無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

新刊『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)の見本誌が届きました!!

2021-01-29 19:27:27 | 日々の自然菜園

【お知らせ】自然菜園根本講座ってどんな講座? 1/31(日)10:00~

【明日明後日のオンライン自然菜園セミナーのお知らせ】
1/30(土)16:00~『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第7回
1/31(日)10:00~『自然菜園 根本講座』野菜たちによる土づくりシリーズ②

2/7(日)9:30~『庭からはじめる自然菜園入門』

お庭で自然菜園をはじめるための、失敗しないための特別講座。



今日、宅急便で、出版社さんから新刊『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)の見本誌が届きました!

早速開けてみると

新しい本の匂い。いい質感の紙と重さ(思ったより軽かったです)


表紙と裏表紙


帯裏には、健康野菜として今回掲載している野菜のリストが載っています。
のちほど今回書籍初の野菜たちのチラ見せで紹介させていただこうと思います。








実際に行ってきた我が家の自然菜園のデザインの紹介や気候変動を乗り切る知恵の紹介など、自然菜園の基本から応用、最新情報盛り沢山です。

私の感想としては、「今間ので本の中で一番濃厚な1冊」になりました。

新田穂高さんはご自身が有機農業や不耕起田んぼなど実践者なので、実際にやってみるとわからないことや疑問を盛れなく掲載してくれました。
情報量が多いので、読みやすいところから読んでみてください。




自然菜園スクールで大人気食用ほうずきの栽培法も
「田舎暮らしの本」(宝島社)掲載当時の見開き完結型の育苗~栽培~自家採種まで一貫したコンパクト掲載。


ローマ時代から中世ヨーロッパの貴族の御馳走、アスパラ


そして、毎年生徒さんに必ず聞かれる「セロリ」など健康野菜、今までの書籍に載ってこなかった野菜たちがいっぱい載っています。












今回の目玉の本の「季節の野良仕事12ヵ月」。
1カ月の野良仕事を4ページ(2つのテーマ)でとことん解説しております。
この野良仕事の流れが身につくと、自然体で栽培ができるようになり、どんどん菜園がよくなっていきます。

姉妹本の『自給自足の自然菜園12カ月』(宝島社)と『タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)と併読していただければと思います。


数えたことがなかったので、数えてみると
今回で、出版社から世に出た9冊目の本になります。(『自然菜園ハンドブック』つきDVDは自費出版)
左下から右、出版順に上に並べてみました。

今10冊目を執筆中です。

2012年から、9年間で9冊ですから、1年に1冊出版させていただいた計算になり、ただたた感謝です。

どの本も中心は同じですが、掲載の角度を変えたり、その時のベスト、そして時代(気候変動)に対応してきました。
それには、毎年新たな試みを試験し、3~5年研究した中から良かったものを、自然菜園スクールの生徒さんにいち早く伝え、実際に全国で様々な方にやっていただき、改良改善したものが、雑誌に掲載され、それをまとめて初めて書籍になります。

つまり、最新の技術や解決策が書籍化するまでに、早くて5年位かかっていることになります。

書籍の執筆で心掛けているのは、色あせない内容、普遍性と再現性です。
私の師匠たちの教えや本は、40~50年経っても色あせない内容で、普遍的な真理があり、再現性が高いものばかりだったからです。

9年前に初めて執筆した時は、未熟でかつ3年半かかって1冊になるほど困難の極みでした。
その最初に出た自然菜園の名前の生みの親になった『これならできる!自然菜園』(農文協)がいまだに一番売れております。(現在13版)

今回の新刊は、やっぱり一番濃厚な1冊だと思います。濃厚なので、読むごとに新たな出会いが待っていると思います。
是非、一読ならぬ十読して楽しんでいただければ、スルメのように味わい深いと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!!『自然菜園で育てる健康野菜』Amazon、楽天同時1位  鹿の獣害対策その1 

2021-01-29 08:37:29 | 日々の自然菜園

お知らせいただき、知ったのですが、昨日楽天ブックスでも ガーデニング・フラワー部門、 野菜作り部門同時1位だったようで、
予約販売でAmazon、楽天同時1位は初の快挙です。 
お手元に届きましたら、是非感想をコメントもいただけると嬉しいです。


【明日明後日のオンライン自然菜園セミナーのお知らせ】
1/30(土)16:00~『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第7回
1/31(日)10:00~『自然菜園 根本講座』野菜たちによる土づくりシリーズ②

2/7(日)9:30~『庭からはじめる自然菜園入門』

お庭で自然菜園をはじめるための、失敗しないための特別講座。







御心配おかけしました。鹿の被害ですが、翌日の雨の後、やっと癒合剤のカルスメイトが購入できたので、
早速昨日鹿に樹皮を食害されたリンゴの木にお手当(樹皮の補修の第1弾)を行いました。

早めの樹皮の補修が大切です。雑菌が入り病気になったり、乾燥したりすると癒合が遅くなり、枯れ込み枯れてしまうからです。
幸い、食害されたところは、すでにオレンジ色(植物ホルモンの活性化)で、自然癒合がはじまっていたので、それを促すための樹皮の補修です。

今回の処置は、人に例えば、傷口がカサブタになるように、植物ホルモンが癒合を促進し、傷口が乾いたり雑菌が入らないように軟膏や絆創膏をはるようなものです。


ちなみに、癒合剤の主成分は木工用ボンと同じ酢酸ビニル樹脂です。
今回は、農薬(殺菌剤)を含むトップジンMを避け、カルスメイトにしました。
傷口が小さければ、木工ボンドでもよいのですが、今回は、幼木で、面積が広かったので、より確実に癒着をさせたかったので、癒合剤のカルスメイトを使用しました。

コーキングなど家で修繕する際に購入したヘラがあると塗る時に便利です。










これで、最低限の傷口の腐敗、乾燥、病気を防ぐことができたので、第1弾の処置ができて安心です。






特にひどかった2本目も塗り終えたら、カルスメイトの色とリンゴの樹皮が似ているので、視覚的にかなり安心できる仕上がりです(笑)




他にも大丈夫か?と心配な樹は合計4本ありました。






周囲には、大小の様々な大きさの足跡、フンが生々しく残っており、大群だったのが改めてよくわかります。




近くに合った去年のオクラは特にお気に入りだったようで、リンゴの比ではない食害でした。


ダイコンの蒔き直しに使った黒マルチ(結局ダイコンは育たず、穴の再利用でタマネギを植えました)も鹿の通り道になりボコボコです。






小枝(新芽)が鹿に食べられたところは、カルスメイトではなく、切断したり剪定しました。


剪定直後


剪定後3時間経過したもの

道法styleの道法さんに教わったように剪定すると、その節断面は、植物ホルモンが活性化しオレンジ色に変色。
食害でなく、剪定による傷は、自然と直る小面積なので、カルスメイトは塗らずに自然治癒(癒合)に任せます。


カルスメイトを塗って3時間の半乾きの状態。木工ボンドよりも早く乾いてくれます。
完全に乾いてから、薄い部分は重ね塗りしたり、今後、第二処置する予定です。

とりあえず、緊急処置ができ、侵入経路も補強したので、一安心です。
天気が良いときに、デスクワーク(執筆、ホームページの更新チェックなど)の合間に次の夜襲に備えたいと思っております。

今年の自然菜園スクールは、すべてのコースの座学は、zoom受講でき、サポートもオンライン対応できるようにし、1泊2日の自給自足コースなどは休講させていただき、
その代わり、そのコースで取り扱っていた自然果樹などは「自然果樹入門コース」のように独立しました。

「自然果樹入門コース」では、家庭菜園や庭で始める果樹入門として、道法styleで学んだ植物ホルモンの活性化できる剪定や仕立て方を学ぶことができまます。
また、無農薬果樹に特化し、スーパーストチュウ水の活用、雨よけ、緑肥作物、生物多様性による害虫・病気防除法を一緒に学んでいければと思っております。
素人でもできる果樹の栽培法を一緒に研究・共有できたらなーと思っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝!!Amazon家庭菜園部門2⇒1位に たった一晩で鹿の酷い食害にあう( ノД`)シクシク…

2021-01-28 04:51:25 | 日々の自然菜園

2/8(月)新発売の新刊『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)今、Amazonで予約販売で売られております。昨晩6位だったので、ブログに載せようと今朝再確認に行くと、
家庭菜園部門で2位でした~。皆さんありがとうございます。

1位は何だろうと思ったら、、、なんと『脱サラちゃんは癒されたい。(2)』 (電撃コミックスNEXT) 内容も家庭菜園に関係なく、どうみてもコミック(漫画)部門でした。

昼前に、1位になっていました!ありがとうございます。
新田さん、編集部の方のお蔭です。
※ちなみに、2位は、脱サラちゃんでした。


【近日中のオンライン自然菜園セミナーのお知らせ】
1/30(土)16:00~『オンライン自然菜園Q&Aセミナー』第7回
1/31(日)10:00~『自然菜園 根本講座』野菜たちによる土づくりシリーズ②
2/7(日)9:30~『庭からはじめる自然菜園入門』





長野も温かく、雪ではなく雨がつづき、昨晩小麦、大麦畑の雪も解けたので、


露地ホウレンソウでも採りに行こうかとホウレンソウ畝に行くと、、、






30m全部の露地日本ホウレンソウが、一晩で葉先をすべて食べていました。
混植したタマネギは、踏まれまくりでした。

このホウレンソウは、自家採種用の選抜中のものだったので、かなりショックで、まだ成長点が残ってるものもあったので、とりあえず不織布べた掛け。

雪が解け始めた2日前に観に行ったときには、被害も足跡もなく、あと1日で雪が雨で解けたら収穫しようと思った矢先の出来事でした。

雪の下ニンジンも顔を足した大きくなりすぎたニンジンは無残にも成長点がかじられ、


とりあえず、シカが食べないように、不織布のべた掛けをしました。


よく観ると、イノシシの糞もありました。

一番ショックだったのは、、、




植えて3から4年目になる無農薬リンゴの樹皮がかじられいることでした。

鹿は、春先食べ物がないときなどに、樹皮を食べたりします。
鹿はほとんど脂肪がなく、毎日食べ続けることで、生命を維持しているので、1日食べないだけで死んでしまいます。


例年周囲をピンクのテープを張ることで被害が2年なかったので、私も油断しておりました。

調べて分かったのは、一晩で、どうも5~8匹位の団体(鹿は一夫多妻)の飢えた集団が、侵入したようです。
あまりのショックに、ブログに書けず、昨日侵入強化対策をしはじめて、やっと1日経ってご報告できました。

近所の方に聴いてみると、最近、ものすごい数の鹿が目撃されていたので、雪があったときから芽がつけられており、
侵入できそうな場所を見つけて、一気に入ったようです。

鹿の唾液には特別な成分があるらしく、食べたところは、枯れてしまい、樹皮に至ると、木1本枯れしてしまうこともあるので心配です。

家の裏の畑なので、ここ2日間気になって深夜に見回りをしたり、
最近多忙でご無沙汰だった罠猟を再開しようと、雪でも稼働できる罠を購入しました。(一応、罠の免許も持っております)

江戸時代の農家は、農具に火縄銃が許可されており、田畑に入る獣を隠語で「ぼたん鍋」としてシシ鍋を囲み、
妊婦さんには、シカ肉が重宝され、




ここ長野の御柱祭で有名な諏訪湖の諏訪大社では、鹿喰免(かじきめん)まで発行され、肉食の免罪符であり、文化としてシカやイノシシの肉は冬場の貴重なたんぱく源でした。

今年は何かあると思っておりましたが、まさかの鹿の来襲だとは思いもよりませんでした。
私の地域では年々鹿の駆除が多くなり、去年だけでも200頭以上が駆除されております。

野菜には不織布、リンゴには今資材を取り寄せて樹皮の修繕を行う予定なので、枯れなければいいなーと願っております。
何事も勉強なので、しょげていても被害が拡大し、また栄養を取った鹿は、北上し続け、農作物被害を拡大します。
文献は古いのですが、長野県の野生鳥獣による農林業被害額は、10 億 6 千万円(平成 26 年度)にのぼります。
今はもっと被害が拡大していることでしょう。

やっと罠猟にスイッチが入ったので、当初の目的だった、獣害被害を抑え、お肉の自給自足もボチボチ再開しようかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新刊『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)とオンライン自然菜園セミナー初『庭からはじめる自然菜園入門』2/7(日)9:30~

2021-01-26 08:14:30 | 日々の自然菜園

2/8(月)新発売の新刊『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)すでにAmazonで予約販売で売られており、家庭菜園部門で46位と聞いて観に行くと
100位内に拙著が4冊ランクインされていた。びっくりです。

今回の新刊は、先日のブログのチラ見せでご紹介したように、今までに一番濃厚な1冊になりました。

2部構成で、1部は、健康野菜の栽培です。健康野菜とは、元々薬草やハーブとして古来から珍重されてきた野菜に焦点を当てて、育て方も野菜の出身や特性を活かして健康に育てようという自然菜園ならではのメソッドを紹介しております

今まで紹介できなかったトウガン、ユウガオ、食用ほうずき、芽キャベツ、トウ菜、セロリ、アスパラ、モロヘイヤ、ヘチマ、エゴマ、ニラ、アズキ、ブロッコリー、ヤーコン、キクイモは初めて書籍化されたので、今年の自然菜園スクールのお奨めテキストにしようと思っております。

2部目は、野良仕事12ヵ月の紹介です。
現在も連載中の「田舎暮らしの本」(宝島社)に3年前から2年間連載した際に、毎月出る月刊雑誌なので、毎月の野良仕事のテーマを解説していました。
今回その2年分が1冊になること
で、1か月のテーマを2つずつ12ヵ月ご紹介する濃厚な仕上がりになりました。

野菜を育てる場合、一つ一つの野菜の栽培、お世話も大切ですが、
日本には四季があり、季節の流れがあるので、菜園そのもの全体を1つの流れに乗るような野良仕事が何より肝心です。

そうすることによって、菜園そのものが旬に合ったお世話ができ、環境が調い、年を重ねるごとに野菜が自然に育ちやすくなっていきます。
なかなか菜園全体のお世話(野良仕事)をご紹介できる機会がなかったので、今回はご紹介できて本当によかったです。

ニュースついでに、お知らせとして
オンライン自然菜園セミナー 新講座!『庭からはじめる自然菜園入門』2/7(日)9:30~が受付開始になりました。


庭の菜園化は、まだまだ雑誌に何回かご紹介させていただくことはあっても、書籍化、講座化することはなく、もっぱら自然菜園コンサルティングで、個人的にご指導させていただいた限りです。いずれは書籍化できたら嬉しいです。


友人が紹介していたこの本を今読んでいるところですが、
身近な土に触れて、緑に囲まれて生きていくことが、幸せの源泉になることがよくわかる1冊でおすすめです。
ジブリの宮崎監督のシータの言葉、「人は土からは離れて生きていけない」は含蓄のある言葉だと思います。

実際に、庭を菜園化することで、キューバは都市の有機農業化に成功しましたが、日本ではコンクリートジャングルという点で、ハードルが高そうです。

キューバで一番人気の職業は、農家以外の方(市民)に菜園のノウハウや指導、アドバイスを行う菜園コンサルタントだと聞いてから10年位経ちますが、日本では菜園コンサルタントそのものがほぼないのが現状です。

これからは、必要だと思います。

今まで十数年構築してきた庭を菜園化するメソッドをいつものオンライン講座より1時間多く、講義2回分で行う
新講座!『庭からはじめる自然菜園入門』2/7(日)9:30~をこの度初公開しようと思います。

ブログのコメント欄にも書きましたが、
「庭の菜園化は、見えている部分よりも見えてこない部分をしっかり改良することが大切。
そのため、

Ⅱ.庭で作る小さな循環
菜園プランと連作障害
生ゴミコンポストの活用とネギ
病虫害対策とスーパーストチュウ水

の前提条件として以下の

Ⅰ.庭と畑の違い 庭の菜園化 
野菜が自然に育つ環境とは?
なぜ庭の家庭菜園は失敗するのか
庭と菜園の違いとは?
庭で成功事項と失敗事例
庭を自然菜園にする方法(基本)
土壌分析による土壌改良
庭の土質の改良

を盛り込んだ内容になっております。

通常の菜園とプランター栽培では、この前提条件がすでにクリアーなので、育てやすいとも言えます。
元田んぼで菜園を始める方、庭で菜園を始める方は、1年目は何とかなるが、2~3年目に病虫害、そして連作障害になるケースが後を絶ちません。

連作障害に一度なってしまうと、最低3年、最高10年以上ナス科アブラナ科つまり、育てたい野菜のほとんどが栽培不可能になってしまいます。
そうなる前に、この前提条件をクリアーにして、菜園を楽しんでもらいたいと思い、
今回去年からオンラインセミナーで庭の講座をやってほしいというご要望から生まれました。

無農薬・無化学肥料栽培の家庭菜園、自給菜園がお庭でもできるよう想いを込めての講座です。
土があればどこでも野菜が育てられるように、一緒に学んで、タネを蒔き育てましょう!

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑誌「天然生活」掲載と北陸の自然菜園コンサルティング  『庭からはじめる自然菜園』

2021-01-23 08:48:16 | 日々の自然菜園

【お知らせ】天然生活デビューと新講座『庭からはじめる自然菜園』今週末開催!

本日、のち








先日発売の食やファッション、暮らしの知恵雑誌「天然生活」さんに、
庭やベランダで春から小さくはじめる家庭菜園年間計画を監修させていただきました。

テレワークなどで在宅勤務が増えたり、社会情勢不安の中、菜園を始める方が増えています。
今回は、庭やベランダで始める自然菜園をご紹介させていただきました。

庭などで菜園をやる場合は、注意が必要です。
化学肥料農薬を使って育てるのであれば、それなりに育つのですが、無農薬・無化学肥料栽培で野菜を育てようとすると、意外と育たないケースが後を絶ちません。
というのも、「庭は大きな盆栽鉢」のようなもので、松や低木、球根などは庭の大きさに合わせて育ちますが、
盆栽で、野菜が育つというと、なかなか難しいのが実情です。


もし、お庭で無農薬・無化学肥料栽培で野菜が育つという方は、
もともと農地(畑)だったところに家を建てたケースか、
お父さんやお母さんが以前から園芸を手掛けていたり、数年以上かけて土づくりした庭というケースがほとんどです。

というのも、職業柄、生徒さんやコンサルをしてきたからその点はよく知っているつもりです。
今回は、年間計画がメインテーマだったので、限られたスペースではありますが、最低限の庭での土づくりについてご紹介させていただきました。

土づくりができたら、あとは菜園プランが大切です。
限られたスペースのお庭ですから、病虫害や生育障害がでたら、もう逃げ場がなく、無計画に栽培すると数年後には「連作障害」が出てしまったら、おしまいです。
ウリ科やナス科10年以上、ナス科は3年以上栽培できなくなってしまいがちです。

そうならないように、野菜の相性を考えた少量多品目で、連作障害が出にくい、プランが今回ご紹介させていただいたトマトたちの一例です。

ちょうど来月オンライン自然菜園セミナーで、2/7(日)9:30~12:00
『庭からはじめる自然菜園(基本)』仮称を準備中なので、
実際に庭を畑に切り替えるために、何が必要不可欠なのか、どこがポイントなのか、生ゴミコンポストの設置などいろいろレクチャーしようと思っております。
現在、テキストを作っているので、今週中には、お知らせ(購入できるように)できればと思っております。


2番目に売れている自然菜園の本でもある『1㎡からはじめる自然菜園』(学研)には、トマト以外の事例がたくさん紹介されているので、そちらも参考にしてみてください。


『プランターで寄せ植え野菜』(学研)では、プランターのノウハウを体系的にご紹介しているので、無農薬・無化学肥料でプランター栽培したい方は、お奨めです。







庭といえば先日、北陸の元生徒さんのところに、自然菜園コンサルティングを行いに行ってきました。
去年お話を伺って、これからエクセルギーハウスを建築して、そのお庭を自然菜園にしたいということで、土壌分析を行い現地調査、ヒアリングを行い、去年から土づくりを開始した畑予定地を視察してきました。

港町、久々の冬の晴れ間で清々しく海も空も冴えわたり、感動しました。
去年秋に蒔いたエン麦とクリムソンクローバーも雪の下で越冬しながら、大地を耕し潤してくれていました。安心です。


青といえば、そういえば、去年コンサルさせていただいた石川夫妻の一棟貸古民家nagareのお庭からすぐの畑はどうなったかな~
すごく素敵にリフォームした古民家なので、一棟貸切りなので、是非お勧めです。






帰宅時に、生徒さんのお庭もコンサルさせていただきました。
家から出てすぐのお庭で野菜が育ち、生ごみは土に還していく。理想的です。

コンプライアンスで詳細は言えませんが、庭特有の病虫害でお困りだったことと、とても熱心な方で、オンラインセミナーなどでお話は伺っていたのですあ、実際に現地調査しないと何とも言えない状況だったので、今回道中通り道ということもあり、少しでも改善できればとご指導させていただきました。

自然菜園コンサルティングサービスは、多忙につき今のところ生徒さん限定です。
1年間自然菜園スクールに通ってお互いのことを良く知り、自然菜園をよく理解できたうえで、
土壌分析と現地調査とヒアリングを中心に、土壌改良を行う「自然菜園土壌改良コンサルティング」とその上、
3年間の菜園プランを立てて、菜園プランを一緒に考え、3年後に理想的な菜園に育てていく「自然菜園プランコンサルティング」の2つあり、

今までですと、ゲストハウス「穂高養生園」さん、パン屋さん、老舗の洋食屋「おきな堂」さんなど自家農園のコンサルやセミナー

今はなき東京世田谷のせたがや自然農
さんのグループコンサルなどいろいろさせていただきました。

自分の身近な大地にタネを蒔きたい方を支援するライフワークの自然菜園コンサルティング。これもはじめて15年位になります。

全員の畑に行けないので、自然菜園スクール(現在、2021年募集サイト更新中~)や書籍を書いてきました。


書籍も10冊目ゼロから始める無農薬栽培 自然菜園で育てる健康野菜"『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)
予約販売始まりました。
ブログを書いていてAmazonさんで予約販売しているの気づきました。(笑)

今までご紹介してこなかった野菜たちと12ヵ月の野良仕事のコツも収めたこの本は、今間ので中で一番濃厚な1冊になりました。
是非、読んでみてください~。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オンライン自然菜園セミナー『自家採種入門』と冬仕事

2021-01-17 07:58:35 | 日々の自然菜園


【自然菜園】オクラの自家採種秘話

本日、


昨日は、今年初めてのオンライン自然菜園セミナー『自家採種入門』③最終回でした。

前回、前々回を観たい方は、確かまだ期間限定で録画を観れるはずなのでこちらからお申し込みください。

自家採種は3ステップ。最難関は、ステップ②「交雑を避ける」。ステップ②がクリアーできたら、ステップ③「育種」は、始まっています。

今回の講座では、自家採種していくうえで、各作物別にこの時期、このタイミングで、ここを見極めようといった詳細が必要なのですが、今回は、どんどん育てやすく、美味しくなる自家採種のポイント「選抜」についてザックリ触れてみました。


今執筆中の『自然菜園で育つ健康野菜』(宝島社)2月中下旬発売も無事校了し、2年にわたる「田舎暮らしの本」の連載を3か月で再構成しました。
今までに一番濃厚な自然菜園の1冊になりそうです。


講座が終わると、昼前から降っていた雨も雪に変わっており、今年一番の重い水分の含んだ雪があたり一面雪化粧してくれました。

今年は融けてしまうかなーと思うと、その都度雪が降り、いい感じです。
畑には雪があった方が、翌年豊作なので、嬉しいです。


今もっぱら忙しいのは、なかなか進まないのは、自然菜園スクール2021年サイトです。

去年は、急遽オンライン対応させていただきましたが、今年は、できる限りオンラインサポートを充実させようと思い、サイトからオンラインを申し込みやすくしたり、

直接参加者全員に、オンライン権(オンラインも同時受講できる権利)をつけてお申し込みできるようにしております。

つまり、直接参加者が、急に、今のように緊急事態宣言などで県をまたいだ移動ができなくなったり、体調不良になっても欠席しても、
オンライン講座に変更したり、講座の録画や限定ブログなどによって、サポートするので、安心してお申し込みできる体制を準備しております。無事に参加できても、オンラインサポートは受けることができるので、復習用の動画などが後日見れるので、お得になっております。

また、遠方からの参加者がオンラインで参加できるように、すべての講座の座学はすべてzoomによるオンライン参加できるようになりました。


ただ、開催校によってオンライン対応できるスタッフが0~5人と様々なので、できるかぎりオンライン対応できるようにしているので、その違いを明記するのが難しく四苦八苦しております。

こんな時代だからこそ、安心安全に家庭菜園を行えるサポート体制を作ろうと思っております。

あと冬の仕事で残っているのは、





去年自家採種した2020年のタネの整理です。

写真はサンマルツアーノですが、タネの中にタネ面の悪いもの、充実度が悪いものは、保存する前に、目視と手触りなので、識別して調整しております。
パソコン仕事に疲れたり、手が空いた時にコツコツやっております。

この自然菜園育ちのサンマルツアーノは、つる新種苗さんに卸すものなので、欲しい方は、つる新種苗さんで購入することができます。
※経緯としては、固定種のサンマルツアーノのタネが廃版になってしまうので、生産してほしいとつる新種苗さんに依頼され、選抜しながら、採種生産し続けてきました。もう9~10年位安曇野時代から採種している育てやすく、豊作の系統です。

うちのスクールの生徒さんには数あるトマトの中で一番人気の品種で、無農薬・不耕起栽培でもよく育ち、たくさん実るので、トマトソースやケチャップを生徒さんは作っております。

サンマルツアーノのソースは美味しいことから、今や固定種のサンマルツアーノは故郷のイタリアでは珍しくほとんどF1品種になってしまったほどです。

うちからは、つる新種苗さんに、様々な野菜のタネを出荷しておりますので、欲しい方は、つる新種苗さんからご購入いただけます。

今後の予定は、
オンライン自然菜園セミナー2021

■「庭ではじめる自然菜園(基本)」仮称
2/7(日)9:30~12:00 予定 詳細をお待ち下さい!

■自然菜園根本講座

1/31(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ②
『連作障害のリセットの仕方 ~もし連作障害がでてしまったら、その前にできること』
Ⅰ.「連作障害のリセット法」
1.連作障害(病虫害)の対処法
2.冬からはじめる連作障害リセット
3.夏からはじめる連作障害リセット

Ⅱ.「土壌分析を活かす」
1.土壌分析って何? 土壌分析のやり方
 ①土壌分析とは
 ②土壌分析からわかること
  ・pH
  ・EC
  ・CEC
  ・塩基飽和度
  ・塩基バランス
 ③土壌分析の仕方
2.土壌分析から学ぶ 化学的補正(適正値)
 ①pH
 ②EC
 ③CEC
 ④塩基飽和度
 ⑤塩基バランス
3.土壌分析を活かした土壌改良の基本例
 ①pHと塩基飽和度(緩衝能)
 ②ECと生物多様性
 ③CECの補正資材
 ④塩基バランスと補強資材

2/14(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ③
『土づくりから育土へ ~自然農法の土づくり』
Ⅰ.「土づくりから育土へ」
1.土づくりと育土の違いとは?
 ①リセット型
 ②リセットしずらい有機農業
 ③土づくりから育てる土(つくる環境)へ
2.土づくりの3つの失敗例から学ぶ
3.失敗しやすい土づくりの4大特徴
Ⅱ.「緑肥作物を活かす」
1.いい土とは  3つの特徴
2.堆肥と緑肥の違いとは?
3.緑肥作物による土壌改良法例
 ①化学肥料栽培からの改善
 ②非農地からの改善
 ③元田んぼからの改善

2/21(日)10:00~12:00野菜たちによる土づくりシリーズ④
『無農薬・家庭菜園の共通法則 ~やっていいこと わるいこと』
Ⅰ.「家庭菜園のタブー(禁忌)を避ける」
1.家庭菜園のタブー(禁忌)を知る
2.家庭菜園のタブー(禁忌)の組み合わせを知る
 ①相性の悪い組み合わせ(混植・間作)
 ②相性の悪い前後作(輪作)
 ③野菜と相性の悪いハーブ類など
Ⅱ.「無農薬栽培を可能する」
1.野菜の生育が悪くなること3つを避ける
2.生物多様性で病害虫を忌避する
3.自家採種でどんどん良く育つようになる秘密とは?
 
2/28(日)10:00~12:00 野菜たちによる土づくりシリーズ⑤
『コンパニオンプランツを活用する ~少量多品目栽培の要』
Ⅰ.「コンパニオンプランツ(共栄植物)」
1.コンパニオンプランツとは?
 ①科による簡易分類
 ②その例外
 ③コンパニオンプランツの注意点
2.混植・間作・輪作での活用事例
 ①混植事例
 ②間作事例
 ③輪作事例
Ⅱ.「コンパニオンプランツの極意」
1.相性がより良くなる3つのコツとは?
2.3D理論
3.事例解説
 ①混植事例
 ②間作事例
 ③輪作事例

3/6(土)16:00~18:00 野菜たちによる土づくりシリーズ⑥
『自然菜園の菜園プランの極意 ~持続可能な菜園』
Ⅰ.「自然菜園の菜園プラン」持続可能なお手軽菜園プラン
1.連作(畝)を作ろう!
 ①連作できる野菜
 ②連作できるようにする野菜
 ③連作を避ける野菜
2.夏畝と冬畝を交互に育てよう!
 ①夏畝とは
 ②冬畝とは
 ③夏畝と冬畝の交互栽培
3.どんどんよくなる菜園プランが持続可能な理由とは?
 ①連作畝でどんどん良くなる理由
 ②夏畝でどんどん良くなる理由
 ③冬畝でどんどん良くなる理由
Ⅱ.「持続可能な家庭菜園」とは?
1.3つの柱
2.1年目の畝立ての仕方と不耕起(2~3年目)の壁
3.自然耕の応用
 ①2~3年に一度のテコ入れメンテナンス
 ②ネズミ・モグラ被害でリセットするとき(秋と春)
 ③野菜の生育が悪く、テコ入れしたいとき

■自然菜園Q&Aセミナー 
1/30(土)16:00~17:30 第7回ミニ講座「自然観察((野菜からのメッセージ)」
2/14(日)16:00~17:30 第7回ミニ講座「畝(うね)を立てる理由とは?」
3月 日程調整中 「畝(うね)の立て方のポイント」


■自然菜園スクール町田校:3/27,28 5/1,2 7/17,18 9/18,19 11/27,28
全5回 
1日目土曜日
9:30〜オンライン座学(録画を当日すぐに配信)
2日目日曜日東京にて実技(午前または午後どちらか選択)
--------------------------------------------
お申し込みは、自然菜園LifeStyle

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬は執筆活動~ 連載と執筆中の新刊のチラ見せ

2021-01-13 04:57:59 | 日々の自然菜園

【自然菜園】ひさびさこの野菜なんでしょう!?これは普段見ない野菜!

3日後のオンライン自然菜園セミナー『オンライン自家採種入門セミナー』第3回 1/16(土)13:30~
第3回テーマ「育てやすくする」
・自家採種の3ステップ「育種」とは?
・どんどん育てやすくなる自家採種法とは? (育種の仕方)
・よりより種を残し方は?採り方は?(野菜の選抜基準、無肥料栽培)
・自家採種を続けていくには? (原種の管理、発芽率、種苗交換)
第1~2回目の録画動画はこちらから限定配信中です。

本日、の予報。最高気温が6℃という、温かい日になりそうです。








現在、3誌の雑誌の連載をさせていただいております。
今日ご紹介する「田舎暮らしの本」もその一つ。毎月出る月刊誌で、田舎暮らしをしようとする方のバイブル的な雑誌。
この雑誌に連載が決まり6年間毎月新田穂高さんの取材で6毎月ページ連載させていただきました。

※現在は、4ページの栽培と2ページの妻の裕子さんの自然菜園レシピのページ連載させていただいております。


その結果、今までに連載がまとまって2冊の本が出版されております。

今日久々に調べてみると『自給自足の自然菜園12カ月 』(宝島社)は2016年発売で、アマゾンで家庭菜園部門、庭園・庭づくり部門の 売れ筋ランキングでいずれも4位という高評価。正直嬉しいです。快挙です。

この本では、当初4ページだった連載が、連載中に2ページ増えて、待望の田んぼ(稲作)ページをはじめて連載して、それが書籍化した自然菜園シリーズ唯一の自然稲作の書籍でもあるからです。

5年前の本なのに4位とはびっくりです。

『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)は、2018年で、-家庭菜園-522位
庭園・庭づくり- 549位、普通こんな感じです、、、。

とことん解説とあるように、この本は、読んでみるとわかると思いますが、とことん解説したスクールの本版になっております。
自然菜園シリーズで、一番売れている『これならできる自然菜園』(農文協)でわかりにくかった(生徒さんからよく質問のある部分)をわかりやすく野菜ぞれぞれの解説を掘り下げました。

アマゾンの書評に「図解でわかりやすく説明があり、初心者の私でも始められそうです。早速、畑を借りて生えている雑草の種類から、何をすべきかを本を片手に調べて土づくりをしました。今、日本人にとって必要な自給のスキル。」と有難いコメントがありました。

今のところ、アマゾンで読んだ方から書評100%4つ星(満点)をいただいているので、順位は低くても嬉しいものです。






今年は、『とことん解説!タネから始める 無農薬「自然菜園」で育てる人気野菜』(洋泉社)の続編でトマト、ナス、ピーマンなど主要野菜はすでにご紹介済みなので、その後連載された「健康野菜」を執筆中です。

ライター&カメラマンの新田穂高さんと二人三脚の新著です。
それにイラストレターさん、編集者のみなさま、出版社さま、たくさんの方のお蔭で書籍化できていきます。

健康野菜では、野菜を健康に育てるコツ、元々漢方や栄養素の詰まった滋養の高い野菜に注目しているので、
今回は今までに自分自身では育て、自然菜園スクールでは一部教えているが、書籍化されてこなかった野菜がたくさん載っております。

オクラ、ゴマ、トウガン、ユウガオ、食用ほうずき、芽キャベツ、トウ菜、セロリ、アスパラ、モロヘイヤ、ヘチマ、エゴマ、ニラ、アズキ、ブロッコリー、ヤーコン、キクイモは初めてご紹介するかと思います。

その上、自然菜園では、野菜を単独で育てるお世話だけではなく、農園(菜園)全体をお世話する野良仕事がとても重要です。
自然菜園スクールでは、毎月スクールの冒頭で、季節の流れに乗る野良仕事を紹介しております。

今回は、毎月の季節の野良仕事 12カ月野良仕事カレンダーもついているので、
これから菜園を始める方は、1年の流れを知るのに持ってこいですし、
はじめて数年の方には、改めて菜園の忙しい時期にできないことをそうでない時期(冬季)に準備しておくとよいと思います。

今は新著『自然菜園で育てる健康野菜』(宝島社)編集終盤で、再校の確認、念校に入ってきました。
今週で私の手を離れ2月上中旬には出版予定です。

先週、最終的な表紙カバーデザインも決まりました。今までで一番濃厚な1冊になりました。

昨日届いた最後の再校を念校しております。ここ数カ月、新刊と一緒に他の雑誌連載&投稿を続けているので、目がしばしばします
あともう少しで、皆様のお手元に届くかと思うと、最後まで集中力を注ぎよりわかりやすい本に仕上げていきたいと思います。

※ちなみに、今回掲載した写真は、まだ出版される前のものですので、校正によって出版までに変更しますので、完成版ではありません。
今しばらくお待ちくださいね。

同時に、自然菜園スクール2021年サイトの更新をしております。もう少しかかりますが、こちらもお楽しみに~。
※今年も自然菜園スクールでは、コロナ対策として、直接参加の方にはもれなくオンライン受講もできる安全対策を強化しております。

そしてこれからもよろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道法style 自然栽培セミナー【安曇野】を学びに行く

2021-01-10 04:35:33 | 日々の自然菜園


【自然菜園】ひさびさこの野菜なんでしょう!?これは普段見ない野菜!

本日、 最高予想気温0.5℃の1℃行かない本格的な寒さの今日この頃。






先日、安曇野で行われた道法style自然栽培セミナーに行ってきました。

今ブレイク中の道法正徳さんは、私の師匠の一人。

25年前までど素人だった私が、無農薬・無化学肥料栽培を人さまに教えるまでに進化できたのも師匠との出会いです。
人生は、どれだけ素晴らしい出会いがあるかだと思います。

家庭菜園でもできる無農薬・無化学肥料栽培の果樹づくりを知りたくて師匠を求めていたら、道法さんを知り、
道法さんに会いに行くと、道法さんは植物自身を元気にする「植物ホルモン」の働きを活かす栽培と剪定を教えてくれました。

これは、果樹だけでなく、野菜やお米など植物全部に当てはまるものでした。
今まで感覚でなんとなくわかっていたことが、とてもスッキリ見えるようになり、しかも説明できるようになったので、今は植物ホルモンを活かした
家庭菜園のための果樹、野菜の栽培の研究がとても面白いです。




今回は、安曇野時代に大変お世話になったおぐらやま農場さんの松村 暁生さんの果樹園を学びに行ってきました。

写真は、参加者に配られたおぐらやま農場さんのリンゴ「はるか」です。美味しかったです。

落葉果樹のリンゴは、自然栽培が難しく、おぐらやま農場さんでも試行錯誤の連続で、ご苦労されたのを知っております。
道法styleを4年半前から一緒に学び、まだリンゴでの技術は確立していないので、工夫してやっと実を結んだ松村さんの努力と工夫の賜物です。






おぐらやま農場さんのサクランボ、ナシ、リンゴを実際に、目の前にして、道法styleの剪定を基本から応用まで実際に学びました。

当日は、最高気温が-3~5℃位だったので、ものすごく寒い中、参加者全員食い入るように学びました。






ブルーベリーの剪定講習もありました。

ブルーベリーを育てている方からすると、びっくり仰天の姿だと思います。

育てたことがない方からすると、道法さんの説明は、わかりやすく、樹形を気にせず、ブルーベリーが元気になる剪定を学ぶことができたと思います。

道法さんから教わったことを実際に参加者各々実際に剪定して実習する時間もあったので、観てすぐに実際にやってみることが良い経験になりました。

果樹の農家さんからすれば、私はまだまだ素人の域が出ない状態ですが、
だからこそ、伝えられることがありそうな気がしますので、家庭菜園の延長でできる家庭果樹の入門講習会をボチボチ自然菜園スクールでも始めてみようかと思っております。

完全無農薬で育てる果樹栽培の入門コースです。
ご一緒にご自宅でも育つ果樹を学びたい方がいたら、2021年の自然菜園スクールにご参加ください。

2021年の自然菜園スクールのホームページは今更新中ですので、今しばらくお待ちください。
1月中旬を目標に現在、オンライン参加もできるバージョンアップ中です。

現在募集中の1~2月のオンライン自然菜園セミナーはこちら

毎月開催中!
■自然菜園根本講座 1/31(日)10:00~12:00
■自然菜園Q&Aセミナー 1/30(土)16:00~17:30

新規開催予定!
■「庭ではじめる自然菜園(基本)」仮称
2/7(日)9:30~12:00 詳細をお待ち下さい!

ついに最終回!バックナンバーも動画で販売中。
■自家採種入門セミナー
1/16(土)13:30

<速報>自然菜園スクール町田校2021年日程決定!
■町田校:3/27,28 5/1,2 7/17,18 9/18,19 11/27,28
全5回

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪に覆われた畑、春の七草をハウスで探す

2021-01-07 11:19:18 | 日々の自然菜園

【おすすめの書籍】ご紹介!「農家が教える タネ採り・タネ交換の本 」


久々のブログの更新です。
今年のお正月は、久々に家族水入らずに、近所の神社に行ったり、新刊の原稿を校正したり、まったり過ごすことができました。

お正月のお年玉プレゼント企画には、3日間で150名を超える応募がありました。
現在応募は終了させていただきました。

ご応募ありがとうございました。せっかくこんなに応募していただけたので、応募者全員にビメオでの有料動画コンテンツをプレゼントさせていただきましたので、
ご応募された方は、メールをご確認ください。期間内無料で視聴することができます。

厳選な抽選が無事終わり、これからサインつきの「自然菜園ハンドブック」を発送します。お楽しみに~










今日は七草がゆの日ですが、雪の下に生えている七草は収穫できず、お米の苗代ハウスに植えてすくすく育った越冬野菜たちをおかゆにしていただこうと思っております。

苗代ハウスは、土づくりの一貫として去年から野菜を育てています。
野菜を育てることで、養分が減るというネガティブな考えではなく、
生きた根が張ることで、根圏微生物が越冬でき、有機物の分解が進み、畑化することで、稲の苗を育てている間草が生えにくくなるのもポイントです。


自然菜園では、土は野菜と草で育ててもらっています。






育苗ハウス内にもホウレンソウと葉タマネギが冬でもたくさん採れるので、これもいただきます。

冬の長野は、5月から咲く菜の花まで新鮮な野菜はおあずけなので、ハウスでの栽培が貴重な新鮮野菜になります。

ホウレンソウとネギによって土が耕され、有機物の分解が進み、春までには、踏み込み温床の土が、育苗土になっていきます。


水菜、壬生菜、ホウレンソウ、葉タマネギ、善光寺冬菜、昼休みに収穫。

今夜はいっぱい葉物を入れた雑炊になりそうです。





ハウス内では、ブドウも育てていて、そろそろ剪定をしようと思っております。

一部ブドウを収穫しないで置いておくと、自然に乾燥して自家製干しブドウができます。

自然に育てていると腐敗せずに、干しブドウができて嬉しいです。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明けましてお芽出とうございます。本年もよろしくお願いいたします。

2021-01-01 19:15:17 | 日々の自然菜園

【自然菜園】新年あけましておめでとうございます!プレゼント企画!

自然菜園Lifestyleチャンネルもお蔭様で7,400人ご登録いただきました。
ありがとうございましす。

明けましてお芽出とうございます。本年もよろしくお願いいたします。





朝起きて、真っ白な大地。
今年初の除雪機を出動させ、家の周りの除雪をしたのが初仕事になりました。




今年はコロナで、実家に帰ることもなく、家族だけの静かなお正月。
いいものです。地元の小さな神社に、家族で初詣。そして朝風呂。

そして、ブランチに自分たちで育てたものを中心に、家族でついた餅を焼いて雑煮、おせち料理。
とにかく静かでいいです。


昼間は太陽が出てくれたので、道路の雪は全て溶け、雪かきをしたので、道路も乾いてくれました。




ハウスの温床跡地のホウレンソウは、タマネギと一緒に元気に育っていたので、昼間の太陽をたっぷり浴びて嬉しそう。

身体がなまるので、一年の計を立てたあと、薪ストーブの薪をコンテナ15ケース分運ぶ。

そして息子と遊び、夕方になってから今日初のPCを立ち上げ、メールチェック。
すべてがゆっくりのんびりして、いい三が日のスタートです。

今年は、「失速して、全力でやりたいことをやって、味わい休息する。」と決めました。
昨日、雪が降る前に、作った育苗土25袋をハウスに入れておいてお蔭で、今日はゆっくりできました。

1/6〆切の今年の新著『自然菜園 健康野菜(仮題)」もしっかり休みながら、校正をしようと思っております。
コロナは大変ですが、新たな生き方、過ごし方を見直すいいチャンスになりそうです。
「身体を鍛えて、野菜を育てて、しっかり働いて、良く寝る。」

明日は何をしようかなーと思っております。
本年も「自然菜園」よろしくお願いいたします。皆様のご健康と実り多い年になりますように、お祈り申し上げます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする