無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

稲刈りをみんなで行いました。

2014-09-26 21:32:28 | 日々の自然菜園
本日、

久々のブログの投稿です。
近頃、何かと忙しくブログの更新ができず、楽しみにしていてくださっている方がおれば申し訳ございません。




新しい自然菜園には田んぼがついています。
正確に言うと、元々1反(300坪)の田んぼの半分を自然菜園にし、食べる分の稲が育てるスペースを無農薬の田んぼとして残しました。

お米は、販売するなら量と価格が一番大切ですが、
自給用のお米は、一年間に食べていける量があれば、あとは保存性と食味が一番大切です。

そのためお米の刈り時がとても大切で、刈るのが速くても遅くても良くないので、最適なタイミングを逃さないことが大切です。




今回の稲刈りは、今連載中の雑誌「田舎暮らしの本」(宝島社)の取材と重なりましたので、
小さな田んぼに多くの友人たちが集ってくれ、一緒にワイワイ稲刈りをしました。






食味を重視するなら、やっぱり天日干しハザがけ米に限ります。


大人が乗っても折れない位の強度が大切です。






お茶の時間に畑の大豆や田んぼの畦豆を刈り取り、しっかりした処理してからエダマメを茹でていただきました。

エダマメは、食べ時、下処理、調理の3拍子揃うと絶品です。

今回は、「こうじいらず大豆」と「丹波系黒豆」の枝豆に舌鼓を打ちました。


うちの田んぼでは、自然生えと不耕起区と耕した田んぼの3つのコシヒカリが育っています。

今回は、耕した区画の稲刈りでした。

無事に4畝の稲刈り、ハザかけが出来、一安心です。
野菜もいいですが、主食のお米や麦などの穀類を育てると一塩です。

今年も無事稲刈りができたこと、手伝ってくれた友人に感謝です。
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新発売「自然農法で楽しむ はじめての野菜づくり」

2014-09-09 06:54:52 | 日々の自然菜園
本日、


先日、「自然農法で楽しむ はじめての野菜づくり」(学研)が新発売されました。

前回も取材協力した経緯で、今回もこの本作りにかかわらせていただきました。


とても難しい依頼でした。

私の師匠たちと一緒に同じご質問に答えなければいけない依頼だったからです。

ご存じかと思いますが、私は二十歳の頃より、多くの自然農法家、自然農実践者、有機農業農家さんたちに多くのことを教わり現在に至ります。

それらの英知の集大成が自然菜園です。

4人の匠としてご紹介されていますが、私的には、家庭菜園の先生として、日頃家庭菜園でお話している感じで、お答えさせていただきました。


本の中では、うちの菜園教室の一つ「Azumino自給農スクール」の体験ルポも紹介されています。

この本の編集者さんたちが実際に、1日菜園教室に参加したレポートになっております。

本ではなかなか伝えることができない栽培のコツや体験を通して学んでいってもらいたいと思って行っております。




人気野菜16種類の育て方も、諸先生方と一緒に紹介されており、色々なやり方があり、私自身とても勉強になりました。

その他にも無肥料栽培やパーマカルチャーについても紹介されており、雑誌感覚でさまざまな自然農法学ぶことができる豪華な1冊になっております。

コメント (14)
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~畑から食卓へ~持続可能な自然菜園入門講座(秋)

2014-09-07 07:02:06 | 出張菜園教室
本日、ときどきの予報。


昨日から2日間穂高養生園主催の~畑から食卓へ~持続可能な自然菜園入門講座を行っております。




この講座では、持続可能な自然菜園の入門です。

自然菜園=自然に野菜が育つ菜園では、自然観察がとても大切です。

野菜はとても素直で、雄弁に語ってくれます。
里芋の葉を見れば、里芋の生育がある程度予想できます。

自然に育った里芋は葉の葉脈が線対象にきれいに展開しています。
葉脈は、根の張り方を語ってくれます。 根がきれいに張っている証です。

今年も田んぼの脇で、すくすく育ってくれたようです。




ナスの株間にはラッカセイが混植されています。

ラッカセイの気持ちになって潜って観察するとラッカセイの花が落ちて新しい根が土に潜ぐり、実が生まれようとしていました。
文字通り「落花生」の様子が伺えます。








三時のお茶は初秋の名残のキュウリと、養生園で収穫したライ麦で作ったスコーンです。

お茶を楽しみながら、質疑応答です。




サツマイモ畑では、ツルがえしをしながらのこぎり鎌で草刈りを体験、


ツルありインゲンの収穫を体験しました。




無農薬栽培は種まきがとても大切です。

適当に蒔いてから、しっかり育てようとしてもなかなかうまく育たないものです。

自然に育つように、野菜の気持ちになって丁寧に種まきする方法を体験学習します。


夕食は、畑で採れた野菜がたくさん入ったマクロビビビンバ丼でした。

とても美味しかったです。

この講座では、育てた野菜を収穫し、調理して食べるところまで体験していただきます。

次回最終回は、11月8日(土)~9日(日)です。
まだ単発参加お申込みが若干ございます。

次回は、収穫した幻のもち米で餅つきやおやき作り?を楽しみます。

春夏秋冬の旬の栽培と食事は楽しいですよ。
コメント (2)
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