無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール4月【長野校】自然菜園見学会「菜園プランと土づくり」

2019-04-29 19:15:35 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 



本日、のち

今日は、自然菜園スクール【長野校】自然育苗タネ採りコースでした。
昨日は、同じく【長野校】で4回開催している自然菜園見学コース開催でした。

今日は見学会の様子をご紹介いたします。





【長野校】自然菜園見学コースは、午前中、座学の講座でした。

テーマは、「菜園プラン&土づくり」で、
自然に野菜が育つ園「自然菜園」の作り方をお伝えしました。

そのあと、菜園ランチで、
菜の花黒米ちらし寿司、ふき味噌のコロッケ、山ウドときんぴら、ノカンゾウとわかめのおすまし、バターナッツと干し芋サラダ、春キャベツと生ハムのミルフィーユ、畑のサラダ(柿酢ドレッシング)、かんぴょうと菜の花ナムル、ネギ坊主味噌、お花のココナッツ寒天
でした。






このブログでお馴染みのキッチン&シードガーデン区から見学会が始まりました!




土の中の観察で、団粒構造の発達した土に根が無数に張っており、カラスノエンドウの根粒菌もはっきり見えました。


草の生えにくい田んぼを見ていただき、




トイレ型コンポスターも見ていただきました。

ミミズによってうんちが分解されて土に還っていきます。


柿の樹とミョウガを観察し、コンパニオンプランツの説明をし、

樹の幹と枝と根の関係も自然観察していただきました。








育苗ハウスも見学し、雨水がもれなく溜まる方法や

育苗中の苗たちに、最新のプランター育苗も見ていただきました。


一番小さな踏み込み温床、ミニマム温床も見ていただきました。






自然菜園6年目の元田んぼも畝の上にハコベなどステージ3の草たちが群がり、

ネギジャガ連作区では、ネギとジャガイモの親密な関係をご紹介しました。

イチゴがかくれんぼしているイチゴ区画もニンニク、タマネギも一緒に植わっています。


また、果樹の育苗方法も見ていただき、3年間苗を育てるポイントを解説させていただきました!


お米の苗づくりの様子も見ていただきました。




新しい果樹園の様子です。

新しい果樹園も元田んぼなので3年間かけて自然果樹園に転換した過程を解説し、実際に植えたリンゴたちも見てもらいました。


果樹園の下には、来年から本格始動する無農薬の田んぼの現状。

草が生えにくい田んぼの土づくりを目の当たりにしてもらいました!




最後に、キュウリのパイプを使ったミニミニハウスを見ていただきました。

見学会なので、五感を使って体験できるように、座学で頭で学び、ランチは舌で味わい、足の裏で土の硬さを感じていただき、香りや温度を体感していただきました。

最後に、参加者全員で、感想をシェアしあい交流を深めました。

見学会は、受け入れ準備など大変ですが、百聞は一見にしかずで、来てみないと伝えにくいことばっかりでしたが、
参加してくださった方との交流や喜びの声を聴くとやってよかったなーと思いました。

次回「自然菜園見学コース」は、6/23(日)
AM:自然菜園講座②(梅雨の草マルチ)
PM:初夏の自然菜園見学会(田んぼの除草春野菜の収穫、夏野菜の誘引)


自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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稲の苗を水苗代に移動。

2019-04-26 06:58:58 | 日々の自然菜園
自然菜園スクール2019 募集中~ 


【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、時々の予報。








山梨出張前日、4日前に苗代に水を張り始めました。

1日水を貯めて置いてから、










いつものこまめ(ホンダ)で代かきを行い、土が落ち着く間に出張、取材などをこなし、3日目の昨日根切りシートを張って苗の移動を始めました。

最初に蒔いたコシヒカリは、ほぼ出そろっており、ちょうど移動する1.5枚目といった感じでした。


黒米も出そろっておりましたが、


その他のシラケモチを筆頭に、今年は発芽がいまいちでした。

シラケモチは、去年栽培していなかったので一昨年の種もみを使ったのが悪かったようで、

急遽、安曇野の友人と連絡を取ったところ、種籾が余っていることで、早速昨日、夕方催芽した種籾を譲ってもらいました。
感謝です。ありがたいことです。






水苗代へ移動後しっかり根が張れるように、空の苗箱でしっかり鎮圧し、地面と根切りネット、苗を密着させます。

同時に、麦踏ならぬ稲踏みをすることで、茎が丈夫になり、根も強くなるので大切な野良仕事です。

移動する際に、根や葉が乾燥しないように気を付けながら、昨日は幸い曇った温かい風のない日だったので、スムーズに苗の移動ができました。

この時期、寒暖の差が大きく、育苗ハウス内と外の室温の違いもあり、風邪をひいていたので、昨日は、苗の移動だけしかできなかったですが、完了してホッと一息できました。

シラケモチは、明日まき直しですが、この時期稲、野菜、果樹と忙しくなってくる時期なので、体調は無理しないで養生しながら、そうはいってもやることはやっていく、そんな野良仕事の日々です。

今日は雨の予報があるので、雨が降ったら、ハウスの中で種まきの続きをしようと思います。



自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自然菜園スクール【長野校】自然育苗タネ採りコース 『温床のいらない夏野菜の苗づくり』

2019-04-23 06:42:00 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 


【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、

今日はこれから、今は生徒さん限定で行っている個人菜園プランコンサルに行ってきます。

自然菜園は、人と風土と野菜の三位一体で初めて自然に育つので、自然菜園スクールでは、その基本的なことを学んでもらい、各地の風土と自分の生活スタイルに合わせていただいております。

現在は農閑期に数件しか行っておりませんが、以前は、ペンションやレストランのオーナーから自社農園のコンサルを依頼され、土壌分析と現地視察がセットで、1日じっくり話し合いながら、その方の目指す自然菜園を一緒に育てていくお仕事をしております。




拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)でご紹介した高温発芽野菜(ランニング野菜)の発芽促進のための「ポケット育苗」

今回は、半日で、『温床のいらない夏野菜の苗づくり』を学ぶことができる会なので、高温発芽野菜のナスと、ピーマンを発芽スイッチを入れました。


この「ポケット育苗」、現在は改良されております。
というのも、発芽条件「水・温度・空気」のうち空気の補給が忘れがちで、失敗者が多かったからです。
以前のポケット育苗は、毎日チャックを開いて中の様子をチェックしていたのですが、中を開けずにポケットに発芽するまで入れっぱなしの方が多くて、
ここ数年は、ジッパー式の袋の下をちょっと切って、空気が入り、水が多すぎないように工夫しております。


工具ケース(衣装ケースより頑丈)に、




墨汁の入ったペットボトルで湯たんぽを作って、


夜間保温できるように、桜が咲いてから、夏野菜を育てます。






通常は、↑の3パターンなどを組み合わせて、日中蓋をとって、不織布などで覆いながら、陽だまりで育苗します。







最初、8つの苗も肩を並べて育てておりましたが、

成長ステージが上がるにしたがって、写真のように(苗はまだ双葉のままですが)、「鉢ずらし」しながら、風通しよく丈夫に育てます。

つまり、最初の苗の4倍くらいのスペースが最終的に必要です。








今度は、ハウスに移動して、苗づくり用の土のブレンドや水分調整の仕方、土詰めをレクチャーし、















今回は、毎日の水やりが必要なくなる最新のプランター育苗の方法も初公開しました。

詳細は、来年の「野菜だより」(学研)にて掲載予定です。

苗づくりが気軽にできるようになると、自分の好きな品種、例えば固定種で選び放題になります。
固定種であれば、自家採種が割合行いやすく、

キュウリやカボチャは、直播できますが、ナスやピーマンなどは2か月育苗期間が必要なので、なかなか直播できず、高温発芽野菜なので、
育苗が失敗しやすいものです。

工具ケースやプランターなど身近なものを使って気軽に野菜が育てられる方法があると、自家採種できる菜園がもっと身近になると思います。


今回の長野校のおやつは、夏ミカンのはちみつがけとアップルサモサでした。

次回の自然育苗タネ採りコースは、
4月29日(月・祝) PM:自然育苗講座④
実習:春の順化&定植、夏野菜の鉢上げ&ウリ科種まき(キュウリなど)



自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自然菜園スクール4月【安曇野校】自然菜園ベーシックWコース:春の野良仕事(耕さない畑に種を蒔き、苗を植える)

2019-04-21 06:27:40 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 


【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、の予報。
昨日は、自然菜園スクール4月【安曇野校】自然菜園ベーシックWコース開催日で、今日は【長野校】自然育苗タネ採りコース開催です。


3月には春の温かさがありましたが、四月に入って、寒くなり、桜が委縮していましたが、
安曇野もようやく桜が咲き、春爛漫な陽気な気候にやっとなってきました。


桜が満開だったので、満を持してジャガイモの植え付けの季節です。

ジャガイモ一つとっても、ジャガイモのこと我々はどれくらい知っているでしょうか?

そして、どのように切ると、ジャガイモ喜んで子孫を残してくれると思いますか?

また一般的には、切り口に灰を塗りますが、自然菜園ではできるだけ灰を塗らないのはどうしてでしょうか?

また一般的に良く畑で使用する石灰をジャガイモ畑では使いません。それはなぜでしょうか?


自然菜園ベーシックWコースでは、そんな疑問にお答えしながら、
野菜が本来持っている自然の力を発揮する方法を解説付きでレクチャーさせていただいております。

野菜のことをもっとよく知ると、野菜の立場で物事を考え、感じ、自然に寄り添って食べ物を育て、生命をいただくことに感謝の気持ちが自然と湧いてきます。




ご当地ネギである、伝統の松本一本ネギも植えました。

ネギが喜ぶことを知っていると、1mに何本植えたらいいのか、どれくらいの深さがいいのか見えてきます。


ネギに使用する堆肥が完熟しているかも、チェックする方法を学びます。

腐敗堆肥や未熟堆肥を使うことで、病虫害を招いてしまうからです。


ネギの補いに、米ぬかを使いますが、どれくらいの量で、どのように補うと良いのか?

実際に状況や野菜によって補い方は変わるので、毎月野菜ごとに学んでいきます。


自然菜園では、ジャガイモの栽培は、必ずネギとセットで行います。

いわゆるジャガ&ネギ交互連作です。

少量多品目で育てたい家庭菜園では、ジャガイモは、ナス科、ウリ科、アブラナ科、ショウガ、エンドウなど相性が悪いので、別の専用区つまり、ジャガ&ネギ交互連作を心掛けます。






自然菜園初年度の畝立てしたばかりの畝で、実際に春ニンジンの蒔き方を観てもらいます。

ニンジンのタネの秘密を知ってもらい、ニンジンのタネが本来持っている雨期と乾季を乗り切る知恵を活用しながら、種まきをします。

ニンジンのタネがどうして発芽しにくいのか?

10日経っても、二十日経っても生えてこないのはなぜか?

どうしたら春のニンジンが塔だたないように、しっかり育てることができるのか?


ニンジンの立場で想像しながら野良仕事「野を良くする事に仕える」やり方を学んでいきます。






今度は場所を変えて、不耕起3年目の耕さない畑で、「ネギくらつき」の仕方、ブロッコリーの植え方を見てもらいました。

耕さない畑では、刈った草を敷いているので、土の上に、亡骸の層(腐植層)が発達しています。

この腐植層を活用しながら、あたかもブロッコリーが自然に生えてきたかのように、自然に植える方法を模索します。




エンドウやソラマメ、


イチゴなどは、根がポットの下に巻きやすい野菜たちです。

酸素が好きな根っこの特性を知りながら、どのようにしたら、新たな畑用の根っこが自然に生えてきやすくするのか、

Wコースでは、応用も同時に学びます。
Sコースは、野菜の基本の野良仕事を学ぶ場ですが、Wコースは、より野菜のことを知って、野菜に寄り添った栽培を目指します




安曇野地球宿さんで、Wコースに開催される菜園ランチをいただきながら、親睦を深めたり、

Wコースは、菜園プランも自分自身で作ってから育てるので、食後、作った菜園プランを添削など指導もさせてもらいます。


午後は、耕さない畑にどのように種まきするのか続きを行いながら、


ハコベの根の張り方を知ってもらいました。












ハコベの下の土を水で溶いてから造る土着ボカシの作り方の実践も見てもらい、

草マルチの上から米ぬかを補う意味や、ボカシと生の米ぬかの違いなどを学んでもらいました。


最後は、Wコースの個人区画の指導に回ります。

実際にやってみるとわからないことや、勘違いしていたことなど質疑応答式で、各自の菜園区画で野菜と草を囲みながら行って行きます。

単発体験参加の方や聴講生は、その時一緒に回って、同じ土から始めたはずの個人区画もかかわる人と野菜で変わってくるので、そのかかわり方を間一緒に学んでもらっています。

自然に育てることは、野菜と草との間に立って、野菜や草と寄り添って歩むことです。
また、一人一人ペースや住んでいる風土が違うので、安曇野の地で、自分らしく野菜たちと向き合う時間にもなっております。

来月の自然菜園ベーシックコースは、
★5月5日(日)Sコース AM:春野菜の間引き、定植、夏野菜の準備、ネギの植え付け
★5月25日(土)Wコース AM:自然菜園講座③(夏野菜の一生)
 夏野菜の定植、エダマメの播種、サツマイモ植えつけ
 PM:ジャガイモ・ネギの土寄せ、ダイズ・雑穀の定植
 ※菜園ランチあり


いよいよ夏野菜に入っていきます~。


自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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田んぼの春起こし(田んぼと苗代)

2019-04-18 08:02:27 | 日々の自然菜園
自然菜園スクール2019 募集中~ 



【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、
まだ、桜が咲き始めたばかりなのに、最高気温22℃ととりわけ暑い日になりそうです。
ハウス管理【育苗のお世話】に気が抜けません。








前回1回目の春起こしを3/28に行ってから、2回目の春起こしを行いました。

現在、野菜の自給と稲の自給、そして果樹が加わり何かと忙しい日々を送っております。

しかも、安曇野市(火山灰土)から長野市(褐色低地土)の引っ越しにより、現在、長野市の重粘土の元田んぼをいかに、
無農薬で、草が育ちにくい稲が喜ぶ田んぼ、菜園、果樹園に移行できるか、この5~6年試行錯誤しております。

火山灰土は、軽く扱いやすい土で、雨の後でもすぐに耕したり、土寄せもいつでもできる農業のしやすい土質です。
ところが、リン酸が吸いにくい、干ばつに弱い、耕すと土が飛びやすいという欠点もある土でもあります。


重粘土は、扱いやすい土とはいいがたいものがあり、以前お借りしたミニトラクターで、5mも耕すと歯(ロータリー)に土が絡みつき、進むことができなかったくらいで、
当然、雨の後は3日間は最低入ることもできないくらい水たまりができ、農作業が天気に左右されやすい土質です。

ところが、一度改良されると、水持ちはよく、養分保持能力も高く、保存性が高い詰まった野菜が育つので、改良が必要な土とも言えます。


今週はよく晴れており、春起こしにピッタリの陽気(寒いときに耕すと、カエルなど生き物が動けず、逃げれず死んでしまう)でした。

そこで、2回目の春起こしを決行し、1回目と垂直になるように、耕す向きを変えて、通常のロータリー深め(鋤き耕ではない)で耕しました。


最後に、鋤き歯をつけて、いつでも水が回せるように、周辺と奥までの水路を掘っておくのもポイントです。

自給稲作の講義をしていて痛感するのは、(参加者の多くの体験や失敗談で)

自給用の稲作の本が少なく、ついつい適当に空いた時間で田んぼの作業をやってしまいがちで、その結果、草取りに奔走され、疲弊してしまいがちな点です。

うちでは先輩方と自分の経験から、まずは田んぼのタイミング重視で、その合間に菜園や果樹園を行うようにしております。

というのも、そうすることで、田んぼでの野良仕事が田植え後すごく楽で、ほぼ草は生えないですし、除草・抑草・稲の生育向上のための除草時間が、栽培中1~2時間/10アールほどで済んでしまうので、

野菜と果樹が忙しい5~8月に、田んぼが手間がかからず重宝しております。






明日雨が降る予定だったので、ついでに、苗代の代かき準備を行いました。

秋のうちに、米ぬか、自然堆肥、クン炭などを鋤きこんから、稲わらマルチで養生しているので、土づくりは基本的に終わっております。


その間から生えている草を抜いてから、






ワラや草は持ち出し、苗代付近で自然堆肥になってもらいます。

ワラや生の草があると、水を入れたのちに、ガスが湧く原因になり、草が生え、稲が中毒になるので生育が悪くなるので、できる限り熊手などで取り除きます。








土づくりの養分は十分かと思ったのですが、

より根張りがよく、丈夫な苗になるように、数年に一度、必要に応じて補います。

今回は、ゼオライト、苦土石灰(鉄も)、焼きたてのクン炭を補いました。


焼きたてのクン炭は、1週間以内に焼いて、よく冷却したものをふるって、細かいもののみを使います。

薪などでできた、くず炭(大)は、果樹などで使います。






非力な管理機(ミニ耕運機)でも、土寄せ機の羽をとった鋤き耕歯にすると、土の中に歯が入って重粘土でも耕すことができます。

従来、牛・馬などにひかせた馬耕の鋤き耕に近い働きで、昔の人の知恵を感じながら耕します。




今、梅が満開で、桜が咲き始めた、まだ寒い信州ですが、

今どきの天気に支えられ、無事春起こしを終了できました。

秋起こし1回。春起こし2回が、計3回も起こすのは難儀ですが、草取りをせずに済むのであれば、力が入ります。

これで、いつでも水を入れる、荒代かきに仕上げ代ができるようになったので、
ハウス内で発芽してきた稲が1.5枚になるまでに、仕上げて、水を張り、しっかり保温できる苗代、田んぼに仕上げたいと思います。

田んぼの本がなかなかないので、ついついブログに力が入ってしまいます。

草が生えにくい田んぼの田植えを体験してみたい方は、こちら


自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
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自然菜園フルコース4月【お米の種まき、果樹の定植】後半

2019-04-17 07:29:16 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 



【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、

前回のつづき




2日目の自然菜園スクールです。

朝食のごはんは、代わりばんこで愛農カマドを使って羽釜でご飯を炊きます。

お子さんの参加者も立派に蒔き割りを手伝っていただきました。彼はかなり上手でした。

炊き立てのご飯に、生みたての生卵、そして


自家製醤油で、究極のTKG(卵かけご飯)で、朝食をいただきます。




前日、種まきした苗箱をハウス内に広げました。

うちでは寒いので、ハウス内に平らに並べ、シルバーホッカというシルバーシートで、高温障害や低温障害を防止しながら、強い苗づくりを心掛けております。

夕方に広げるよりも、翌日の10時以降に広げることで、お米が風邪をひかない(低温障害予防)に気を使っております。


二日目のメインは、果樹の定植でした。

自然果樹栽培では、家庭菜園でも無農薬で果樹が自給できるように、いくつか工夫を重ねています。

その一つが、3歳位の背丈2mを超えるまでは、ポット栽培で、雨よけなど万全を期し、無農薬栽培できる苗を育てます。

売っている苗は、1~2年苗が多く、棒苗と呼ばれるもので、まだ根などが育っていないなど弱い時期なので、通常農薬などで防除しますが、
無農薬でも育つ環境を調え、ストチュウ水など雨除けしながら育てることで、病虫害に強くなるように育てます。

重ねる工夫としては、雨除けに、道法スタイルの支柱と垂直縛り、ストチュウ水散布に加え、えひめAI2、EM、酵素、ニームなどの散布。
日本は雨が多く、病気が多く、無農薬で育つ品種が少ないため、特にリンゴは最大のお世話が必要です。



そして、植える3時間前くらいに、ポットにストチュウ水をたっぷりバケツで水やりして、しっかり吸水させておきます。
寒くない時期は、前日夕方に済ませておくとよいでしょう。

まだ寒いので、今回は、上からストチュウ水。下からは川の水を底面吸水させてみました。

届いたばかりの苗は、届いた日にしっかり吸水させて、すぐに鉢に植えるとよいでしょう。









うちの果樹園は、元田んぼで、重粘土だったので、1年間、セスバニア、クロタラリアなど緑肥作物を駆使し、排水性の高い、ライ麦が2m越えするくらいの環境にし、現在、イタリアンライグラス、シロクローバー、レンゲ、クリムソンクローバーなど果樹用の緑肥作物が全面を覆っております。

表層30㎝までは畑化に成功しているものの、元々田んぼだったことと、重粘土なので、根が下にしっかり張れるように、
黒曜石を高温で焼いたビーナスライト20号を底面の土のよく混ぜておきます。

ビーナスライトは、黒曜石を1,000〜1,200℃の高温で焼成発泡させた無機質超軽量の土壌改良材です。
粘土質土壌では、土に20%程度混ぜるだけで、2倍の通気性と100倍の排水性が確保できます。パーライトより硬く、粒径が各種あります。


その上に腐葉土と赤玉土(大)と炭を混ぜたものを5㎝ほど敷き詰め、




掘った土に、ゼオライト、バーミュキュライト、カキガラ石灰を一握りずつ混ぜて使います。

今回は、元田んぼなので盛り上げたいことと、排水性を高めたいという理由から、さらに野菜用に自作した発酵もみ殻&クン炭入りの培養土を追加しました。

土が足りない場合などは、果樹用の培養土を混ぜてもよいと思います。




ランチは、焼きたてのジャガイモチーズパンに、野菜スープ、そして菜の花サラダでした。




菊の鉢10号や果樹用の鉢に植えておくと、棒苗でも2~3年でそこそこの根鉢出ており、2~3年養生させ、少し落ち着いているので、植えやすく、植えた後に枯れにくいものです。

向きや深さを確認します。今回は、土を盛り上げるので、浅植えです。








培土などを混ぜた土を鉢の周りに投入し、「水極め」を行います。

「水極め」とは、庭師さんが行う花木の定植の方法で、周りが少し高くなるように土を盛って、「水鉢」と呼ばれる土手を作ります。

そして、2~3回に分けて20ℓの水を回し入れ、根鉢をゆするようにして泥水の中で古い根鉢と新しい土がなじみ、根が張りやすいようにゆすります。





最初に掘った土(表層)「水鉢」の上から多い土手を作り盛り上げます。

植える際に、草などが生えている表層は、別にブルーシートなどで避けておくと、穴の中に有機物が混じることなく、後々楽ができます。

最後に、防草シートをしっかり張ります。

黒マルチより丈夫で、冬場にネズミなどに冬場根がかじられず、黒いので温かく根が張りやすく、カブ元の草も抑えることができ、通気性があるので、使用しております。






実際に、参加者で2チームに分かれ、実際に植えてみます。

実際にやってみると、意外なところが重要だったり、やってみて初めて分かることも多く、数回やってみることで自分のものになります。

「経験は、力なり」です。

書籍やブログ、雑誌などでご紹介する機会が増えておりますが、自然菜園スクールにご参加の方は、口々に、「実際にやってみると本に書いてあることがよくわかった」、「初めて分かった」、「書いていない行間が大切」、「納得した」など感想をいただきます。

知っただけでは、情報(知識)ですが、
経験を通じて身に着けたことは、知恵になります。




最後に、支柱を指し、道法スタイルで垂直に縛りなおし、鹿よけの寒冷紗をかけて完成です。

まだシカの通り道なので、苗木の若い枝や新芽がシカの御馳走にならないように、ガードを重ねます。




最後に、近所の子供も参加しての感想会。

感想をシェアすることで、他人の感性と触れ、自分の体験もまとまり学びが深くなります。

最後のおやつは、自家製桜餅でした。あんことサツマイモ(安納芋あん)のハーフ&ハーフでした。

自然果樹栽培は、まだまだ完成しておりませんが、百戦錬磨の師匠たちの知恵と経験を学び、野菜や稲から教わったこと、庭師見習い時代の経験などが役立ち、頭の中ではほぼ完成のめどが立っているのですが、まだまだ経験不足。

家庭菜園でもできる無農薬果樹を目指して、これからいろいろな果樹を実際に育てながら学んでいきながら、そこでの経験を分かち合えたらと思っております。

今年から、本田(果樹園)に定植していくので、食べられるようになるには、あと3年位はかかりますが、
如何に化学農薬を使わずに、安心安全な食べ物を育てる手立てを再現できるように構築していこうと思います。

今後が楽しみですね~

次回は、5/18(土)~19(日)夏野菜の種まき&定植, 不耕起の田植えなど
です。

自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




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自然菜園フルコース4月【お米の種まき、果樹の定植】前半

2019-04-16 06:24:23 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 



【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、

最低温度4℃。最高温度20℃越えの予報です。
朝霜が降りるのに、夏日になる日ほど、育苗中の苗たちの換気が難しい日になります。


先週末は、1泊2日の自然菜園フルコースを開催しました。


まだ、今年は川津桜が1分先のまだ肌寒く、梅や杏が開花したばかりのなか、



今後必要になるクン炭焼きの実習から始まりました。












クン炭を焼きながら、4種類の稲をみんなで丁寧に播種していきます。

フルコースでは自給できる自然菜園(野菜)だけでなく、田んぼで自然稲作、果樹園で自然果樹も扱っていきます。




クン炭も無事焼け、しっかり水をかけて鎮火します。

焼きたてのクン炭は、ネズミ避けになりますし、春の田作りや育苗など何かと重宝します。












季節の野菜や山菜、そして去年収穫して加工調理して冷凍しておいた野菜だちで、夕飯をいただきながら親睦会。

1日目は、お米の種まきでした。

つづく


次回は、5/18(土)~19(日)夏野菜の種まき&定植, 不耕起の田植えなど
です。

自然菜園スクール2019 募集中~ 


千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。
★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。


場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
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千曲市戸倉創造館で 『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』(田植え前後編)

2019-04-12 07:09:56 | 出張菜園教室
自然菜園スクール2019 募集中~ 



【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、の予報。




昨晩は、隣町の夜間公民館での講座『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』at千曲市戸倉創造館で、
テーマは「田植え前後の野良仕事」でした。

前半、
Ⅰ.田植えまでの野良仕事
1. 田植え前の準備とは?その目的とは?
2. 春起こしの意味とコツとは?
3. 荒代かきの意味とコツとは?
4. 仕上げ代の意味とコツとは?

をまず行い、なにげなくみんなやっているから、大体こんな感じでやってしまいがちな作業である春起こし、荒代かき、仕上げ代かきの目的とその手段として無農薬稲作ならではの方法をお伝えしました。

ケーキを焼くときに、卵白を混ぜるとメレンゲができ、スポンジケーキができるように、
卵白の混ぜ方が適当だと、スポンジもきれいに膨らみません。

適当に耕しても、稲が喜ぶとは限らず、草を喜ばしてしまうような耕し方はかえってその後が大変になってしまいます。
何か行う時は、その目的を知っておくと、手段が的確にできるようになるので、効果的です。





Ⅱ.田植えからの野良仕事
1. よい田植えとは?
2. 田植え後の草を抑えるには?
3. 稲の育つ田んぼとは? 草を元気にし稲を萎えさせる田んぼとは?

そのあと、田植えと同時に、草が生えてくるため、初期の稲は、田植え(移植され)新しい根を出すことに必死で、草を抑えるすべをまだ持っておりません。

そこで、よい田植えとは、田植えのダメージを最小限に抑え、早く根が活着(田んぼに根づき)、草が生えにくい環境を作ることにあります。

そのため、稲が育つためのコツ、草を抑えるためのコツを知ってもらい、
草が生えにくく、稲が育ちやすくなるような野良仕事ができるための手段(方法)をいくつかご紹介しました。

田植えまで1か月以上前に、この内容を行ったのには訳があります。
田植えまでに、稲が育ち、草が抑えられる田んぼにできるか、この時期までに決まるからです。


春先に如何に、「秋起こし」で分解が終わっていない稲わら(切り株など)を「春起こし」で分解できるかが、今年の初期の稲の生育を促進させ、草の生育を抑えることができるからです。

また、寒冷地の方は、この時期どんなに良い堆肥であっても春先に田んぼに入れない方が、無難です
この時期、ワラを鋤きこむことはご法度になります。

ワラの分解を早める処理「春起こし」はいいのですが、ワラの分解も終わっていないのに、水を入れる前の低温期(微生物が働かず分解しにくい時期)に、さらに土でないものを投入すれば、残ったワラと堆肥で、田んぼに水を張ってからガスを湧きやすくしてあげるようなもので、例外を除けば百害あって一利なしの無謀な一投になります。

寒冷地の諸先輩など、春先の良かれと思って入れた堆肥やワラで、この後3年間苦しんだ姿を見てきただけに、この時期にやっていいこととやってはいけないことを、稲と草の立場からご紹介しました。


座学の良いところは、知識やイメージを共有できると事です。

また、ホワイトボードなど使い、稲に関する各種のご質問に答えさせていただきました。

・投入する米ぬかの目安の量
・畦豆の蒔き方
・乗用トラクターと管理機(ミニトラクター)の耕し方の違いとコツ
・田んぼを乾かす方法
・苗代跡地に田植えしない方法などなどです。

実際に、一緒に田んぼができれば一番手っ取り早いのですが、皆さんも田んぼをお持ちで、同じ時期に忙しいものです。
そのために、知らないと損をする(草が生えやすく、稲が抑えられる田んぼの)ことなど、共有させていただきました。

自給稲作は、安心安全なお米を育てつつ、周囲の慣行農業(農薬・化学肥料)の中で、どのように無農薬稲作を楽しく、楽にできるかも課題です。

本業(お勤め、育児、家事、畑や果樹)を持ちつつ、田んぼも行っていると思います。
何のために、何をするのか、はっきり目的意識をもって、タイミングよく行うことで、草の生えにくい田んぼで、美味しいお米が育つようになります。


★次回5/9(木)テーマは、「抑草と除草、水管理」です。

千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


自然菜園スクール2019 募集中~ 



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。

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自然菜園ベーシックS(シングル)コース【安曇野校】『畝立て、キャベツ&レタス定植、ジャガ&ネギ植え』

2019-04-10 07:59:15 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 



【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、のち

昨日は連載中の「田舎暮らしの本」(宝島社)の取材がありました。春うららかな自然菜園の写真撮影、次号、次次号の取材でした。
今朝は、うって変わってで真っ白です。

こちらは、梅の花が満開になろうとしており、桜の開花はずいぶん先になりそうです。

今週から寒くなりそうな日を迎える前に、安曇野では、日曜日に自然菜園スクール【安曇野校】で、自然菜園ベーシックS(シングル)コース『畝立て、キャベツ&レタス定植、ジャガ&ネギ植え』を行いました。

自然菜園ベーシックS(シングル)コースでは、月に1回自然菜園の基本野菜を1年通じて学びます。
基本野菜とは、ウリ科ならカボチャ。結球野菜ならキャベツ、レタスなど栽培の基本を学ぶことができる野菜で、
カボチャ栽培をマスターできれば、キュウリ、スイカ、メロンと応用野菜を育てられるようになる基本になる野菜です。

それに、トマト、ナス、ピーマンの基本品種を学び、基本の菜園プランに沿ってみんな同じ野菜を育てることで、自分に合ったプランや栽培方法へ移行できるようになるための栽培の基本も学びます。

自然菜園ベーシックWでは、月に2回(Sコースにも参加でき)、菜園プランから自分たちで立て、Sコースの基本を学びながら、菜園区画も2倍で、基本野菜以外にもいろいろな野菜を学びます。






休憩小屋のビニールも交換し、雨風から守り、夏の暑い日に避難できる場所をみんなで、作りました。

コースには、通年の本科生と聴講生という2つの参加方法があります。

聴講生は、各自の菜園区画を持たずに、主に見学と共有区で体験で学ぶことができます。

本科生は、共有区で学んだことを、自分専用の菜園区画で実践することができます。




今回は、共有区で、聴講生も、本科生も、単発体験参加者も畝の立て方を見てもらい、そのあと




参加者全員で、共有区の畝立てを行いました。








桜の開花がまだなので、寒さに強いキャベツ、レタスの定植、ソラマメの種まきを見学してもらいました。

水やり不要の苗の植え方、種の蒔き方の基本を学ぶことで、すべての野菜に対応することができます。
このやり方を学んだあとWコースでは、不耕起栽培の方法も学んでいきます。


今回は、異常気象に対応できるように、不織布のべたがけを補いました。

この11年間の菜園教室で初めての不織布の実習です。
異常気象になったため、3月末の方が、4月より平均気温が高く、今週からまた氷点下続きなので、それに対応できるように一手目が必要になったからです。






そのあと、ネギ&ジャガの植え付けを行いました。

自然菜園では、連作障害の引き金になるジャガイモの栽培は、ネギとセットで行うのが基本になります。




Sコースの本科生は、自分たち菜園区画を畝立てし、
Wコースの本科生は、菜園プランの添削を作ったばかりの休憩ハウス内でチェックしました。


聴講生は、その間に、キャベツ&レタスを定植し、不織布をがけをしました。




本科生は、自分の畝立てが終わると、ネギとジャガイモを定植しました。

拙著を読んでくださっている生徒さんがほとんどですが、実際にご指導させていただくと、スコップの使い方、移植ゴテでの穴掘り、種まき、定植など基本的な野良仕事の所作がいろいろでしたので、できるだけ個別にご指導させていただきました。

次回はWコースは、4/20(土)AM:自然菜園講座②(種まき、定植の原理、クラツキ)
ジャガイモ・ネギ植え、春野菜の種蒔き、定植、夏野菜の準備
PM:堆肥の切り返し、ボカシづくり
※菜園ランチあり

Sコースは、5/5(日)です。
AM:春野菜の種まき、夏野菜の準備、ネギ&ジャガ土寄せ

明日は、4/11(木)は、
千曲市戸倉創造館で
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


自然菜園スクール2019 募集中~ 



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

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自然稲作・発酵コース【長野校】『無農薬稲作は、自然育苗から』

2019-04-08 06:30:16 | 自然菜園スクール
自然菜園スクール2019 募集中~ 



【4月の講演・自然菜園セミナーのお知らせ】
1)4/3(水)長野(長野市)城山公民館『自然菜園入門講座』
2)4/6(土)自然菜園スクール【自然稲作・発酵コース】種まき、育苗
3)4/27(日)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックSコース】
4)4/13(土)14(日)自然菜園スクール【自然菜園フルコース】など
5)4/20(土)自然菜園スクール【自然菜園ベーシックWコース】
6)4/21(日)自然菜園スクール【自然育苗コース】
7)4/28(日)4/28(日)自然菜園スクール【自然菜園見学会コース】
8)4/29(月・祝)自然菜園スクール【自然育苗コース】


本日、のち


先週の土曜日、自然菜園スクール『自然稲作・発酵コース【長野校】』が今年も開校しました。

無農薬稲作は、自然育苗から。
最近は、ネオニコチノイド系農薬によって消毒された種子で、稲作を行うのが一般的になってきました。
そのため、洗っても落ちにくいネオニコチノイド系農薬で消毒された種籾を使うことによって、稲の一生にわたって農薬が効いているせいか、稲作地帯では、ミツバチが激減しております。

その根拠は、フランスの研究で、同じイネ科のトウモロコシのネオニコチノイド系農薬の種子消毒によって育ったトウモロコシの朝露を飲んで、ミツバチが高濃度の汚染源になっていることからも想像ができます。

自然稲作・発酵コースでは、自給用の稲作に特化して、無農薬で安心安全な自然稲作をお伝えしております。

今回は、初回でした。
「苗半作」といわれるように、苗で稲作の是非が半分決まってしまいます。
無農薬で健康に育つためにも、苗づくりが肝要
です。




最初は講義行い、そのあと今年学ぶ田んぼの見学会を行いました。

草の生えにくい田んぼづくりを5年間かけて徹底的に行ったことで、去年は耕した部分も無除草でも、不耕起区でもススメのテッポウが多少生えた程度で、ほぼ除草がいらない4アール、草刈り30分のみで終わりました。

その田んぼを今年は、半分不耕起区、残り半分耕起で、行う説明と、これまでのいきさつをご紹介させていただきました。




また、苗用のハウスも見ていただき、

来年から行う田んぼが草が生えないようにするために、どのような田作りをしているのか実際に見てもらいました。

このコースでは、稲作がまったく初めての方も、今まで化学肥料農薬を行ってきた方も、無農薬で除草で困っている方も一緒になって実践的に、最新の無農薬稲作を学ぶことで来ます。




まずは、農薬を使用せずに、種籾を消毒する「温湯消毒」を実際に見てもらいました。

農薬での消毒処理とほぼ同じ効果を出すために、温度と時間を守る秘訣を伝授、「温湯消毒」だけでなく、
食酢での「酢消毒」も行い、w(ダブル)効果で、ほぼすべての種子伝染しやすい病気を予防しながら、ついでに一斉発芽を促します。









次は、「塩水選」です。新鮮な卵が浮く高濃度の塩水により、軽い種籾を浮かし、生命の詰まった比重の重い種籾をより分けます。

その後、真水で2回洗い、積算温度100℃になるように、10℃で10日間を目安に、浸水、芽出しを行います。

今回は、10日前に芽出しを行ったコシヒカリをみんなで種まき体験も行いました。










土のブレンドの仕方、ポット苗(みのる式)のタネの蒔き方を体験してもらいます。

実際に見ただけでは、すぐに忘れてしまうので、実体験をしてもらい、体感していただくことで、身体で覚えていきます。




通常の苗箱での種まきも行い、両者の特徴を知ってもらい、自分にむいた持続可能な方法を習得していただきます。












外は、寒いので、夏野菜を育てている育苗ハウスに苗を移動させ、数日間芽が出るまで養生します。

この時期はまだ寒いので、すぐに並べるよりも固めて置いておいた方が、保温でき、ネズミ対策にもなります。

夏野菜にもプール育苗にも使えるように、水平に調整された床に、濃いめの木酢液をかけてネズミ対策を同時にし始めます。

この育苗ハウスには、ブドウが植えてあり、現在、自家製干しブドウになっております。
みんなに、無農薬の自家製干しブドウを食べてもらいました。






長野校では、実際に私が育てている野菜、稲、果樹を見ていただくことができます。

一度に見たい見学会(菜園ランチつき)は、年4回行っております。

また、長野校は、プチスイーツ付きのお茶タイムがあり、今回は、駿河エレガントの寒天寄せとサツマイモ・オカラドーナッツ~メープルシロップがけ~でした。

感想会を行い、質疑応答も行いました。

今期の稲作では、地元長野からだけでなく、遠くは神戸、名古屋からもお越しの方もあり、参加者の意識の高さと意欲がビシビシ伝わってきました。

また、昼間稲作を学びたくても参加できない方は、第3木曜日に夜間講座を行っております。↓

千曲市戸倉創造館で2019年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』

1年の反省と来年に向けて
田んぼの土づくりは、3年。稲を育てて、草が生えにくい環境づくり。3年後に楽できるように、毎年の積み重ねが大切です。
悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、3年かけて少しずつ抜本的に改善するためには、この講座では、現状の問題の真の原因を見つけ、
どうすれば、悪い連鎖を断ち切り、よい連鎖が続くように、自分の田んぼで改善していけばいいのかを知り、
自分の生活や仕事のペースと稲のお世話のタイミングを合わせていく方法を見つけていきます。



場所:戸倉創造館3階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)


自然菜園スクール2019 募集中~ 



◆◇◆お知らせ◆◇◆

2019年土内容充実で、今年は、完全リニューアルで、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


新年度は、4月よりコンパニオンプランツの混植野菜をテーマに、季節の野良仕事と一緒にご紹介していこうと思っております。

今年のテーマ「コンパニオンプランツで混植」

毎月2種類(年間24種類)のメイン野菜とコンパニオンプランツを紹介。
各野菜とコンパニオンプランツをどのように栽培するとより効果的かなど体系的にポイント解説。

4/ 3(水)-「キュウリのコンパニオンプランツ」「カボチャのコンパニオンプランツ」
5/ 1(水)-「トマトのコンパニオンプランツ」「ナスのコンパニオンプランツ」
6/ 5(水)-「ピーマンのコンパニオンプランツ」「トウモロコシのコンパニオンプランツ」

座学は、野菜の栽培の流れをイメージしやすくなるだけでなく、失敗した本当の原因や準備ができるようになります。
菜園が忙しくなる種まき植え付けのラッシュ4~5月、草刈りと収穫が忙しくなる6~8月、あっという間に過ぎる9~12月とならないように、
1~2月に備えておくことをお勧めします。



新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
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※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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