無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール 自然稲作発酵コース(醤油造り②後編)

2018-11-29 07:49:12 | 自然菜園スクール

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プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、のち

久々の夜中の雨でした。雨に備えて、ハウスを解放したり、雨の前にやってしまいたい野良仕事を夕方までに済ませておいたので、嬉しいお湿りでした。

さて、醤油造りの続きです。


仕込んだ日の醤油麹は、(醤油造り=大豆麹造りで、まずはダイズとコムギにこうじ菌を接種させて、大豆麹造りから始まります)まだ、丹波黒豆に粗びきした小麦が白く付いている程度でした。




16時間ほど加温したのち、16~18時間くらいで、米袋内の温度が28℃になったので、「切り返し」を行い、米袋から解放(切開)しました。

さらに6時間経って、再び大豆麹の温度が28℃になったので24時間「盛り込み」といって、加温をやめ、3つに分け(写真のように)山にしておきました。




さらに12時間位たって、トータル24時間経つ頃には、全体に胞子が確認でき、30℃を超えそうになったので、「一番手入れ」をみんなで行い、より寒い部屋に移動しました。






移動した大豆麹(醤油麹)は、室温8~15℃のやや寒い暖気していない部屋に移し、20~25℃でやや低温で発酵させます。

米麹造りは、31~33℃(湿度90%)とやや高温で麹発酵させますが、大豆麹は、ダイズに納豆菌が繁殖しないように35℃以下で低温製麹でやや乾燥気味特徴です。

のため、醤油造りは、如何に納豆菌が繁殖しないようにするのかが、失敗と成功を分けるポイントなので、20~25℃でやや乾燥を心掛けます。

温度計を2つ、最初は1時間おき位に、いろいろな場所を検温し、28℃以上になりそうな場合、20℃以下の場所と混ぜてあげ攪拌したり、さらに薄く広げられるように、米袋の予備は欠かせません。


つまり、35℃以上に1時間以上されされると、納豆菌が繁殖してしまい、大豆麹を割ったときに、糸を引いて、失敗してしまうのを防ぐことが何より大切です。

そのため、毎回検温のたびに、1粒ずつ割って食べて、納豆菌に侵されていないのか確認が欠かせません。



今回も3つのうち1つが、30~35℃と元気すぎたので、気になっていました。
やはり納豆菌が部分的に入り始めた傾向(豆が糸を若干引き、味が納豆に近くなってきた)が出たので、
敷いてあった米袋を新調し、さらに温度が下がるように、2つに分けて薄く隔離しました。

生徒さんには正常な大豆麹をいじってもらい、生徒さんには納豆菌に触れないようにしてもらいい私は納豆菌が発生してしまったものを手入れしました。

発酵温度は、18~20℃位と、より乾燥させより低温で納豆菌が繁殖しにくいようにします。




大豆麹は、低温でたんぱく質分解酵素「プロテアーゼ」を高める発酵なので、ゆっくり4日間かかってしまうわけです。

写真は、3日目の「三番手入れ(仕舞い仕事)」をしてところです。


途中、低温になった場合は、夜間などは、米袋などで蓋をするだけで、2~5℃位上がるので、微調整に使います。

米麹と異なり、明確に3回手入れをするというよりは、20~25℃を維持するために、手入れを検温と共に判断して行うといった感じです。

最後の「三番手入れ(仕舞い仕事)」では、引き込みから60時間以降に黄土色になって、うちでは、室温が低い午前中に「出麹」までさらに発酵が進み、品温を下げていきます。






黄土色から黄褐色に変化し、胞子が飛び始める頃を出麹とし、72時間(3日間)はかかります。

大豆の浸水などむ含めると4日間かかることになります。


今回は、8㎏の塩のうち、半分の4㎏は大鍋で水に溶いておき、のこり4㎏は大豆麹と塩切り(麹と塩を混ぜて発酵を止めること)に使いました。


去年仕込んだ丹波黒豆醤油もろみ(手前写真)から、1杯作った塩水に混ぜてから、




塩水と塩切りした大豆麹(醤油麹)をよく混ぜていきます。

うちの醤油は、最初は、従来の日陰で毎日混ぜる伝統的なタイプで仕込んでおりましたが、

5年前から、日なた醤油(日なたにおいて、風に当てる方法)に切り替えているので、今回も「日なた醤油」を仕込みました。

通称「日なた醤油」は、戦後物資が不足しているときに、40年も萩原さんという方が研究してたどり着いた素人1年完結型の醤油です。

手前の小さな桶が、去年の仕込み醤油で2年物を目指し、奥の蓋をしてある方が今年の仕込み醤油です。

虫などが入らないように寒冷紗で覆い、仕込んだばかりの醤油もろみ(醤油麹に塩水を加えて発酵中もの)は、雑菌が入らないように、最初の1~2か月は、蓋をして、塩が溶けるまではしっかり混ぜます。

個人的には、1年物より、4年位熟成させた経験や丹波黒豆は発酵熟成に時間がかかるので、2年以上寝かした方が丹波黒豆醤油は美味しいと思っております。

次回は、1升単位で絞る味見絞りをご紹介したいと思います。

つづく




◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす、「エンドウとソラマメ」です。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自然菜園スクール 自然稲作発酵コース(醤油造り①前編&たい肥の切り替えし)

2018-11-28 09:34:44 | 自然菜園スクール

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本日、のちの予報。
先週末の3連休+1日の4日間、長野校では、自然菜園スクール 自然稲作発酵コースの「醤油・味噌・麹造り」でした。
通称「4日間の麹合宿」、醤油造りは、4日間かかります。

自然稲作発酵コースは、大豆、麦、稲を無農薬で、自然に育てるコースなので、その4日間に、味噌造り(3日間)、たい肥の切り替えし、餅つきなど、盛り沢山でした。




まずは、参加者と田んぼや苗代見学をしました。

来年の田んぼは、半分「不耕起」レンゲ、大麦栽培中で、残り半分が「耕す」秋起こし&乾土畝立て中で、

苗代では、自然たい肥とクン炭、米ぬか、ゼオライトを鋤き込んだ後、ワラマルチで養生していて、ワラの下で発酵して白くなっているところを見てもらいました。




11月のスクール生で仕込んだ自然稲作用の自然たい肥(材料:稲ワラ、もみ殻、米ぬか、鶏床、畦草)の2度の切り替えしをし、温度が55℃に下がり、3度目の切り返しをみんなで行いました。








たい肥の切り返しに水を使うところ、前後しますが、醤油用の丹波黒豆の煮汁があったので、それを薄めて加え、

となりに切り返しをし薄いブルーシート(♯1100)などをかけ、あともう一度切り返したら、熟成させ、来年の苗代に使おうと思います。

実際に、たい肥造りを体験してもらうと、小さな微生物たちの偉大な働き(発酵)を体験できますし、田んぼの生き物目線で、野良仕事ができるようになると、自然の流れに沿った稲作や生き方が自然にできるようになっていきます。




前後しますが、(4日間の内容を内容ごとにまとめているので)

あとは、去年スクール生と一緒に仕込んだ醤油の見学と味見をしてもらいました。
これから仕込む醤油麹の1年後の完成形を見たもらいました。

この自然稲作発酵コースでは、1年前の生徒さんと造った醤油と味噌を翌年の生徒さんが受け取る形で、技術と発酵食を継承する集いになっております。






醤油造り初日は、醤油に使う小麦の焙煎、そして大豆の調整(くずダイズの除去)をみんなで行い、




石臼で引く前の小麦

焙煎した小麦は、石臼で粗びきしていきます。

ダイズの調整もコツがあり、石臼も使い方次第で、粗びきから細粒まで調整できるので、手取り足取り、口指南沢山でお伝えしていきます。

伝統食は、小さな手作業に支えられています。






外では、薪で大鍋で、丹波黒豆を焚いています。

薪と鉄鍋は面倒かもしれませんが、味わい深く、ふっくらと炊き上がります。

ゆで汁は、甘く深いコクなので、飲める分は抜き取り、それ以外は傷む前にたい肥(前述)の切り返しなどに使ってしまいます。








炊き上がった大豆は、焙煎して挽いた小麦とで、傷がつくように、水分が小麦に回るように、40℃まで一気に下げながら混ぜていきます。


醤油麹の種もやし(麹の元)を


自家製きな粉や炒った小麦の粉で、増量して、丹波黒豆一粒ずつに菌が行き届くよう水増ししてから、






こうじ菌を吸い込まないように、マスクをして、35~25℃の間で、小麦と大豆に麹菌を接種させます。

蒔き方も、混ぜ方も、田畑と同じです。
前進して耕し、空気と入れるように攪拌し、水と重力を感じながら、全体に菌がいきわたり、その後繁殖できるように心がけます。

「一事が万事」でしょうか。麹づくりを通して、田畑の野良仕事が語れ、日常のお風呂や部屋の暖房など空気や水の動きなどすべてに通じている何かがあるようです。

そんなことを感じながら、生徒さんと菌と話しまくる4日間の幕開けでした。








菌を接種したら、雑菌の侵入する前に、米袋に仕舞い、温めておいた電気カーペットの上に、毛布を掛けて保温(加温)します。

菌が接種され、繁殖するまでの間、麹菌の大好きな環境と雑菌が混入しにくい環境を調えることが大切です。

自給用の醤油味噌造りに、麹室と麹箱といった、プロの道具は敷居が高すぎるので、手に入りやすく、失敗したときに対処しやすい方法として、
3枚重ねの米袋は、保湿・保温しても丈夫で、余計な水分を吸ってくれるので、素人には重宝です。

醤油造りは、ダイズとコムギを発酵させて大豆麹を造り、塩水で仕込むまで4日間かかります。
その間、納豆菌ご法度なので、納豆菌を発生させないように「納豆を食べない期間」でもあります。


ついに、はじまった麹合宿、翌日からは味噌用の米麹づくり、大豆の調整、そして醤油麹のお世話の3日間です。

つづく


◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす、「エンドウとソラマメ」です。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

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自然菜園スクール(安曇野校)11月①午前の部『冬の菜園のお世話』

2018-11-19 09:01:57 | 自然菜園スクール

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本日、




昨日は、自然菜園スクール(安曇野校)ベーシック&ベーシック+の開催日でした。

秋の紅葉まっさ中で、道中紅葉狩りをしながら、本格的な冬の訪れ前に、収穫と、来年の菜園に向けての準備(片付け)の野良仕事を行いました。




まずは、先月、畝の根切りのテコ入れをした不耕起2年の発展途上な菜園今年春・秋に野菜を育てた場所の米ぬかの補いです。

これからエサが少なくなり、寒さが増す時期に、分解者や益虫たちの越冬生活場所になるように、ハコベの生え方の勢いに合わせて、直接米ぬかを補います。

葉が乾いている日中なので、米ぬかを振った後、葉の上のヌカを落としておくことで、冬草のダメージは最小限になります。

生き物目線で、野良仕事するのが、自然菜園最大の特徴かもしれません。


ムギと共育ちのエンドウ


越冬準備に入りつつあるソラマメ








今年生育がいまいちだったところや、来年育苗する予定地は、草マルチを一度どかしてから、米ぬかを補い、スコップ(大)で根切りテコ入れしてから、青草、枯草の順に草マルチして、養生しておくことも年内にしておきたいことですね。

家庭菜園なので、鍬も便利ですが、スコップ(大)で野良仕事できたら、より身近になればと思っております。




先週植えた玉ねぎも根付き、これから本格的な越冬準備中に入ってきました。

玉ねぎの補いは、年内にしておきたい野良仕事なので、草マルチの上から、米ぬかを補い、再度草マルチして、来春の肥大期に備えました。

自然菜園では、野菜が自然に育つ環境づくりが大切で、そのための自然観察(生き物目線)を養い、
1か月先、3か月先、6か月先、1年先、3年先を見据えて、日々の必要最低限の野良仕事が大切だと思います。



自然菜園は、畝てたした1年目(耕起)、2年目移行不耕起に移り行く中で、通路も第二畝として積極的にお手入れ(お世話)していきたいものです。

今回は、2年間踏み続けて固くなり、通路の緑肥mixも強くなってきたので、緑肥mixたちが通路に冬の間根を張れるように、
スコップ(大)で根切りを行い、周囲の枯草を敷き詰めたり、大地の空気を入れてあげるように、テコ入れを行いました。


数年に1度緑肥の勢いを見ながら、緑肥mixが冬眠している間に行っておくと、一見関係のない畝の中の野菜たちが元気になるので、つながっているのだなーと思います。










通路半分は、夏野菜の隣の畝になる場所では、大テコ入れとして、根切りテコ入れをした後に、通路の真ん中に溝を掘り、
周囲の枯草と米ぬか少々を加え、再度土を返し、通路に夏野菜の根が来れるように、緑肥の根が畝の中に入っていかないように、より深くに空気の層を作りました。


各自の菜園区で、温かい昼間に野良仕事。

野菜の収穫や来年に向けて学んだことを実践する時間です。

不耕起が進めば進むほど、より個性的に発展していく自然菜園、この時期のお手入れ次第で、来年以降が明るくも、暗くもなる灯明のような野良仕事です。

自然界は、ただ放任していると、荒れていくものです。
日々の野良仕事と季節の変わり目のテコ入れによって、野菜が自然に育つ環境にシフトチェンジするように、野菜と草の間にある方向性(ベクトル)を感じながら、お手入れして一緒に生きて生かされていることを感じながら、歩んでいきたいものです。


午後の部につづく



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仙台秀明の里山で、段々畑づくり(11月大地の再生&自然菜園コラボ講座)

2018-11-14 07:54:57 | 出張菜園教室

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本日、


先週末、11月の大地の再生&自然菜園コラボ講座は、大地の再生の矢野さんからお電話をいただき、「上野原講座を仙台でやってほしい」とのことで、
山梨の上野原講座でなく、急遽仙台秀明さんの敷地内で行われました。


矢野さんは、仙台の秀明さんの新しい敷地内の造園の終盤だったので、その一区画の里山内での農園づくりを依頼されました。
仙台の住宅街に残された最後の里山を活かした造園中で、その里山の竹林の西向き斜面を農地(段々畑)作りを11月大地の再生&自然菜園コラボ講座でやることになりました。






前日入りをして、早朝、矢野さんから7分位現地の説明があり、U字溝を除去して、水脈を通してから、野菜や果樹などを育てることができる段々畑にしてほしいとおおよその意向のイメージを紙に書いていただきました。

斜面を緩やかな獣道風に小道を作り、その両脇に等高線に平行に畝を立てるように、と頼まれました。
前日一日雨で、地盤はぬかるみ、1日でどこまでできるか、段取りを考えて、重機を使うスタッフと軽く打ち合わせをしてから参加者と共に事故なくできるように考えました。




まずは、レンタルの重機が来るまで、前面に炭と腐葉土を散布し、粘土が強く、水はけが悪そうな山土にテコ入れをしました。


重機が来て、工事が本格的に始まるまでに、敷地内を大地の再生スタッフに案内していただき、3年半前の工事の以前の様子や、現在までどのように施工してきたか、現在どのような現場になっているのか教えていただきました。

全体像やそれまでの施工状況が見えると、これから行う残された里山環境を生かした畑づくりのイメージがはっきりすると思ったからです。

「風の草刈り」をし、獣道風に管理された元藪は、草が穏やかになっていました。




「風の草刈り」というのは、大地の再生の草刈りの仕方で、風が薙ぎ払うように、高刈りすることで、脇芽を増やし、根を直根から細根化させ、草を穏やかにする方法です。






通常、排水にはコンクリートのU字溝を使うのですが、コンクリートで固めた大地は、呼吸ができず、ガスが抜けず、有機ガスなどが蓄積し、土が写真のように灰色にグライ層といわれるどぶ臭い死んだ大地になっていきます。

そこで、今回の講座では、まず、原因を除去し、水脈を通し大地を再生(大地の呼吸を取り戻)してから、斜面をゼロから畑作りでした。












まずは、長期間水やガスが抜けるように、水脈沿いにパイプ(透水管)を通し、その両脇に、隣の竹林の竹を割ったものを配し、笹、杉の葉など敷地内で手に入る有機物を流れを遮らないように、土が被っても呼吸し続けられるように、大地の灰汁を超せる様に、層を作っていきます。

その上に、今回掘り出したU字溝を間隔を開けて逆さに配し、大地の呼吸ができるように再配置しました。

最後に、がけ崩れを起こしたように、自然な勾配で、土の構造を壊さないように、土を崩し入れ、パイプにより土圧でも配管機能が低下しないように完了させました。






再び、炭と腐葉土を撒いてから、浅く耕し、森の腐葉土の層を再現できるように軽く漉き込んだ後、かまぼこ型になるように(土圧を分散させ)段々畑を作りました。

何を植えるのか未定だったこと、秀明自然農法では、自然たい肥以外は全く無肥料で行うこと。
この2点から、10数年前に、山切り崩した場所で師匠と一緒に段々畑を作った経験を基に、里山から町に行く途中の棚田(段々畑)をイメージして参加者の皆さんと一緒に耕作しました。

ビフォアフター

アフター





通路には、バークチップと炭、そして落ち葉を撒き、畝の上には、炭と腐葉土を軽くマルチし、粘土が強くすぐに植え付けるかどうかも未定だったので、土が乾かず、通路は滑らないように、適材で有機物マルチを施し完成しました。

農園としては、野菜や果樹などを植え付けをして本当の完成で、まだ植物の根がない状態ですので、養生中といった感じです。

今回の現場は、ほぼ任されて、矢野さんは途中と最後にちょっと見に来てくれた程度だったので、自分で考え、感じたことを参加者と共有しながら、試行錯誤しての講座だったので、いい勉強になりました。

終わった後、矢野さんからは、2点気になった点を教えていただき、次回施工する際には、その視点を生かしたいと思いました。

全くゼロベースの山の斜面を大地の再生で、水脈を通し、それから段々畑にする経験はなかなかためになりました。

昔の人は、地形を生かして、中山間地域の傾斜地でも棚田や段々畑に変えてきたので、自分たちでやってみて、改めて学びなおした感じです。

次回12月の大地の再生&自然菜園コラボ講座、最終回は、山梨の上野原で行うそうなので、楽しみにしていてくださいね。

予定では、12/8(土)9(日)の予定です。詳しくは、今月中にFacebookなどでお知らせいたします。


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毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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自然菜園入門講座11月(冬の土づくり&比べて納得野菜「ホウレンソウとシュンギク」講座)

2018-11-09 13:46:14 | 出張菜園教室

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

シトシトと雨が降っております。
ここのところ忙しくて、ブログを更新できませんでした。
これから大地の再生&自然菜園コラボ講座が急遽仙台で行われることになりましたので、そちらに出張行ってきます。






自然菜園では、野良仕事=土づくり=育土なので、
毎回耕して、たい肥や資材を投入して土づくりをするのではなく、日ごろのお手入れであるお世話である野良仕事で、どんどん土がよくなるように、野菜が自然に育つ環境になるようにお手入れするだけです。

そこで、今回も霜月に入り、夏野菜をただ片付けるのではなく、どのような点を考慮しながら片付けると、夏野菜の片づけ=春菜園準備=土づくりになるのか、黒板で解説させていただきました。

普段のフィールドワークだけでは、伝えきれないことやイメージを座学で、黒板などを使いながら解説することで、いつも見ている菜園の景色が一変し、野菜の気持ちになってお世話できるようになるお手伝いになればと思っております。






また前半は、冬の土づくりで、

後半は、
比べて納得野菜「ホウレンソウとシュンギク」講座で、

出身が同じ地中海周辺にもかかわらず、ずいぶん個性が異なる2つの野菜を比較しながら、それぞれの野菜の自然なイメージに近づく講座を行っております。

今回は、自然菜園にするととても美味しく育ちやすくなる「ホウレンソウとシュンギク」。

この二つの野菜は、意外と発芽しにくく、育つ畑と育たない畑に分かれやすく、意外と育てるのが難しい野菜であり、

二つとも、鍋やシチューといったこれからの時期身体を温めてくれる旬野菜なので、育てたい野菜だと思います。

それぞれの出身地や品種改良の結果、どのような環境が好みで、どのようにしたら、野菜の個性が発揮され、自然に育つようになるのか迫っていく講座です。

◆◇◆お知らせ◆◇◆
来月は、12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす、「エンドウとソラマメ」です。


2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
Email:nousin@city.chikuma.nagano.jp(件名を「自給稲作入門講座」として送信下さい)




現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
※有料サイトの都合、登録などの際に一部英語表記になっております。

※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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初霜!!越冬準備で大忙し

2018-11-01 08:22:23 | 日々の自然菜園

新刊発売中!!さっそくの重刷決定!ありがとうございます。第一弾!『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)
今までの自然菜園でわかりにくかった点を見事に解説!最新技術を加え、決定版になっております。


第二弾!4/19新発売『プランターで寄せ植え野菜』
プランターは、失敗しやすいものですが、基本を守れば、とっても簡単です!今回は、寄せ植えで2~3種類の相性の良い野菜を混植し、1枚のメニューになるようにイラストと写真でまとまっております。プランタ―だけでなく、庭や菜園でも使える組み合わせなので、参考にしてみてください。


本日、

久々のブログ更新です。今年は、田畑が広くなって2年目で、粘土が強い土地柄、なかなか忙しい日々が続いておりました。


今朝は、フロントガラスが凍り、






初霜が降りました。

例年10月中下旬(10/20前後)に降りる初霜が11月に降り、今年は今までかなり温かく、日中は暑い日も多かったものです。


霜が来る前に、越冬準備をしておりました。






まだ、植えることができない柚子の木のトゲに、モズがトカゲをはやにえしていました。

鉢植えなので、寒さ対策として、ワラ囲いをしてから、越冬用のハウスに移動させました。


月桂樹も植えて4年目になりますが、寒さに強いはずですが、毎年霜で枯れてしまうので、去年から収穫してから冬囲い(ワラ囲い)をしております。

道法スタイルで生育促進させているので、年中縛っております。








今年は、枯れ込みが強かった場所当りまで収穫し、上からもワラをかけてみました。

霜が降りるようになると、周囲は一変して一気に冬そのものになっていきます。

今日霜が降りそうな天気予報だったので、今日までに準備できて良かったです。

まだまだ越冬準備はつづきますが、とりあえず最低限のことはできたのでよかったです。

今週末は、自然菜園スクールで、ダイズの収穫を行います。


◆◇◆お知らせ◆◇◆

2018年土内容充実で、
城山公民館「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。
毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。

今年度は、いつもの第1水曜日に
長野市城山公民館 18:30~21:25(当日、記録用動画撮影いたしております)
18:30~19:45座学
19:50~21:25質疑応答


◆次回以降の予定
【テーマ】
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~野菜編~」
10/3(水)秋の土づくり(堆肥や緑肥作物の導入法)、越冬野菜の定植・種まき。 比べて納得野菜講座「ネギとタマネギ」
11/7(水)冬の土づくり/畑の片づけ方、土壌分析、冬の米ぬか利用法、野菜の収穫・越冬保存のポイント・越冬野菜の越冬のコツ。比べて納得野菜講座「シュンギクとホウレンソウ」
12/5(水)2017年の菜園の反省を来年に活かす。比べて納得野菜講座「エンドウとソラマメ」
お楽しみに~


千曲市戸倉創造館で2018年3~2月に開校中~
『無農薬無化学肥料でもしっかりやればできる!自給稲作入門講座』
次回は、10/11(木)『堆肥づくり、田んぼの土づくり』
田んぼで生産される稲ワラ、米ぬか、モミガラ、畦草などを利用した自然堆肥づくり、ボカシづくりなど田んぼで草が生えず、稲が育つ土づくりを学びます。
田んぼの土の改良や田んぼの1年間の総合的な土づくりや堆肥づくりのゴールデンルールをご紹介します。

「草を抑え、美味しいて、稲を育てる田んぼの土づくり」です。


場所:戸倉創造館2階会議室
日時:第2木曜日 18:00~20:45まで(全12回座学のみ)
受講料:1回1,500円、一括申し込み15,000円
対象:米の自給をしたい方。米作りが初めての方大歓迎!
参考テキスト:『自給自足の自然菜園12ヶ月』(宝島社)153~174ページ

●問合せ・申し込み先●
千曲市役所経済部農林課農業振興係服部
電話026-273-1111(内線7244)
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現在、『竹内孝功さんの自然菜園講座オンライン動画サイト試験発信中~
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※最新動画、「畑での野良仕事(実技編)」前編・後編もアップグレードできました。
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