無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

雪の下キャベツの発掘

2015-01-31 07:39:57 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、お世話になっている長野県有機農業研究会 種苗部会・山梨種苗ネットワーク共催の第22回種苗交換会に行ってきます。
講演は、信州大学の松島憲一先生による「トウガラシの科学・赤くて辛いトウガラシの力」も楽しみです。


真っ白の雪。されど




掘ると、何やら顔を出します。


雪の下キャベツの収穫でした。


雪の下は、カマクラ状態で、氷点下になりにくく、実は安定した冷蔵庫のようなもの。


美味しいキャベツの特徴の一つである芯からでる外葉の中心の葉脈(キャベツの葉のかたい部分)が芯からきれいな正五角形の★印が出ています。


割ってみるt、とてもよく巻いて、凍傷にもなっていない美味しそうな表情が出てきました。

雪の下で、凍るのを防ぐため、糖度を上げた雪の下キャベツは、とても甘く、葉もやわらかで美味しいです。

雪かきなど大変ですが、雪で覆われると、キャベツ、ニンジン、ホウレンソウなど雪の中で美味しく越冬してくれて嬉しいです。

Azumino自給農スクール2015のご案内
お蔭さまで、一部のコースではキャンセル待ちや若干名になりました。
もしご検討されている方がおりましたら、お早めにお申し込みください。

・自然育苗コース
・自然菜園コース(入門・実践・不耕起からお選びいただけます)
・自然稲作コース

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Azumino自給農スクール2015募集はじまりました!!

2015-01-27 22:40:32 | 自然菜園スクール
本日、

やっとやっと、>Azumino自給農スクール2015の募集をかけることができました。

Azumio自給農スクールは、今まで学んだこと発表会でもあり、
スクールを通じて、生徒さんからいろいろ教わる私の修行の場でもあります。

一年に一度しかできない菜園。
ところが、菜園スクールでは、1年間に100名近い生徒さんからのご質問の数々、そしてさまざまな生徒さんの菜園区画があるため、
一年で数年、何十年分の勉強が一緒にできます。

今年は、Azumiio自給農スクールに、初めてでも基礎から学べるライトな「自然菜園入門コース」も新設しました。
このコースは、月に1度、20種類の基本野菜を育て、収穫できるので、気軽に学べるコースの要望があったので、今年からはじめます。

今年も新しい出会いが待っております。
外は雪でも心はもう春を感じてきました。

明日からは受付業務で、PC三昧になりそうです。
外で身体を動かしながら、ご返信したいと思います。

本年もよろしくお願いいたします



以下、ホームページからの抜粋

Azumino自給農スクール2015
※募集開始しました。各コース、先着順になります。

当スクールでは、無農薬栽培で、
自然菜園で野菜・雑穀、自然稲作で稲作を体験しながら学ぶことができます。
また、苗づくりをはじめ、日本みつばち、自然養鶏、蕎麦打ち教室など自給自足の暮らしに欠かせない体験や見学会も行っております。

拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)の発売を記念して、
2013年~内容一新、より分かりやすく、初めての方から、自然農・自然農法を行ってきたベテランまで、
基本から応用まで実習を通して実践的に学ぶことができます。

 安曇野の四季を感じながら、1年間仲間と共に学ぶ5つのコースがあります。
2015年からは自然菜園入門コースも増設され、栽培がまったく初めての方でも、月一度通いながら体験学習することで、野菜の栽培の基本をマスターできるようになりました。

Ⅰ.~育苗を学びたい~
 ■自然育苗コース(全4回の春夏野菜の育苗短期集中コース)
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め

Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
 ■自然菜園・入門コース
  タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
  子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。

 ■自然菜園・実践コース
  少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
 
 ■自然菜園不耕起コース
  持続可能な耕さない栽培法のコツ、越冬野菜の育て方など、実践コースでお伝えできなかった内容を充実
  させました。※12区画限定
  2年以上継続して参加して学びたい方にお奨めです。

Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
 ■自然稲作コース
  お米や麦など穀類を無農薬で自給したい方にお奨め ※本科生限定:自分たちで育てたお米を分け合う

Ⅳ.~田んぼもお米も本格的に学びたい~ 一番人気のコース
 ■自給農フルコース【自然菜園コース(本科生)+自然稲作コース(本科生)】
  野菜もお米も本科生で、本格的に食べ物の自給自足したい方にお奨め
※得割コースです。

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手造り醤油のお世話

2015-01-23 10:55:37 | 日々の自然菜園
本日、




雪が溶けたころにまた雪が降る感じで、凍結しないよう日中せっせと雪かきをしております。

雪かきは大変ですが、身体がなまっているので、いい運動になります。
今年は当地では例年になく、雪が多く、異常気象ですが、個人的には大雪は豊作の兆しなので、今年の田畑の実りが楽しみなのでそんなに気にしておりません。

雪かきして、PC仕事して、その間に薪ストーブのお世話をして、また雪かきして、の日々です。

この時期は、連載させていただいている雑誌「やさい畑」(家の光)、「野菜だより」(学研)、「田舎暮らしの本」(宝島)のお仕事をしたり、
菜園教室の募集に関するPCなどパソコン仕事が中心です。

菜園教室Azumino自給農スクールの募集が大変遅くなっており申し訳ございません。
現在、PCでのトラブルが解決し、来週には募集をホームページから行います。
今しばらくお待ちください。





今日は、お醤油のお手入れを行いました。

手造りお醤油は、育てた大豆、小麦、そして種麹、自然塩で出来ています。
造り方にもよりますが、今回の仕込みは月に1~2度かき混ぜる濃厚仕込みです。




上下天地返しするように、素手でかき混ぜて、全体に空気がいくようにしてあげます。

この醤油もろみを絞ると醤油になります。

これは2年目の醤油もろみです。今年の冬に絞ろうと思います。
絞るまで、美味しくなるようお手入れしていこうと思います。

菜園教室でも、手造り醤油、手造り味噌ができるよう来年から試してみようと思います。
乞うご期待ください。

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有機農業実践講座 落葉果樹(2015)に行ってきました。

2015-01-17 13:41:47 | 日々の自然菜園
本日、


昨日は、友人と「有機農業実践講座 落葉果樹(2015)」に勉強に行ってきました。

落葉果樹とは、年間を通じて葉を茂らせている果樹を常緑性果樹類(かんきつ類・オリーブ・ビワなど)とは異なり、
夏〜秋に果実を実らせ秋〜冬になると完全に落葉(植物の葉が枯れて落ちること)する果樹を落葉性果樹類、
リンゴ・ナシ・カキ・キウイフルーツ・ブドウ・モモ・スモモ・ウメ・アンズ・サクランボ・クリなどがあります。

以前自然食品店に勤めていた経緯もあり、落葉果樹の中でも特にリンゴ有機栽培は難しく、有機認証で販売されてリンゴ農家さんは数件しかおらず、
農薬不使用のリンゴは青森の木村さんの「奇跡のリンゴ」として有名なところです。

現在住んでいる長野県では、みかんやお茶のような常緑性果樹類は寒すぎて栽培できず、
もっぱら落葉性果樹、リンゴ、桃、ナシの産地になっております。

私自身、無肥料無農薬自然農法のミカンの栽培は習ったことがあるのですが、落葉果樹は全くの素人同然で、
そこで家庭菜園でも果樹をやりたいとなると、自然に落葉果樹で無農薬栽培できなかと思い、勉強しに行った次第です。


基調講演「植物共生微生物と農業」池田 成志((独)農研機構・北海道農業研究センター)先生でした。
植物共生科学の立場から、植物=作物と共生する微生物について勉強になりました。

自然菜園で野菜が無農薬で育つのは、目に見えない微生物の恩恵が最大限に活かされているからかもしれないなーと思い、
今わかっている研究から、目に見えない生き物同士の連携を想像してみました。


第2部では、特別栽培の実践者、田中久一氏(長野県中野市、リンゴ・モモ)、丹澤修氏(山梨県山梨市、モモ)、吉野弘道氏(サントリーワインインターナショナル、ブドウ)、高野武仁氏(山梨県甲州市、ブドウ)
のそれぞれの経験、考え方、作物のリアルなお話を伺うことができ、

会場に参加されていた方の質疑応答がとても興味深かったです。

まだまだ、落葉性果樹の栽培がままならないので、おおざっぱな見解しかできず、実際にはじめてみなければ入ってこない、基本的な技術や詳細な農薬の有無など課題はありますが、
無理なく安心安全で育つ家庭菜園としての果樹栽培を始めたくなりました。

まだまだ学ぶことだらけですが、いずれ野菜や野菜のように家庭菜園でもできるやり方をご紹介できるようになれればと思いました。
2015年新たな挑戦が始まりそうです。


ちなみに、このイベントの主催のNPO法人有機農業参入促進協議会で今度行われる「有機農業実践講座 堆肥づくり・土づくり」
は、私の師匠の堆肥講座で、これ以上の堆肥・土づくり講座はなかなかない内容の4日間講座です。


【お知らせ】
Azumino自給農スクール2015は、新たに入門コースも加え、只今開校準備中です。
なかなかホームページに更新アップするのができず、募集が遅くなっており申し訳ございません。1月下旬には募集を始められるよう頑張っておりますので、今しばらくお待ちください。
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謹賀新年 2015

2015-01-02 02:58:56 | 日々の自然菜園
本日、ときどき


見渡す限りの真っ白な雪化粧。

明けましてお芽出とうございます。
しめ縄は、友人が作ってくれたものをいただき、玄関に飾らせていただいております。

今年も幕が明けました。

例年にない昨年の大雪で、




田畑がすべて真っ白に雪に閉ざされました。

雪が降ってくれると、稲は豊作で、雪の下の野菜も凍みにくく、雪かきは大変ですが雪は田畑に大歓迎です。

例年ですと、鹿などが田畑を荒らしにくるのですが、この大雪では移動もままならないのか、鹿は移動してきていないようです。

去年までの冬はとても忙しく、雑誌や書籍の執筆など連日校正で大忙しでしたが、今年は書籍ない分幾分か余裕があるので、住居の手入れなどに勤しみたいと思います。

菜園教室のご案内を只今準備中ですので、

Azumino自給農スクール2015 は、新コース増設で、中身充実させておりますので、今しばらくお待ちくださいね。


2015年今年はどんな年になるのでしょうか?
個人的には「地に足つけた持続可能な暮らし」をテーマにし、衣食住をもっと充実させていきたい所存です。


本年もよろしくお願い申し上げます。
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