無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

果物を種から育ててみています。

2013-06-26 06:25:56 | 日々の自然菜園
本日、の予報。


昨日は、短時間ではありましたが、地元の松本大学の学生の農業体験を受け入れて、一緒に田んぼの除草を行いました。

テーマは「価値の再発見」で、今では珍しくなった手押しの除草機で、田んぼの草を取る体験を通じて、
食べ物を育てることにかかわる、今は廃れた持続可能な昔の農業の体験、五感で土を感じてもらいました。


実は、去年の秋から果実の種からの栽培を計画し、淡々と実験しており、今日はそんな一コマをご紹介しようと思います。

写真は、秋に食べた洋ナシの種を良く洗い、半年間冷蔵庫で保湿低温保存していました。

果物の多くは、そのまま蒔いてすぐに出るものと、冬を感じて初めて出るものに分かれ、




洋ナシやリンゴの種は、10~4月まで乾燥しないように冷蔵庫にしまっておきました。


栗もシャレでやってみました。冬の間土の中で保湿低温保存しておいたものをポットに蒔きました。

夏野菜を育てる育苗ハウスの傍らでこっそりと育苗してみましたところ、サクランボ以外は無事発芽、苗を畑に植えることにしました。


春先の剪定枝を挿しておいても苗が育つ、山ブドウやブルーベリーも枝から葉が出てきたので


抜いてみると、枝から葉だけでなく、根がしっかり出ていました。面白いものです。


これが実生の栗です。

そし
そして洋ナシ、


リンゴ、


山ブドウです。

本当は、草マルチで育てたかったのですが、忙しすぎて草に飲み込まれるのが目に見えていたため、
今回は、講座で使用した紙マルチの残りを使っての実験です。

写真を取り忘れましたが、株間には大豆も播いてみました。

奇跡のリンゴの木村さんではないですが、自分で食べる分の果物位は、無農薬で育ててみたく、
市販の苗では難しいと直感し、種から無農薬・無肥料で育ててみたらどうなるだろうかと思い立ち、やってみた次第です。

途中アブラムシなどが来ましたが、今のところ元気そうで、病気らしいものは出ていません。
これから畑で、根を伸ばし、無農薬でも育ち実をつけれくれるよう、根性を育ててみたいと思います。

いつも食べている果物の実の中にある捨てられる種子も、播けば立派に育つからこれこそ奇跡のような喜びです。
もしかしたら、日常のその辺で起こっていることは奇跡的なことなのかもしれません。

生命溢れる元気な果物が食べたい一心で、失敗を恐れずやってみたら、瓢箪から駒で、楽しみが増えました。
これからどんな生育をするのか楽しみです。


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Azumino自給農スクール6月(自然菜園実践コース:梅雨の草刈り)

2013-06-23 22:22:15 | 自然菜園スクール
本日、


今日は、晴天に恵まれ、梅雨に晴れ間にAzumino自給農スクールの自然菜園実践コースが無事できました。

写真は、今が収穫時のタマネギについての説明をしているシーンです。
当スクールでは、美味しい野菜が自給できる技術や、お野菜をお買い物する際の知っておくとよい情報など色々お伝えしております。


菜園では、梅雨の時期の草刈り、草マルチのポイントを中心にお伝えしました。

まずは、野菜の状態、その周囲の草との関係性、野菜の根を想像しながらどう対処するのが良いのか、自然観察をします。


野菜の株元の草を中心に、のこぎり鎌で丁寧に草を刈って、敷いていきます。

野菜と夏草はしのぎ合っています。草を刈って株下に敷いてあげる草マルチで野菜の根はぐっと根を張ることができます。


周囲の草も刈って、風通しや光が良く通るようにします。
刈った草は、株下に草に重ねて厚く草マルチします。

ちなみに、刈っている草は、通路に蒔いたライムギやエンバクなどの緑肥ミックスです。




トマトのわき芽から地下部の根を想像しながら、剪定し、支柱に麻ひもで誘引して完成です。


ネギやジャガイモも最後の土寄せ、そして草マルチをたっぷり株下にすることで、収穫も、収穫後も安泰です。




梅雨なので、草が伸びているにもかかわらず、ミニキャベツは見事に結球し収穫できました。


ミニキャベツの裏を見ると、キャベツが美味しく育った軌跡が見てとれ食べるのが楽しみです。


収穫した後は、株元を写真のように残しておくことで、一回り小さいキャベツが秋に収穫できるのが楽しみです。


夏至を過ぎ、大豆の種を蒔いたり、


菜園区画を持っている本科生は、実際に自分の区画で学んだことを実践して身につけていきます。


区画を持たない参加者(聴講生や体験参加者)は、共有区でジャガイモの土寄せを体験学習しました。




午後は、雑穀を植えました。

写真は、今年お試しで行っている、紙マルチによるサツマイモ畝に、ゴマを植え付けている写真です。

紙マルチが自然とは思いませんが、無理なく自然体で自給をする際に、選択肢の一つとして今年初めての実験をしています。




耕していない区画に、糸をまっすぐ張り、その直線状に高キビ、アマランサス、モチキビを植えていきました。

自給を考えた場合や、空いている場所がある際は、どこでも育つ雑穀を育てると面白いものです。
スクールでは、体験を通じ、自分らしく自然体で、より自然に食べ物を育て楽しむ機会が持てればと思っています。


次回は、コムギの収穫、脱穀を7/13(土)20(土)に渡って行います。
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Azumino自給農スクール6月(自然稲作コース除草完了!)

2013-06-23 06:43:28 | 自然菜園スクール
本日、の予報。

今日は、Azumino自給農スクールの自然菜園実践コースの実施日です。


昨日は、自然稲作コースの実施日で、草取りにはちょうどい良い曇りの中、いろいろな方法で草と向き合い、稲が自然に育つお手伝いをしました。

このコースでは、通って学ぶ聴講生の他、育てたお米を分配する本科生や、体験参加など3パターンの参加者が、
イネが無農薬で、自然に育つにはどうしたらよいのか、その基礎と応用を様々な視点から学びます。


草取りの方法もさまざまで、稲が大きくなるまでのお手伝いとしてチェーン除草の後、

手押しの除草機「田車」を押すと、コナギなどが抜けて水面に浮いてきます。


イネに寄り添うように生えている草は、「ノゼり」野生のセリです。


「ノゼリ」は、茎でも根でも触れることができるので、「田車」では除草することはできません。




今年から見られるようになった「クログワイ」、芋で増える宿根草類です。野生のクワイの一種です。
草の種類によって、除草は異なります。




このような、芋や茎で増える草は、へたすると、爆発的に増え、来年以降イネが生育できない環境になりかねないので、
イネが大きくなるまでは、全部根ごと取ってしまうくらい丁寧に扱いたいので、

生徒さんと一緒に、手で除草します。


この田んぼの周囲は、山で林や森が多く、写真では見えにくいのですが、
葉を食べる「イネミズゾウムシ」は、無農薬栽培でよく見かける虫です。

葉を食べているうちに、根に潜り、産卵し、根を幼虫が食べ始めてしまうとイネは分けつできずに大きくなれなくなります。




そんな田んぼでは、合鴨が有効です。

今年は、去年この田んぼで育った2年目の合鴨と、


写真奥にいる、警戒心が溶けない今年のヒナ5羽合計8羽ほど1.5反の田んぼに放ちました。

無農薬栽培では、草取りや虫とりが農薬、除草剤を使わないので、薬剤ほどの効果的な方法というのはなく、
そのタイミングで一番合う方法がいくつかあり、タイミングと回数など重ねることで効果を発揮します。

イネミズゾウムシ大発生地区+痩せている+コナギ大量発生→合鴨投入といった感じです。
合鴨は、コナギやイネミズゾウムシを捕食し、痩せている田んぼに糞を落とします。

現時点では、合鴨が合う田んぼですが、どのくらいの羽数をどのタイミングで投入し、引き上げるかはたくさんの宿題の一つです。

自給用の田んぼでは、ただ単に無農薬だけでなく、愉しくそして美味しいお米を栽培することが重要です。
美味しいお米のために、合鴨の羽数を最小限にし、人も除草に入り、合鴨のために適度に草を残しておくのもポイントです。
草を全部残すとイネが草負けしますし、全部草取りをすると合鴨は食べ物がなくなってしまうからです。


田んぼの畦では、2週間前に蒔いた畦豆(丹波系黒豆)がすくすく育っています。
一部、欠株があったので、畦を修復しながら播き直しもしました。

畦豆(ダイズ)は、味噌や醤油といった自給したい食料になりますし、
稲刈り前の楽しみにの一つエダマメとしても魅力的です。

野菜の自給は最も人気がありますが、意外と食べる分であれば簡単に育ちます。
長期間の自給を考えると、穀類やイモ類を育てることで、貯蔵が効き、自給生活には欠かせないものです。

みんなで楽しく、美味しいお米を育てることをこのコースではみんなで学びながら行っていきます。
今回の除草で、田の草取りは終了し、あとは合鴨と鯉に任せ、イネの生長を見守るばかりです。

次回は、コムギの収穫、脱穀を7/13(土)20(土)に渡って行います。
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あずみの自然農塾6月その1(耕さない田んぼに田植え)

2013-06-21 07:42:56 | あずみの自然農塾(シャロムヒュッテ)
本日、の予報。
今日は夏至。一年で最も日が長い一日です。

先週末、シャロムヒュッテにてあずみの自然農塾が開催され、初日雨にもかかわらず田植えができました。


田んぼに隅に作った苗代から、根を傷めないように鍬を使って苗を取ります。


さて、どっちがイネで、どっちがヒエという草かわかりますか?


答えは、耳に毛がある左がイネで、右がヒエでした。
ヒエを誤って植えると、当然イネは実らず、来年からヒエが多くなるので、大変になるのでしっかり見極めて植える必要があります。


これは「キシュウスズメノヒエ」という草です。

畦から侵入し、手ごわい多年草のイネ科の草です。
自然農の田んぼでは、「キシュウスズメノヒエ」は増えるのに格好の条件を持っているため、一度増えるとイネが収穫できなくなりとても大変なので、今年は徹底して取り除きました。


これは「ノゼリ」です。

セリもヒエもいずれも水陸どちらでも育つことができ、自然農の田んぼによくみられる草で、根を残すと増えるので初期には抜き取ります。


雨の中、雨具を来て、紐を張り横一列にイネを田植えしていきます。




耕さない田んぼでは、今までの生き物の亡骸が厚く重なり、それらをかき分けながら、草を刈りながらの手仕事の田植えです。


はじめは頼りないくらいの小さな苗。

最初は耕さない田んぼなので、すぐには大きくなれず、根を張ることに一生懸命。
その後は、耕した田んぼに負けないくらいの健脚に育ってくれます。


田んぼの畦も直して、


鍬で穴を空け、




畦豆(黒ダイズ)を2粒播きました。




濡らした草を被せて、畦豆が大きくなることを願います。

今年もとても変わった天気なので、
不自然な自然な天気に負けず大きくなってきてほしいものです。


今週末はAzumino自給農スクールです。
6/22(土)自然稲作コース、23(日)自然菜園実践コースです。
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長期保存用のタマネギの収穫!

2013-06-19 21:45:24 | 日々の自然菜園
本日、

空梅雨から一変しての激雨の日々。
雨なので、菜園に入らないに越したことがないので晴耕雨読で、連日の疲れを癒すことにしました。


雨の前日の自然菜園移行中の実験畑の様子です。

今まで化学肥料・農薬を使った家庭菜園用の畑を2年越しで自然菜園に移行中です。
そのため、緑肥作物のエンバクは、種をつけてから敷くために今は至る所で、エンバクなどに紛れて野菜が育っています。


カボチャとトウモロコシの間で、去年から育てていたタマネギの葉が一斉に倒れました。


タマネギは、結球後暑くなると、夏休みをむかえるために地上部が枯らす準備として、葉が折れて倒れます。

タマネギは、倒れてからもしばらく水分養分を吸って大きくなりますが、長期保存できにくくなってしまうので、全体の6割強倒れたら、連日晴れた日を狙って掘り上げます。


これは、ネギ坊主ができてしまったタマネギです。
ネギ坊主ができたタマネギは、植えたタマネギの1割以内に抑えることができれば合格です。

ネギ坊主ができてしまったものは、保存がきかないので、すぐに食べてしまいます。


この実験畑は、粘土質のため安曇野の火山灰土の自然菜園とは比較にならない位大きさも、硬さも、葉のつまり加減も最高の仕上がりに育ちました。

風土によって、得手不得手がある野菜、適地適作が一番自然に育ちます。


収穫の際切れてしまった葉は、すかさずカボチャの株下に敷くことで、虫除けになります。


ご紹介したタマネギではありませんが、先日の夕食の一品です。

奥が新タマネギのかき揚げ風フリッターと花ズッキーニのフライです。

新物は、水分が多くフレッシュさが最高です。
生で食べるほかは、天ぷらのように、旨みを残して、水分を軽く飛ばすと、旨みが濃く美味しくいただけます。

食べるのが大好きで家庭菜園を続けてきたので、
美味しく育てることの究極が、自然菜園でした。

現在も美味しくいただきたい一心で育てています。

美味しい新タマネギ以外にも、長期間保存がきく越冬タマネギも魅力です。
品種だけでなく、育て方や、収穫の仕方、保存の仕方で美味しいものが美味しく保存できるように工夫します。

今年は、例年以上にタマネギの質も量もよく育ちました。
有難く、幸せなことです。


今週末はAzumino自給農スクールです。
6/22(土)自然稲作コース、23(日)自然菜園実践コースです。
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イチゴプランター収穫時!!(新連載の取材風景)

2013-06-13 06:51:42 | 日々の自然菜園
本日、時々の予報。


今度から始まる家の光さんの雑誌「やさい畑」の新連載に、取材が毎月はじまりました。

取材されてみて初めてわかる、1冊の雑誌の取材のすごさ。
というのは、2年前から取材がはじまり、毎月のように定期観察しながら写真を前もって取っておくことです。
つまり、来年の今まさに始まる内容は、前年には写真がすでに撮ってあり、取材そのものは数年前から始まっている点です。

私も雑誌の連載が初めてではないのですが、写真用に前もって予備も含めてプランター栽培するのはとても大変だと感じています。
というのも雑誌に載せるので失敗できませんし、かといってテクニックを使い過ぎても実際の栽培方法が難しくなってしまうので、簡単に育てられる栽培方で、しかも写真映えする仕上がりにする工夫を勉強しながらやっております。


今回の連載は、先に家の光さんから出させていただいた拙著『コンパニオンプランツで 失敗しらずのコンテナ菜園』を受けてのもので、実際にコンパニオンプランツを植えたプランターとそうでない比較などを交えた新しい企画です。

この写真で育てているのは、イチゴ、そして相性がよいとされるコンパニオンプランツ(共栄植物)のニンニク。
その対象として、相性の悪いとされているニラをイチゴと混植したものを2つずつ比較して育てています。


実は右2つがニラの混植で、左2つがニンニクなのですが、葉の色を見ていただくとわかると思いますが、
ニラの方が葉の色が薄く余裕がなくなってきています。

プランターといった限られたスペースでは、相性がよければ混植することで更によくなり、相性が悪いものどうしの混植では結果が悪くなることを実証する実験的な企画になってります。

コンパニオンプランツの効果を写真で見れるだけでなく、
実際にプランター以外の畑でも同様に使える組み合わせで拙著同様組み合わせています。

しかし、拙著のタイトルや表紙は、筆者が決めるわけではなく、編集会議によって決まるのでしかたないのですが、「失敗しらず」となっているだけに、プレッシャーがあります。




イチゴプランターは今が実をつける最盛期に入ってきたようで、大きく甘い農薬不使用のイチゴが鈴なりに成ってきました。

イチゴは、佐賀県で農薬回数が47回福島県での防除対策では年間の使用回数は書いてありませんが、通常の農薬の目的や使用方法が紹介されています。

それぐらい市販のイチゴは、残念ながら子供にも食べさせたい環境で栽培されておらず、無農薬イチゴを探すのはとても困難です。
ちなみに、減農薬栽培の基準は防除回数が半分以下になっていますが、使用する農薬の薬剤の強さが逆に強くする傾向があり、実際に農家さん次第になります。

そんなイチゴも、プランターで、品種を選んで育てると農薬を使用せず、プランター栽培の中でも一番簡単に育つ部類なのでお奨めです、

なお、へたが反り返った完熟のイチゴは傷みやすくパック詰めできないことから、樹で完熟したイチゴを食べる楽しみは、自分の家で自給ならではと言えます。

安全で安心なイチゴをプランターではじめてみてはいかがでしょうか?


今週末6/15(土)、16(日)はシャロムヒュッテであずみの自然農塾です。
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こんにゃく芋を植えてみました。

2013-06-12 21:01:55 | 日々の自然菜園
本日、

今日は、NHKカルチャー「これならできる!自然菜園入門」で、空梅雨ならではの水のやり方、野菜の根の育て方をお伝えいたしました。




近くの道の駅の直売所で購入したこんにゃくの種芋が芽が出てきたので植えることにしました。

私の大好物の一つに、手作りこんにゃくの刺身があります。
今までなかなか育てることができませんでしたが、久々にやってみようと思います。

こんにゃく芋は、生子(きご)からですと、食べられる2~3㎏に育つまでに4年位かかります。
つまり、寒さに弱いので、秋に枯れた芋をキズをつけないように掘り上げ冬保存し、初夏に植え直すことを4年繰り返します。
とても手間のかかる野菜です。


植えるところは、土手草の生え際にしました。つまり、畑の隅に植えました。

サトイモ科にもかかわらず、こんにゃく芋は湿地に弱く、乾燥に弱い、風にも弱い軟弱野菜です。
そこで、土手が風よけになりますし、土手草を刈って敷き草にすることで乾燥を防ぐこともでき意外といいかなーと思いました。


種イモの株間は1年球で10cm、2年球で20~25cm、3年球で30~40cmあけて植えつけます。

今回は、1年球と、2年球を植えたので、2~3年後に食べようと思います。




先ほども書きましたが、こんにゃく芋加湿に弱いので、土をもりあげることで雨が溜まるのを避けます。

今後土手の草が生えてきたら、どんどん上に敷いて敷き草「草マルチ」していこうと思います。


今週末6/15(土)、16(日)はシャロムヒュッテであずみの自然農塾です。
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Azumino自給農スクール6月(自然稲作コース除草開始~)

2013-06-11 14:22:10 | 自然菜園スクール
本日、

今年は去年以上に忙しく、超農繁期に輪がかかりましたが多くの方のご協力もあって、無事自給用の野菜の定植、田植えが終わり2カ月ぶりに、お休みをいただきました。

空梅雨でなかなか雨がないので、自分の休養中に、自給用の畑の野菜に水やりを行いました。
曇りの日に、水をたっぷり1週間分、深くあげることで根性のある根に育ってほしいものです。


最初の写真撮り忘れましたので、途中からですが、
週末に行われたAzumino自給農スクール6月の自然稲作コース除草の一部をご紹介します。

今みんなで何をやっているかというと、




「田ころがし」と呼ばれる除草機で、田んぼの除草後、作りたての畦(あぜ)に畦豆(=ダイズ)を播きました。

畦豆としてダイズを育てる場合、土はかけずに、濡らした草を敷いて、発芽を待つのが特徴です。


米ぬか除草のための米ぬか団子作りも行いました。

当スクールでは、いろいろな除草方法を通して、自分でお米を自給しようとした時に、一番イネが育ちやすい環境を整えられるように体験しながら学びます。


米ぬか団子を投入しながら、放した田鯉やこれから放つ合鴨が野鳥・獣にやられない様に、ネットや頭上に糸を張ります。




今年は、リハビリ中のヒナを含めて5羽投入します。去年10羽でしたが、よりも土が良くなってきた点を考慮しての半分の投入です。

22日には、去年の合鴨3羽も足す予定なので、合計8羽になる予定です。

除草だけでなく、鯉や合鴨は食糧にもなります。
自給するときに、草取りの手間が省け、しかもたんぱく質も自給できる試みです。

田んぼの特性と、自分が田んぼにどれくらいの頻度で通えるか、草がどのように生えてくるのか、それに対してどのような草対策とイネを育てる水やりができるかを1年を通して学びます。

毎年変化する田んぼに同じお世話では合わなくなってきますので、土の変化と共にやり方も微妙に変えていきます。
美味しいお米がより自然に自給できるように、みんなで学ぶ場です。

次回自然稲作コースは、6/22(土)です。
2週間おきに、田植えからの経過を観察し、稲の生長を見守ります。



明日6/12(水)は松本でのNHKカルチャーでの『これならできる!自然菜園入門講座』です。
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持続可能な自然菜園入門講座~畑と田んぼからはじまる食卓~at穂高養生園6月

2013-06-03 07:44:22 | 出張菜園教室
本日、

久々の更新!!

ブログの更新がなかなかできないくらいいろいろなことが重なる超農繁期(ハウス管理+田植え+野良仕事+菜園教室)も後半になってきて体力的にも精神的にも鍛えられつつ、へとへとになってきたので、中ほどでやろうと思っております。

朝飯前の野良仕事、田んぼの水入れ、ハウス苗の水やりが終わり、一端帰宅。
今日は野菜の定植なので、入念な水やりを行いました。

これでほとんどの夏野菜の定植が終われば、毎日3~4時間は要した水やりも半減するはず。
野菜のためにも、どんどん畑に植えてあげたいものです。


昨日は、穂高養生園の自然菜園入門ワークショップでした。

養生園の約1反(10a=1000㎡)の畑は、元々田んぼ、今まで畑にしておりましたが、
今年からは、5ブロックの仕切り、1つは田んぼにして、後の4ブロックで菜園にしています。

去年播いた通路の緑肥ミックスも大きく育ち、春から育てている写真中央のエンドウも実をつけ始めました。


みんなで播いた葉もの野菜も


植えたネギもすくすく育っています。




コマツナの一種自然農法の種子「新戒青菜」も順調に育っています。

葉の色も自然な色つやで、葉脈も線対称で見事な育ちです。

本当に美味しい葉ものはこう育てたいものです。




玉レタスも見事です。

余りに美味しそうだったので、みんなで収穫市の方、食べるタイミング、
実際に食べてみて自然に育った野菜の風味を楽しみました。


次は、水やり。

自然菜園では、通常基本的に水やりは行いませんが、
1週間以上雨が降らない場合など、野菜の生命が一番大切なので、雨が順調に降らず大干ばつや天候不順に対して必要な水やりは心得ておくと生命が輝きます。

ちなみに、穂高養生園の自然菜園はもう1週間以上雨が降っていなく、アカクロバーも枯れてきています。


上が一般的な水やりをしたズッキーニ、


下の写真が、野菜が根の根性を復活させる水やりをしたズッキーニです。
生命は素直で、嬉しいと輝きます。


後半は、1区画を田んぼにしているので、みんなで田植えをしました。




元々田んぼでしたのが、何年ぶりかの田植えになります。

菜園ではありますが、水が入るところで自給用の田んぼ、サトイモ、ショウガ、ダイズを育て、
乾いたところは野菜を育て、更に乾いたところはサツマイモを植えるといった感じです。

穀物も育つ菜園は、持続可能で、自給もできて最高です!
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