無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

最新連載「やさい畑」&「田舎暮らしの本」で学ぼう!自然菜園 

2022-12-31 16:26:20 | 自家採種

自然菜園オンラインセミナー1月予定

1/15(日)13:30~自然菜園根本講座「究極のレタス」

1/15(日)17:30~自然菜園Q&Aセミナー 2時間スペシャル ※大好評につき再びスペシャル

 

謹賀新年 明けましてお芽出当ございます。

本年もよろしくお願いいたします。

ついに発売!「やさい畑」2023年2月 春準備号の見本誌が届きました。

最新号も盛り沢山、師匠たちや友人たちの面白記事是非ご覧ください。

今月号は、別冊付録を監修させていただきました。

現在連載している種まき名人のダイジェスト版です。↓が最新号のジャガイモです。

ジャガイモはアンデスの厳しい気候で子孫を残してきた野菜です。アンデスで培った生き残る術を活かした栽培法で、ジャガイモの本気を出させてあげてくださいね。

 

種まき虎の巻は、各野菜の本気を出させる種まき名人のダイジェストなので、ちょっとご紹介。

発芽条件

ナスの場合

キュウリの場合

スイカの場合

スイカの場合

エンドウの場合

など14種類の野菜の種まき発芽名人になる基本&テクニックをご紹介。

今まで連載してきたものを復習することもできますし、これから種まきの際に参考にしていただければ幸いです。

 

もう1つの雑誌は、「田舎暮らしの本」(宝島社)

自然菜園のスゴ技を毎月ご紹介。今月号はシシトウ・トウガラシの基本からスゴ技まで

シシトウ・トウガラシが育てられるようになると、応用野菜のピーマン、パプリカも育ちやすくなりますので、まずはシシトウからチャレンジしてみてくださいね。

 

ちなみに、洋泉社で絶版になってしまった幻の『新装版 とことん解説! タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』

も現在改定(新しい野菜を加筆中~)して宝島社から2023年2月17日新発売予定です。現在Amazonさんなどで予約発売中

実は、姉妹本『ゼロから始める無農薬栽培 自然菜園で育てる健康』(宝島社)が上下巻のような関係。

上巻である『新装版 とことん解説! タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』の復活(加筆)お楽しみに~。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然農 川口由一師との対談 温故知新の奈良

2022-12-28 10:02:47 | 日々の自然菜園

自然菜園オンラインセミナー1月予定

1/15(日)13:30~自然菜園根本講座

1/15(日)17:30~自然菜園Q&Aセミナー 2時間スペシャル ※大好評につき再びスペシャル

 

先日、「野菜だより」(ブティック社)さんの取材で、久々に師匠川口由一さんを訪ねて奈良に行ってきました!!

川口さんは、ほとんどの方が知っておられるかもしれませんが、私の自然農の師匠で、19才ではじめた自然農法での家庭菜園で、失敗の連続の最中、自然農を教えてくださった方です。

当時は川口さんは7反もの田畑を営みながら全国で、自然農の学びの会をご指導のため行脚されており、若い私も奈良までは行けずとも、関東で開催された自然農学びの会に足しげく、大学時代に通ったものです。

自然農では、「耕さず」「肥料農薬持ち込まず、持ち出さず」「草と虫を敵とせず」の3大原則の元、田畑を不耕起・無農薬栽培するもので、その歴史は、1978年に川口さんが試行錯誤の末はじまり、46年目。ちょうど私が1歳になるころに始まった画期的な農法でした。

 

私自身、無農薬で育てられるようになったのは自然農のお蔭であり、自然農を軸に、自然農法、無肥料栽培、有機農業、パーマカルチャー、シュタイナー農法、循環農法を学び、実践し、(公財)自然農法国際研究開発センターの自然農法研修を経て、安曇野のシャロムヒュッテで、8年間、1泊2日の自然農の学びの会の講師をさせていただきました。

自然農順守の学びの会と並行して、松本・安曇野で自然菜園スクールの前身「自給自足の休日倶楽部」という自然農法の家庭菜園教室をはじめたのが今から16年前でした。

今回は、川口由一さんとの夢の対談のために、奈良の川口さんのお宅に訪れ、午前中いっぱい今までの感謝と、今の活動などをご報告させていただきながら、終始お互い笑顔で自然農×自然菜園対談をさせていただきました。

この対談は、「野菜だより」(ブティック社)さんで掲載予定ですし、現在川口さんの最新刊『(仮)自然農入門』(ブティック社)に活かされる予定ですので、お楽しみに~。

濃密かつ、突っ込んだ(高次元での)内容での対談だったので、これから編集してまとめるのが大変かと思いますが、快く受け入れてくれた川口さんに感謝ですし、このような機会を企画・編集をしてくださる加藤さんはじめブティック社に感謝でいっぱいです。

 

川口さんの一番大好きな畑の落葉広葉樹の下のばら蒔き区画。ダイコンや菜っ葉が草と共存して元気です。

私がご紹介させていただいているやんちゃ播きの原型がここにあります。

取材前日の大風と寒波で雪が降ったという10~30年に一度の奈良も、当日は穏やかででした。

46年間不耕起で亡骸の層が10数センチ重なる自然農の田んぼは、収穫脱穀された稲わらをまとい、静かに冬を迎え入れていました。

自然農・自然農法修行時代の1枚。20年位前の若い川口さんと私。東京の奥多摩での学びの会での懐かしいツーショット写真。

自然農をつづけて早27年。自然菜園の原点がここにありました。足は悪くなっておられましたが、気さくで優しい川口さんはご健在で、温故知新のあっという間の1日でした。

教えることとはなにか、自然農とはなにか、20年前の問答の答え合わせや自然農の極意と生き様を改めて学べた最良の時間でした。

川口由一さん、本当にありがとうございました。新たにご指導もいただき、今後も自分らしく、精進していきたいと改めて決意しました。

 

奈良といえば、鹿。せっかくの機会なので、趣味の神社参拝に足が向かったのが、

古都奈良は感慨深く、心地の良い風と共に神社参拝しながら、雄大な自然、御神木や山々を徒歩で回り、神(自然)に祈りをささげる。

26年の自然農、自然菜園の歩みを再確認するとともに、温故知新の旅でした。

 

2023年の自然菜園スクールの募集も無事始まりました。今年残り少なくなりましたが、新しい年を迎える準備を行いながら、今までを噛み締め、感謝の念と共に、来年の風を感じ始めた今日の子頃。

 

みなさまもお身体ご自愛いただき、良いお年をお過ごしください。

自然菜園を通じて「食べ物を育てる喜び、食べる幸せ、豊かさを今後も分かち合い」していこうと思います。

来年は 2023年・令和5年の干支は「癸卯(みずのと う)」に入ります。いよいよ時代は一気に破壊と創造の真っただ中へ。

来年も良い年になりますように。

 

年明け初開催の自然菜園オンラインセミナー

1/15(日)13:30~自然菜園根本講座

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬支度 まもなく自然菜園スクール2023年募集開始

2022-12-23 02:55:47 | 日々の自然菜園

 

自然菜園オンラインセミナー1月予定

1/15(日)13:30~自然菜園根本講座

1/15(日)17:30~自然菜園Q&Aセミナー 2時間スペシャル

 

 なかなかブログも更新できず、すみませんでした。今年の12月は忙しく、新著『仮)マンガ 自然菜園入門』の打ち合わせがリモート取材の形で毎週2~3時間。そして、現在連載中の『野菜だより』(ブティック社)さん、『やさい畑』(家の光協会)さん、『田舎暮らしの本』(宝島社)さん、『現代農業』(農文協)さんのリモート取材&校正が連続してあり、その取材準備の合間で、自然菜園スクール2023年の更新、そして田畑の冬支度&我が家の餅つきなど、誰とも会わない日(リモートも含め)がないくらいでした。

 PC三昧で、目が極度に疲れるので、アイマスクをしたり、数時間昼寝したりする中、天気が良い時に、色々冬支度を進めました。

明日から関西出張。自然農の師匠奈良の川口由一さんとの対談の予定。温故知新久々の師匠と会うことで今の自分と久々の師匠の畑と向き合ってきます。せっかくなので趣味の神社参りもさせていただき、自然と自分との対話の一人旅予定です。

12月中旬の我が家の自然菜園。

ようやく片付けたツルムラサキ(キュウリ&シカクマメ)エリア。

支柱に産み付けられたカマキリの卵。そのまま畑に挿しておくと、春にはカマキリたちで菜園がにぎわいます。

不織布の下には、

ターサイ

壬生菜

水菜にやんちゃ播きしたレタスがチラホラ

来年の踏み込み温床づくりの準備、ワラ切りも行い袋詰め。少し余ったので、タマネギ畑にもお裾分け

車通りの少ない林道の整備も兼ねた一雨まってからの落ち葉集め。

踏み込み温床や落ち葉堆肥造りように、湿った落ち葉をぎゅうぎゅうに12袋ビニールに入れておくと、翌春までにはしっとりいい感じに。

軽トラは、落ち葉の運搬や苗の運搬など便利です。

今年お借りした田んぼの竹やぶ整理。余りに忙しかったので、隣人の林業のプロに竹藪を伐採整理をしてもらいました。

冬の間にイノシシに荒らされないように、電柵のバッテリーの電池も新品に。

良く太ったネギは、家の掘りやすいところに移動。雪が降り、地面が凍る前に真冬に備えます。

まもなく自然菜園スクール2023年の募集も開始予定です。

この2年コロナ禍で、オンライン受講者も増え、色々試行錯誤していく中で、ボランティアスタッフ(卒業生)の多大なる協力のお蔭で、オンライン配信体制も整いました。

2023年のスクールは、以下の点が大きく改善、強化されたのでより一層自然菜園を現地受講もオンライン受講しやすく、自然菜園が学び安くなると思います。

★全国どこからでも学びやすいオンライン受講の仕方が各コース出来上がってきましたので、オンライン受講がリーズナブルな価格に

すべてのコースでカード決算もできて、オンラインも現地受講もお手続きがお手軽になりました。

現地受講者に、オンラインでアーカイブサービス(当日欠席しても、オンライン受講も可能ですし、アーカイブが約30日視聴できるので、復習にも最適。)もつきます。もちろん、オンライン受講者にもすべてにアーカイブがつきます。

 ※自然菜園のらのら研修体験コースは体験することがメインなので、オンライン対応しておりません。

 

自然菜園スクール2023年以下の三つのコースが生まれ変わります。

お待たせいたしました。例年キャンセル待ちだった2つのコースがより多くの方にご利用いただけるようになりました。

自然菜園見学コース見学時間が2倍になり、午前と午後2部体制になることで、実際に、より多くの方を受け入れることができますので、実際に自然菜園を見学したい方、最新の自然菜園を学びたい方にお勧めです。また、より綺麗な画像でゆっくり自分のペースでオンライン受講できるように、アーカイブ配信(録画配信)になりました。自然菜園カフェも始まります

自然菜園入門コース…こちらのコースも去年から午前と午後の2部体制になり、より多くの方に現地受講できるようになりましたが、来年はさらに通路が広くなり、午前・午後定員が増えました。また、年5回だったのが年10回毎月開催に。年5回の現地受講を支えるzoom講義が間の月に入り1年間通じて自然菜園を学びやすく改善しました。

 また、安曇野校『自然菜園ベーシックコース』と『自然菜園マスターコース』のいいとこどりが時代に合わせて融合して1つのコースに生まれ変わります。↓

自然菜園実践コース…このコースでは、月1~2回、実践的に自然菜園を学ぶことが出来ます。年々ひどくなる温暖化や天候不順に合わせて如何に野菜をどのようにお世話するのか、資材を使うのか、土作りしていくのか学ぶことが出来ます。

 

これからの時代、野菜が自給できること間もちろん、タネや資材も自給できることが強みになり、田畑があることが心身共にオアシスになると思います。

自然菜園スクールでは、「育てる楽しさ、食べる幸せ、豊かさを分かち合う」ことをこの16年間行ってきました。コロナ渦でも畑で一人土と野菜を向き合うことで、気持ちが落ち着き、収穫したての健康野菜を頂くことで、元気がみなぎります。二酸化炭素を光合成で酸素に変え、緑化した大地には、恵みの雨が降り、天気と大地の恵みに感謝できます。

今年一年、大変な年ではありましたが、とても充実した1年でした。そしてお米もお野菜も豊作できした。

今年1年間ありがとうございました。

残り少なくなってまいりましたが、みなさまも良いお年をお過ごしください。そして来年も皆様にとって良き一年になりますように!

 

平安吉日 冬至の長野 竹内孝功

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【無料】一般簡易版:自然菜園スクール【安曇野校】12/3(土)4(日)堆肥の切り返し&ダイコンの自家採種

2022-12-05 20:14:29 | 自然菜園スクール

自然菜園オンラインセミナー

【ZOOM配信】新『自然菜園 根本講座』 「シュンギクの個性とコンパニオンプランツ」11/26(土)13:30~15:30

【ZOOM配信】『オンライン自然菜園Q&Aセミナー2時間スペシャル!』第30回12/17(土)18:00~20:00

 

12/3(土)4(日)は、自然菜園スクール【安曇野校】『自然菜園ベーシックコース&マスターコース』堆肥の切り返し&ダイコンの自家採種でした。

最終回は、近くの農家民宿「安曇野地球宿」さんに1泊2日に宿泊ありの1年間の忘年会も含めたスペシャルな2日間。

※このブログは、受講生限定ブログ(パスワード付)の無料簡易版になるので、動画23コンテンツや写真解説はございません。

12月3日(土)共通 午前:堆肥の切り返し、野沢菜収穫&洗い、蕎麦作り
午後:1年の振り返り
※菜園ランチあり
12月4日(日)共通 午前:餅つき(きな粉作り)、お飾り作り
※菜園ランチあり

 

みんなに聴かれる自然菜園スクール2023のバージョンアップ最新ニュース

※受講生限定ブログに使われている動画のサンプルとして

自然菜園スクール2023の募集(ホームページ更新)は、2022年12月末頃を予定。(募集開始はこのブログでもご紹介予定です)

先月造り始めた自然堆肥の2回目の切り返し

聖護院大根の自家採種&ネズミ対策

 

安曇野地球宿に移動

餅つき準備のコツ講座

中略

今年最後の菜園ランチBOX

午後は、蕎麦打ち&そば粉づくり

 

交代で、自分のしめ縄づくり

石臼で自分たちで作った「こうじいらず在来」大豆の出来立てきな粉2種類(細か挽き&荒挽き)

「醤油・味噌コース」で作って搾りたての大麦生醤油

いよいよもちづき

交代で、餅を2種類搗きました!

黒米のお餅と在来小豆あんこ(写真右)真黒セット

白毛モチ在来の真っ白なお餅と自然菜園野菜のおすまし

現地受講生で、1年のしめくくり。

1年間通って生まれた友情。同期のきずなが深まりました!!

 

自然菜園スクールで一番最初に生まれた安曇野校。今では8コース。そしてオンライン自然菜園セミナーと盛り沢山になった16年目のスクール最終日。

生徒さんから感謝のお言葉、1年間の感謝を込めあえた日間でした。

来年の自然菜園スクール2023は、ベーシックコースとマスターコースのいいとこどりの「自然菜園実践コース」として17年目の新スタート。

自然菜園を基本~応用まで毎月1~2回開催。来年度もよろしくお願いいたします~。

※募集は、12月末に自然菜園スクールサイト更新予定。しばらくお待ちください。

 

実はもう⁉2023年の募集が始まっている現在最大人気コース自然菜園スクール町田校「自然菜園入門コース」

こちらも、大幅バージョンアップ2023年!!毎月開催10回になります。【今なら年間受講特典アリ】

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強霜の信州

2022-12-03 07:03:04 | 日々の自然菜園

 

いよいよ本日、明日2日間自然菜園スクール2022年が終了します。

家の外に出ると、、、

強い霜で真っ白&氷1㎝強の今年一番の寒さ。手がかじかみながら撮影。

ネギの移動もタマネギ苗床もギリギリセーフでした。

プランターもガチガチ。

昨日収穫が終わったダイコン畝もバリバリ

ダイコン収穫ギリギリセーフ。

真っ白

不織布マルチの下は、、、

なんと霜が降りていない~。畑の毛布ですね。

紅葉したイチゴも綺麗です。

というわけで、軽トラを良く温めて、最後のスクールを行いに行ってきまーす。

自然菜園スクール2023も現在ホームページ更新準備中なので、でき次第このブログでご連絡いたしますね。

※一部町田校のみ2023年の募集開始中~。極秘事項(笑)

本年もありがとうございました。

安曇野校の最終回は改めてブログでご紹介しますね。お楽しみに~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする