自然農の師 川口由一さん旅立つ
今朝、昨日の自然菜園スクールの受講者用の動画つき解説ブログを作っていた時に、堆肥の師匠橋本力男先生から訃報のメッセージを受け取り、お電話したところ、金曜日に他界されたことを知りました。
川口さんと最後にお会いしたのは、去年の暮。お会いする話が「野菜だより」の対談の企画にもなり、奈良のご自宅に伺いました。
その時のブログ↓です。
自然農 川口由一師との対談 温故知新の奈良
最後の対談になってしまいました。私が生まれた翌年から川口さんは自然農の実践され、今年田んぼの引退する、47年目の自然農の田んぼを若いお弟子さんたちに引き継ぐと伺っておりました。
引退を決意した年に、こうして昔の教え子が来てくれたことを嬉しそうに話してくれる川口さんが、どこか寂しそうにも感じられました。
ブログにも書きましたが、それまでの教えがあっての自然菜園なので、その感謝をご存命の内に伝えることが出来てよかったと同時に、今回の訃報で自然農法の師:福岡正信師がなくなった訃報を聞いた時と同じように、両肩に後継の責任の重責を強く感じました。
川口さんのご冥福をお祈り致します。
川口さんとの最後の対談がQ&Aという形で雑誌「野菜だより」最新号に掲載されております。
川口さんの教えを学び、実践する中で生まれた自然菜園。
自然農から学んだ教えを次世代に、私なりにお伝えできればと思います。
川口さんとの対談中に、執筆された最後になってしまったお奨めの入門書
自然農ではじめる野菜づくり (ブティック・ムック)
川口さんはもういないけれど、自然農の教えは永久不滅につながっていくでしょう。
同感です。私も川口さんに出会宝今があります。
ご冥福をお祈りいたします。これが自然の輪廻だと思います。
そうですね~。
>素晴らしい... への返信
そうですね~。生前川口さんに長年のお礼が言えてよかった。川口さんからも「竹内さんは、これからの人だから、これからもその道を行ってください。」と応援していただいた。川口さんは、自分の道を究め、それでいて相手を受け入れ、和する道を歩んでいた。私もそうありたいと思う。