は農家民宿「安曇野地球宿」に場所を移し、
ゆうこさんの菜園食堂Deva Cafeでランチを食べました。

メニュー

タイカレーをメインに、揚げたての飛竜頭(豆腐がんもどき)などのプレート。

トマトのシャーベットがデザートでした。

物販も充実してまして、うちで採れた野菜や小麦のお菓子や、卵の小さな直売所も好評でした。

午後は、自給農体験会。
今回は蕎麦畑の隣で、大きな畑でハクサイ・大根を蒔く方法をみんなで代わりばんこでやりました。


その後、大豆の下草刈りでした。
大豆は、草に負けやすい穀類なので、草刈りは大切です。


体験会で、収穫できたら、大豆で味噌づくりや蕎麦打ち体験会など食べるところまでの体験会もする予定です。


来月のAzumino自給農スクールは、9月6日です!
自家採種の方法や、
野沢菜・地ダイコン・ホウレン草など霜に当ててから食べる野菜を蒔いたりしようと思います。
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秋野菜の種まきはじまる。

2009-08-22 13:04:54 | 自然菜園の技術 基本
本日、

予定通り早朝のトラクター耕運を終えられた。
昨晩の雨量はさほど多いものではなかったが、ありがたい雨でした。

最近、耕す機会が増え、如何に耕したら土が豊かになるのか、
野菜にとってどんな耕され方がよいのか、実験している。

最悪なのは、乾燥が続いた晴れた日に、土ぼこりを立てながらトラクターをかけること。
これでは、砂漠化を促進しているだけで、土の生き物も死んでしまう。

長年耕さずに育ててきたので、耕さない良さを改めて痛感しながら、
それでも全ての農地を耕さない余裕がないので、
これをいい機会に、ここ数年は耕すことを学ぶ機会と思って一回一回大切にトラクターをかけている。

先日、耕したところに秋野菜の種を蒔いた。


ここでも今までの経験から、種まき後水は一切かけていない。
というのに、大根・白菜・カブたちは元気に発芽した。
ちなみに発芽するまで雨は降っていない。


らんぼーないい方をすれば、
種の発芽に水をかける必要はないと思う。

もっと必要なのは、発芽までの一定の保湿だ。
若干渇き気味でキープされた自然の土の中で発芽すると、その後も水をかけて栽培する必要がなくなる。
発芽の際に、種の殻を双葉についていない状態が最高だ。

水をかけて育てた野菜は、根張りが甘く、水をかけ続けなければ育たなくなってしまう


日本は水の豊かな国だが、外国では農業にものすごい水を使用すると聞く。
豊かだからこそ、無駄に使わない。そんなことを大切にしている。


話は脱線するが、昨日腕をアシナガバチに刺された。
この時期から蜂は警戒心が強くなるので注意が必要。

刺されたら、↓の写真のような器具で、毒を抜いた後、



これをつけるといい。
これは、ヘビイチゴをホワイトリカーにつけたもので、蜂刺されに効くらしい。
確かにこの処置で、その後何ともなかった。


明日は、Azumino自給農スクール開講日。
今回は、秋野菜の種まき。ハクサイ・カブ・シュンギクなどを蒔く。



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はじめてのタマネギ自家採種(最終)

2009-08-21 23:48:21 | 自家採種
本日、のち、

やっと降ってくれた待望の雨。
今まで晴れていいたので、久々の雨はありがたい。
今年で、今の家に移り住んで3年目。
田畑それぞれの特性も見えてきたので、来年度から準備が始まっている。


現在、8枚の田畑があり、状況や手間に合わせていろいろなやり方で育てている。
トラクターで耕す場合は、特に細心の注意をしないと生態系が単純化してしまい、
せっかくの農地が荒廃してしまう。
明日の早朝は、雨の直後に最適なトラクターで耕そうと思う。

さて、3年越しにようやく生れて初めてタマネギの自家採種ができた
タマネギは、他のネギと違い自家採種が最も難しいと思う。
まず、タマネギを育て、半年後に埋め直し越冬、梅雨に雨避けしてようやく種になる。
種を蒔いてから丸2年かかる計算だ!


今年は、固定種のタマネギを中心に、自家採種子も加え7品種種を蒔いた。

左のちょっと白っぽいのが今年はじめて採れた自家採種したタマネギ。
種だけでなく、ネギ坊主の破片も入って蒔いてあるため、白っぽく見える。

【タマネギの種まきのポイント】は、
①種蒔きの時期を合わせる。
②種まき後、覆土し、しっかり足で鎮圧。


発芽したタマネギの葉に、種がつかない状態で、70%以上発芽していれば上等です。

今年から、発芽後の草取りを簡単にするために、たっぷりもみ殻を被せました。


種まき後、その場にモグラが通って大変でした。
無事、発芽してくれることを祈ります。
幸い、今晩は雨。何とタイミングの良いことか。嬉しいです。
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