本日、晴れ。
PCのマウスのクリックが効かなくなってきました。毎日の使用にくたびれてしまったようです。
そろそろ、パソコンなど家電の寿命がきているものがしばしば、大切に使いたいです。
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先日、金陵辺というシンビジュームの原種ランを買いました。
野生のランなので、新しい品種を作る際に交配されてきました。
またこの蘭は、日本みつばちのトラップとしてとても愛好家に重宝されていて現在なかなか手に入らない蘭で、
ネットなのでは、花芽つきで、1万円前後で取引されることもあるそうです。
私も3年前購入し、増やそうと思ったのですが、蘭は初めて結局花が咲かず枯らしてしまいました。
今回、たまたま寄った園芸店で、「金陵辺」が安値で売っていたこともあり、再度チャレンジすることにしました。
10数年前に、自然菜園を試みて失敗続きの時同様、園芸書からの知識だけではまた失敗すると思い、
今回は、その園芸店で蘭に詳しい定員さんを捕まえていろいろ聴いてアドバイスをいただきました。
このアドバイスが、とても適切で園芸書に載っていない目から鱗の内容で、
菜園作りにも役に立つと思い要点をまとめてみました。
【自然菜園にも通じるポイント1】
「わからないことは、上手な方を訪ねて教えを請う」
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今回は、その定員さんのアドバイスの通りに洋らん用のバークを用いて鉢上げします。
【自然菜園にも通じるポイント2】
「苗とポットの大きさを合わせる」
今回買ってきた金陵辺は、大きい割に、ポットがとても小さかったので、根がしっかり伸びるように苗のポットの大きさを大きくします。
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また、今回は通常の蘭のポットではなく、教えてもらった「菊用の鉢」にしました。
この方が、安定感がよく倒れにくく、根もしっかり張れるとのこと。
また、土も元々バーク培土を使っているので、環境が急に変わらないようにラン用のバーク培土を使いました。
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金陵辺の茎元「バルブ」が丸くプックラしているのが、花芽がつきやすい購入の決め手だそうです。
金陵辺は咲いてはじめて日本みつばちを誘引してくれるので、この時期バルブがしっかり育っていることが重要です。
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金陵辺の根は、ポットギリギリまで根を巻いていました。
本来植え替えの季節は花が咲いてからなので、今回は時期が早すぎるので根を崩さずこのまま植えかえます。
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左が植え替える前、右が植え方後。
同じ大きさの苗ですが、安定感が違っています。
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【自然菜園にも通じるポイント3】
「冬期、水をあまりあげない」
それは、冬は冬眠の時期で、葉も根も寝ています。水をかけすぎると根ぐされしやすい時期です。
今回は、鉢上げという植え替えをした後は、たっぷりあげました。
特にこの時期水をあげるのであれば、9~10時位。
午後に水を上げると、水で冷え、風邪をひいてしまうからです。
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【自然菜園にも通じるポイント4】
「鉢上げ後、慣れるまで半日陰に置く」
鉢上げ後、すぐに日光に当てると萎れやすく、根の張りが悪くなります。
野菜の苗を大きめのポットに移した場合も同様です。
そこで、金陵辺の場合、1週間位温かく、直射日光の当らない部屋の隅に置いておくことにしました。
金陵辺は多年草植物なので、一年草の多くの野菜と異なり、長期スパンで育てなければうまくいかないそうです。
園芸書では読んだことないのですが、今までハウスなど園芸のプロが育ててきた金陵辺。
最初の一年。あまり無理をさせず、新しい環境に少しずつ慣らすことがどうもコツのようです。
そして、私のように素人で蘭専用のハウスなどない場合は、4~5年は、鉢上げしながら大苗に育ててからやっと株分けさせた方が無難だそうです。
つまり、最初のうちから株分けを繰り返さないことで、強くなるまで我慢が大切のようです。
さすが、モチはモチ屋です。
園芸書には書いていないことばかりを教わり、そのままブログに書いてしまう私も私ですが、
多年草植物、果樹に、山林、庭木などにも興味が出てきたので、これからいろいろ学んでいきたいです。
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イベント
2月2日(土)に、第33回長野県有機農業研究会大会の開催予定です。
ビオファームまつき 松木一浩さんをお招きして、13:00~ 講演会
場所は、安曇野市三郷農業環境改善センターです。
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2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
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2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。
耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。
半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。
只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。
【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」
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1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。
長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室
【拙著のご紹介】
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『これならできる!自然菜園』
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『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
「蕎麦とりい」さんでの菜園菜園教室が決まりました!!
『これからはじめる!自然菜園入門』
日程 2月 8日 (金)自然に育つ土づくり編
2月22日(金)自然に育つ菜園プラン編
PCのマウスのクリックが効かなくなってきました。毎日の使用にくたびれてしまったようです。
そろそろ、パソコンなど家電の寿命がきているものがしばしば、大切に使いたいです。
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先日、金陵辺というシンビジュームの原種ランを買いました。
野生のランなので、新しい品種を作る際に交配されてきました。
またこの蘭は、日本みつばちのトラップとしてとても愛好家に重宝されていて現在なかなか手に入らない蘭で、
ネットなのでは、花芽つきで、1万円前後で取引されることもあるそうです。
私も3年前購入し、増やそうと思ったのですが、蘭は初めて結局花が咲かず枯らしてしまいました。
今回、たまたま寄った園芸店で、「金陵辺」が安値で売っていたこともあり、再度チャレンジすることにしました。
10数年前に、自然菜園を試みて失敗続きの時同様、園芸書からの知識だけではまた失敗すると思い、
今回は、その園芸店で蘭に詳しい定員さんを捕まえていろいろ聴いてアドバイスをいただきました。
このアドバイスが、とても適切で園芸書に載っていない目から鱗の内容で、
菜園作りにも役に立つと思い要点をまとめてみました。
【自然菜園にも通じるポイント1】
「わからないことは、上手な方を訪ねて教えを請う」
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今回は、その定員さんのアドバイスの通りに洋らん用のバークを用いて鉢上げします。
【自然菜園にも通じるポイント2】
「苗とポットの大きさを合わせる」
今回買ってきた金陵辺は、大きい割に、ポットがとても小さかったので、根がしっかり伸びるように苗のポットの大きさを大きくします。
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また、今回は通常の蘭のポットではなく、教えてもらった「菊用の鉢」にしました。
この方が、安定感がよく倒れにくく、根もしっかり張れるとのこと。
また、土も元々バーク培土を使っているので、環境が急に変わらないようにラン用のバーク培土を使いました。
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金陵辺の茎元「バルブ」が丸くプックラしているのが、花芽がつきやすい購入の決め手だそうです。
金陵辺は咲いてはじめて日本みつばちを誘引してくれるので、この時期バルブがしっかり育っていることが重要です。
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金陵辺の根は、ポットギリギリまで根を巻いていました。
本来植え替えの季節は花が咲いてからなので、今回は時期が早すぎるので根を崩さずこのまま植えかえます。
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左が植え替える前、右が植え方後。
同じ大きさの苗ですが、安定感が違っています。
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【自然菜園にも通じるポイント3】
「冬期、水をあまりあげない」
それは、冬は冬眠の時期で、葉も根も寝ています。水をかけすぎると根ぐされしやすい時期です。
今回は、鉢上げという植え替えをした後は、たっぷりあげました。
特にこの時期水をあげるのであれば、9~10時位。
午後に水を上げると、水で冷え、風邪をひいてしまうからです。
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【自然菜園にも通じるポイント4】
「鉢上げ後、慣れるまで半日陰に置く」
鉢上げ後、すぐに日光に当てると萎れやすく、根の張りが悪くなります。
野菜の苗を大きめのポットに移した場合も同様です。
そこで、金陵辺の場合、1週間位温かく、直射日光の当らない部屋の隅に置いておくことにしました。
金陵辺は多年草植物なので、一年草の多くの野菜と異なり、長期スパンで育てなければうまくいかないそうです。
園芸書では読んだことないのですが、今までハウスなど園芸のプロが育ててきた金陵辺。
最初の一年。あまり無理をさせず、新しい環境に少しずつ慣らすことがどうもコツのようです。
そして、私のように素人で蘭専用のハウスなどない場合は、4~5年は、鉢上げしながら大苗に育ててからやっと株分けさせた方が無難だそうです。
つまり、最初のうちから株分けを繰り返さないことで、強くなるまで我慢が大切のようです。
さすが、モチはモチ屋です。
園芸書には書いていないことばかりを教わり、そのままブログに書いてしまう私も私ですが、
多年草植物、果樹に、山林、庭木などにも興味が出てきたので、これからいろいろ学んでいきたいです。
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ビオファームまつき 松木一浩さんをお招きして、13:00~ 講演会
場所は、安曇野市三郷農業環境改善センターです。
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2013年度の自然菜園講座の一つ「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
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2012年12月の講座での集合写真
「あずみの自然農塾2013(第7期)」の募集が始まりました!(12/25~2月末)
先着24名。耕さず、草と虫を敵としない川口由一さんのはじめた自然農に特化したシャロムヒュッテに1泊2日しながら、全10回の体験型ワークショップです。
耕さない田んぼに、畑で実際に、自然の理を学び、実践できます。
しかも、自分の小さな菜園区画が付いているので、3~12月の間自然農で野菜を育てることができます。
半農半Xの暮らし、自然農にご興味がある方にお奨めの講座です。
只今準備中ですが、
自然農法で自給自足の農園が学べる「Azumino自給農スクール2013」
穂高養生園で、日帰りも食事、宿泊もできる自然菜園入門講座も間もなく募集がはじまります。
お好みでお選びください。
【お迷いの方へ】
・耕さない自然農を学びたいなら→「あずみの自然農塾2013(第7期)」
・無農薬栽培の基本から応用を学び、我が家の自給率をアップしたいなら→「Azumino自給農スクール2013」
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1月23日(水)は長野、9日(水)松本で、
無農薬ずくなし家庭菜園教室の菜園プランと土づくりをテーマに、「春準備号」がはじまります。
長野メルパルク教室
長野城山公民館教室
松本教室
【拙著のご紹介】
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『これならできる!自然菜園』
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『コンパニオンプランツで失敗しらずのコンテナ菜園』
好評発売中~
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『これからはじめる!自然菜園入門』
日程 2月 8日 (金)自然に育つ土づくり編
2月22日(金)自然に育つ菜園プラン編