無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

田んぼの春起こし(4年目)

2016-03-30 07:20:04 | 自然菜園スクール


陽気も温かくなって、最低気温が氷点下にならなくなってきて、平均温度が10℃以上になってきたので、田んぼの春起こしを行おうと思いました。


もし田んぼに草が生えて困っていたら、寒いうちに起こして土も草も寒さに当てるところですが、
現在、4年目の田んぼには、ほとんど草が生えなくなっており、土も乾いていい状態なので、むやみに土を痛めないように、余りあせらず充分温かくなるのを待っていました。


田んぼが草で困るとしたら、稲の生育中だけでなく、稲刈り後の田んぼの状態がとても大切です。




この田んぼは、とても粘土が強く乾きにくい土だったので、秋に起こす際に鋤き耕で、表面が良く乾くように起こしておきました。

無農薬の田んぼでは、春の田植えまでにいかにワラを分解させておくかが、コナギの発生を抑えるカギです。


この田んぼをいわゆる慣行の農薬・化学肥料栽培から無農薬栽培に移行し4年目になります。

切り替えた年は、ダイズ。
1年目は、無肥料栽培で稲作。
2年目は、田んぼに堆肥を半分いれて、様子を見たが、収量がいまいち、味最高。
3年目は、米ぬか多めで栽培し、収量が上がり、食味もよかったが、お米が倒れてしまった。

寒冷地で水が冷たいこともあり、むやみにワラを鋤き込むと、消化不良でガスが湧いたり、コナギが大発生しかねないので、
2年目の堆肥以外では、ワラは全量持ち出し、切り株のみ還元してきました。




去年育ててみて感じることは、まだ基礎体力(地力)がいまいちで、根の張り方もいまいちでした。

ワラは、主食。米ぬかはおかず。と自然農法でいうように、
今までおかずで育ててきた感じが否めず、もっと根ががんばって張れるように

食味検査の結果もカリウムの数値が少なく、ワラを入れても食味的にも問題なさそうだったので、
そこで今年は、稲ワラと田んぼの畦草、モミガラ、米ぬかで造った田んぼ用の自然堆肥でテコ入れしました。

春先なので、分解を早めるためにも、微生物のエサになるように、うっすら米ぬかも撒きました。

これから1カ月で堆肥が土になるように、




初代こまめにいつもの羽がとれた土寄せ機をつけ、鋤き耕を行いました。


乗用トラクターと異なり、管理機での耕せる能力には限界があるので、牛や馬などで、耕すような鋤き耕を再現すべく、土寄せ機の羽をとったアタッチメントを用いております。

鋤き耕は土を粉々にせず、断面が乾くように耕せるので、空気にさらされ乾燥しやすく有機物の分解に一役買ってくれるので田んぼでの秋・春起こしにむいていると思います。

秋起こしは、南北に鋤き耕し、春起こしは90℃直角になるように、東西に行うことで、田んぼを均一に起こすことができます。


この状態で、2週間ほどしたら、今度は、通常のロータリー耕に、レーキのアタッチメントをつけて、平らにならせば水を張る準備OKです。

田植えまでに、有機物が分解できるように、生でワラを戻さず、堆肥化し、分解をほとんど終わらせておき、米ぬかを補い春の温かい陽気で土化を促進しておく。

小型の管理機であれば、トラクターよりもお手軽で、中山間地域の棚田のような真四角でない田んぼも耕せますが、
ワラをそのまま鋤き込めないので、現在どのようにワラを土に還すか試行錯誤中です。

5年位様子をみて、地力がついたら、より自然に不耕起栽培や無肥料栽培に移行しようかと思っておりますがまだまだ思案がつづきます。

今年は、4/2から自然菜園スクールの自然稲作の勉強会もスタートするので、生徒さんと共に学んでいこうと思っております。



4/6(水)より2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。



自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。

Ⅰ.~育苗を学びたい~
 ■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め

Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
 ■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
  半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
  子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。

 ■自然菜園・実践コース(安曇野校)
  1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
  不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
 
 ■自然菜園見学コース(長野校)
  実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
  自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。

Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
 ■自然稲作の勉強会(長野校)
  お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め 

各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。
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前嶋農園に見学に行きました。

2016-03-30 06:28:39 | 自然菜園スクール
本日、の予報。




先日、友人の紹介で、数名で山梨のモモ・ブドウ農家の前嶋農園を見学に行ってきまし。

右が、前嶋さん。(ちなみに左は同行した、元生徒さんで友人)

前嶋さんについては、以下の動画を見ていただくと分かりやすいと思います。
https://vimeo.com/22210536

前嶋さんの無農薬への挑戦は30年以上。地域がら、お米と野菜ができない痩せた砂地なので周りがモモとブドウの農園に囲まれ、産地での挑戦なのでとても苦労されたと思われます。
モモは産地なので、完全無農薬にはできず、有機JAS認証の農薬と、天敵のいないハモグリバエ対策に一度描ける程度だそうです。年によっても異なるようで、去年は長雨でかなり大変だったとか。

草だらけのように見える桃畑ですが、30年の試行錯誤で「生物間相互作用」を研究された結果の姿です。
ダニやアブラムシにとって、一番美味しいものはモモではなく、ある種の草が一番好きだそうで、
その草などを生やしておくと、地上からモモの樹に上って来なくなるそうです。




と話していると、樹の上にクモを発見。

地上から上がってくる多くの害虫たちは、クモをはじめ肉食の益虫たちに食べられてしまうそうです。

つまり、農薬をむやみにしないから生態系が築かれ、天敵が住める桃畑になっていることが「生物間相互作用」の働いている前嶋農園の特徴。

果樹は経験がほとんどなくさっぱりわからないので、やさい畑に置き換えると、果樹も同じなんだと思いました。




果樹と菜園との決定的な違いがありました。

この地域は野菜や田んぼができないとありましたが、石が多く、砂地でとても痩せていて田んぼも野菜も良く育たず、果樹が適地だそうです。

果樹にとって、土が痩せていることは、自然らしく、


隣の慣行の桃畑では、一面ハコベやオオイヌフグリといった菜園に生えてくる豊かな地力を物語る草が生えているのに対し、


前嶋農園さんでは、痩せ地に生えてくる草ばかり。

痩せ地で、収量も落ちるが、減農薬で持続的に生育できる果樹園。とても勉強になりました。





この時期は、落葉しているので、実がなった時期の写真の写真ですが、

前嶋農園さんでは世界中のブドウの野生種も育てており、無農薬で、たわわになった写真を見せてくれました。

このブドウは、タネが美味しく食べられるのが特徴で、現代の苦い種とは違います。


農園に、成ったまま乾いて干しブドウになっているものをいただきました。

甘酸っぱさの中に、現代のブドウにない何かがあり、ブルーベリーの野生種の味に似ていました。


写真のものではありませんが、野生種のブドウの素掘り苗をいただきましたので、ポットに植えてみました。

リンゴ、ブドウ、モモ、家庭菜園で手軽に無農薬で育ったら、さぞ楽しいだろうと思います。

自然に育つ栽培方法、品種など今後も手探りで探してみたいと思います。



4/6(水)より2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。



自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。

Ⅰ.~育苗を学びたい~
 ■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め

Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
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  半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
  子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。

 ■自然菜園・実践コース(安曇野校)
  1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
  不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
 
 ■自然菜園見学コース(長野校)
  実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
  自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。

Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
 ■自然稲作の勉強会(長野校)
  お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め 

各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
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リンゴの剪定

2016-03-29 15:55:12 | 日々の自然菜園
本日、

最高気温18℃、田んぼの春起こしを行った。
昨日まで最低気温が、氷点下だったが、今日から最低気温が2℃以上になる予報に合わせての野良仕事でした。

ちょっとさかのぼるのですが、過日タネの師匠の畑にある無農薬リンゴの剪定を勉強に行ってきたのをブログに載せずにいたので、先にそちらをご紹介。


変哲もない、落葉した裸の樹ですが、実は、無農薬のリンゴの樹です。
しかも、タネから育った実生のリンゴの樹です。




今、家庭菜園で無農薬果樹を習得したく、自分の家でも5年前食べたリンゴの樹が育ってきていますが、写真のように、播いてから4年目ですが45cm位でまだ当分実をつけそうにありません。




去年、師匠の無農薬のリンゴを食べて、今年播いたリンゴはハウスの中で、無事発芽。


ずっと先の話ですが、無農薬リンゴを育てたく、大先輩に当たる実生の無農薬リンゴの樹の剪定を去年からプロとしてリンゴ農家になった友人に教わりました。


ビフォアー


アフターです。

リンゴの本も読みましたが、正直良くわかりませんでした。今も勉強中ですが、多年草の果樹にとって剪定はとても大切な野良仕事。

切らないで放任してもならないリンゴ。

通常は、台木といって根専用の樹に、枝を挿して増やしていくので、タネから育てることはまずないとのこと。

何を残して、何を切るかは、農家さん次第。数年かけてリンゴが答えを出してくれる気の長い話が果樹農家さんでは当たり前の仕事。

自然農法の野菜も稲もまだわからないことが多いものの、失敗はかなり減ってきて食べる分は十分に育てることができるのようなった今、
今度は、果樹も自分の家で自給したく、4年前からちょっとずつ勉強してきましたが、全然わかりません。

今回の剪定はとても勉強になりました。

剪定した枝は、貴重な実生の枝なので、ついでに接ぎ木の仕方も教わりやってみました。






台木の形成層と枝の形成層が重なるように、挿しこみ、




専用のテープで固定。


切り口が乾かないように、しかも形成層が早く癒着するようにビニールで覆い、




ポットに植えて、新芽を期待。

家庭菜園でも無農薬で育つリンゴの育成、栽培方法を模索中です。

5年10年かかるかもしれませんが、いつの日か自分の家で採れたリンゴを丸かじりしたり、アップルパイができたらいいなーと思います。



4/6(水)より2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
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自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

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 ■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
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新設コース
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  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
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踏み込み温床③完成 (自然育苗タネ採りコース) 

2016-03-26 06:19:33 | 自然菜園スクール
本日、の予報。




前回までの

穴を掘り、水位が高いため、水浸しにならないように、モミガラを底に敷き、それからワラを敷き、木酢液・クン炭などを撒き、ネズミ対策をします。
その後、2日間事前発酵させて40~60℃以上になった発酵材料を踏み込む。その際に、水や米ぬかなどを多少加え、発酵ムラを防ぐ、
その後、焼きたてのクン炭を敷きつめてある程度平らに水平になっている状態です。




友人の助けを借りて、板で均し鎮圧して水平にクン炭を整えます。

水平器(レベル計)を使って、びしっと決めて水平を出していきます。

なぜそこまで水平にこだわるかというと、苗を置く場所が水平でないと、
苗の土が水分量が偏り、乾燥したり、水分量が一定にならず、その後とても管理が難しくなるので、ここできっちりやっておきます。

もしネズミが侵入しても早期発見もできます。




その後、防草シートを張り、濃いめの木酢液を薄めた水を撒き、水平かどうかチェックします。


ネズミ対策に、違う臭いがするハッカの市販資材も併用して、ネズミが入らないように、
(入ってからでは対策は殺鼠剤などに農薬になるので、)只管(ひらすら)何重にも対策します。





アーチを作り、ビニールを春準備です。

長野の寒冷地なので、温床だけでは、夜間ハウス内でも氷点下いくので、きっちりビニールで保温できるようにします。

うちのハウスの中の温床の延長は冷床となっておりますので、同時に、アーチを作っていきます。


ビニールを張って、ほぼ完成です。

1日、苗を置かずに室内温度・地温などの様子をみます。

慎重すぎるほどのネズミ対策。レベル(水平)合わせは、今後楽をするための布石です。

これで、これから本格的に育苗が始まります。
今週末は、4/27(日)自然育苗タネ採りコースがあります。



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自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

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踏み込み温床② (自然育苗タネ採りコース) 

2016-03-26 04:08:09 | 自然菜園スクール
本日、の予報。


橋本式踏み込み温床の素晴らしい点は、
事前発酵をさせることにあります。


富士山型に、水と米ぬか、落ち番など混ぜた温床の材料は、
2日目に60℃に達し、水蒸気であたり一面熱気が出るほどです。

鶏の床土を入れたのに、甘酸っぱい発酵集はしても、汚物臭がしないのは、平飼いの自然養鶏と市販の鶏糞の違いのためです。


木枠をつけ、木酢液でネズミ対策した床に、

発酵がはじまった温床の材料を隅々に行きとどくように、入れて踏み込んでいきます。


最終的には、参加者全員で踏み込みました。

従来の踏み込み温床は、発酵材料を重ね、踏み込むため、堆肥の材料が良く混ざらず、しかも水分もいき届かず、空気も押し出されてしまうため、発酵ムラがひどく途中で切り返しが必要です。

橋本式踏み込み温床は、その点、十分に材料と水が混ぜられ、水分調整されているので、
1~2日で40~60℃と発酵が始まっており、ムラなく発酵が続くため、途中で切り返しが要らないこと、温度が長続きすることが最大の魅力です。



途中、温床が水平であるか、ちゃんとレベル計ではかっておくのが大切です。






温床の予備発酵とほぼ同時に、お米のモミガラで焼くクン炭も焼きたて(十分に火が消えたもの)用意しておきます。


焼きたてのクン炭を温床の上に敷きつめ、温床の完成はあと一歩です。

焼きたてのクン炭は、臭いがきつく、ネズミなどの侵入を予防してくれます。
また、温床を平らに水平にしやすく、通気性に優れ、また保温効果も高く炭のためか、根張りがよい苗に育ちます。

岩盤浴のような遠赤外線なども出ているのかもしれません。
踏み込み温床の発酵床は、再発酵熟成させ、育苗土にもなるので、ここで敷いたクン炭ものちのち育苗土に入ることになります。

踏み込み温床は、発酵ガスの二酸化炭素が発生するため、育苗の光合成率を高め、石油に依存しなくても夏野菜の苗が育つ循環型のエコな仕組みです。
ただし、耕さない畑のそばで、ネズミの温床を造ることにもなりかねないので、何重にも工夫をしてネズミ対策を張り巡らせる必要があります。



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踏み込み温床① (自然育苗タネ採りコース) 

2016-03-23 07:18:42 | 自然菜園スクール
本日、の予報。


いよいよ、自然菜園スクールが、「自然育苗タネ採りコース」が無事開校しました。

自然育苗タネ採りコースは、自然に野菜が育つための、奥義のようなもので、
自活力のあるタネを育て、タネが本気を出せる育苗の基本から応用編まで学んでいきます。

まずは、学び舎で、1時間程度の座学で、毎回のテーマを白板で学びます。

今回は、改良橋本式踏み込み温床造りでした。
通常の踏み込み温床は技術も必要ですが、失敗が多いので、
踏み込み温床を誰でも失敗なく、しかも野菜が自然に育つ根性のある根が育つように、理論と実技で学びます。




去年の内に集めた、炭素資材(落葉、もみ殻、ワラ)窒素資材(米ぬか、鶏の床土)などを炭素と窒素の割合が8:2になるように、水をかけずに積み上げていきます。




水をかけていない炭素と窒素資材を混ぜてから、水を適量かけるのがコツです。

ぐっと手で押してぽたぽた落ちる程度60~70%にしてから


富士さんのように山に積み上げて、薄い養生用のブルーシートをかけて、予備発酵させます。

通常の踏み込み温床は、いきなり踏み込んで、材料を重ねていくのですが、水分、炭素窒素比、酸素などがバランス悪くなりやすく、発酵が長続きせずムラガ出やすいものです。

そこで橋本式では、完熟堆肥を造る技術を駆使し、踏み込む前に2~3日前に富士さん型に積み込み、発酵が始まってから踏み込みます。




踏み込む前の予備発酵の間に、踏み込み温床の底に、保温・保湿ができるようにワラを敷き詰めます。


予備発酵中に、ネズミの温床にならないように、クン炭や木酢液などで、予防を重ねます。

ネズミの温床になると、耕さない不耕起栽培は不可能になります。
何重にも工夫をして、ネズミの対策が必要です。




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超簡単「エンバクとクリムソンクローバー」mixで、荒れ地を緑化、数年後には肥沃な畑に

2016-03-18 07:43:05 | 日々の自然菜園
本日、の予報。


いよいよ拙著『自然菜園で自給自足12か月』(宝島社)3/10に無事発売できました。ありがとうございます。

今までにない、田んぼ(水稲)や鶏、こんにゃくなど目白押しで、
写真と文章は、有機農業暦の暮らしが長い、フリーライターの新田穂高さんが2年間「取材田舎暮らしの本」(同社)で連載したものを再編集した力作です。

実践者が取材したことで、これは知っておきたいというちょっとしたことも逃さず網羅してあるので、これから自給自足の暮らしを夢見る方や、実践者からは目から鱗かもしれません。
今回も写真・情報量がとても多く、価格は1,600円(税別)なので、かなりお得な1冊かと思います。

読まれた方は、感想やご質問をコメント欄からおよせください。
次回の書籍や雑誌が出る際に参考にさせていただきたいと思います。

いよいよ今週末から3日連続、自然菜園スクールも開講です。今週は準備に余念がありません。
今日から、4日間、長野⇔安曇野4往復で準備・開催です。

今朝、興味深いご質問がありました。
そこで、耕作放棄地にお困りの方に、




エンバクです。



クリムソンクローバーです。

この2種類の1年草(種で殖える)緑肥作物を使い、耕作放棄地を景観良く綺麗に、超簡単に、肥えたの畑に改良に持っておく裏技をご紹介します。

本当に簡単ですよ。


秋か、春の梅が咲く頃に、畑が乾いているときにエンバク・クリムソンクローバーを比重で2:1で、10a(1,000㎡)あたり、
総量5~8kgになるように(荒れていたり、痩せている方が多めに)混ぜて播いてから、トラクターで耕して終わり。


エンバクが先に生育し、草を抑えてくれ、その中で、クリムソンクローバーが守られながら生育します。

エンバクが枯れてもそのまま、クリムソンクロバーが綺麗に赤く全面に咲いて綺麗です。

その後、クリムソンクローバーが枯れて、タネをつけ始めたら、そのまますき込むみます。

そうすると、その後も、エンバクかクリムソンクローバーが、自然に生えてきます。
エンバクが枯れたら、鋤き込むとエンバク優先になりますし、
クリムソンクローバーをメインで生やしたい場合は、秋口に、敷き込む前に、クリムソンクローバーをの種子を追い播きしてから鋤き込みます。

エンバクはイネ科で、クリムソンクローバーはマメ科なので、相性が良く、お互いに生育を促進します。

イネ科のエンバクは、土を団粒構造を発達させ、土を水持ち良く、水はけ良く、耕し肥沃にします。
マメ科のクリムソンクローバーは、根に共生する根粒菌などの働きで、チッソを固定し、花は綺麗なので景観緑化によく、ミツバチなどの蜜源になります。


この方法で、数年間、育てると、エンバクがどんどん大きく育つようになってきます。
つまり、年1~2回タネをつけて耕すだけで、雑草化した緑肥たちによって、土がどんどん良くなっていく裏技です。

その後、数年エンバクが倒れそうななるほどまで繰り返すと、立派な畑になっているから不思議です。

畑に戻してからも、雑草化した緑肥作物たちが旺盛に何年か出てくるので、草マルチとして活用したり、ビニールマルチなどで被覆して抑えて栽培すると野菜が負けず、無肥料でも見事に育つようになります。


田んぼの耕作放棄地の場合は、秋口のレンゲの播種時期にあわせて、エンバクとレンゲを同様に混ぜて、播きトラクターで鋤き込むことで、

翌年田んぼがレンゲ畑になり、枯れた後に鋤き込むことで、毎年更新できますが、
数年育てて、レンゲが大きく育つようになった肥沃な場合、翌年田んぼに戻して稲を育てると倒れますので、レンゲを春に刈り取り、すべて持ちだしてから耕し、田植えします。



最近では、ホームセンターなどで、小袋でも購入可能なので、庭や小さな畑でも可能です。


混ぜたものを市民農園など1年更新で借りる畑の通路の真ん中などに緑肥mixとして播くことで、
通路が固くならず、草マルチの材料にも、益虫を増やし、実つきも良くなるのでお奨めです。


注意点としては、都会や耕作放棄地の場合、鳥などによってタネがすべて食べられてしまうことがありますうので、
その場合は、農薬処理してある種子を選ぶと、鳥の被害が減ります。

もし、禿げて一部分生えない場合は、再度空いた所に、緑肥mixを播き、クン炭などを播いて被覆しておきます。



4/6(水)よろ2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。



自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。

Ⅰ.~育苗を学びたい~
 ■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め

Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
 ■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
  半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
  子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。

 ■自然菜園・実践コース(安曇野校)
  1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
  不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
 
 ■自然菜園見学コース(長野校)
  実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
  自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。

Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
 ■自然稲作の勉強会(長野校)
  お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め 

各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。
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自然農法の稲作勉強に行ってきました!

2016-03-08 10:48:06 | 日々の自然菜園
本日、

今日もいい天気で、暖かい春の陽気です。
天気がいいので、苗の種まきや明日雨なので、薪などを移動してしまいたいと思いつつ、PCでのメールご返信や菜園のお申し込みの事務手続きなど事務をやっております。


実は昨日、急きょ時間の合間を縫って(公財)自然農法国際研究開発センター(以下自然農法センターに有機稲作の勉強会に行ってきました。

自然農法センターの水稲チームの三木さんが講師で、主催は長野県有機農業研究会南信支部の企画「水稲有機栽培の技術的課題と成功へのポイント」でした。

三木さんは、私の稲の師匠の一人で、今回の新著でもお世話になった方で、稲を愛する研究者です。

今回は、2時間、写真の表題内容で、


実際の研究圃場の写真や


化学的実践データーに基づき、びっちり無農薬の稲作について、基本からポイントを整理して教えてくださいました。

私も教える立場なので、もっとわかりやすく教えられないか、理解が深くなるように、集中して講義を受けさせていただきました。


3/10発売の新著にも無農薬の稲作についてかなり入門的なことを書かせていただいたのですが、
実は自給目的の無農薬の稲作については、良書が少なく、地域とのつながりが密接な田んぼで、1人(家族)で無農薬の稲作を行うのは、かなり手探りしながら失敗を重ねて、草取りに苦労したりはじめにくいものがあります。

そのため、今回の新著では、本当に基本的なことや1年の流れがわかるようにご紹介させていただいたのですが、
今回の三木さんの講座で、改めて紹介したい内容やポイントがあったので、以下ご紹介させていただければと思います。

実は、無農薬の稲作一筋で食べていくには、1町分(10000㎡)以上の田んぼとそれに伴う機械が一式ないと生計が立てにくいことから、専門書はあったも、自給用の良書はなかなか出版したい出版会社がないのが実情です。
※一般的に慣行の農薬・化学肥料の稲作は、米価が有機に比べて安いので、それ以上の面積が必要なので、より技術と機械化が必要です。


2時間の集中講義の所感をまとめ、しかも私なりの自給用の無農薬稲作で役立つポイントをまとめると
※三木さんの講義は、実験と科学データーの裏付けがあり、以下にまとめた内容と同じものでなく、私の所感をまとめたものと思ってください。



◆無農薬(無農薬・無化学・無除草剤)稲作では、自然の力を最大限に稲が使い育つことで、稲をしっかり育てることで草を抑え、病虫害にも負けないことが基本。

そのためには、
◆稲が育ちやすく、草が発芽しにくいように、稲刈り後、ワラなど有機物を春までに分解させてるようにしっかりした土づくりが基本になる。

◆春までに50%以上のワラが分解されていない場合は、温かくなるに従って湧くガス・有機酸などにより稲の生育が悪くなり、しかもコナギなど草が台頭しやすく、草負け状態になりやすい。


そのためには、
◆稲刈り後、あったかいうちに、ワラが分解しやすいように、乾燥させて秋起こしし、春まで田んぼを乾かして、春起こしもし、しっかり田植えまでにワラが分解している状態にする。
◆その上、特に長野のように寒冷地の場合、早期の田植えは初期生育が悪く、ワラの分解するまえに田植えしがちなので、むやみに早植えせず、その地域の中生品種に合った遅植えが効果的。


入水までは土による地力づくり(土づくり)だが、入水~稲刈りまでは、水管理によって生育や草をコントロールできるので、
◆稲は8℃以下の水は生育を悪化させるので、初期は水の温度が保温効果になるようにする。
◆出補時は、17℃以下になると冷害になるので、水の深さで保守したり、暑い過ぎる場合はかけ流しなどで水温で調整する。


稲と草の関係は深く、草が育てばその分、稲が抑えられるので、
◆稲の生育にプラス、草にマイナスになるように、栽培している間もしていない田んぼでも野良仕事が大切。


苗半作というように、
◆植える時期に合ったデンプンをしっかり貯めた、活着のしやすい良苗を育てることが大切。

そのためには、
◆育苗土の質が大切で、去年の内から、前もって発酵を終えた有機物が土化した完熟熟成の培養土を自作するか、
◆そうでない場合は、直前の未熟有機物は、かえって根の障害や病気をもたらすので、良質な無肥料培土、クン炭を1:1で混ぜた培土にし、プール育苗などで有機液肥で追肥型にするなど、育苗土の問題をクリアーする。


いい苗にするためには、
◆温湯消毒や食酢の種子消毒の手順と温度と時間を守る。そうでないとかえって発芽を悪くする。

◆まだ寒い時期に育苗なので、被覆資材も用途により、効果が全く違うので、稲の初期の低温障害を避けるように工夫する。

◆草に負けない苗になるように、自立力の強いデンプンを蓄えた若苗を、田植えまでに準備する。


除草剤を用いない、無農薬稲作において、決定的な雑草対策はなく、同じ方法を用い得ても効果が高い田んぼとそうでない田んぼになる傾向があるので、

◆田植えするまでに、稲ワラなど有機物をしっかり分解することに加え、
◆効果的な除草方法をデメリットを知った上で、タイミング良く組み合わせることで、効果的に草を抑制でき、
◆稲がしっかり育った田んぼでは、自然と草が抑えられるので、稲が育つことが一番の抑草技術ともいえる。


当たり前に思えるかもしれないが、自分の田んぼの状態を知った上で、地域風土にあった
◆若い元気な大苗を適期に、適切な密度で植え、
◆稲の生育の合わせた水の調整で、草を抑え、稲を育て
◆適切な稲刈りをし、翌年の田植えまでに、ワラなど有機物を分解し、土づくりをしておき、草が生えにくい状態を作っておくと、

無農薬で、草取りの労力が最小限で、稲がすくすく育ち、収量も、食味もよくなる。

つまり、まとめると稲も草も正直なので、
自然に草が多くなり、稲が育ちにくい条件を作るように育てるか、
自然の力を発揮できるように、稲の生育を促進できるように応援できる土づくりと水管理ができると、草取り時間が少なく、収量も上がりやすい。
それはずべて、1年間自分の田んぼの野良仕事の結果なので、ボタンの掛け間違えをしないように、ポイントを押さえながら、積み上げていくと年々栽培しやすくなりやすいということかもしれない。




4/6(水)よろ2016年内容充実で、『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートします。
城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。



自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。

Ⅰ.~育苗を学びたい~
 ■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め

Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
 ■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
  半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
  子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。

 ■自然菜園・実践コース(安曇野校)
  1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
  不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
 
 ■自然菜園見学コース(長野校)
  実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
  自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。

Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
 ■自然稲作の勉強会(長野校)
  お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め 

各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
お申し込みお問い合わせはホームページからお願いいたします。
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いよいよ3/10新著『完全版 自給自足の自然菜園12か月』(宝島社)の発売です。

2016-03-01 16:00:24 | 自然菜園スクール
本日、




昨日一昨日の雨から雪に変わった天気で、一面溶けたはずの雪が、また雪で覆われて、3月に入ったものの、あたり一面真っ白です。
植え付けのない、現在の田畑からすれば雪で覆われていた方が、地温も安定し、タマネギやニンニクからすればゆっくり溶ける雪によって適度にお湿りがあり、玉の肥大に役立つみたいです。

少しずつ天気が春になってきているので、この雪も数日晴れ間が続けば溶けてしまうことでしょう。

そろそろ、春の育苗もはじまるので、育苗計画と菜園計画を見直して、今年も豊作になるよう準備したいと思います。


昨日、宝島社から新著の表紙の写真データを送っていただきました。

新著では、なかなか自給用の田んぼ(稲作)のための本がないことから、野菜だけでなく、お米や雑穀、鶏、こんにゃくなど幅広く取り扱っていただきました。
少しでも自給的な生活を志す方に、役立てばと思います。

発売は、3/10です。私もまだ見本誌が届いていないので、届くのが楽しみです。

明日は、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。興味のある方は、土づくりと菜園プランの講座なので是非お越しください。



自然菜園スクール2016(旧Azumino自給農スクール)

コースは、安曇野インターから車で30分の長野県安曇野市三郷にある自然菜園各コース(安曇野校)と、
更埴インターから30分の長野県長野市信更町にある自然菜園見学コース、自然育苗タネ採りコース、自然稲作の勉強会で会場が異なります。

Ⅰ.~育苗を学びたい~
 ■自然育苗タネ採りコース(長野校) ※残り若干名
  自家採種した種子で育てる自然苗を学びたい方にお奨め

Ⅱ.~3つから選べる自然菜園コース~
新設コース
 ■自然菜園/入門コース(安曇野校) ※不耕起区残り若干名
  半日のワークで、タネまき~収穫まで、20種類の野菜を一通り1年を通じて基本から学べます。
  子育て中やお仕事でお忙しい方でも学ぶことができます。

 ■自然菜園・実践コース(安曇野校)
  1日のワークで、少量多品目の無農薬野菜の自給の基礎から応用まで学びたい方。
  30種類以上の野菜や雑穀などを体験学習し、総合的に自給農園のつくり方を学びます。
  不耕起と耕起の菜園区画を選べます。
 
 ■自然菜園見学コース(長野校)
  実際の自然菜園の田畑を見学し、講座と質疑応答で見聞を深めたい方。
  自分の田畑があり、忙しい方や見学希望者にお奨め。

Ⅲ.~無農薬のお米作りを学びたい~
 ■自然稲作の勉強会(長野校)
  お米を無農薬で自給したい方、実際に育てている方にお奨め 

各種菜園教室の募集は始まっております。1次募集〆切が2月末です。
各コース共、定員があり、先着順になっておりますので、お早めにお申し込みください。
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