本日、。
昨日は、自然育苗タネ採りコースでした。
はじめてのタマネギの苗づくりニューバージョンの紹介や、秋ジャガの苗づくりなど秋の自然育苗と、
トマト、スイカ、ニンジン、レタスなどのタネ採りを行いました。
今年から秋野菜の苗づくり、本格的な自家採種の菜園教室なので、まだ手探り段階です。
自分で10年以上やってきたこととはいえ、教える=伝えることは難しいものです。
自家採種と自然育苗がより手軽に、より自然に、より愉しくできれば、家庭菜園はもっと楽しくなると思います。
自家採種も育苗も最低限のルールを知ること、基本技術の習得、経験しながら学んでいくことなどハードルが高く、失敗も多いのですが、
ほんの10年前まで無農薬の家庭菜園は、難しく不可能とされてました。
今では、無農薬栽培は誰でもでき、失敗も多いですが、失敗を通じて楽しむ場になってきております。
前回、このコースで育てたハクサイ、ブロッコリーの苗を植えたので、ご紹介したいと思います。
台風9号が来るまでは暑く菜園の土は乾燥しきっており、なかなか定植できませんでした。
台風前後の雨に合わせて定植しました。
どんなに良い苗が育っても、定植で失敗しがちです。
なぜなら、ハクサイは、まだ残暑きびしい中に植えて、食べざかりのコオロギやナメクジの食害を受けやすく、育つよりもダメージの方が大きくなりがちだからです。
そこで、自然菜園では、ハクサイが育ちやすい場所に植えることで、定植後のハクサイが良く育つようにします。
写真のハクサイ苗を観てください。
ナスの株間の空いた場所に、草マルチをちょっとよけ、植えようとしております。
そうなんです、ナスが良く育った場所はそのままハクサイを植えるのに最適な環境になっております。
ナスが良く育ったということは、
①土も肥沃で、
②ナスを育てながら草マルチを重ねてきたので天敵も多く住んでおり、
③ナスの株間などは、ハクサイはナスが木陰になり半日日陰になっているので、暑すぎませんので良く育ちます。
④ハクサイはナスの株間などで物陰なので、モンシロチョウなどからも見つかりにくくなります。
しかももう一つ裏技を重ねます。
ナスのコンパニオンプランツとしてエダマメを植えてあった場所にハクサイを植えます。
エダマメは収穫する際に、根を残して切り取り収穫。
切り株はそのままにしてあります。
エダマメは、根に根粒菌などの微生物を寄生させ、チッソを固定したり土づくりをしながら育つ野菜です。
そこで、エダマメによって耕され、チッソなどを固定され、草マルチしていたので団粒構造が発達したこの場所に、
丁寧に午後定植します。
定植後はこんな感じです。
まだ収穫していない極早生のエダマメもありますが、
ナスが、エダマメ、ラッカセイと共存する空間に、さりげなくハクサイがまるで発芽してきたかのように植えられえました。
この自然菜園今年はじめた1年生で、元々畑ではなく、元田んぼという野菜が育ちにくい場所ですが、
今までナス、エダマメ、ラッカセイを育て、土を育成してきました。
もし、ハクサイが自然菜園1年目から今後も良く育ったとしたら、これはすごいことだと思います。
今後が楽しみです。
こちらは、同様にトマトの株間にブロッコリーを植えました。
もちろん、エダマメ跡地に丁寧に定植し、
株元の草や、エダマメの枝葉も草マルチに活用し、
最後に、トマトと一緒に植わっていたバジルをちぎって草マルチに加えました。
バジルの香りで、一時でもブロッコリーの虫よけなればと思ってやっております。
つまり、今回のハクサイ、バジルの定植は、元々予定していて、その予定場所にあらかじめエダマメを播いておき、同時にトマト、ナスたちにとってもコンパニオンプランツとして共存させておいたという感じです。
ブロッコリーの代わりに、キャベツでも同様です。
このやり方であれば、残暑厳しい中、無農薬で難しいとされるキャベツ、ブロッコリー、ハクサイが無難に育ちますよ。
自然菜園1年目でも、ハクサイ、ブロッコリーが育ちますように。
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
次回は、9/7(水)です。
昨日は、自然育苗タネ採りコースでした。
はじめてのタマネギの苗づくりニューバージョンの紹介や、秋ジャガの苗づくりなど秋の自然育苗と、
トマト、スイカ、ニンジン、レタスなどのタネ採りを行いました。
今年から秋野菜の苗づくり、本格的な自家採種の菜園教室なので、まだ手探り段階です。
自分で10年以上やってきたこととはいえ、教える=伝えることは難しいものです。
自家採種と自然育苗がより手軽に、より自然に、より愉しくできれば、家庭菜園はもっと楽しくなると思います。
自家採種も育苗も最低限のルールを知ること、基本技術の習得、経験しながら学んでいくことなどハードルが高く、失敗も多いのですが、
ほんの10年前まで無農薬の家庭菜園は、難しく不可能とされてました。
今では、無農薬栽培は誰でもでき、失敗も多いですが、失敗を通じて楽しむ場になってきております。
前回、このコースで育てたハクサイ、ブロッコリーの苗を植えたので、ご紹介したいと思います。
台風9号が来るまでは暑く菜園の土は乾燥しきっており、なかなか定植できませんでした。
台風前後の雨に合わせて定植しました。
どんなに良い苗が育っても、定植で失敗しがちです。
なぜなら、ハクサイは、まだ残暑きびしい中に植えて、食べざかりのコオロギやナメクジの食害を受けやすく、育つよりもダメージの方が大きくなりがちだからです。
そこで、自然菜園では、ハクサイが育ちやすい場所に植えることで、定植後のハクサイが良く育つようにします。
写真のハクサイ苗を観てください。
ナスの株間の空いた場所に、草マルチをちょっとよけ、植えようとしております。
そうなんです、ナスが良く育った場所はそのままハクサイを植えるのに最適な環境になっております。
ナスが良く育ったということは、
①土も肥沃で、
②ナスを育てながら草マルチを重ねてきたので天敵も多く住んでおり、
③ナスの株間などは、ハクサイはナスが木陰になり半日日陰になっているので、暑すぎませんので良く育ちます。
④ハクサイはナスの株間などで物陰なので、モンシロチョウなどからも見つかりにくくなります。
しかももう一つ裏技を重ねます。
ナスのコンパニオンプランツとしてエダマメを植えてあった場所にハクサイを植えます。
エダマメは収穫する際に、根を残して切り取り収穫。
切り株はそのままにしてあります。
エダマメは、根に根粒菌などの微生物を寄生させ、チッソを固定したり土づくりをしながら育つ野菜です。
そこで、エダマメによって耕され、チッソなどを固定され、草マルチしていたので団粒構造が発達したこの場所に、
丁寧に午後定植します。
定植後はこんな感じです。
まだ収穫していない極早生のエダマメもありますが、
ナスが、エダマメ、ラッカセイと共存する空間に、さりげなくハクサイがまるで発芽してきたかのように植えられえました。
この自然菜園今年はじめた1年生で、元々畑ではなく、元田んぼという野菜が育ちにくい場所ですが、
今までナス、エダマメ、ラッカセイを育て、土を育成してきました。
もし、ハクサイが自然菜園1年目から今後も良く育ったとしたら、これはすごいことだと思います。
今後が楽しみです。
こちらは、同様にトマトの株間にブロッコリーを植えました。
もちろん、エダマメ跡地に丁寧に定植し、
株元の草や、エダマメの枝葉も草マルチに活用し、
最後に、トマトと一緒に植わっていたバジルをちぎって草マルチに加えました。
バジルの香りで、一時でもブロッコリーの虫よけなればと思ってやっております。
つまり、今回のハクサイ、バジルの定植は、元々予定していて、その予定場所にあらかじめエダマメを播いておき、同時にトマト、ナスたちにとってもコンパニオンプランツとして共存させておいたという感じです。
ブロッコリーの代わりに、キャベツでも同様です。
このやり方であれば、残暑厳しい中、無農薬で難しいとされるキャベツ、ブロッコリー、ハクサイが無難に育ちますよ。
自然菜園1年目でも、ハクサイ、ブロッコリーが育ちますように。
2016年内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
次回は、9/7(水)です。