無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園スクール【安曇野校】『自然菜園ベーシック&マスターコース』忘年会

2021-12-31 11:35:48 | 自然菜園スクール

【〆切12/31(金)まじか】自然菜園スクール町田校先行早割がお得なお申し込みです!

申し込みフォーム 自然菜園スクール町田校『自然菜園入門コース』

 

オンライン自然菜園セミナー 新春ステップアップ講座第1弾のご案内

2022/1/8(土)13:30~15:30

去年好評だった庭で始める自然菜園〈理論編〉をより実践的にはじめられるように、マニュアル化<実践編〉した講座です。
具体的に、どんな資材をどのように使い、庭の欠点を克服し、菜園化させるか具体的やっていこうと思います。
お庭をお持ちの方が、すぐに庭で野菜づくりが始められるようになっている講座です。
【セミナー内容】
1.庭はなぜ、野菜が育ちにくいのか?育てやすくする秘訣とは?
2.庭を自然菜園にする3ステップと便利アイテムとは?
3.庭先自然菜園を継続する3つのコツ

 

お蔭様で、自然菜園スクール2022年の募集も始まりまりました!!8つコースで自分らしい自然菜園を学びましょう!

オンライン受講&現地受講が7つのコースからお選びいただけます。

今日のブログでは、12月最終回の安曇野校の様子をご紹介させていただきます。

12月最後の自然菜園スクール安曇野校では、自然菜園ベーシックコースとマスターコース合同で、年末の反省会と忘年会を行いました。

完熟たい肥の造り方を11月から合同で学び、今回は2回目の切り返しを実際に行い、発酵ムラの直し方、水など補い方を実践で学びます。

ダイコン、ネギの自家採種の植えなおしの仕方、ネズミ対策を実際に見学してもらいました。

安曇野校では、できる限り自家採種した固定種のタネで、育苗したもので自然菜園を実際に体験できるコースです。

 

ベーシックコースは、月1回開催され、すべての野菜の育て方の基本を学びます。

マスターコースは、さらに基本野菜の育て方に加えて、菜園プランの立て方、応用野菜の育て方、農園の維持の仕方、など自然菜園で自給しようとするときに必要なことを体験学習できます。

コロナ対策ではじまったオンライン化は、ネット環境がないので、

2年間の試行錯誤の結果、講座のアーカイブ配信(録画動画の配信)もボランティアスタッフさんのご協力のもと、安定してきました。

★現地受講生からは、アーカイブ配信で学べて、欠席や復習のフォローに役立っているようです。

★オンライン受講生からは、なかなか通えない安曇野校の講座をアーカイブ配信で、最新の自然菜園をほぼリアルタイムで自分の好きな時間に学べると好評です。

最終日は、安曇野地球宿さんで1泊2日型なので、2日目の忘年会でみんなで搗くお餅の仕込みを学びます。

安曇野校は、自給自足できるノウハウや移住ノウハウも伝える場になっているので、最終回は、菜園だけでなく、自分たちで育てたものをいいただく忘年会になっております。

マスターコースとの合同の際は、菜園ランチが付くので、今回は、今年の菜園ランチをみんなでいただき、

1年間受講しあった仲間なので、話が盛り上がりました。

午後は、自分たちで育てた在来蕎麦粉でソバ打ちも毎年12月恒例の安曇野校の行事です。

みんなで石臼挽きを体験して、玄蕎麦をそば粉に挽きます。

蕎麦打ちは難しくても、岩手名物「そばかっけ」づくりを体験して夕食にみんなでいただきます。

外では、野沢菜洗いをして、みんなで切り漬けを作りました。

夕食は、蕎麦三昧。継続生は、これが楽しみのようです。

以前安曇野校では、稲作コースもあった名残で、地元の合鴨農法で育った合鴨と霜で甘くなった松本一本ネギ、鴨葱蕎麦三昧です。

地元の名店「ひはら食堂」さんのご協力で、自分たちで育てた蕎麦で最高のソバをいただけます。

ひはら食堂さんは、夫婦二人で営んでいる小さなお店ですが、毎日打つ分だけ石臼でソバを挽き、蕎麦の旨味(ぬめり)を失うことなく打つてる名人だと思います。私が一番大好きな日本一の蕎麦屋さんです。

※土日は、地元の宴会(貸し切り)があると一般のお客さんはとらないので、お電話で確認してからお店に行かれることをお勧めします。

 

2日目

前日吸水させたお餅のお米をどのように蒸すと美味しいお餅になるのかプチ講座。

火のつけ方講座

お餅つきまでの間、

大豆を炒って、打ち豆にして、石臼で挽いて、お餅と一緒に食べる「きな粉」づくり

元卒業生をしめ縄づくりの先生にお迎えしてのしめ縄づくり。大人も子供たちもはしゃいで作っています。

いよいよ餅つき。みんなで変わりばんこで2種類(白と紫)のお餅を搗きました!

ランチは、搗きたてのお餅に、2種類の雑煮。

年末年始を一気に味わう濃厚な(農耕な)2日間でした。

 

2022年も変わらず行いたい安曇野校名物の12月の回でした。

今年も14年目の自然スクールが終わり、来年15年目の自然菜園スクールの募集が始まりました!

 

色々大変な年ですが、大きく変わる年なので、みんなで自然菜園をしながら楽しく平安な気持ちで過ごせたらいいなーと思っております。

残りわずかになりましたが、みなさまも良いお年をお過ごしください。

 

■1/4(火)お年玉プレゼントYouTubeLiveを行います。 https://youtu.be/t6PqQ40OISM 新春初Live(生中継)。

開催当日にルーレットで当選会を行います!年末ジャンボ宝くじみたいですね。

開始時刻までにサイトにて事前に、ご応募ください!詳しくは概要欄を御覧ください。

 

■来春1~3月、根本講座&Q&Aセミナー以外にも

オンライン自然菜園セミナー「新春ステップアップ講座」も充実です。

ついに土壌分析講座も! 

1/8(土)13:30~15:30『春からはじめる 庭を自然菜園にするマニュアル講座』

1/22(土)13:30~15:30『自分の畑が、どんな土でどんな改良が必要かわかる講座(簡易土壌分析の見方と改良事例)』

1/30(日)13:30~15:30『劇的にが変わる!土壌の改良法(太陽発酵処理&天地返し)』

2/20(日)13:30~15:30一番小さな自然菜園のつくり方・お世話の仕方(プランター編①)』

2/27(日)13:30~15:30『これから始める夏野菜の苗作り講座(温床を使わない育苗法)』

3/ 5(土)10:00~12:00『失敗から学ぶ⁉ やってはいけない無農薬・家庭菜園の法則』

3/ 5(土)13:30~15:30『どんどんよくなる!自然菜園プランニング講座』

4/30(土)13:30~15:30『バケツ稲で一番小さなお米作り』など

順次テキストが出来上がり次第、申し込み開始いたします。

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2022年自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』の一部が雑誌「やさい畑」でご紹介!!

2021-12-29 08:54:20 | オンライン自然菜園セミナー

いつも自然菜園スクール内直売(限定)の「自然菜園育ちのタネ」について、「宮古島小豆」をネット販売したところ、YouTube公開後、わずか30分で完売してしまいました。

ブログでご紹介する前に、完売してしまい申し訳ございませんでした。びっくりです。

現在、在庫の確認などをして、追加販売を年明けに検討中なので、準備ができましたら、またお知らせします。

宮古島在来小豆

自然菜園スクールでは、無農薬・家庭菜園で欠かせない自家採種についても各コースでもご紹介しております。

中でも、『自然育苗タネ採りコース』は、自家採種と自然育苗に特化したコースです。

このコースは、

講義と実習で自家採種の基本と実践を学びます。

自家採種したタネで自分の菜園に合った育てやすい苗や品種を育てる技術は持続可能な自然菜園作りにとって重要なポイントです。

その大切な基本となる考え方を学び、実際に観て体験する実習も併せて、最短の1年で学べるカリキュラムです。

※オンライン受講もできます。

全8回の講座。

前期は、育苗基本4回を行います。

後期は、自家採種と育苗応用を行い、1年間で、種と苗を自給できるようになるカリキュラムになっております。

 

元々は、自然菜園スクールで、自家採種のタネと苗を生徒さんに販売しておりましたが、卒業した生徒さんが、卒業後も種苗が良いと育ちが良くなることを実感しており、販売数がとても多くなってしまいました。

そこで、自分で、自家採種でき、育苗できるコースを開校し、年12~18回とバージョンアップし続け、現在執筆中の育苗の本の出版(農文協さんから2022年2月発売予定)が決まったことで、全8回の最短コースが生まれました。

 

『自然育苗タネ採りコース』では、踏み込み温床も実践的にレクチャーしており、今回その一部が雑誌「やさい畑」さん2022年2月号(春準備号)にて1/3(月)に発売されます。

苗半作といって、苗が良いと、栽培の前半は、カバーできるので、苗はとっても大切です。

まずは、なぜ夏野菜の育苗が失敗しやすいのか、なぜ、トマトとナスを一緒に種まきしてはいけないのか。確信にふれてから

トマト、キュウリに有効な陽だまり育苗のご紹介。

 

世界で一番小さな踏み込み温床「ミニマム踏み込み温床」をマニュアル化しました。

講座の中でもご紹介しますが、丁寧な現地取材により、写真とイラストで、ポイントがわかりやすく紹介されております。

実物は、自然菜園スクール『自然育苗タネ採りコース』でもやってみているので、卒業生からは復習できる嬉しい記事になりましたし、

初めて踏み込み温床づくりをする方や、踏み込み温床で失敗してしまった方には朗報です。

 

『自然育苗タネ採りコース』では、実際に我が家の自然菜園の育苗で使う踏み込み温床づくりを一緒に体験できます。

自然育苗は、コツを得て野菜のことをもっと知ると、ガッチリした健康苗が育ち、野菜の本気を出すことができるようになります。

『自然育苗タネ採りコース』で行ってきたことが、1冊の本になる予定です。現在、執筆を開始してから4年が経過し、いよいよ来春に農文協さんから発売予定です。

お蔭様で、拙著『これならできる!自然菜園』(農文協)も14版になり、累計36,700部になりました。

現在自然菜園シリーズの本も累計14万部に達しようとしております。ありがとうございます。

 

『これならできる!自然菜園』(農文協)から早14年。いよいよ続編(育苗編)が発売まじかです。

最新速報は、このブログでもご紹介していこうと思います。お楽しみに~。

 

自然菜園スクール2022募集開始~

 

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21年が終わり、2022年自然菜園スクール募集開始~。

2021-12-28 18:05:59 | オンライン自然菜園セミナー

お蔭様で本日ホームページ更新でき、2022年自然菜園スクール募集開始しました~。

ますます内容充実して2022年自然菜園スクール。申し込み始まりました~。

【まもなく〆切】

大人気!!町田校限定の年内先行早割募集キャンペーンも間もなく終了予定。たくさんの先行申込みありがとうございます。
以下詳細↓ 〆切2021年12/31(金)まで
★【早割り特典】町田校「自然菜園入門コース」お申し込みの方全員対象
2021 年 12 月 31 日(金)までにお申し込みいただくと、オンライン自然菜園セミナー「自然菜園 根本講座」に1回ご招待!!(受講料3,000円相当)
※ただし、講座の日時は選べません。アーカイブ配信も30日間視聴できます。

 

現在、大人気!!町田校限定の年内先行早割募集キャンペーン中の年内最後の「自然菜園入門コース」のレポです。

自然菜園入門コースは、渋谷から電車で30分の東京。ちょっと足をのばせば、自然菜園を学べる都会のオアシス。
都心の方、自然菜園はじめての方に特にオススメの入門コースです。

開催は、年5回です。

講座は毎回以下の2つの柱に基づいて行います。

  • 1)土曜日午前中に講義『自然菜園入門講座』(座学)を、ZOOMでオンラインライブ配信。
    講義終了後、午後にアーカイブ配信もいたします。
    ※オンラインライブ配信では質問もできます。

なので、無農薬栽培の入門講義で、実習の前日に座学をご自宅など自分の好きな環境で学べて好評です。

 

  • 2)日曜日は半日、畑での実習(午前と午後の2回、同内容)。

    基本野菜の栽培、収穫、食べ方のポイントを紹介。
    野菜の混植の方法(コンパニオンプランツの活用法と草との付き合い方)
    自家採種の入門を学びます。

    2日目は、午前と午後2回開催なので、現地受講の方は、いずれか直接現地受講できます。オンライン受講の方は、アーカイブ(録画動画)配信で、遠方からも受講いただけます。

実習は録画し、数日以内にアーカイブ配信いたしますので、現地受講の方もオンラインの方も30日間何度でもご視聴できるので、復習できると好評でした。

この2年間、コロナ渦の中で、オンライン受講の仕方を色々試行錯誤した結果、受講者さんのご協力で、
現地受講だけでなくオンライン受講もでき、映像もきれいで手元がアップで観れるので、実際に畑で受講しているようなアーカイブ動画配信が配信できるようになり、受講の仕方を選べるようになりました。

★他のコース受講の方からリクエストのあった、入門コースの講義のみの年間受講も申し込みできるようになったので、

他のコースの受講と並行して、オンラインで自然菜園講座だけを受けること可能になりました。

公式LINEも始まりました~。自然菜園の最新情報配信。

登録はこちら

https://page.line.me/648ndizm?openQrModal=true

 

ラッカセイの収穫など、どのように行えばよいのか、初めてだとわからないことだらけ、

実際に、入門コースでは、野菜の無農薬の育て方を学びながら、収穫のタイミング、収穫の仕方、美味しい食べ方などをご紹介させていただいております。

 

オクラの自家採種の仕方など、簡単にタネ採りができる野菜の仕方やコツも紹介。

 

 

耕さない畑でもダイコンも立派に育ち、畝にはハコベが生えてきました!来年も楽しみです。

11月の回もいろいろ収穫できました!

 

午前の部の集合写真。

 

欠席してもオンラインで(アーカイブ動画)でネットでご参加いただけるので、予定が変わっても大丈夫。

現地受講では、自然菜園育ちのタネやお菓子、自給アイテムなども限定販売。大好評です。

※数が多くないため、一般販売分はありません。すみません。

 

自然菜園のある暮らし。食べるものを育てる幸せとそれを食べる幸せは、どんな時代も心と身体が安心できます。

今年もいろいろありましたが、種を播いて、野菜を育てることを通じて、色々な方と出会い、「育てる楽しみ、食べる幸せ、幸せを分かち合い」できました。

ありがとうございました。2022年もみなさまにとって幸せなことが実り多い年になりますように願っております。

良いお年をお過ごしください。

 

1~3月の農閑期は、自然菜園オンラインセミナーが盛り沢山!!

来春の菜園Lifeのために、ご参加お待ちしておりまーす。

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お伊勢参りと熊野詣で田んぼ三昧

2021-12-20 23:39:35 | 日々の自然菜園

2022年1月オンライン自然菜園セミナー『新春自然菜園セミナー』準備中~。

10年ぶりにお伊勢参り。まずは、

食の必須アイテムお塩。
大好きなお塩の一つ「海の精やきしお」は、伊勢神宮・御塩殿神社に伝わる古式製法を参考に、高温で焼き切っているとのこと。

今回は、念願の本家本物の御塩殿神社を参拝できました。

 

伊勢神宮の外宮

土の宮にも無事、参拝。日ごろの感謝を込めて。

伊勢神宮、正式には「神宮」では、火を木で起して、毎日、神様にお食事を運ぶ神事を行っております。

伊勢神宮には、農業館もあり、神宮での農業の展示が興味深かったです。

 「瑞垣」というオリジナル水稲品種はびっくりしました!

 

お伊勢さんの近くには、みちひらきの神「猿田彦神社」もあり、その裏手に

御神田【おみた】

これも興味深かったです。

 

念願の伊雑宮、初参拝

冬至の満月が見える早朝の田んぼ、耕し方が変わっていました。

 

おまけ

玉置神社

那智の滝

海なし県の長野にはない海の幸と珍しいなまずのお刺身に舌鼓。

 

1年の自然菜園スクール、オンライン自然菜園セミナーが無事終わり、趣味の神社参拝一人ツアー(笑)

堪能です。でも、移動中の田畑も興味しんしん。

風土を活かした田畑の在り方に感動の神社ツアーになりました。

 

まもなく、自然菜園スクール公式ホームページ2022年の募集の更新になります。

この2週間、ホームページの更新のために、元生徒さんたちのご協力で、わかりやすい表記、表現になりました。ご協力ありがとうございました。

コースが増えてしまった自然菜園スクール。今年は、1~2月にオンライン説明会も行います。

色々決まったら~このブログでもご紹介します。今しばらくお待ちくださいね。

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自然菜園自家採種シリーズ「宮古島小豆」のご紹介。

2021-12-14 03:01:52 | 自家採種

オンライン自然菜園セミナー

★12/18(土)13:30~『自然菜園根本講座』ネギの個性とコンパニオンプランツ

★12/18(土)18:00~家庭菜園のなんでも質問道場『自然菜園Q&Aセミナー』

 

我が家の自然菜園では、様々な野菜や穀類を自給している。

中でも、育てやすく、食べておいしい、野菜や穀類の品種は、家庭菜園に向いているので、そのような品種と出会った時は、

より無農薬・無化学肥料の家庭菜園で栽培しやすくなるように、選抜を重ねながら自家採種(育種)してきる。

今回ご紹介するのは、宮古島黒小豆。沖縄県宮古島の在来種だ。

「宮古島黒小豆」はお祝いごとや十五夜の料理として島の食文化に根付いた食材として大切にされてきた。
宮古島黒小豆は、小豆 より黒く小粒で、宮古島では十五夜に「ふきゃぎ」という伝統料理などに用いられてきました。

現在では、利用方法が限られていることや、食生活の変化が影響し、生産が極めて少なくなった希少性の高い小豆です。

島の伝統お菓子「ふきゃぎ」のレシピ

1)小豆を一晩水に浸してから煮る。40~小一時間位、ほっくりと柔らかくなるまで煮る。

※一度沸騰したお湯を捨てて、もう一度煮るとアクが取れて上品な仕上がりになります。

2)煮えた豆をザルにあげて、湯を切り少し風に当てて、熱い内に塩を振っておく。

3)餅粉に水を加えながら耳たぶ位の柔らかさになるまでこねる。

4)3)を細長く整形し、丸く切って5分程度、茹でて白玉団子を作る。

5)少し冷ました4)と2)を合えて完成!!

砂糖であんこにしても美味しく、その場合何回か茹でこぼし、通常の小豆のように砂糖で煮る。

元々ホクホクと美味しく甘みが強いアズキなので、とても良質の黒い粒あんができる。

玄米と一緒に炊いて、黒小豆入り玄米も美味しい。

 

今年の自分たちで育てたもち米「シラケモチ」で搗いたお餅を宮古島小豆の黒あんこと和えて食べたがやっぱりおいしい。

幸せな一時でした~。

 

私がなぜ、この小豆(ササゲ)に惚れ込んで育てているかというと、味だけでなく、

通常の小豆よりも暑さに強く、育てやすく、短期間で多収。

また、虫による食害もなく、無肥料栽培が簡単。緑肥作物として、秋野菜の前作としても最適だからです。

栽培のコツ

夏野菜が植えられる霜が降りなくなった5月に種まき、収穫は、8~9月。

通常の小豆よりも良く茂るので、自力で草を抑えるので、条間1m、株間50㎝で、3~4粒蒔き。

初期に草に飲まれないように、耕した畑では、発芽~本葉8枚まで、1~2回株下に土寄せすると、大株化し多収。

写真のように、葉の上に莢が実り、枯れてきたら、枯れた鞘を摘み取り収穫。

 

葉の下に茂る通常の小豆と異なり、収穫が簡単で、早くからなるので、忙しくなる稲刈り前に収穫が終わるのが有難い。

収穫したさやを乾燥させ、乾いたら踏めば、簡単に脱穀できる。

その後、フルイや風で、莢やゴミを除き、よく乾燥させ、ペットボトルなどで保存。

産地が南国宮古島と寒地北海道と夏の間、日本どこでもよく育つ。

自家採種する際は、カビや虫食いの少ない、初期のきれいな大粒豆を選び、よく乾燥させ、冷暗所で保存しています。

沖縄県宮古島 - 日本豆類協会の宮古島小豆に関する資料

紫外線の強い宮古島で生き抜くために、宮古島小豆は、通常の黒小豆などと比べてもポリフェノール含量が高く、

中でもブルーベリー類に多く含まれるアントシアニンが豊富と言われています。
 

アントシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用を持ち、血液さらさら効果、体脂肪をつきにくくする働きなどがあるので動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防にもつながり、視力回復や目の疲れにも役立つそうです。

 

日頃のPCお仕事などの目の疲労回復や甘いものはご馳走なので、ここ数年自家採種で選抜を重ね、より育てやすく安定自給できるようになってきました。

 

みなさんも自分が惚れ込む品種と出会えるとタネから無農薬栽培(自家採種)できて、育てやすくなっていいですよ~。

 

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執筆活動と野良仕事の両立の葛藤が、両輪になる日

2021-12-09 15:56:01 | 日々の自然菜園

オンライン自然菜園セミナー

★12/18(土)18:00~自然菜園Q&Aセミナ

 

お蔭様で、現在3誌で自然菜園を連載させていただいております。

 

『これならできる!自然菜園』(農文協)の処女作が、2012年の8月に出て、まもなく10年。

現在、お蔭様で重版を重ね第14版累計36,700部。う~む。自分でもびっくりの数字。有難い限りです。感謝。

この本は、出版まで3年と半年を費やし、最初は1行も書けず、田畑に出る余裕も気力もなく、うなりながら何もせずに1週間。

書き出すと、どんどん書けるが、かき出すまでになかなか手がつかない。書かないといけないプレッシャーと机に向き合うと書けなくなるを繰り返し、畑に行けずどんどん畑は荒れて大自然に帰っていく。

畑の野良仕事で疲れると、執筆する気力がなくなり、けれど書かなければというプレッシャーのみ残り、体力と気力がただ消耗するばかり、、、。

執筆と野良仕事と家庭菜園教室の両立は、最初の5年は、全くかみ合わず、無駄に思える時間ばかりあっという間に過ぎていました。

 

今思うと、野良仕事は、直観や手足を動かす、右脳ばかりのお仕事。

一方執筆は、論理的思考や言語化なので左脳ばかりのお仕事。

両立できず、やらなければいけないことに追われることあっという間の10年

ここ3年間で、ようやく両立できるようになってきました(笑)

 

それでもきつかったのが、体力と季節労働。

体力を使う野良仕事の後は、執筆などの余裕はなく、身体をさっさと休み、21時には就寝。

翌朝、2~3時に起きて、身体が楽で、思考がスッキリしている早朝に集中的に執筆&校正。

執筆で、運動不足になった時には、足のむくみをとるために、歩いたり、軽作業(薪割り、薪運びを少々)をして気分転換。

冬の間は農閑期ですので、執筆の仕事ばかりだと運動不足と座りすぎで坐骨神経痛や腰がだるい、、、。

 

で、

買っちゃいました~。機能性座椅子

【日本製 姿勢 リクライニング ヘッドリクライニング 座椅子 ざいす 座いす ZAGUNシリーズ】

ZAGUN フロアチェア スラント (SLANT)

今年は、来年2冊新著を出す予定なので、これから執筆集中月間が続きます。

坐骨神経痛にならないように、またよりよいものを全集中で執筆できるように、投資しました。

ある日の執筆&リモート取材&連載雑誌の校正中に撮影。

快適です。ふくらはぎと腰への負担がかなり軽減され、背筋も伸びて、実に良いです。

 

机の後ろには、長期保存用のマメ類の脱気中のペットボトルがずらり。

温かい部屋は脱気にピッタリなので、この部屋に集中してしまっております。

 

午前の執筆とリモート取材が終わった午後は

来春の踏み込み温床用の落ち葉をかき集めて袋詰め。

昨日まで2日間降り続いた雨で、落ち葉は適当に濡れており、雨の後の快晴で温かい日照りだったので、最高のタイミングで落ち葉かきできました。

昨日の昼間の写真。

昨日までの雨も、水脈(明渠)のお蔭で、今朝には、水たまりが消えて、畑の排水も良好。

自然菜園スクール2021年はすべてのコース終了しましたが、

これから年末年始にかけて来春発売予定の新著『(仮)これならできる!自然菜園2』(農文協)と『(仮)自然菜園BOOK コンパニオンプランツの極意』の執筆の初校、校正の嵐を前に、座椅子が届いてよかったです。

新著は2月には出る予定。詳細が決まりましたら、ブログでお知らせいたします~。

 

ひっそり、要望の高かった町田校のみ2022年の募集特典付きで開始中~。

★【早割り特典】全員対象 2021 年 12 月 31 までにお申し込みいただくと、

オンライン自然菜園セミナー(価格 3,000 円相当) 「自然菜園 根本講座」を1回ご参加無料ご招待!!
※ただし、講座の日時は、選べません。録画動画も 30 日間視聴できます。


2022年の自然菜園スクールのサイトは、現在2021年のまま、更新準備中~。今しばらくお待ちください。

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