無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

9/1新発売『1㎡からはじめる自然菜園~草を活かして、無農薬で野菜がぐんぐん育つ!』(学研パブリックス)

2015-08-28 18:42:10 | 日々の自然菜園
本日、のちの予報。


昨日は久々に暑い日でした。外で、薪小屋を作っていると、宅急便が届きました!

開けてみると9/1新発売の拙著『『1㎡からはじめる自然菜園~草を活かして、無農薬で野菜がぐんぐん育つ!』(学研パブリックス)でした。
編集者さんと一緒に、今も連載を続ける菜園雑誌「野菜だより」(学研)の連載をレイアウトからすべて見直し、新たな情報も盛り込んで体系的にまとめました。

私もはじめて手に取る実物の拙著見本誌です。

それまでは、PCのPDFでのメールでの編集校正作業でしたし、印刷されたものは最終校正で見開き状態のもだったので、紙の質感・本にした時の厚みや重み開いた感じなどが今日やっと感じることができました。

みなさんのもとには、9/1以降に書店やネット上に並びますので、是非手にとって見てみてください。
柔らかい質感の表紙に対して、畑などで見開きで見たい場合にも観やすいような硬めのオールカラーになっております。

大きさは、農文協さん、家の光協会さんの拙著と同じ大きさでB5サイズになります。



発売前にいち早く、ちょっと中身をご紹介していきます。

今回も3部構成で、


第1章は「自然菜園入門」がテーマで、
自然菜園を始めたい方、無農薬で家庭菜園を始めたい方、自然菜園の基本が写真でわかりやすく載っております。


特にこの本では、菜園プランの大切さ、相性のよい野菜の混植に焦点を合わせ、

初めての方でも、ベテランさんでも知って得するぐるぐるリレープランで野菜の栽培方法をご紹介しております。



第2章は、「1㎡からはじめる自然菜園 実践編」

1㎡の区画をぐるぐるリレー栽培することで、どんどん野菜が次の野菜の土づくりをしてくれるそんな夢のような組み合わせが、


なぜ、どんどん良くなっていくのか、その秘密や仕組みを解説し、

実際に、いつどのように配置すればいいのか、草マルチ強化月間もご紹介。


1㎡のプランが、2つ℃のようにぐるぐるリレーされていくのか栽培ポイントを解説!

初めての方は、詳しすぎてわかりにくかった点を、改善し、ぱっと見てポイントを抑えることができます。

ベテランさんは、自然菜園ならではのテクニックや切り替えのタイミングや草マルチ、補いをいつやるのかがイメージできるページです。



第3章は、「1㎡を組み合わせて無限大のカスタマイズ菜園へ」

1㎡は、お庭の空いたスペースでもはじめることができますし、
100㎡以上でも、組み合わたり、することでぐるぐるリレー栽培が自分の菜園ライフに合わせて実践できるヒントがまとめてあります。

写真にあるように、7㎡位のお庭など空いた近くのスペースは、キッチンガーデンとして、ちょっとした野菜が食卓に彩りを与えてくれます。

1カ月に2~3回位は通える方は、15㎡位がお奨めだったり、
週一菜園30㎡、自給菜園100㎡で栽培する時のポイントをまとめてあります。

自分が自然体で取り組める菜園は、広さや菜園への距離だけでなく、育てる野菜の特性を知った上で、自分と野菜がちょうどいいところにあります。

例えば、たまにしか行けない場所で、、毎日収穫が必要なキュウリは合っていませんし、ある程度放っておいても育つカボチャやジャガイモ合っています。
ミニトマトやネギは、庭やプランターなど身近にあると食卓の彩りに助かります。




2冊の違いは?


帯がついているかどうかでした。

今回表紙は、1㎡で育てたレタスとキャベツの組み合わせ、緑肥mixを畝ふちに播いてあります。

今回の本は、新しい試みをしてみました。
私は一応携帯をもっておりますが、いわゆる折り畳み式の旧式なので、活用できませんが、
購入者特典で、スマートフォンやタブレット端末でも栽培に関する、畑で確認したいページのみ無料ダウンロードできる特典がついております。

実は、私の菜園教室の生徒さんの多くは、スマートフォンやタブレット端末で、写真を撮ったり、動画で記録したりととてもハイテクで、
本も畑に持参してくれボロボロになる位見ながら野菜を育ててくれております。

そこで、編集部の方々に無理をいって、本としても楽しめ、最新のタブレット端末でも確認できる画期的な試みをさせていただきました。

もちろん、全部のページダウンロードできる電子版書籍も同時発売となりました。
今回で4冊目の拙著ですが、初の電子書籍対応の本です。


私は対応できておりませんが、このサービスによりより菜園が身近なものになっていただければ嬉しいです。


もし、本屋さんや図書館などでお手を取ってみていただけた場合には、是非、感想やご質問をこのブログのコメント欄にお寄せください。
次の本づくりに参考にさせていただき、より良い本、より分かりやすいように勉強させていただきたいと思います。

自然農法をはじめて19年目、自然菜園をお伝えし始めて9年目。
さまざまな学びや体験がありました。特に菜園教室をはじめてからは、多くの生徒さんからのご質問や生徒さんの菜園区画からいろいろ学ばせていただき鍛えられて、
3年前に、『これならできる!自然菜園』(農文協)として、まとまり、去年家の光さんから『自然菜園で野菜づくり』も出版させていただき、
現在、雑誌「やさい畑」(家の光協会)、「野菜だより」(学研)、「田舎暮らしの本」(宝島社)で自然菜園を連載中です。


日々の菜園でも多くを学ばせていただいておりますが、実際の菜園教室や雑誌の取材などから意外な発見や収穫があり、勉強になります。
下手ながらどんどんわかりやすくお伝えできるようになってこれたのも体系的に、説明させていただく機会が多くなったお蔭かと思います。

今後どのような本や雑誌の企画があったら嬉しいなどご希望をコメント欄にお寄せください。
より分かりやすく、よろ面白い、ここが知りたかったなど今後に生かさせていただき、一緒に本や雑誌を作っていけたらいいなーと思っております。

今後もよろしくお願いいたします。
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土づくり農園づくりのヒント

2015-08-26 07:22:28 | 自然菜園の技術 応用
本日、の予報。


先日のブログ「ふかふかの土」とは? できること、やってはいけないこと
のコメント欄に以下のご質問をいただきました。


Q.「はじめまして。土つくり大変興味深く拝読しました。
夏野菜がおわりこれから本格的に土つくりと秋まきの野菜に取り組んでいきたいのですが、どのような手順がいいのかわからなくなってしまいました。

野菜をつくるのに150坪ほど土地があるのですが緑肥で土つくりをする部分と野菜をつくる部分、どのようにデザインするのがよいかヒントをいただきたいのですがよろしいでしょうか?
本などふむふむと読んでいていざ実践しようと思うと季節的にふさわしい土つくり、種まき、苗床準備などに悩んでしまっております。

野菜も雑穀から葉物までいろいろとやりたい気持ちが焦るばかりです。
なんだかまとまりませんが、すてきな記事を読んであらためて土つくりに取り組みたいと思いコメントさせていただきました。」





A.実際に見て、相談に乗るなどコンサルすると具体的にその畑とその方に合った形の農園プランをご紹介できると思うのですが、一般的なデザインのヒントをご紹介します。

そうですね。秋は土づくり、堆肥づくり、畝立て、緑肥播き、プランを立てなおす、来年以降のプランを立てるのにとてもよいい季節です。


ステップ1)最終的にどのような農園にしたいのかを現時点で決める
→私なら、農園をいくつかの区画に考えて、ここは野菜区画。ここは、雑穀区画、果樹区画、通路ややりきれないところは緑肥区画。

ステップ2)農園の現状を見る
→夏野菜が良く育った場所であれば、そこは今年の秋から来年まで冬野菜(越冬・春・秋野菜)ができる。良く出来なかった場合は、根菜以外の野菜を育てる場合には完熟堆肥など必要量を浅く鋤き込み、2~3週間馴染ませてから、秋冬野菜の種まき。

生えている草や野菜の生育状況をみたり、簡易土壌分析をし、土が化学的にどのような状態か確認しておく。

ステップ3)最終的にしたい農園になるために、最低3年かかりますから、3年間かけて準備する

1年目:プランを立ててから、農園が理想になるように、区画づくり、畝立て、緑肥播き、堆肥などのテコ入れ
→夏野菜が良く育っていたら、野菜を育てながら土づくり(草マルチ+α)
→野菜が良く育っていなかったら、完熟堆肥やクン炭など必要なものを入れて、生き物が住みやすい場を調える
→まだ手付かずだったり、抜本的に土づくりしないといけない場合は、緑肥を選び、緑肥で土づくりしたり、夏野菜の草マルチの刈り場にしたりする
→完熟堆肥づくりにチャレンジしてみる ※翌年以降使える

2年目:実際に理想的なプランに向かって実行し、反省点を改善し、修正していく
→実際にやってみて、なぜうまくいかなかったのか、原因を見つける。改善する
→うまくいった場合、3年目に、より良くなるために、今できることをし、してはいけないことはしない。
→実際にやってみてプランそのものが自分や地域風土に合っていない場合、ステップ1にもどる
→自家採種にチャレンジしてみる

3年目:野菜による野菜のための土づくりを続けていく
自然菜園の場合、相性の良い混植とどんどんよくなる菜園プラン、そして草マルチを重ねていくので、野菜を育てるだけで、次の野菜が自然に育つようになりやすくなるので、次の野菜のことも考えてプランを考えて育てます。
→夏野菜にたっぷり草マルチを重ねながら育てると、次の冬野菜(春・秋)が良く育つので、夏野菜の草マルチを徹底する
→自家採種を3年位重ねると、その畑に合って在来化してきます。土づくりだけでなく、種の育成も大切です。
→良く育たない場合は、抜本的に改善したり、2年目にもどってもう少し時間がかかるのかもしれません。

3年でよくなれば、元々よい土だったり、お世話が適切だったりした結果だと思います。
元々良くない場合は、5年かかるかもしれませんし、それは未知数です。

そのため、3年は目安で、3年後を見据えた土づくり、合わせてプランが必要だということをご紹介したいです。



化学肥料・農薬の場合は、どのような場所でも技術があまりなくとも、一様に結果を出せ、毎年栽培プランを考えることができるのが特性です。

ところが、自然に育てようとすると、落ち葉が積み重なってできる「腐葉土」は3~5年かけてキノコの菌糸などが分解して、多くの生き物が関わってできるように、
1年単位で土づくりを考えるのは難しいものです。

またインスタントみそ汁のように、お湯を決まった量注げば誰でもできるように、手づくりの味噌汁が誰でも同じ味にならないようなものです。
つまり、ダシの取り方、具の切り方入れ方、味噌の種類、味噌の入れ方、火の調節によって同じ材料でも味が違ってくるのが手づくり味噌汁です。

そのため、自然に育てたい方は、こうすればこうなるという考え方は絶対ではなく、上手下手もあり、入れるタイミング、量、季節によって異なってきます。
手づくりでなくては出ない味があるように、自分に合った自然な育て方を時間をかけて見つけていってください。
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日干しレンガで「愛農かまど」を作ってみる(2)1~3段目

2015-08-19 19:24:45 | 自然菜園スクール
本日、


お盆が明けて、妙に涼しくなってきました。もう秋を感じます。

みんなで作ったロックスパイラルガーデンもいい生長ぶりです。


前回は、土台までの造り方をご紹介した「愛農かまど」ですが、先週末の自給自足ライフスクールで、1段目~3段目までの工程をご紹介しようと思います。




日干しレンガと同様に、壁土を良く練っておくこと、そこに今回は強度を持たせるために、消石灰を1割ほど練り込んだものを準備します。

通常の「愛農かまど」は赤レンガとモルタルで積んで作っていくのですが、今回は、日干しレンガのため、モルタルの代わりに粘土を使っていきます。


まずは、設計図通りに並べてみて、接着面が1cmになるように、土台に赤鉛筆で線をいれて準備します。


並べてから、接着面を1cm離した状態で、赤の墨に合わせて並べます。


レンガと異なり、前もって水に漬けると溶けてしまうので、接着面の底面だけちょっと水につけて、
練った粘土をつけて、水平になるように、ゴムづちを使って高さを合わせて接着していきます。



一個一個の日干しレンガが多少大きさや高さが異なるため、粘土と水平器で高さを調整していきます。

灰を取り出しやすいように、正面の一つだけ耐熱レンガを入れました。


一段目完成です。


二段目も同様に完成してきました。

一段目よりも、二段目の方が複雑になってきています。

「愛農かまど」はご飯を炊くのに最適な熱効率を追求したエコカマドです。
そのため、熱が無駄なく使われるように、入り組んだ熱の通路があるため、複雑です。


空いた場所には、耐熱用に砂を入れて平らにします。

通常の「愛農かまど」ではモルタルや粘土などを入れますが、素人が作っているので、いつでも修正できるように、固まらない砂をチョイスしました。


三段目は、女性4人だけで、協力し合いながら、組んでいきました。

カマドは女性が良く使うもの、女性の想いと女性ならではのやわらかさが吹きこまれ、どんどん上手になっていき息も合っていました。

今回の「愛農かまど」は合計九段の改良型が完成形になります。

まだオーブンのオーブンの高さなど決まらない場所があるので、今回はここまででしたが、次回の自給自足ライフスクールでは、最後まで行きたいと思います。




このかまどで、みんなで育てたお米を収穫して、ご飯を炊きたいと思っております。

秋が深まり、頭が垂れる稲穂の稲刈りとカマドの完成が今から楽しみです。
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日干しレンガで「愛農かまど」を作ってみる(1)土台作り

2015-08-17 05:20:05 | 自然菜園スクール
本日、

夜通しです。恵みのお湿りといった感じです。
先週待ちに待った雨があり、晴れ間が続いて、また雨が降る。最高のお湿りになっております。






新たな試み「自給自足ライフスクール」をお試し版で今年行っております。
当スクールでは、自然菜園だけでなく、「自然な暮らし」をテーマに、持続可能な愉しくて美味しい暮らしを一緒に体験しながら培っていく「衣食住」総合の学びの場です。

今年は、みんなで土壁を再生して作る「日干しレンガ」で、「愛農かまど」をつくり、自分たちで育てたお米をいただくことを挑戦しております。

家の改修で壁土が大量に出ました。
捨てるよりもいい使い道を模索して、「日干しレンガ」に再生しました。

大人顔負けの小さなレンガ職人さんは前回よりも上達していました。


「愛農かまど」とは、少ない薪でムラなく美味しいご飯が炊けるように設計されたカマドです。

戦前に愛農花嫁短期大学の講師であり、料理研究家の酒井章平氏によって考案され、愛農会の生活改善事業の一環として戦後から昭和30年代にかけて日本の農村に普及された改良カマドです。
その後、プロパンガスの普及によりその存在は消えかけましたが、知る人は知るカマドとして現在に復旧しました。

以前に、三重県で橋本力男さんの堆肥づくり講座の会場でもあった愛農高校で、その存在を知り、
先月長野県池田町で、実際につくったばかりの「愛農かまど」(atカミツレ荘のもの)を使用して、今回のスクールで実際につくってみることにしました。

ただし、ふつうは上の写真であるように、通常レンガで作られております。
日干しレンガで作る愛農かまどは、例を知らないため実際に造りながら試行錯誤していこうと思っております。



まずは土台づくり。

日干しレンガは雨の多い日本では、雨ですぐに傷んでしまいます。
そのため、土台は雨風雪に耐えられるように、しっかり作っておきます。

重量コンクリートを並べ、水平器で平らに枠をつくります。


ちょうど改装で大工さんが使った使いさしが、湿気って固まってしまったセメントがあったので、砕いて使用。




砕石などとまぜながら隅がキモなので、叩いて締めていきます。


素人は、平らにセメントを塗るのが大変難しいので、

ほぼ平らに砂でまず基礎をつくり、


砂とモルタルを混ぜて空練りしたものを敷きつめ、叩いて鎮圧後平らにします。

空練りしたものは、自然に水分を吸って固まるうので便利です。


今回は、耐火レンガという1000℃にも耐えられるレンガを用意し、

カマドの基礎にします。

レンガ仕事は、まずはたっぷりの水にレンガを浸し、良く吸水させておくと、モルタルとの相性がよくなるので、固定しやすくなります。


空練りした土台に、今度は水で練ったモルタルでレンガを接着しながら、ゴムハンマーなどで叩いて水平器をあて水平に並べていきます。


市販のレンガはどれも同じ大きさではなかったので、今回は、砂を微妙な間に刷毛でいれました。


土台完成です。

友人と、カマド作りワーク前日までに、しっかり乾燥させて土台をつくっておきました。

現在の自然菜園コンサルタントになる前は、食えない時代に、水道土木工事、ガーデニング施工など色々な職業を経験したことが役に立っております。
人生に不必要なことはなく、不必要にするのか、役立てるのかは、自分の問題かもしれません。

ちょっとしたことを知っている、経験していると田舎暮らしは役立つものです。
昔のお百姓さんが、木こり、炭焼き、鍛冶、左官、猟師、わらじ、竹細工などなど百芸に秀でプロ並みになんでもこなし身の回りの物を作り、修繕し使いまわす。

ちょっとずつできるといいなーと思っております。

最後に、ワークでものづくりの師匠シャロムヒュッテの臼井健二さんが愛農かまどをベースに、改造した二連のカマドを動画で紹介してくれるサイトをご紹介します。
とても勉強になります。

臼井健二さんによる煉瓦の二連式かまと?造りとアースオーフ?ンて?ヒ?サ?焼き体験
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「ふかふかの土」とは? できること、やってはいけないこと

2015-08-15 23:42:30 | 自然菜園の技術 基本
本日、

前回のブログのコメント欄の質問に、「ふかふかな土に仕上げていくコツや今後の方法などアドバイス頂ければと思います」とご質問がありました。
コメント欄では収まらない内容でしたので、ブログの方で私なりの考えや方法についてご紹介してみたいと思います。

1)「ふかふかの土」の正体は?
2)「ふかふかの土」でない場合とは?
3)「ふかふかの土」でない土のつくり方は?
4)「ふかふかの土」にもいろいろな種類がある
5)簡単に「ふかふかの土」にする方法


1)「ふかふかの土」の正体は?

野菜が良く育つ土は、ふかふかです。逆にカチカチの土では野菜の根は良く張ることができず、養分水分、そして酸素を吸収することが難しものです。

Q.よく講座で質問するのですが、人間にとって一番大切なものは、なんですか?

A.「食べ物、水、恋人」も大切ですが、空気(酸素)がもっとも優先順位が高いものです。


酸素がなければ、ものの数分で、死んでしまうのは、人だけでなく、野菜の葉や根も一緒です。

特に、土の中にある根は、酸素が大好きですが、光や乾燥に弱いので、土から顔を出して空気を吸うことができません。

根が、空気が好きな証拠に、野菜の苗のポットを外すと、穴のそばやポットと接している場所、つまり一番空気が吸える場所に根を張っています。
それくらい野菜は空気が好きです。

そのため、プランターや観葉植物に水をやり過ぎたり、皿に水を貯めておくと、根が酸欠で根ぐされを起こして枯れてしまうほどです。

そのため、野菜が良く育つ土は、空気を含み、水を蓄え、養分を保持できる、「ふかふかのしっとりの肥沃な土」が大好きです。

プランターなど容器で、生き物もいない状態で、野菜を育てるためには、「ふかふかのしっとりの肥沃な土」は、赤玉土・ピートモス・鹿沼土・バーミュキュライト・堆肥(化学肥料)などで人工的に物理的につくりますが、

畑や菜園では、それらのものがなくても「ふかふかの土」は、土の生き物、例えばミミズやヤスデなど大型の土壌生物や、バクテリアや菌など目に見えない微生物によってつくられます。
その土の生き物が作ってくれた土と腐植を結びつけたいわゆる「団粒化された土」(団粒構造を持つ土)がふかふかの土の正体になります


詳しくは拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)のp8~11をご参照ください。


2)「ふかふかの土」でない場合とは?

「ふかふかの土」=「団粒構造が発達した土」でない場合とは、単にカチカチなだけでなく、雨が降れば、土の構造が壊れやすく、水たまりができやすいものです。
また、乾燥しやすく、乾燥すればガチガチになりやすく、野菜が天気に左右されやすくなります。

そのような、団粒構造が発達していない土は、「水持ちが悪く、水はけが悪く、養分も抜けやすく、供給しにくい」ため、生育もいまいちなことも特徴です。

逆にいえば、団粒構造が発達した「ふかふかの土」は、「水持ちが良く、水はけも良く、養分も保持されやすく、供給も順調」に行われるため、野菜の生育はよく、味も良くなってきます


3)「ふかふかの土」でない土のつくり方は?

「ふかふかでない土」=団粒構造が発達していない土は、
①踏み固めた
②土の生き物が少ない、
③土の生き物が働きにくい
④土の生き物が住みにくい(乾燥や紫外線にされされている)
⑤農薬・化学肥料の使い過ぎで、土の生き物がダメージを受けやすい
⑥水が溜まりやすく、いつも加湿すぎる
⑦野菜や草が生えていない
⑧土の生き物のエサがない
⑨酸性が強かったり、アルカリ性が強かったり
⑩腐植がない

つまり、「ふかふかの土」=「団粒構造が発達した土」はその逆ということ。


4)「ふかふかの土」にもいろいろな種類がある

①一時的にふかふかの土
耕したり、山土など客土した場合に見られる一時的にふかふかの状態にしたもの

これらは、一時的にふかふかであるが、土の構造がもろく、団粒構造が発達したわけでないので、すぐに乾燥しやすく、雨が降るごとに、土が硬くなってきやすい。

②堆肥などを入れて、耕した場合
この場合は、一時的に土の構造が団粒化が促進され、団粒構造が発達するが、その後、発達よりも停滞、崩壊されやすく、だんだん疲弊してくるため、定期的に堆肥などを投入する必要がある。


この場合注意したいのが、堆肥の質と堆肥の投入の仕方と堆肥の養分。




これは、うちの自然堆肥(落ち葉堆肥)です。
チョコレート色で、堆肥の腐敗実験(上の瓶右)をした結果、無臭に近い森の臭いがしたため、完熟堆肥であり、腐植や腐植の元を多く含み、土の団粒構造の発達に貢献してくれそうな堆肥。

堆肥の腐敗実験をして、悪臭や腐敗臭がする、未熟もしくは腐敗した堆肥を投入すると、腐敗菌が繁殖しやすく、根も病気がちになったり、病虫害が増えたりするため、団粒構造が発達するかもしれないが、野菜が育ちにくくなるので、使用を避けたい堆肥。

また、堆肥を深く10㎝以上深く投入すると、微生物は酸欠になり、活動しにくくなり、逆に堆肥を散布してすぐに浅く鋤き込まずに放置すると、乾燥や紫外線によって、堆肥の住む微生物が死んだり休眠に入ってしまい効果が半減しやすい。

また、カリウム過剰の畑に、カリウムを多く含む牛フン堆肥などを入れると、カリウムの過剰害としては、拮抗作用によるカルシウム、マグネシウムがかえって吸えない欠乏症がでやすくなったり、
鶏糞堆肥と書いてあっても、実際には乾燥鶏糞のみで、未発酵状態で、堆肥というより化学肥料並みのチッソを置く含む肥料であり、土の団粒化は促進しずらいものだったり、
堆肥であれば何でもよいわけでもない。
畑の状態や育てつ作物によって、どのような養分を多く含む材料を使っているか吟味することが大切です。

③長期的に土の生き物が住みやすく、働きやすく、エサもある状況

この場合、土の生き物が絶えず活動=生命の営みを繰り返すので、自然に土が団粒化が促進され、年々土が良くなっていく、つまり、どんどん「ふかふかの土」になっていく仕組みを持っている畑といえる。

例えば、自然農などに見られる不耕起(自然耕)の畑の場合、機械や鍬で耕されることがないため、生き物が安定的に住め、作物を育てながら草を刈っていく際に、根菜以外の根は土から抜かないため、土の中は絶えず根を張り、根が枯れて土に帰っていくまさに土の生き物にとってゆりかごであり、墓場であり、土はどんどん腐植に富み、土の団粒化は促進されていく。


5)簡単に「ふかふかの土」にする方法
ここで勘違いしてほしくないのは、耕さなければいいわけではなく、土の生き物が住みやすい環境が維持され、促進されていることが大切なのです。

つまり、耕さない≠自然耕

耕さないことよりも、自然に耕される=生き物が住んでくれ、生命の営みをつづけられる環境づくり





野菜があり、根は抜かず、刈った草は株元に敷かれていき、時に雨が降らない期間が多ければ、草マルチが重ねられ、水をたっぷり注がれ、生き物が安定して生きていける環境が守られること。
また、土の生き物が少ない場合、良質な完熟堆肥を浅く鋤き込み野菜を育て、刈ったばかりの草を草マルチにし、その上から土の生き物のエサとして、米ぬかを最低限補い、生き物が増えるきっかけを作り育てる。
そうすることによって、野菜の根は乾燥から守られ、草マルチの下は、安定して生き物が住みやすい酸素の多い乾燥しずらい環境ができ、結果「ふかふかの土」団粒構造が発達していく。


コンパニオンプランツやその地域風土、季節に合った野菜を混植することによって、さまざまな野菜の根の働きや複雑な環境ができ、多種多様な生き物が生息できる場が生まれる


また、刈って敷く草がなければ、緑肥作物などを育て、その草を刈って、草マルチの材料にしたり、

緑肥作物の中でもマメ科のものは、根に根粒菌や菌根菌など菌を寄生させ、土を肥やしたり、
イネ科のものは、土を根で、葉で両方で団粒化を促進してくれる。

簡単にいえば、野菜を育てながら、その株元に、刈った草を敷く、草マルチをすると、自然とそこに土の生き物が増え、自然と耕され、草マルチが腐植になり、乾燥を防ぎ、土がどんどん団粒化され、団粒構造が発達していき、土がどんどん「ふかふかの土」に変えられており。
やったことといえば、野菜の株元に草を敷く。それだけで、草が自然と堆肥になり、土が団粒化していく。


堆肥造りはとても大変で、技術が必要で、時間も場所も材料も必要。

野菜が良く育たない場合や、土の生き物がいない、少ない、単純な場合は、自然堆肥をクラツキしたり、浅く投入して、最低限の野菜が育つ環境、土の生き物を導入してくるには最適だが、手間がかかる。

野菜に草マルチするだけで、堆肥ができ、土がフカフカになっていく。
ポイントは、野菜の株元に刈った草を敷きながら、野菜をしっかり育てること。

ただ、草を刈って敷いただけでは、その効果は半減化する。

土は自然に良くなっていく、それを邪魔しないこと。きっかけをつくって、守ってあげること。
とてもシンプル。
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自然菜園2年目(野菜たち)

2015-08-12 07:21:53 | 日々の自然菜園
本日、


アマガエルをはじめ、カエル、トカゲ、ヘビなどがたくさんいる菜園になってきました。

隣が自然稲作の田んぼなので、田んぼで育ったカエルたちがエサを食べに菜園に住んでいる感じです。

そのお蔭で、バッタや蝶や蛾などいわゆる害虫が増える時期(自然菜園切り替え1~2年)なのに、ほとんど被害がなく、素直に野菜が育っております。


粘土質が強く、生き物がほとんどいなかった元田んぼを自然菜園に変えるのに、2年間緑肥作物と堆肥の力を借りてようやく畑の生き物が集まってきました。

そこで、去年1年野菜を初めて育て、野菜による野菜のための土づくりを去年やってきました。

今年はその成果が良く出てきており、雨がほとんどなくても概ね野菜が良く育っております。


真黒早生ナスです。

理想的な自然形になってきて正直2年目でここまで育つとは思っていなかっただけに嬉しいです。




真黒長ナスもいい感じで、3年越しで、ようやく今年から自家採種はじめようと思います。


カリフォルニアワンダーピーマンです。

樹が小さい割に、素直に大きな実がちゃんと連続着果しており、いい系統です。
自家採種3年目なので、大切にしたいです。





オクラとスイカの混植で、スイカも大きくなってきました。


マスクメロンは自家採種7年目ですが、今年は雨が少ないせいかすごく大玉に育ち見た目は市販のメロンのようです。

食べるのが楽しみです。


伏見甘党も豊作です。


紫トウガラシも良くなっております。


食用ホウズキももう少しで食べられそうです。




サツマイモと金ゴマの混植も順調です。

ツルがえしをはじめながら、草マルチもいよいよ終わり、サツマイモのツルで覆われますので、これからは手がかかりません。

といっても、今までも多忙で、かまってあげれないので、ほとんど草刈りをせずにここまで育ってくれたのは、前作のソラマメの遺産だと思います。

今年は連載3つ、拙著2冊などが重なりここ8年で一番忙しい年になりました。
そのためほとんど野菜のお世話ができず、要所要所を短期集中でお世話しましたが、

野菜の生育が良いので、草も暴れず、悪天候の割に、自然菜園切り替え2年目とは思えないほど順調に育ちました。
野菜のお蔭です。

これから、自家採種する採種果に印をつけて回り、実を収穫しながら育てていこうと思います。



ちなみに、本日の収穫です。


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自然菜園2年目(田んぼ周辺)

2015-08-11 19:01:21 | 日々の自然菜園
本日、
最高気温29℃。久々に30℃を下回り、一日曇っていたので過ごしやすい日でした。


朝5時から、田んぼの畦の隣のサトイモ畝の残りの草マルチを完成させることができました。

草を刈って敷くだけのことですが、結構奥が深くて、ただか草刈りなのですが、されど草刈りなのです。

今回は、梅雨明け後1週間サトイモの根元の草を伸ばし放題にしておき、東半分のみ1週間前に刈って敷きました。

そして、1週間後の今朝、朝の葉のやわらかい内に、曇りをいいことに残りの半分を刈って敷きました。


サトイモの半分は、赤シソと混植し、


残り半分のサトイモは、ショウガと混植しております。


水が命の水ナスもエダマメと一緒に畦の隣に植えております。


田んぼの畦で、畦豆(ダイズ)。その周辺で、サトイモ、ショウガ、赤シソ、クウシンサイ、水ナス、エダマメなど水が大好きな作物を混植しております。


畦豆の他にも、ダイズ(中央)、アズキ(手前)、納豆用極ミニダイズ(奥)をコムギの畝の後作で行っております。

去年から緑肥作物での土づくりを終え、野菜や穀類を育て始めた2年目の菜園は、去年以上に野菜が育ちやすくなってきております。

野菜の土づくりは、野菜自身に行ってもらうのが本当に楽なので助かります。

これから夏本番なので、野菜自身の根をしっかり張ってもらい、霜が降りるまで美味しく育ってもらいたいものです。

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雑穀畑と田んぼの見学会 Azumino自給農スクール

2015-08-09 06:16:45 | 自然菜園スクール
本日、の予報。

真夏日が続きますね。

一昨日ようやく、9/1発売の新著『1㎡からはじめる自然菜園』(学研)の最終校正が終わり、無事私の下から手が離れて旅立ちました
去年の2月から「野菜だより」(学研)に連載させていただき、1年半の連載を期間撮りためた写真と綿密な打ち合わせの末、1㎡の菜園区画をぐるぐるリレープランできるありそうでなかった自然菜園の実用入門書であり、初の栽培のテクニック本が生まれました。

生みの苦しみよりも、手放して旅立っていき、安心と不安の虚無感で身体が脱力気味です。
今年は2冊拙著を出させていただく、実体験の年なので、1冊出た安堵感と、次が本格的に編集が始まる前の一休みといった感じです。

加えて、田んぼも穂が無事出始め、何やら安心してしまったようです。



昨日は、Azumino自給農スクールの雑穀のお世話と田んぼの見学会を行いました。


エゴマ


タカキビ


シロザみたいなキヌア


アマランサス


モチキビ


雑穀は、基本強いのですが、草ほどは強くないので、株元の草マルチは欠かせません。
みんなで、株元の草マルチをしました。


エゴマは、頭を摘芯して、わき芽を増やし、種子を多くなるようにします。


ダイズの摘芯と草マルチもしまいした。

遅めの種まきだったので、実りが良くなってほしいものです。


本日のメインイベントは、在来ソバの種まき。

ソバは、育てるのは楽な作物で知られますが、良い蕎麦をたくさん育てるには幾重もの工夫が必要です。

一番は播き時期が大切で、毎年旧暦の七夕あたりに播いております。



スクールの田んぼの見学会です。


田んぼの畦豆(ダイズ)はちょうど開花期。

たっぷりの水を飲んで実が太ってほしいものです。




6種類の稲を植えているので、現在2種類のお米が出穂、開花はじまりました。

最近の猛暑の影響で、稲の生育も早まり、予想よりも早い出穂でした。

出穂は妊娠つわり、お米の実りが重なる重要な時期なので、できるだけ邪魔をしないように、水管理で応援します。

菜園も楽しいのですが、自給を考えると、主食の穀類を充実させると安心できます。

Azumino自給農スクールでは、その名の通り、自給や持続可能な暮らしは重要なテーマです。

自分たちが、その子孫や地球上の生き物が安心して営みを重ねられるような
自分たちができる1歩として、田畑を位置づけ、さまざまな無農薬栽培をご紹介しております。

自分たちで育てて食べられることに感謝です。
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Azumino自給農スクール (公財)自然農法国際研究開発センター見学会その3 自然農法の種子

2015-08-05 06:22:07 | 自然菜園スクール
本日、
今日も猛暑日になりそうでなので、日中野良仕事する際は水分補給と日陰で休憩しましょう!



見学会のつづきです。

午後の見学会は、(公財)自然農法国際研究開発センターから車で20分の「自然農法の種子」の生産・研究圃場を見学させていただきました。

担当は、研修同期の職員の巴さんです。

1mの畝の両脇に、1mの草生帯と呼ばれる牧草を生やしているのが育種圃場の特徴です。


固定種の同じピーマンでも、個体差はとても大きいものです。

育種と一つとして、個体選抜があります。
より厳しい環境でも、優良な系統を選び種採りを行います。

特に固定種の野菜は、病気がちな系統、病気に強い系統、たくさん実をつける系統、根張りが強い系統、美味しい系統、美味しくない系統などさまざまな系統が顔を出します
さまざまな個性を見抜き、選抜を重ねて自家採種し続けることで、優良な固定種が育成されます

この圃場では、そのような選抜を数年にわたり、試験し、育種して、「自然農法の種子」の自然農法育種の固定種が生まれます。

自家採種もいろいろなステージがあり、ただ種を採る⇒品種を維持する⇒選抜しい育種するとどんどん良くなっていきます



トマト

ナスなど様々な試験栽培の様子を見学しました。




現在配布中の美味しくて育てやすい人気品種「紫御前」も暑い産地では、色が褪めてしまうようです。

そのため現在は、黒さを保てる品種と掛け合わせ、新たなより美味しく、より黒い改良紫御膳を育成中とのこと。
あと数年でデビューするナスを回間見せていただきました。





最後に、試験場本館にもどり、日陰でキュウリの食味試験をみんなで行いました。

4種類のキュウリを食べ比べると、味が異なり、一同びっくりしました。

4つ目の一番右のキュウリを選ぶ方はゼロで、一番左が一番多くの方の支持を得ました。

左から、新品種、上高地、バテシラズ3号、他社の市販品種でした。

一番人気の品種は、上高地の改良版だそうです。
より美味しく、育てやすく、見え映えもするように改良中だそうです。

「自然農法の種子」は自然農法で育てやすいだけでなく、食べて美味しいものがとても考量されている種子です。

意外に思われるかもしれませんが、育種の世界において美味しいというものよりも、病気に強い、形が良い、産地化(ブランド化)できる、生産性が高いといった基準の方がとても優良され、
育てやすさや美味しさは、意外と優先順位が低いものです。

その結果が、今回の食べ比べ現れたのかもしれません。

「育種は一日にしてならず。」
日々の研究・試験の結果、「自然農法の種子」が生まれることが良くわかり、
無肥料で、草に囲まれた環境でもしっかり根を張り、病気にも強いなど鍛えられた選抜品種たちであることが勉強できました。

自分の畑でも、自家採種を重ねるお手本になればと思います。

お忙しい農繁期に1日、中川原さんの畑、水稲(三木さん)、育種(巴さん)を見学させていただき、本当に感謝です。
参加される方も暑くて大変だったと思いますが、みんなで参加できてよかったです。
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Azumino自給農スクール (公財)自然農法国際研究開発センター見学会その3 自然農法の種子

2015-08-05 06:13:42 | 自然菜園スクール
本日、
今日も猛暑日になりそうでなので、日中野良仕事する際は水分補給と日陰で休憩しましょう!



見学会のつづきです。

午後の見学会は、(公財)自然農法国際研究開発センターから車で20分の「自然農法の種子













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